東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

ムーンライトながらで、危うく寝過ごすところ

2011-09-10 11:35:32 | ムーンライトながら

快速ムーンライトながら@東京往路:8月26日(金) 八O子  →東京   :中央線快速 東京   →大垣   :快速ムーンライトながら 大垣   →米原   :普通姫路行き 米原   →大阪   :新快速播州赤穂行き 大阪   →     :関空紀州路快速 運賃:¥1,110+¥510+青春18きっぷ
帰郷の日の金曜日、昼下がり、15時頃から、突然の豪雨。

首都圏の交通網は、いとも簡単にズタズタになってしまう。中央線も例外ではなく、遅れは、夜になっても解消しない。

おまけに、京王田舎バスも、どうやら、何の断りもなく間引き運転を行っている様で、待っても待っても路線のバスがやってこない。

WEBでは、中央線が約10分遅れとの案内があったので、いつもより30分も早めに出発したのだが、最初の最初で、余裕時間を食われてしまった。田舎バスはマイペースだから困る。

やっと到着した路線バスに乗って、JR八O子駅に着いたのは、21時45分。

小田原までの乗車券を購入して、ホームに入る。

こんどは、21:52快速東京行きと案内表示されているが、トラブル発生時には、全くアテにならない。

トラブル発生時には動いている電車から順番にホームにはってくるのが常なので、とにかくやってきた列車に乗ろうとする。

約10分遅れなら、所定なら、10分前に発車するべき東京行きが間もなくやってくるはず。

ところが、待っても待っても、列車は来ない。

今宵の宿は、ムーンライトながらである。定刻23時10分東京発。

通常なら、八O子から約1時間で東京に着くが、このようなトラブル時は、10分、20分余分にかかるのはザラである。

一方、中央線以外、特に東海道線は、ほぼ定時運行されている様子なので、下手をすると置き去られる。あるいは、最終の小田原行きに乗車させられて、小田原で接続するムーンライトながらに乗り換える羽目になるかもしれない。置き去りよりはマシだが、これも避けたい。

次第に焦りを感じ、22時になっても列車が来ないなら、横浜線に乗車して、横浜からムーンライトながらに乗車する事に決めた。

その矢先、中央線快速が到着。

少し迷ったが、乗車する事にした。

これ以上、トラブルが積み重なる事が無ければ、23時過ぎには、東京に着くはず。

念のため、車掌さんに、”遅れているようだが、東京駅で、ムーンライトながらとの接続は大丈夫でしょうか?”と聞いてみるが、”ちょっと分かりません。聞いてみます”と、何となく頼りない返事であった。

次の、豊田で車掌さんが交代した様で、国分寺を過ぎた所で、小生が座っている席へ車掌さんがやってきて、”三鷹で特急の待避待ちをしないので遅れは、3分程度になる見込みです。東京へは恐らく23時頃到着すると思いますので、23時10分のムーンライトながらは大丈夫です”と、わざわざ、説明していただけた。

10分もあれば、東海道線ホームへの移動は楽勝である。

この説明を聞いて、随分、気が楽になった。

やはり、必要な事は聞いてみるものであるが、それにしても、この列車の車掌さんの丁寧さには、感謝、感謝である。

でも、これは予想だが、こんな時には、恐らく、ムーンライトながらの出発を遅らせるはずなのだが。どうだろうか? 因みに、今、まさに中央線の車中でこの紀行文を起草している。

新宿到着後、先程の車掌さんが、再び小生の席までやってきて、東京には23時に到着します。と告げてくれた。

たいしたものである。JR東日本にも、こんな丁寧な車掌さんが居るのだ。

神田到着時に、前方車両へ移動して、東京での乗り換えに備えておく。

そして、東京到着。車掌さんが言った通り、23時に到着した。かの車掌さんに、一言、お礼を言いたかったが、今更、最後尾の車両まで戻る訳にはいかない。

長い長いエスカレータを駆け下りて、コンコースに出て、時間が無い中、NEWDAYSに立ち寄って、明日の朝食を購入。

棚に残っていた、菓子パン2つを掴んでレジへ。そして、東海道線ホームへ至る。

ムーンライトながらは既に入線していた。

なんとか間に合った。所定の車両、所定の席につく。

”大雨の影響による中央線の遅れにより、本日に限り、東京駅出発を23時○○分とさせていただきます。ご利用のお客様には、...”というアナウンスを期待していたのだが、なんと、23時10分定刻に東京駅を出発する。

豪雨の影響とはいえ、明らかに、中央線が遅れているのに、定刻に発車させるとは、...

たしかに、東海道線は、定時運行されているので、ムーンライトながらに妙な事をやられると、悪影響を及ぼすことは充分理解できるのではあるが、...

以前は、JR東日本管内で遅れが発生している時には、必ずと言って良い程、出発を遅らせていたのは、小生のブログにも記録されている。今頃になって取り扱いが変わったのであろうか?

それは、それとして、列車は、混雑する通勤列車を横に見ながら悠々走行する。

今宵は、若干遅め、横浜手前で検札があった。

普段にも増して疲れていたためか、段々と眠くなってきて、小田原到着を待たずに、寝入ってしまう。

小田原で人の気配を感じて、起きたような気がするが、直ぐに夢の中へ。従って、ダイヤが乱れた時に、よくやられる様に、東海道線最終小田原行きを待って発車したのかどうかは、全く不明である。


その後、熱田での運転停車後の素っ気ないアナウンス”間もなく名古屋です”で、目覚めたが、もう一眠りしてしまい、名古屋到着も不覚。

”間もなく終点大垣です”と、いうアナウンスで飛び起きた時には、既に、乗客の大半は通路に列をなしていた。

しまった、寝坊した。

慌てて、荷物整理をして降りる支度をする。それにしても、ムーンライトながらで、これだけ長時間眠ったのは、久しぶりである。うまく眠れなくて、憂さを晴らそうと思ったのが、紀行文を書き始めたきっかけの一つだったのだが。


熟睡は良いが、明らかに、大垣バトルに出遅れた。それも、かなり大きく出遅れた。

列車は、何時も通り到着して、扉が開く。

いつもなら、3秒以内に、ホームに出るのだが、今朝は列の最後尾で、ホームに出ることすらままならない。

やっとの事でホームに降り立ったが、跨線橋に向かって列ができている。

絶対不利。

ふと、後ろを見ると、エレベータがあった。エレベータには誰も居ない。それで、直ぐにエレベータまで走っていき、跨線橋を上る。そして、何時も通りダッシュ。階段を下りて、姫路行きに乗車するが、既に、殆どの席が埋まっており、立ち客も居る始末。

初めて、大垣バトルに、負けた。と、思ったが、隣の車両に移って、4人掛けのボックス席の一角に着席できた。

執念である。

大垣で出遅れると、人垣で進めない。

やはり、出遅れない事が重要である。

米原到着。ホーム向かい側に停車している、新快速播州赤穂行きに乗り換えるのであるが、列車が遅れているためか、今朝は特に乗り換えをせかされる。

実は、今朝は寝過ごした事もあって、トイレに行きたい。ところが、せかされたお陰で、9号車以降の後ろ側ユニットに乗れなかった。

トイレは、1号車と9号車、各ユニットの大阪より端の車両である。両方のユニットの車内からの乗り移りはできない。

それで、次の彦根で、ホームに降りて、9号車に乗り移り、なんとかトイレを済ませた。

これだけ、眠れたけれど、まだ少し眠たい。頭がすっきりとしない。

しかし、眠れずに、只、ぼんやりと、車窓を眺めて過ごす。漸く睡魔がやってきたのは、京都を過ぎてからで、ここから新大阪まで2度寝をして過ごす。

何時も通り、大阪で下車。

それにしても、ムーンライトながらで、寝台列車並に眠れたのは久しぶりであった。これだけ眠れるなら、本当に値打ちがある。

そして、寝過ごしかけたのも、大垣バトルで危うかったのも、あっ忘れてはならない、中央線の親切な車掌さんのお世話になったのも、長い長い単身赴任生活の中で、初めての事であった。


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帰京の旅、ファンクルを活用してお得な食事を

2011-08-27 20:51:19 | ムーンライトながら

復路:8月15日(月) 堺東   →三国ヶ丘 :準急和泉中央行き 三国ヶ丘 →天王寺  :阪和線快速 天王寺  →大阪   :大阪環状線 大阪   →野洲   :新快速野洲行き 野洲   →米原   :普通米原行き 米原   →大垣   :快速豊橋行き 大垣   →東京   :快速ムーンライトながら 東京   →八O子  :中央線各停 運賃:¥150+青春18きっぷ×2+¥510

盆休みの休暇を一日残して、東京へ戻る。

夜行列車で帰京する時には、必ず1日のバッファを設け、始業日からはフル稼働できるように心掛けているからである。

本来なら、家族と晩餐を済ませてから、最寄り駅に出るのであるが、またまた、ファンくるの100%キャッシュバックキャンペーンに当選したので、夕方早めに自宅を発った。

ファンくるのタダ飯である。いや、ポイントはマイルに交換できる事、クレジットカードで決済できる事を考えると、100%以上の還元率である。

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ファンくるというのは、お店の覆面モニターになって調査・報告する事で、代金をポイント(キャッシュ)バックしてくれるシステムの一つ。

