日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



去年栗駒山に行った時、バスの中で出会った女性が『一番好きな山は岩手山』と言ったのです。
岩手山はその姿を見ただけでもきつそうな山、コースタイムも日帰りで登るには辛く
お花がたくさん咲いているイメージもなく、それまで私の中ではどうしても登りたい山ではなかったのです。
ところが去年のその話で、いったいどんな素晴らしい山なんだろう?ぜひ登ってみようと思いました。

岩手山は避難小屋もあるけれど日帰りで登る人もたくさんいて、
荷物を軽くして日帰りにした方がいいのか、シュラフ、マット食料を持って避難小屋泊まりにするか?
散々迷って、網張温泉に前泊しリフトを使って高いところまで登り、
緩やかに登れば避難小屋泊まりも可能だろうと計画を立てました。
リフトの動く土日を中心にお天気をチェック、でもなかなか晴れが続くことがなく
雨が降らなければ良しと、網張温泉の空きを確認して前日の夕方予約。

お天気を気にしてなかなか予定が立たず、先月の平標山から1ヶ月以上経ってしまいました。
けれど快晴とはいかなかったがお天気には恵まれ、ちょっと気にしすぎたかなと思いました。

盛岡からのバスは地元の人が5人、登山者は私一人、終点網張温泉まで乗ったのも私だけでした。
バス停のすぐ上、小高い場所に休暇村の建物があり、歩いても2分ほどの距離なのに、
私一人のためにマイクロバスが待っていてくれました。びっくり~。
部屋はツインの洋室、係の方が丁寧に説明してくれます。
けっこう至れり尽くせり。なかなか居心地が良かったです。
食事は朝夕ともバイキング。お料理の種類もたくさんあり、お腹がいっぱいになりました。
そのためデザートが満足に食べられず残念。

夕食           朝食

翌朝は雲が多いながら何とか晴れ。

部屋からの眺め

コース  網張温泉~姥倉山分岐~お花畑~不動平~八合目避難小屋(泊)~岩手山~焼走り登山口

朝食後チェックアウトをして三基のリフトに乗り、展望台へ。
ここまでは観光の方でも来れるようです。


 
シロバナニガナ?      マイズルソウ        


ミヤマトウキの道

山頂は雲がかかって・・・


姥倉山の分岐に到着。姥倉山に寄る余裕はありません。


緩やかなアップダウン


 
ヨツバシオガマ             オオバキスミレ


ハクサンチドリ 

さっきの分岐を振り返る


 
モミジカラマツ            アカモノ

 
イソツツジ              イワカガミ

 
アズマシャクナゲ           ハクサンシャクナゲ

火山の荒々しい斜面が現れてきました。



マルバシモツケ

お花畑に到着






チングルマは穂に・・・


この先に池があるというので行ってみることにしました。
10分ほどで御釜湖


そのすぐ先に御苗代湖


ハクサンチドリたくさん



行く途中の小さな湿原にトキソウ、オノエランが。
 

ムシトリスミレも。


お花畑に戻り、お腹が空いたのでお昼を食べます。
ここまでは順調ですが、ここから一気の登りになることが分かっています。

見上げる鬼ヶ城の尾根。あちらは見晴らしがよいようです。


 
ズダヤクシュ         シラネアオイの咲き残り

林の中の急登。
辛かった・・・。

コースタイムの倍近くかかりました。
途中で両足の腿が攣って脚を伸ばせなくなり焦る。
ポカリを飲んだり腿をさすったり・・・。
少し休んで何とか回復。

ようやく急登の林を抜け、見下ろすと眼下にさっきのお花畑。


そして不動平の一角に出ました。


不動平。ガスってる・・・。



ミネウスユキソウ

ここから山頂への登りだけど、ガスっているし足がこんな状態なので無理をせず小屋へ。
八合目避難小屋。大きな小屋、沢山の人!やっぱり連休。


既にいっぱい登山者がいたけれど、その後も夕方まで続々と登山者が到着。
小屋の中はいっぱいに。ぎゅうぎゅうに詰めれば沢山の人が泊まれるらしいけれどほぼ満室状態。
80人ぐらいはいたみたい。ワンゲルの学生たちや家族連れの小さな子供たちもたくさんいました。
寒くなかったので夕方外で食事。
部屋に入り、両隣の男性と消灯まで山の話で盛り上がり、楽しく過ごしました。

続く・・・


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