尾瀬には何度か行っている夫がまだミズバショウの季節に行ったことが無いという。
それなら今年行ってみようと言っていたのが、お天気と夫の都合がかみ合わずお流れに。
私はミズバショウもいいけれど、一面のワタスゲの原を是非見てみたいと思っていたので、夫にはお構いなく今回は一人で行ってきました。
(本当は一人で行くのがいいけれど、この年になると一人のリスクが高まるので二人で出掛けるのがベストであると思います。)
上毛高原で新幹線を降りると尾瀬行きのバスには12~3人ほどの登山者。
次の週からはお天気も悪くなりそうな予報だったので今のうちって考えることは同じですね。
戸倉で乗り換えて鳩待峠へ。
何年か前に行ったときに、戸倉のバス乗り換え場所が変わったというのは分かったのだけれど、今回は鳩待峠の降車場所が峠の50メートルぐらい下の駐車場になっていました。
鳩待峠での乗降は少し狭かったので整備されたのでしょう。
見慣れない場所だったので、思わず『ここは鳩待峠ですか?』って聞いてしまいました。
おかげで坂道を5~60メートルほど歩かなくてはなりません。
峠で少し腹ごしらえをして身支度を整え出発です。
尾瀬は2015年の燧裏林道以来だから7年ぶりです。
コロナで山歩きがめっきり減ったので歩けるのかどうか・・・?
尾瀬なら大丈夫だろうと思ったけれど早速試練です。
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整備された石畳の階段
微妙に凹凸のある石。下手に乗っかるとよろける!
歩きにくいこと。
しかし、こんな所でよろけていたらお話にならないです。
5分ほどしてようやく木道になりました。
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木道も濡れていると滑りやすく危険ですが、ここ数日雨が降っていなさそうだったので心配はなさそうです。
林床の白い花たち
クルマムグラ? ?
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ズダヤクシュ ミヤマカラマツ マイヅルソウ
サンリンソウ
花の終わったミズバショウの大きな葉
山の鼻でお昼を食べ、時間があるので研究見本園を見ていくことに。
真っ直ぐ行けば至仏山へ。この日から至仏山への登山が解禁になりました。
もう私にはムリかも・・・
ワタスゲと鮮やかなレンゲツツジ
見ればタテヤマリンドウが湿原にいっぱいです。
白いタテヤマリンドウ?
ヒメシャクナゲ
トキソウ
原にはカキツバタもいっぱいです。
ニッコウキスゲ 一輪だけ咲いていました。
至仏山
燧ケ岳
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ポスターなどで有名な下ノ大堀川も今はカキツバタが。
ようやく今夜の宿泊地、竜宮小屋に着きました。
寝不足のせいか?体力のせいか、牛首過ぎたあたりから足が重く、ようやくたどり着いた感じです。
17年前に79歳だった母を連れて来たことがあったけど、その時は見晴らしまで歩かせたのでした。
よく歩いたな~、私はもうヘロヘロ~と母に伝えたい。
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ミズバショウ蕾
コロナのせいで小屋は大変です。
グループごとにお風呂の時間を決めたり、スリッパは帰りまで同じものを履くようにとか、食事ではグループごとにおひつ、ポット、急須、調味料まで個別に用意されていました。
インナーシーツは必携で、去年買っておいたシーツがようやく出番です。
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夕食
少し早く着いたら散策でもと思っていたけどとんでもない。
汗びっしょりだったので早めにお風呂に入らせてもらい、その後は外に出る元気もなし。
夕焼け(窓から覗いたら雲が多かった)も星も見ずに寝てしまいました。