お店によってポイントバック率は異なるが、30%~70%、場合によっては100%というのもある。もちろん、モニター人数は決まっているので、必ずしも希望が叶う訳ではなく、基本的には早いもの勝ちである。

モニター対象のお店は、随時追加されるので、マメにファンくるのホームページをチェックするのが吉である。

今回、小生が当選したのは、100%、即ち完全にタダで飲み食いできるモニターである

さて、さて、向かったのは、響きあいという、どちらかというと、和食系のお店。

堺東駅からそれほど離れておらず、小生にとっては地の利は良い。

お店の場所を確認して、入店する。そして、ビールと料理を注文する。今回のモニターでは、生ビールの調査がメインである。

最初の料理は、お造り3種盛り合わせ。

それから、お勧めのぷりぷりエビのオーロラソース。

最後に、佐賀和牛のにぎり。因みに、生肉は自粛しているとの事だったが、軽く炙った佐賀和牛が、舌の上でとろける。もうお腹は一杯である。

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最後に、熱いお茶をいただいて店を出る。どれも美味しかった。

これだけ美味しいものをダダで頂いたので、もう大満足である。

なお、ファンくるがお得なのはそれだけではない

先程言った様に、還元はポイントで行われる。具体的には、PexというポイントサイトのPexPointで還元される。10,000PexPointは¥1,000相当の価値とされている。

10,000PexPointは、2011年8月現在、JALの500マイルまたは、ANAの570マイルに交換可能である。

1マイルの価値は使い方によって異なるが、仮に、海外特典航空券に使うとなると、1マイルは¥3相当だろうか? そうすると、10,000PexPointが、おおよそ¥1,500~¥1,710相当だから、タダで飲み食いできる以上の価値を生み出す

さらにもう一つ。これは、お店によって異なるが、クレジット決済が可能なら、クレジットカードのポイントも貯まる


それだけでは無い

調査対象のお店が、クレジットカード提携店なら、さらにボーナスポイントが貯まる。

例えば、ロイヤルホストはJALカード提携店、その他、ANAのグルメマイル対象店があったりするし、
ANAアメリカン・エキスプレス・カード

楽天ダイニングの提携店なら、それぞれでボーナスポイント(マイル)が貯まる。

最後に、だめ押しで、もう一つだけ。

ぐるなびポイントが貯まるお店もあるので、モニターに当選したら、事前のチェックは欠かせない。

旅の楽しみの一つは食べる事。

食べて貯めて、ダブル、トリプルでお得なファンくるへの登録はこちらから。
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堺東から、三国ヶ丘までは、南海で、そして三国ヶ丘から青春18きっぷを活用する。

また、と言うか、やっぱりというか、阪和線は踏切で安全確認を行ったため、約20分ほど遅れが発生しているとのこと。まぁ、20分遅れても、20分前の列車が直ぐにやってきたので、特に文句は無いのだが。

先程のお店で、睡眠薬を服用したものだから、三国ヶ丘から天王寺まで爆睡。なんとか、天王寺のカーブで目が覚めた。

天王寺到着は、19時30分。

天王寺から乗車した大阪環状線は、一周して、関空/紀州路快速に化ける列車である。で、この列車、始発駅でのクロスシートの転換作業が出来ていないまま、客扱いをしている

JR西日本、一体、何を考えているのか? それとも、作業員がお盆休みで居ないのか? クロスシートの転換などそれほど時間がかかる作業ではないと思うのだが、なぜ、出来ない??

神経質な小生は、自分の座るつもりをしている前後のクロスシートをバタンバタンバタンと転換してから着席する。

大阪到着は19時52分。

非常に中途半端な時刻である。あと、数分早ければ、19時53分発の快速米原行きに間に合ったのであるが。

タッチの差で、先に出ていったしまったため、次に狙うのは、大阪20時15分発の野洲行きの新快速である。大阪から乗車しても、恐らく、着席は可能だろうが、より良い席に座るために、時間調整も兼ねて、今宵は尼崎まで逆行することにした。

お盆休みの期間という事もあって、微妙な混み具合ではあったが、やはり、尼崎で4人掛けのボックスに座れてしまう。そして、大阪で座席移動する。

ここで安心したのか、睡眠薬の影響で、再び爆睡開始。気が付くと、草津まで来ていた。これだけ眠ってしまうと、ムーンライトながらで眠れないかも知れない。

終点の野洲で降りて、ホーム向かい側に停車中の、普通米原行きに乗車する。

今宵の東海道線、珍しく、何事も無く走行できそうに思われたのだが、...

近江八幡を過ぎて、もうすぐ、安土に達しようかという地点、時刻で言うと、21時26分頃、列車が停まってしまった。

最初は、信号が赤になったため停まった。とアナウンスがあり、その後、踏切で、踏切の非常停止ボタンが取り扱われたと、アナウンスがあった。

阪和線に続き、本日遭遇した、2度目の踏切トラブルである。

列車へのダイビング同様、踏切でのトラブルも、鉄道会社側の責任では無い場合が殆どである。とは言え、結果的に、迷惑を被るのは乗客であるのだから、困ったものである。

5分経っても、10分経っても列車は停まったままだから、米原駅での接続が気になって仕方がない。

まぁ、踏切の非常停止ボタンが取り扱われて、信号が赤になって、列車が停まった。と、言うことは、システムが本来の機能を発揮して、踏切事故を未然に防いだ。と、言う前向きに捉える事もできる。もし、実際に、衝突事故が起きてしまったなら、夜行列車に乗り継いで東京へ行く。なんて暢気な事を言っている場合では無い。

15分後、列車が漸く動き出すが、少し動いてまた停まる。そして、更に5分後、漸く通常の速度での走行を始めた。

結局、次の停車駅、安土には、約20分遅れで到着。

今更、この遅れは回復不可能だろうから、米原駅で接続する大垣行きの列車が待っていてくれるかどうかが、気がかりである。しかし、1日早めに移動しているので、万一、乗り継げなかったとしても、明日の早朝に移動することも可能なので、これ以上、気を揉むのは止めることにした。

彦根を過ぎて、間もなく米原である。既に、時刻は21時10分である。

乗り換えアナウンスでは、21時58分発の大垣行きは、橋を渡って、8番線へ...と言っていたので、接続は確保された模様である。

ここで、この列車の直ぐ後ろを走っている、新快速長浜行きの存在が気になった。

かの列車も、必死に回復運転を行っている事だろう。いつもより、列車間隔は短くなっているはず。新快速は、7番線、即ち、大垣行きの対面ホームに着くはずなので、ひょっとすると、米原止まりの普通(橋を渡って乗り換えないといけない)に比べて、早く乗り換える事ができるかも知れない。

跨線橋を猛然とダッシュ、8両編成の117系の普通列車のクロスシートに着地する。

発車が遅れているが、長浜行きの新快速の到着を待って、発車する旨のアナウンスがあった。

そして、大垣行きの発車のアナウンスと発車のベルが鳴り響く中、遅れていた新快速が到着し、扉が開くや、多くの乗客が大垣行きに駆け込んできて、8両編成の大垣行きは、忽ち満員になった。

そして、直ぐに扉が閉まって発車する。時刻は22時20分。

途中の駅の停車時間を切りつめている様子であったが、それでも、大垣到着は22時50分頃となった。

当然、大垣で接続する、快速豊橋行きも、ムーンライトながらも出発を遅らせるとの事。これで、無事、明日の早朝には東京に着く見込みが立った。

今宵の宿はムーンライトながら東京行きである。

23時過ぎにホームに入線し、23時05分に発車。約15分遅れである。

お盆休みという事もあってか、今宵のムーンライトながらは子供連れが多い。黙って眠ってくれているのなら、可愛いものであるが、通路を走り回られるのは、非常に迷惑な事、この上無い。

程なく、検札がやってきたが、珍しく翌日のスタンプを入れてくれた。上りムーンライトながら、大垣~名古屋での検札では、翌日のスタンプは入れないのが通例だと思っていたが。

名古屋到着は、約20分遅れ。

到着を待ちわびた乗客が乗り込んできて、一気に満員となる。

豊橋を過ぎて、お休み放送を聞きながら、睡眠開始。大阪~草津で眠ってしまったため、眠れるかどうか心配だったが、浜松手前で沈没した様である。

翌朝、横浜到着のアナウンスまで、記憶は無い。

横浜を過ぎて、品川まで、再び眠る。そして、東京で降りて、中央線ホームへと向かい、各停に乗車。

御茶ノ水付近からウトウトして、新宿を過ぎたあたりから3度目の睡眠。立川で起きるが、再び熟睡。

目が覚めたのは、八O子停車中であった。

危ない危ない、高尾まで行ってしまうところだった。

よく眠れた旅であった。これだけ眠れたら充分のはずだが、まだ、寝たり無いのはどういう事か?
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お盆休みのムーンライトながら、名古屋から近鉄で

2011-08-20 00:42:40 | ムーンライトながら

快速ムーンライトながら@名古屋往路:8月12日(金) 八O子  →東京   :中央線快速 東京   →名古屋  :ムーンライトながら 名古屋  →津    :鳥羽行き急行 津    →大阪難波 :アーバンライナーPLUS(DX) 運賃:¥1,110+¥510+青春18きっぷ+近鉄株主優待券
明日から、盆休みの休暇に入る。

先週に続いて、青春18きっぷのお世話になる。

八O子発21時37分の快速東京行きは、遅れている中央線特急を立川で待つ。3分の遅れて立川を出発したが、新宿到着時には定時運転に回復し、東京には定刻に到着した。

ひと頃に比べて、人事事故が減少傾向にある、中央線ではあるが、やはり油断は大敵である。

東京駅で、若干、時間のゆとりが出来たので、地下のびゅうスクエアに降りたが、混雑しており、トイレを済ませて、直ぐに退散。

愚か者が喫煙をしていた様で、煙草の臭いた立ちこめている。

こんな事で、警報機でも作動したら、列車が止まり、何万人もの足が乱れる。止めてもらいたいものである。


ホームへ上る。

ムーンライトながらは、22時55分に入線。

青春18きっぷシーズンには、いつもお世話になっている、ムーンライトながら。車両も老朽化が始まっているし(小生も老朽化が始まっているし)、この光景が思い出に昇華する日も遠く無いような気がする。だからこそ紀行文を残しているのであるが。

今宵の宿は、ムーンライトながらである。

東京駅停車中に検札開始。

これは非常にありがたいサービスである。

”ご乗車ありがとうございます。明日の日付をいれされていただきます”時刻はまだ、23時過ぎである。

列車は定刻に東京駅を出発。今宵は特にトラブルも無く、品川、横浜と定刻に出発。

そして、やはり、小田原で非常に非常に多くの乗客が乗り込んできて、ほぼ、座席は埋まる

小田原到着前に睡眠を開始しても、まず、起こされてしまう。小生の場合、一度起きてしまうと、下手をすれば、小一時間は眠れない事があるので、できるだけ、小田原までは起きている様に努めている。

小田原を過ぎて、眠りに就こうとするが、今宵はなんとなく眠りが浅い。多分、眠っているのだろうが、回りの雰囲気は感じ取っている。最近は、再び夜行列車でも熟睡できるようになったはずなのだが。

翌朝、熱田の運転停車中に目が覚める。

間もなく名古屋である。今回は名古屋でムーンライトながらを降りる。大垣バトルを回避するのは久しぶりである。

名古屋で連絡改札を経由して、近鉄線ホームへ降り立つ。

ここから、5時30分発の鳥羽行き急行に乗車して、津まで向かう。この列車、以前乗車したときには、車体更新車が充当されていたのだが、今朝は、なぜか、未更新車両である。

221系車両等の3扉転換クロス車の礎となったこの車両も、登場から20年以上も経過している。だから、車体未更新車が今だに残っているのは、軽い驚きであった。

始発の急行列車は、充分空いており、2席占有できて快適である。

とはいえ、睡眠を補充するべく、アイマスクと耳栓を着用したが、やはり眠れなかった。

津に到着。

ホームの売店で、朝食を求め、アーバンライナーの到着を待つ。

やってきたのは、アーバンライナーPLUSであった。

乗車、着席して、まずは先程購入したサンドイッチを頂く。


¥250なので、コンビニ並の値段。駅の売店としては良心的な価格設定である。これを思うと、前回の復路、名古屋駅新幹線待合室の売店で購入した、¥510のサンドイッチは、ボッタクリとしか言いようが無い。

¥510のボッタクリサンドイッチ、JR東海の殿様商売と同じ臭いがする。

食後、暫くすると、中川短絡線を通過。

大阪線に入って、速度を上げた頃から睡眠準備を開始して、最初のトンネルに入るまでには、眠りに就いた。と思う。ムーンライトながら同様、なんとなく浅い眠りではあったが。

鶴橋到着で、起床して、荷物の片づけを行う。

そして、今朝は、大阪なんばで降りる。ここで、奈良線に乗り換える。

本日は、実家を経由して、墓参の予定である。

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7年目の夏

2011-08-13 18:42:54 | ムーンライトながら

快速ムーンライトながら往路:8月5日(金) 八O子  →東京   :中央特快 東京   →大垣   :快速ムーンライトながら 大垣   →米原   :普通姫路行き 米原   →大阪   :新快速播州赤穂行き 大阪   →     :関空紀州路快速 運賃:¥1,110+¥510+青春18きっぷ
青春18きっぷシーズンの金曜日、旅を控えて気も漫ろ。

帰宅後、雑用を済ませ、シャワーを浴びて、旅支度を整える。そして、大きな鞄を抱えて、21時48分、八王子始発の快速で東京へ向かう。

幸い、今宵の中央線は遅れは発生していない様子である。

東京到着は、22時50分。

やや混んでいるトイレを済ませて、東海道線ホームに昇ると、既に、ムーンライトながらは入線していた。

毎週末にくりかえされるアナウンス。

”指定券は全て発売済みとなっております”

たしかに、ホームの混雑具合からすると、納得がいく。

扉扱いが開始されて、所定の車両、所定の席につく。東京駅停車中で既に検札があったのは有り難い。落ち着いて眠ることができる。

今宵の宿はムーンライトながら大垣行きである。

列車は東京駅を定刻に出発。

小生は、この瞬間が大好きである。

品川から乗車する者は殆ど居なかったが、横浜からは沢山乗り込んできた。何となく、雑然とした雰囲気を感じたのは、下りムーンライトながらに乗車するのは、今シーズン初めてだからなのか?

車内では、紀行文作成に専念する。

やがて小田原に到着。ここから、驚くべき人数の乗客が乗り込んできた。たしかに、小田急を利用すると、小田原までの運賃を節約できるのだが、万一、小田急が遅れた場合、あるいは、できるだけ眠ることを考えるなら、小生は、小田原からの乗車をお勧めしない。

ところで、明らかに、指定券を持っていない輩も居る様である。

指定券を持っているのであれば、捜すべきは座席番号なのだが、輩の視線は空席そのものに注がれているので、直ぐに分かる。

それとも、黴の生えた過去の情報に基づいて、一部の車両は小田原から自由席に化けると信じ込んでいるのであろうか?

JR東日本も、全車指定席であることをもっともっと周知徹底させるべきだろう。無用なトラブルを回避するためにも。

小田原を発車して暫くすると、静けさが訪れる。

小生は、このタイミングで睡眠を開始した。...
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途中、どこかで停車中に、一度目覚めたが、その後、熱田の運転停車までほぼ熟睡。

名古屋出発後、再び眠る。最近、とある事を行っているので、夜行列車や夜行バスで、比較的よく眠れるようになった。

岐阜到着のアナウンスで、あわてて飛び起きて、下車の準備を開始する。即ち、デッキに出て、トイレを済ませて、大垣バトルに備えて準備を行う。

事情を熟知している人々は、皆、デッキに集合しているので、トイレ周辺は結構な混雑である。年輩の方も数名居るが、大丈夫だろうか?

大垣到着。

扉が開くと、一斉に、跨線橋を昇って、降りて、普通姫路行きの座席に着地。

この間、何秒くらいだろうか?

一瞬のうちに席が埋まっていく。このシーズン、毎日のように繰り広げられる光景なのだろう。

米原までの約30分間。まんじりとせず、車窓を眺める。

一体、この景色を何度眺めたことか? 寝ぼけた眼差しで。

やがて米原到着。ここまで来れば、大阪に戻ってきた様なものである。

大垣出発の遅れに連動して、米原到着も遅れてしまったため、”新快速播州赤穂行きは出発時刻を過ぎております。お近くの扉からご乗車願います”と繰り返しアナウンスされている。といっても、米原駅では、ボタンを押さないと扉は開かないから、これも遅れを助長させているような気がする。

小生は、自分なりの法則を掴んでいるので、余裕で、空いている車両の窓側に陣取ることができた。

米原~大阪間を眠って移動するために、睡眠薬を服用する。

ところが、分量が少なかったためか、頭がボンヤリとはするのであるが、一向に眠れない。

能登川、草津、..を過ぎても眠れず、とうとう京都まで来てしまった。

その後、漸く眠りに堕ちて、気が付くと、...列車は大阪出発直後、あぁ、乗り過ごしてしまった。まぁ良いか、尼崎で東西線に乗り換えて、...と思っていたら、出発したのは、新大阪だった。

寝ぼけていたので、大阪と新大阪を見間違えていた。

しかし、助かった。

予定通り大阪で降りて、環状線ホームへ移動。

関空紀州路快速に乗車して、堺方面へ。9時前に自宅到着。

ムーンライトながら大垣行きに乗り続けて7年目の夏。

定期ながらが廃止されたり、ダイヤが変わったりと色々あったが、これからも末永く走り続けてもらいたいものである。
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この夏のムーンライトながらの旅の始まり

2011-08-06 21:19:34 | ムーンライトながら

ムーンライトながら@大垣復路:7月30日(土)      →天王寺  :阪和線快速 天王寺  →大阪   :大阪環状線 大阪   →野洲   :新快速野洲行き 野洲   →米原   :普通米原行き 米原   →大垣   :快速豊橋行き 大垣   →東京   :ムーンライトながら 東京   →蒲田   :京浜東北線 JR蒲田 →羽田空港 :京急シャトルバス 羽田空港 →JR蒲田 :京急シャトルバス 蒲田   →川崎   :京浜東北線 川崎   →立川   :南部線 立川   →八O子  :中央線各停 運賃:青春18きっぷ×2+¥510+¥540

夏休みが変則的だった影響で、土曜日の夜に帰京する。

いつものように、家族との晩餐を済ませて、19時20分過ぎに自宅を出発。航空機で関西空港へと向かう時刻とほぼ同じである。

但し、向かう方向は関空とは逆方向、使うきっぷは青春18きっぷ。最寄り駅の改札でスタンプを入れてもらう。

お気をつけていってらっしゃい”の一言が嬉しい。

阪和線快速に乗車して天王寺へと向かう。快速は日根野始発の8両編成なので空いている。

天王寺で下車。

時刻表をじっくりと眺めて、乗り換え案内では得られない解を見いだして、乗り換え時間2分で外回りの環状線に乗車して、大阪へ出る。WEBでの乗り換え検索は便利だが、やはり、最適解を得るためには、時刻表を見ながらマニュアル調査に限る。

環状線車内で、紀行文作成に集中していたものだから、大阪到着に気づくのに遅れてしまった。車窓を眺めて漸くそれと気づいた次第。

新快速への乗り換え時間はたった2分である。

慌てて跨線橋を駆け上がり、8番線、東海道線上りホームを降りる。

そう言えば、大阪駅がリニューアルしてから、跨線橋を利用したのは、今回が初めてである。

小生の経験則が正しければ、20時15分発の野洲行きの新快速は、それほど混みあってはいないはず。後ろの方の車両を目指して、無事着席する。もちろん、2席占有という訳にはいかないが。

野洲行きの新快速は、進むにつれて、乗客が減っていき、京都では2席占有でき、大津あたりからは、かなり空いてくる。

野洲で乗り換える普通米原行きは、6両編成ではあるが、そんなに慌てなくとも、場所を選ばなければ着席できる。

座席は充分空いているのだが、敢えて、座らない人も多い。

乗り換え連絡時間が限られているので、能登川手前で、トイレを済ませておく。

その後、彦根手前で、突然、車内灯が消えた。原因は何だろう?? まるで昔の北陸線のデッドポイント通過の様であった。

野洲行きは、米原駅5番ホームに到着。

この段階で、快速豊橋行きは入線している。この列車は6両編成。跨線橋をダッシュしなくても、余裕で、座席を確保できる。

ちなみに、快速米原行きの一番後ろの車両のトイレよりの出口が、跨線橋のエスカレータに一番近いので、便利である。

ところで、米原始発の快速豊橋行きであるが、またまた、JR東海クロスシートの転換をサボっている。小生は気になって仕方が無いので、自分の着席する座席の前後を含めて、

バタン、バタンと、

クロスシート転換作業を行ってしまう。

悲しい性であるが、クロスシートを転換せずに乗車させる(乗客にクロスシートの転換をさせる)というJR東海の神経を疑う。


ハード素晴らしいが、ソフト(サービス)がハードを活かしきれていないというのは、JR東海の特性なのだろうか? と思ってしまう。

因みに、JR西日本では、例えば、関西空港駅で、こんな感じで、係員がクロスシートの転換を行っている。

なお、以前はは、米原始発のJR東海の車両でも、きちんとクロスシートの転換をした状態で入線していたから、米原駅がJR西日本の管轄であることとは関係は無いと思われる。

さて、ムーンライトながらへの定石の連絡列車である長浜行きの新快速はは、7番線に到着する。向かい側のホームであり、乗り換えに有利ではあるが、皆が皆、同じ事を考えるので、いつも座席が確保できるかどうか?

因みに、本日の長浜行きの新快速は4分遅れとの事。

豊橋行きの快速は、22時丁度の発車だが、長浜行きの新快速との接続をとって、約2分遅れで発車した。

JR東海にとっては、遅れがちなJR西日本の新快速との接続を取るのは迷惑な話ではある。○○分以内の遅れなら、接続を取るという申し合わせがきっとあるはず。では、遅れが○○分を越えた場合にはどうなるのだろう? きっと、遅れた新快速を見捨てて、快速豊橋行きもムーンライトながらも出発するのだろう。

その点からも、小生の様に、一本早い野洲行きの新快速を利用してムーンライトながらに乗り継ぐ事を強くお勧めする。座れるかどうか、という問題以前に、JR西日本の新快速は、定時なら速いが、遅れることも多い。遅れた場合どうするか? という問題があるので、やはり、ギリギリの接続は避けた方が賢明なのだろう。

と、いうことをぼんやりと考えていると、間もなく大垣である。降車番線は5番線、以前は、3番線だったような気がするのだが、...また、ムーンライトながらの発車番線も5番線となっている。

ところで、豊橋行きの快速が大垣駅に停まったままなかなか発車しない。何かトラブルがあったのか? この列車が発車しない限り、ムーンライトながらは、入線できないから困ったものである。

快速豊橋行きが発車した後、出発時刻間際にムーンライトながらが漸く入線。

今宵の宿は快速ムーンライトながら東京行きである。

そして、1分ほどの停車時間で、直ぐに、なんと、無言で、何もアナウンスもなく、ゆっくりと出発する。これはかなり違和感がある。

何度と無く、ムーンライトながらに乗車しているが、この様な出発の仕方は異様である。

次の停車駅、岐阜の手前で漸く、アナウンスが入る。もちろん、鉄道唱歌のオルゴールなんて気の利いた物など無い。今宵も指定席は満席らしい。

23時23分に名古屋到着、殆どの席が埋まる。

小生の乗車した車両は冷房があまり効いていない様な感じ、混んでくると暑くなってきたので、上着を脱いだ。

豊橋を過ぎたあたりで、沈没。その後、どこかで停車中に目が覚めたが、動き出して暫くすると再び眠り、横浜到着のアナウンスまで、ほぼ熟睡状態であった。

割と、すっきりした感じ、でも、もう少し眠りたい感じを抱いて、東京で降りるが、今朝は、航空券を購入する用があって、羽田空港経由で八O子まで戻る予定。


東京モノレールは、JR東日本の子会社ではあるが、青春18きっぷは適用外である。ただが、航空券を購入するために、モノレール運賃を払うのもバカバカしいので、最もローコストで羽田空港に行くために、路線バスを利用することにした。

京浜東北線に乗り換えて、蒲田に出る。

蒲田から、京急バスに乗車して、一路、羽田空港へ。このバスはシャトルバスであるので、途中、大鳥居にしか停まらないので早い。おまけに運賃は¥270と格安である。青春18きっぷを使って羽田空港へ行くのなら、京急バスが一番安い。

羽田空港での用事を予定通り済ませて、同じバスでJR蒲田に戻る。

そして、京浜東北線を川崎で降りて、南部線に乗車して、立川に出る。乗車時間の長い南部線で二度寝を貪り、立川から中央線で八O子へ。

相変わらず、物好きな道草付きの帰京の旅、やはり、ムーンライトながらの旅は色々な事があって面白い。

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B級グルメとムーンライトながらの旅

2011-03-25 23:10:00 | ムーンライトながら

快速ムーンライトながら往路:3月25日(金) 八O子  →国立   :中央線快速 国立   →東京   :中央線快速 東京   →大垣   :快速ムーンライトながら 大垣   →米原   :普通姫路行き 米原   →大阪   :新快速播州赤穂行き 大阪   →     :関空紀州路快速 運賃:¥210+¥1,450+¥510+青春18きっぷ
今週末も、計画停電で真っ暗な中を出発する。

JR八O子駅構内も暗い。

20時前の中央線快速に乗車して、国立で降りる。

ファンクルで当選した、ステーキハウス けん で夕食をするためである。けん は駅から歩いて10分ばかりの所にある。震災の影響で、お店は空いていると思っていたが、予想に反して、テーブルは満席。20分ばかり待つ羽目になった。

注文したのは、けんステーキ200gのセット¥1,365也。

これが、40%オフで、¥819になるので、まぁまぁお得な部類である。

ちなみにファンくるとは、お店の覆面モニターになって調査・報告する事で、代金をポイント(キャッシュ)バックしてくれるシステムの事。今回のモニターでは40%が戻ってくる

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国立から再び中央線に乗車して、東京へ向かう。

1週間ぶりの東京駅。先週と同じく、ビュースクエアの一角に陣取って、列車を待つのだが、節電対策で、駅構内は薄暗い。

22時45分頃まで、ここで過ごして、ホームへ上がる。

今宵の宿はムーンライトながら大垣行きである。

列車は22時55分頃に入線する。

先週同様、なんとなく、乗客が少ないような気がするのは、気のせいだろうか?

23時10分、ながらは定刻出発。

今まで、何度と無く乗車してきたムーンライトながら、西へ向かって動き出す。そして、節電の影響でこころなしか暗い都心の夜景を眺めて過ごす。旅情を最高にかき立てられる瞬間である。

車内のアナウンスで、鉄道唱歌のオルゴールが聞けたのなら、全く、言うことは無いのであるが。

検札は横浜到着前に完了したので、後は、本能の赴くまま、眠くなったら眠る事にする。と、直ぐに寝入ってしまったみたいであった。

小田原の喧噪で、一度は目覚めるが、直ぐに再び睡眠開始。

その後、翌朝、熱田の運転停車中に起こされたが、無視してウトウトと微睡んでいた。

岐阜を過ぎた辺りで、席を立って、トイレを済ませ、大垣バトルに備えて準備運動をしておく。先週同様、既に、デッキの扉付近には人混みが出来ていた。

大垣到着。

駆け上がろうとするが、先頭集団が遅い遅い。ブロックされていてなかなか前へ進めない。なんとか、かわして、慎重に階段を駆け下りて、普通姫路行きに無事、着地する。

暫くすると、もの凄い勢いで座席に飛び込んでくる輩が居た。これはちょっと危ない。こういうのを目撃すると、大垣バトルを回避したい気分になってくる。

今朝、理由は不明だが、普通姫路行きの米原到着はやや遅れた。そのため、米原での新快速への乗り換え時間は1分以下だった。

新快速では、野洲から睡眠体制に入り、京都を過ぎたあたりから2度寝を開始する。新大阪を過ぎたあたりで目を覚まし、大阪で降りる。

まだ、少し眠たい。

朝食が未だだった事を思い出して、天王寺阪和線ホーム端にある、うどん屋に入って、朝からカレーうどんを食す。

さて、次の週末は、うっかりとして、ムーンライトながらの指定席を取り損ねてしまったため、違うルートで帰郷する予定をしている。


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アーバンライナー+ムーンライトながら

2011-03-20 23:20:00 | ムーンライトながら

復路:3月20日(日)      →天王寺  :関空紀州路快速 天王寺  →鶴橋   :大阪環状線 鶴橋   →名古屋  :アーバンライナーNEXT(D) 名古屋  →東京   :ムーンライトながら 東京   →八O子  :中央線各停 運賃:¥210+¥3,700+¥1,280+¥510+青春18きっぷ

3連休を一日残して、日曜日夜に帰京する。明日は、昼から仕事である。

早朝に東京に戻り、昼頃までゆっくり休めば、午後から仕事に取りかかることができる。月曜日の早朝に飛行機で戻ることも考えたが、なんせ、特割1でも結構なお値段なので、やはり、ムーンライトながらを使うことにする。

ところで、阪和線でも、225系が随分増えてきた。

天王寺まで乗車する関空紀州路快速も225系だし、天王寺から乗車した環状線内回りも225系だった。小生、個人的には、225系の椅子の堅さはちょっと苦手なのだが。

225系の便利なところは、皮肉なものだが、遅延情報がこのように速やかに表示されることだろう。

実際、JR神戸線~琵琶湖線のダイヤが乱れている様である。どの程度の遅れかは不明であるが、ひょっとすると、ムーンライトながらの大垣出発時刻に影響するかも知れない。

鶴橋で近鉄に乗り換える。連絡改札を抜ける前に、HartInで食料を買いそろえて、近鉄線のホームへ移動し、鶴橋21時06分発の名古屋行き特急に乗車する。

今回は、DXシート一人掛けを予約している。

早速、先程購入した寿司弁当¥380を食べ始めるが、やはり、コンビニ弁当なので、今ひとつの感が否めない。これで、¥290ならまだ、許せるのだが。

一方、近鉄の売店で購入した、柿の葉寿司は、3個入りで¥300だが、こちらの方は結構美味しかった。

食欲を満たしていると、間もなく、八木を通過する所であった。

その後、パソコンを取り出して、仕事モードに入る。時折睡魔が襲ってくるのであるが、我慢我慢。

どうしても我慢ができなくなってきたので、3号車にある喫煙室に入って、ニコチンを補給する。

そして、あっという間に2時間は過ぎて、終点名古屋に到着する。

JR連絡改札手前の自動券売機では、ICカードできっぷが購入できるようになっていた。ここで豊橋までの乗車券を購入して、JRのホームへ向かう。

環状線で見た、JR琵琶湖線の遅延情報が気になったが、ムーンライトながらには遅れは伝搬していない様子である。

今宵の宿は、ムーンライトながら東京行きである。

ムーンライトながらは定刻より微妙に遅れて23時20分に入線。

早速、自分の席を捜して、着席する。

車掌が何度か、車内を行き来するのだが、全く検札するそぶりを見せない。なぜか? ええ加減眠たくなってきたので、早く検札を済ませて欲しいのだが。

結局、豊橋まで来ても、検札が無かったので、耳栓とアイマスクを早着して睡眠体制に入る。

途中、2度ほど、目が覚めた気がしたが、直ぐに寝入ってしまう。

横浜到着のおはよう放送まで、よく眠れた。

横浜出発後、京浜東北線、異音による車両点検で鶴見川崎間で運転を見合わせているとの事。ムーンライトながらも、横浜で約10分間停車していた様である。結局、東京には10分ほど遅れて到着。

最後に鉄道唱歌のオルゴールを流して東京到着のアナウンスをする。

長旅も間もなく終わりである。

東京駅で降りて、中央線に乗り換えて八O子を目指す。この時、ふと気が付いた事がひとつ。

東京5時20分発の静岡行きは、計画停電による車両運用の影響か、小田原止まりとなっている。また、4枚扉とアナウンスされていたので、車両もJR東海の373系ではない。

こんな所にも、震災の影響が現れていた。
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なんとか運行されたムーンライトながら

2011-03-18 23:10:00 | ムーンライトながら

快速ムーンライトながら@大垣往路:3月18日(金) 八O子  →東京   :中央特快 東京   →大垣   :快速ムーンライトながら 大垣   →米原   :普通姫路行き 米原   →大阪   :新快速播州赤穂行き 大阪   →     :関空紀州路快速 運賃:¥1,110+¥510+青春18きっぷ
3月11日に発生した、東日本大震災。

ご存知の通り、首都圏の交通網は完全に麻痺した。小生も、当日、帰郷の予定をキャンセルし、その週末は度々発生する余震に怯えながら、TVを食い入るように眺めて、落ち込んでいた。

それから1週間。なんとか東海道線も全通したが、果たして、3月18日、運行初日のムーンライトながらは、動くのか動かないのか??

計画停電の影響もあって、本当に、直前まで分からなかった。

当日夜のJR東日本のホームページを見ると、運休予定の長距離列車がリストアップされていたが、その中にムーンライトながらは入っていなかったので、多分、動くだろうと踏んで、八O子から中央線で東京へと向かう。

丁度、計画停電の時間帯と重なって、八O子周辺は暗い。

中央線は運行率90%と報じられているが、中央特快は運転されていた。

しかしながら、金曜日の割には随分と空いている。恐らく、先週の帰宅難民に懲りて、多くの人が早めに帰宅したものと思われる。

中央特快は、ほぼ定刻に東京駅に到着。時刻は22時ちょっと前。節電のため照明を落としている東京駅構内は、何時にない暗さを感じる。

東海道線ホームには、サンライズ瀬戸・出雲が入っていた。この夜行列車も、暫くは運休していたが、数日前から運転を再開した。一方、計画停電の影響で、ホームライナーは軒並み運休らしい。

いつものように、ビュースクエアで、紀行文の起草する。

そして、22時50分頃に、10番線ホームに上がる。何時も通り、出発15分前、22時55分に今シーズン初のムーンライトながらが入線。

相変わらず、指定席は満席らしい。でも、いつもより心なしか空いている。恐らく、震災の影響で旅行を取りやめた人が多数居ると思うのだが、...

今宵の宿は、ムーンライトながらである。

東京駅を定刻に出発。なかなか良い雰囲気である。

ひょっとして、計画停電の影響で、暖房を落としているのかと思ったら、何時も通りシートは暖かい。助かった。

暫く走って、横浜手前で検札があった。

横浜では、計画停電のため遅れている普通平塚行きを待って、約5分遅れで発車。その後は、列車はいつものペースで走行する。

小田原が近づくにつれて眠くなってきた。とても、小田原到着まで持ちそうに無いので、耳栓、マスク、アイマスクをセットして睡眠体制に入る。しかし、直ぐに寝入った訳ではなく、小田原出発までは意識は多少あった。

今宵は、接続列車の遅れに対応して、小田原出発を遅らせるという事は無かった。小田急は定時運行していたのだろうか? 以前、小田急の遅れにも対応して、出発を遅らせた事もあったのだが。

運転停車中の浜松で目が覚めたが、意外と車内が寒くなかなか寝付けない。

余り熟睡できないまま、豊橋、名古屋とやり過ごして、岐阜で一度降りて、大垣バトルに備えて、前方車両に移動する。

そして、トイレを済ませた後に、デッキに立って準備運動に余念がない。

小生と同じ事を考えている人々で、デッキはやや混雑している。

やがて、大垣到着。

いつものように、駆け上がって、駆け下りて、普通姫路行きに無事着席できた。

しかし、いつもながら、大垣駅での席の奪い合い、通称大垣バトル、の光景は凄まじい。

”震災の時でも日本人は譲り合いの精神を忘れない。と言う事で国際的に評価されたらしいが、この光景を中国の人が見たら、見たら何と言うだろうか? なぁんだ、日本人も同じではないか。と言うに違いない”と、後ろに座っている乗客が話しているのが気になった。震災と大垣での乗り換えを一緒にするのはどうかと思うが。

大垣から約30分。まんじりと車窓を眺めて過ごす。

そして、米原到着。

米原でも、ホーム向かい側の新快速に向かって、一目散に駆け込む人が多いが、何も慌てる必要は無い。新快速は12両編成。後ろの車両はガラガラである。

野洲から眠ろうとするが、目を閉じていただけで眠れず、そのまま大阪へ到着。

ここまで来れば一安心。

なんとなく、夜行列車に乗って、震災から逃げてきたような感じである。

この週末は、大阪で色々と買い出しをして、東京へ持って帰る予定である。

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移動当日にムーンライトながらの指定券入手

2011-01-02 21:06:00 | ムーンライトながら

ムーンライトながら@東京復路:1月2日(日)      →天王寺駅前:阪堺電車 天王寺  →鶴橋   :大阪環状線 鶴橋   →名古屋  :アーバンライナー 名古屋  →東京   :ムーンライトながら 東京   →八O子  :中央線各停 運賃:¥290+¥120+¥4,150+¥1,280+¥510+青春18きっぷ

仕事の都合もあって、元々1月3日の朝に出発するつもりでいた。もちろん、青春18きっぷを活用して。

しかし、1月3日の日中に東海道を上るとなると、各所で大混雑に見舞われる事になる可能性が高い。東海道沿線には、有名な神社が多数あるからである。これを考慮するのを忘れていた。

かと言って、今更、Uターンラッシュの航空機やのぞみに乗車して、大枚叩くのもどうかと思う。

やはり、ムーンライトながらを使うべきだったか? と後悔することしきり。そこで、ダメもとで、サイバーステーションで検索してみることにした。

すると、なんと、1月2日大垣→東京が△になっていた。意外や意外。直ぐに×に変化するかもしれないが、衝動的にJR西の5489サービスに電話を掛ける。

すると、1席だけ空きがあるとのこと。

空かさず、オペレータのTさんに予約決済をお願いする。

くどいくらいに、JR西日本の駅で発券するように促されてチケットは無事入手できた。

次に、検討しないといけないのは、どうやってムーンライトながらに乗り継ぐか?? 今夜は親戚宅を訪問する予定があったので、そうそう、早くに退散するのは不義理である。

第一、青春18きっぷの残りも後1回分しかない。

新幹線で行くことも検討したが、ムーンライトながらの名古屋出発は23時20分と案外早いため、のぞみを使っても、そんなに、遅くまで大阪に居ることはできない。

結局、過去に散々利用したルート、近鉄を使って名古屋まで行く方法を採用することにした。

21時06分鶴橋発のアーバンライナー、これに乗ると名古屋到着は23時10分。ムーンライトながらとの連絡は10分という程良い時間である。株主優待乗車券を準備していないので、普通運賃を払わないといけないのが悔しいのだが、..

正月休みだけあって、デラックスシートは満席であった。この分だと、混雑が予想される。それで、できるだけ空いていそうな場所を狙ってチケットレスで予約する。これで準備は整った。

さて、親戚宅を20時頃に辞去して、阪堺電車の某駅から天王寺に出る。

阪堺電車は一時期、堺区間の廃止が取り沙汰されたが、公金を使った支援策でなんとか、継続することができる見込みが立った。おまけに、堺市の支援により1月15日から全区間均一運賃¥200と値下げされる。小生が支払う税金の一部が運賃に充当されるので、せいぜい利用しないと、...。

沿線に住吉大社があるため、単行の電車は100%以上の乗車率である。以前は、堺方面からの電車はデフォルトでは恵美須町行きだったので、我孫子道での乗り換えを余儀なくされたのだが、いつの間にか、天王寺方面行きがかなり多くなっている。

実際の利用形態に合わせたものと推測されるが、なぜ、もっともっと早く、このようにしなかったのか不思議である。

天王寺到着後、JR西の5489発券機で、ムーンライトながらのチケットを出力する。

ふと、案内板に目をやると、JR京都線、琵琶湖線で遅延の案内が出ている(車掌が急病になったためらしい)。この分だと、今宵のムーンライトながらの大垣出発は遅れる可能性大である。
鶴橋で一度降りて、名古屋→豊橋のきっぷを購入する。

乗車券だけの販売は出来ないと宣う係員にムーンライトながらの指定券を見せて、発券するようにお願いする。

そんなやりとりがあって、近鉄線のホームに上がったのは、21時03分頃。間もなく、列車がやってくる時刻である。

流石に、奈良京都伊勢志摩を擁する近鉄だけあって、鶴橋駅は平日の夜と変わらず人が多い。もちろん、客層は異なるのだが。

21時06分発の名古屋行きアーバンライナー、この列車と小生との縁は深いのだが、最近はとんとご無沙汰していた。

自分のブログで検索すると、最後に、この列車に乗車したのは、2004年10月なので実に6年3ヶ月ぶりということになる。

以前は、ムーンライトながらの名古屋出発時刻が遅かったので、この列車に乗って、津で降りて、津から名古屋行きの急行(5200系だった)に乗り換えると、特急料金が節約できて、また、連絡時間が短縮されて丁度良かった。ことを思い出す。今のダイヤだと、先述の通り、名古屋まで通しで乗らないと、ムーンライトながらに乗り継ぐことはできない


また、以前は、ムーンライトながらの停車駅が多かったので、何も豊橋まで乗車券を買わずとも良かったのであるが、今は、名古屋の次は豊橋なので、翌日の青春18きっぷに繋ぐためには、名古屋→豊橋間¥1,280の乗車券を購入する必要がある

21時のアーバンライナーには、アーバンライナーNEXTが充当されていた。尤もアーバンライナーPLUSであっても、乗ってしまえば大差は無い。

今回は、一般席に乗車予定なので、混み具合が非常に気になるのだが、幸い、隣は空席だった。予約したときには、もっと空きがあったのだが、実際に乗車すると、空席は数えるくらいしかない。やはり、正月休みの近鉄は大繁盛である。

滑るように鶴橋駅を発って、一路、東へと向かう。次の停車駅は津である。

見るべき景色など何も無いのであるが、列車の走行音が長距離特急然としており、楽しい。これから2時間弱、2席占有して、ゆったりと過ごすことができる。

但し、睡魔には充分注意しないといけない。ここで眠ってしまっては、ムーンライトながらで辛い夜を過ごすことは明明白白である。

ところで、以前から、アーバンライナーの一般席の真ん中の肘掛けが2本組みになっているのが気になっていたが、今回乗車してみて、その良さが分かった。

新幹線と言わず、航空機と言わず、一般席の肘掛けは、普通は一本である。一本しかないから、早いもの勝ちだと言わんばかりに、肘掛けを丸々占領したり、相手のエリアに越境してくるマナーの悪い輩が居て、不愉快な思いをしたのは、一度や二度では無い。そんな事なら、肘掛けなどない、223系快速の方が余程良いと感じたことすらある。

アーバンライナーの様に、肘掛けが2本あれば、自分の肘掛けがどれなのか明確になる。それを使って、自分の肘掛けを斜め45度くらいに立てておけば、隣客の肘が越境するのを阻止ることができる。

こう考えると、肘掛けは2本の方が良いように思えた。


アーバンライナーは八木を通過。

かつては、乗務員が乗り込むために、運転停車したこともあったが、最近は通過するらしい?

桜井を過ぎて大和山地の奥へ進むにつれて、夜の帳が白く映えてくるようになってきた。年末の寒波でこの地方でもかなりの積雪があった様である。と、言っても、運行には全く影響が無い様で、列車は快走を続ける。

榛原を過ぎたあたりで、珍しく検札があった。

小生はチケットレスなのだが、それでもきっぷを見せろと言う。チケットレスでかつ指定された座席に座っている時には、検札を受けた事は殆ど無かったように記憶しているのだが、今回、たまたま、決済画面のプリントアウトを持参していたので、それを見せる。と、乗車券は? と訊いてくるので、ICOCAを見せると、それで済んでしまった。

名張を通過。

ここで、アーバンライナーが松阪行きの特急を追い抜かす。特急を沢山走らせている近鉄ならではの光景である。

このあたりで、ニコチンを補給して、睡魔の来襲に備えておく。そして、紀行文の作成を開始。鍋物を食べ過ぎたのと、空気が乾燥しているため、喉が乾く。

やがて列車は、青山トンネルを抜けて、中川短絡線を通過し、一路、名古屋へと向かう。

間もなく津に停車。ここから乗車してくる人も居て少し驚いた。

四日市、桑名を通過して、終点名古屋に到着。ICOCAをタッチして、近鉄とJRの連絡改札を通過する。

ムーンライトながら、特に遅れの案内は無い様であるが、JR琵琶湖線の遅れは伝搬しなかったのだろうか?

23時18分、3番線ホームに列車がやってきた。

今宵の宿は、図らずも、ムーンライトながらになった。ムーンライトながらの経験は豊富な方だが、当日指定券を入手したのは、今回が初めてだった様に思う。

名古屋から大勢の人達が乗り込んでくる。

座席が見る見るうちに埋まっていく。

そして、小生の隣には、既にお休みになっている方が居た。まぁ、小生の席をきちんと空けて頂いているので、礼を弁えた方だろう。良かった...。

名古屋を出発して、岡崎付近で、車掌さんが検札に来た。夜行列車にも拘わらず、若い女性の車掌、それもかなり美形のお方である。

美形のお方ではあるが、列車の揺れに抗するために、足をしっかり開いて前屈みで検札する姿は、ちょっと勿体ないと言うか、イメージに合わないというか、...。こんな時、航空機のCAさんなら跪いて乗客と応対するのだが、列車の検札は次から次へと移動しないといけないので、そうもいかないのだろう。

豊橋を過ぎて、おやすみ放送が流れてから、小生も眠りに就く。

今宵は、なぜか、直ぐに入眠できた。

途中、全く起きることもなく、横浜手前のおはよう放送で意識が戻った。その後、再び眠りに堕ちて、品川到着時に、隣客が小生を跨いで下車したのは覚えているが、それ以外、東京到着まで、うつらうつらとしていた様である。

東京到着後、長いエスカレータを昇り、中央線各駅停車に乗車する。この列車は、折り返しなのでシートが暖かだった。

座った場所が良かったせいか、再び記憶を失い、気が付いたら、高尾に停車中で、この車両は、既に快速東京行きに変わっていた。つまり、乗り過ごしてしまった訳である。

ムーンライトながらや中央線で、これほど熟睡できたのは、久しぶりである。

しかし、もう一往復、中央線で眠るくらいなら、自宅のベッドで眠った方が余程快適なので、今度こそ寝過ごす事なく、八王子で降りる。

そして、路線バスに乗り換えて自宅へと向かった。


今回、なんとか、ムーンライトながらのチケットが入手できてラッキーだった。

昼間、新快速/新幹線の乗り継ぎで東海道を上る事を考えると、乗り換え無しで運んでくれるムーンライトながらの威力は、翌日が休みであるなら、絶大である。

経験7年目にして、それを改めて感じた帰京の旅であった。
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ムーンライトながらから新型225系新快速に乗り継ぐ

2010-12-24 23:10:00 | ムーンライトながら

快速ムーンライトながら@東京往路:12月24日(金) 八O子  →東京   :中央特快 東京   →大垣   :ムーンライトながら 大垣   →米原   :普通姫路行き 米原   →大阪   :新快速播州赤穂行き 大阪   →     :関空/紀州路快速 運賃:¥1,110+¥510+青春18きっぷ
クリスマスイブの夜。カップルが目に付く中央特快に乗車して、家族の元に帰郷する。

今宵の宿はムーンライトながらである。

東京駅で衝動買いした、八戸真さば寿司¥650が美味しい。食べ終わると自然と眠気がやってきて、小田原到着前に眠りに就いた。

名古屋手前、熱田の運転停車で目が覚める。

岐阜で降りて先頭車両に移動したお陰で、大垣からの姫路行きでは席にありつけた。

米原から乗車する新快速播州赤穂行きは、新型225系が充当されていた。新車の臭いがプンプンする。座面はやや堅めではあるが、それほど問題はない。

本来12両で運転するべきところ、北陸線のダイヤが乱れているため、今朝は8両で運転するらしい。敦賀から遅れてやってくる4両分は、米原で置いてき放りになるのだろう。8両で運転するとなると、この分では、大阪付近では激混になる。

睡眠薬を服用したので、野洲あたりから新大阪まで爆睡。通算6時間半ほど眠れたのは、最近では珍しい。

9時頃に自宅到着。

風が冷たいクリスマスである。
ムーンライトながらの座席が取れなかった時には、夜行バスで移動。
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この冬のムーンライトながら運行開始

2010-12-17 23:12:00 | ムーンライトながら

快速ムーンライトながら@名古屋往路:12月17日(金)      →東京   :中央線快速 東京   →名古屋  :ムーンライトながら 名古屋  →鳥羽   :鳥羽行き急行 鳥羽   →松阪   :快速みえ 松阪   →八木   :京都行き特急 八木   →鶴橋   :大阪難波行き特急 鶴橋   →天王寺  :大阪環状線 天王寺  →     :関空紀州路快速 運賃:¥1,280+¥510+青春18きっぷ+近鉄株主優待券+¥1,280
12月17日(金)から、この冬のムーンライトながらの運行が始まった。小生も東京から名古屋まで乗車。

今宵の宿は快速ムーンライトながら大垣行きである。

JR東管内のダイヤ乱れのあおりを食って、東京駅を2分遅れて出発した上に、ムーンライトながらに乗り損なった乗客を救済するために、小田原駅で最終列車953Mの到着を待つことに。

しかし、それに輪をかけるように、京浜東北線人身事故の影響で、953M自身が遅れてしまい、結局、ムーンライトながらが小田原を出発したのは、25:50頃になった。実に1時間半ほど遅れて、小田原駅を出発したことになる。

しかし、途中駅の停車時間を切りつめて、名古屋へは定刻の5:22に到着。

ここで近鉄に乗り換えて、あら竹の元祖特選牛肉弁当¥1,280購入先へ向かう。



分量はやや少な目だが、牛肉が柔らかくで非常に非常に美味しい。久々に感激の駅弁にありつけた帰郷の旅であった。


ムーンライトながらの座席が取れなかった時には、夜行バスで移動。
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東京-大阪¥4,000で移動

2010-01-08 23:10:00 | ムーンライトながら

快速ムーンライトながら@東京往路:1月8日(金) 八O子  →東京   :中央線快速 東京   →大垣   :ムーンライトながら 大垣   →米原   :普通姫路行き 米原   →大阪   :新快速姫路行き 大阪   →     :関空/紀州路快速 運賃:¥1,110+¥510+青春18きっぷ
中央線快速相変わらずバタバタと帰郷準備をする金曜日の夜。

八O子発21時58分の快速に乗車。途中、特急の遅れのため4分遅れで運行する。これ以上遅れたらまずい。乗り遅れる。

東京到着は23時05分。駅構内を小走りで移動する。

ムーンライトながら@東京そして、ムーンライトながらに駆け込み乗車。とまでは言わないが、

ギリギリである。なんとか、間に合った。

今宵の宿はムーンライトながらである。

中央線が、予定通り?遅れたくせに、ムーンライトながらは定刻23時10分に発車させる。気まぐれである。JR東日本管内の列車が遅れた時には、出発を遅らせるのが普通ではないのか? あるいは小田原で後発列車を待つのだろうか?

検札中検札は直ぐに行われる。これは非常にありがたい。

早速、耳栓とアイマスクを着用して眠りに入る。

ムーンライトながらは、時々、タイフォンを鳴らして快走する。なかなか良い雰囲気である。しかし、耳栓をしても漏れ聞こえてくる程大きな鼾のお陰で気分は台無しである。

車内は乾燥しており、かつ暑い。

なかなか眠れないので、上着を脱いで温度調節するのだが、...

結局、眠れたのは、静岡の手前あたりだったと思う。そこからは完全に熟睡していた様で、熱田の運転停車でも目は覚めず、気が付いたら名古屋に到着していた。

デッキに立つ昨夜は暑かったが、今は適温になっている。エアコンの調子が悪いのかも知れない。

岐阜で席を立ち、デッキに出て、大垣バトルの準備を兼ねてトイレを済ます。

終点大垣到着。

久しぶりの大垣バトルである。いつもよりエスカレータを昇るスピードが遅い。先頭がブロックしているのか? この状態で、後ろから押されると危ない。転かされないように手すりを掴んで慎重に?走る。

大垣発姫路行き接続列車は223系4両編成。無事窓側に着席。相変わらず1分以内に席は埋まってしまう。

大垣、米原間には、まだ雪が残っている。冷たそうな朝である。米原で、ホーム向かい側の新快速に乗り換える。

新快速は12両編成。米原始発ではないのだが余裕で着席できる。慌てる必要は無い。特に後ろの車両は空いている。

草津を過ぎたあたりで2度寝を開始、京都で目覚める。既に、新快速は超満員である。
間もなく大阪

そして大阪で降りる。8時7分発の関空/紀州路快速に乗り換えて自宅へと向かう。

久しぶりの大垣バトルは、少し危険を感じたが、それでもムーンライトながら+青春18きっぷのお陰で、たった¥4,000という格安で移動できた帰郷の旅であった。
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雪の大垣駅

2010-01-03 19:20:00 | ムーンライトながら

雪の大垣駅復路:1月3日(日) 堺    →新今宮  :空港急行なんば行き 新今宮  →大阪   :大阪環状線 大阪   →尼崎   :新快速姫路行き 尼崎   →野洲   :新快速野洲行き 野洲   →米原   :普通米原行き 米原   →大垣   :新快速豊橋行き 大垣   →東京   :ムーンライトながら 東京   →八O子  :中央線各停高尾行き 運賃:¥250+¥510+青春18きっぷ2回分

久しぶりに南海本線に乗車。

複々線区間を快走して新今宮で環状線に乗り換える。大阪で下車して、尼崎まで逆行するため新快速姫路行きに乗車。

尼崎からは新快速野洲行きに乗車する。

8両編成だったが、尼崎で既に座席を確保。大阪で窓側に移動する。
野洲で乗り換える米原行き普通は、ホーム向かい側で待っているが、扉はボタンを押して開けないといけない。慣れていないと戸惑うだろう。
豊橋行きの新快速は、既に入線していたが、この段階では充分空いている。次にやってくる米原止まりの新快速が到着すると、100%強の乗車率になるはずである。

着席を狙うなら、できるだけ後ろの車両が良いだろう。

米原からは、一面の雪景色である。雪をたたえたホームは冷たそう。
[
大垣で降りる。ここも雪が積もっている。

発車6分前に、ムーンライトながらが入線。今宵の宿は、ムーンライトながらである。

豊橋を過ぎたあたりで睡眠開始。横浜到着前、4時30分頃に目覚める。比較的良く眠れた部類である。

横浜到着前におはよう放送があった。驚いた事に鉄道唱歌のオルゴールをならしている。昨夜、JR東海エリアでは決してオルゴールは鳴らさなかったのに...

車掌がその気になれば、鳴らせる様である。単に、JR東海の車掌が気が利かなかっただけか。

再びオルゴールを鳴らして、終点東京に到着。気怠い朝である。

中央線ホームに移って、5時10分発の各停で八O子まで。2度寝は叶わなかったが、帰宅後、ぐっすりと眠る。

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2009年最後の旅【その2】

2009-12-27 06:30:00 | ムーンライトながら

全日空ホテルズ ホテルグランコート名古屋往路:12月27日(日) 八O子  →東京   :中央線快速 東京   →岐阜   :ムーンライトながら 岐阜   →名古屋  :快速名古屋行き 名古屋  →金山   :普通中津川行き 金山   →名古屋  :普通名古屋行き 運賃:¥1,110+青春18きっぷ1回分+¥510

名古屋方面へ戻る岐阜駅で、東海道線上りホームに向かい、やってきた快速名古屋行きに乗って逆行。

というのも、今朝は、名古屋7時49分発の快速みえに乗車して、松阪方面に向かう事にしている。

しかし、ムーンライトながらの名古屋到着は5時20分だから、素直に名古屋で乗り換えようとすると時間を持て余してしまう。そこで、名古屋で少しリッチな朝食を楽しむ事を計画に入れた。

ところが、5時20分に名古屋に到着しても、開いている店など全く無い

金山総合駅そのため、列車を待合室代わりに使うべく、岐阜まで行って、名古屋方面に戻る事にした。こうすると、2度目の名古屋到着は6時過ぎになる。もう少し待てば店は開く。

名古屋ボストン美術館今朝の朝食会場として選んだのは、全日空ホテルズホテルグランコート名古屋2Fカフェレストラン オーキッドガーデン(クリックで楽天トラベルへ)

SFC特典で5%引きになるし、グルメマイルも加算される。但し、PriorityClubのポイントと2重加算は出来ないらしい。

所在は金山なので、名古屋で再び乗り換えて西の中央線に乗って金山で降りる。ANAホテルグランコート(クリックで楽天トラベルへ)は、金山総合駅に隣接する名古屋ボストン美術館と棟続きになっている。
ANAホテル
全日空ホテルズホテルグランコート名古屋2Fカフェレストラン オーキッドガーデン
(クリックで楽天トラベルへ)

営業開始の6時30分丁度にレストランの受付で手続きを済ませ、席に案内して頂く。既に、数名の先客が居た。

丁度、金山駅を見下ろす場所に案内してもらったので、色々な電車が眼下に見える。

閑話休題、先ず、一通り見て回わり品定めをする。噂に違わず、メニューが極めて豊富で¥2,500(¥2,350)の値打ちはありそうである。
朝からステーキ
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特に嬉しいのは、カットステーキがあること。貧乏暮らしの小生は、ステーキなぞ久しく口にしていない。また、名古屋名物のきしめんも食べ放題である。その都度茹でて作ってくれるので、お味も充分満足。
きしめん
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一般ビジネスホテルのバイキングとは違って、フルーツの種類も豊富。おまけに、ウエイトレスが珈琲を入れてくれる。
デザートのメロン
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とにかく、質、量とも極めて良いバイキングなので、1時間程度で退出するのは勿体ないのだが、次の予定もあるので渋々レストランを後にし、金山総合駅に戻る。

そして、やってきた西の中央線列車で三たび名古屋に戻る。【続く】
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2009年最後の旅【その1】

2009-12-26 23:12:00 | ムーンライトながら

ムーンライトながら案内表示往路:12月26日(土) 八O子  →東京   :中央線快速 東京   →岐阜   :ムーンライトながら 運賃:¥1,110+青春18きっぷ1回分+¥510

中央線快速今日は仕事納め。しかし、最後まで無茶苦茶慌ただしい一日だった。

帰宅後、東京宅の片づけ、掃除、洗濯などを済ませて今年最後の旅に出る。公私とも時間の経過が速い。1時間2時間なんて直ぐに過ぎ去る。だから、一年なんてあっという間である。

例によって、中央線快速で東京まで。

東京駅ナカのソバ屋で、かき揚げうどんを食す。22時まで開いてはいるのだが、東京駅ナカのくせに店じまいが早すぎるような気がする。
江戸ソバ江戸ソバ

その後、駅弁屋で、今宵と明日の分の駅弁を調達。遅い時間なのに、結構良さそうな駅弁が残っていた。
駅弁屋></A><A HREF=駅弁屋

まだ時間があるので、出発までの時間を鈴の森広場にある待合い場所で過ごす。丁度、テーブル付きの椅子が空いていたので、貯まりに貯まった紀行文の作成に勤しむ事にした。

22時45分にホームに上がる。

列車の入線は22時50分頃との事。しかし、実際に列車がやってきたのは22時55分。

今宵の宿は、...ムーンライトながら大垣行きである。

東京駅何時もの通り、遅れている中央線との接続を取って定刻2分遅れで東京駅を出発。

定期ムーンライトながらが廃止されて、辛うじて生き残った(臨時)ムーンライトながら。今宵も指定席は満席らしい。青春18きっぷとともに、何時までも、いやせめて、小生の単身赴任中は、走り続けてもらいたいものである。

車内東京駅を出発後、列車案内の放送が入るが、相変わらず鉄道唱歌のオルゴールは鳴らさない。鉄道旅行の風情を理解しない車掌とみた。それとも、オルゴールが壊れているのか??

今宵の検札は早い。

品川出発後、暫くすると検札があった。夜行列車で検札が早いのは、何にも増してありがたいサービスである。

検札終了後、東京駅で購入した駅弁に箸を付ける。

南三陸松島かきめし¥1,000也。牡蠣は小振りだが味は比較的濃い。味ご飯にも牡蠣の風味がうまく染み出ている感じがする。

但し青のりは余分。風味を付けるためだろうが、粉が飛び散るのは迷惑だし、時間が経つとべたべたになる事だろう。
かきめし¥1000かきめし¥1000

ともあれ、ごちそう様でした。

食後は、睡魔がやってくるのをじっと待つ。と、来た来た。

横浜手前で、アイマスクと耳栓と毛布で睡眠体制に入り、程なく眠りについた。

途中、どこかで運転停車中に一瞬意識が戻ったが、再び熟睡。夕食を車内で摂ったのと、少し気温が低めだったので毛布で防備したのが正解だったようである。

珍しく5時間ほど眠った後、岡崎???あたりの運転停車中に目が覚めた。よほど熟睡したせいか首が痛い。

横を見ると、既に隣人は居なかったので、横になる。気持ちが良くて、3度目の睡眠に入るかと思われたが、それは叶わず、ウトウトとしていただけである。

鳴海の運転停車中に”おはよう放送”が入るが、たった一言、ぼそっと、

”後8分で名古屋です。”と極めて素っ気ない。かつては、”皆様おはようございます。後8分で名古屋到着です。..”とか言ったものだが。

名古屋停車中も、横になってウトウトしていたが、人の動きは感じ取る事ができる。恐らく、ここで多くの人が降りたものと思っていたが、実際には、まだ多くの乗客が残っていた。

名古屋の次の停車駅、岐阜に到着。

今回は、岐阜で降りる。【続く】
ムーンライトながら@岐阜

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