日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



高水三山を歩きたかったわけではなくて・・・。

去年、ツツジやスミレが多いというので棒ノ折~高水山を歩いたのだけれど、
期待したほどではなかったのです。
もしかして時期が遅かったのかな~と思って、も少し早い時期にもう一度歩いてみたいと思っていました。
今日は安定した晴れになるというので、思い立って出掛けることにした。

ところが、奥多摩線川井駅からのバスは去年は8時代のバスがあったのに今年はない!
仕方なく9時代のバスで行って何とか夕方までに下りてこようと思っていたけれど、
最近高水山での熊の目撃情報を聞き、ちょっと怖くなっていました。
電車が軍畑駅近づいた時、ふと『高水山から登る人はいっぱいいるだろうから熊は出ないだろう。こちらから棒ノ折に歩いて、白谷沢に下りてもいいかも~』と考え
軍畑駅でたくさん降りる人たちに誘われるようにして電車を降りてしまいました。

でも冷静に考えたら、棒ノ折から白谷沢に下るにしても奥茶屋に下るにしても、けっこう時間がかかる。
これは失敗したかな~とちょっと後悔。
ま、岩茸石山に着いた時間でどうするか決めようと思いながら出発。
こんな時は大抵安易な方へ行くのが常。
案の定、岩茸石山に着いたら、標高の高い棒ノ折に続く稜線を見てうんざりしてイヤになってしまいました。
地図を見て時間を計算してもここから4時間ほどの行程になる。
こちらから行くのならあと1時間は早く出てこないと~。
と言う訳で、結局高水三山ということになってしまいました。
惣岳山のほうはもう歩くことはないだろうと思っていたのだけれど・・・。

コース  軍畑駅~高水山~岩茸石山~惣岳山~御嶽駅

軍畑駅で降りた登山者、4~50人ぐらいいたんじゃないかな~。
一昨日と同じで悪天で燻っていた人たちがどっと繰り出したって感じ。
まだその時点で棒ノ折に行くつもりだったから、なるべく早く岩茸石山に着きたいと大勢の人たちより早目に出発。
前後に数人がいる程度。離れると恐いので念のため鈴を鳴らします。

樹林帯に入ったところでフモトスミレ。
えっ、フモトスミレって思ったけれど、側にいた男の人が『シラユキ何とか』って言っていました。
白いお花で紫の筋がはっきり入らない、シラユキフモトスミレらしいです。初めて見た~。




ナガバノスミレサイシンはいっぱい~。


ミヤマカタバミもまだ残っていました。


常福院裏手の土手にカタクリ。
毎年この土手に一面(?)に咲くらしい。


フモトスミレ


エイザンスミレ。


そしてアケボノスミレ


岩茸石山山頂ではたくさんの人が休んでいました。
岩茸石山から高水山。
去年に比べ一週間余り早いから芽吹きもまだ始まったばかり。


棒ノ折への縦走路。

そうだ、一旦大きく下るんだ~。
去年最後に来てここの登りがすごく辛かったことを思い出した。
そして徐々に標高を上げていきます。おまけにアップダウンの激しい道・・・。
時間的には行かれない時間ではなかったけれど、そんなことを思い出し突っ込んでいく気がなくなってしまった。
お天気も良く暖かいからここでのんびりしようか~。
もし行くのならその時はもう一時間早く来よう。

惣岳山への東側の開けた尾根から、高水山。
山桜の混じる斜面がきれい。


低いところでは新緑の山肌がきれい。


ミツバツツジもそんなにたくさんではなかったけれどきれいに咲いていました。


アケボノスミレがたくさん。




ヒナスミレもありました。




こちらは少しピンク濃い目のヒナスミレ。


エイザンスミレ


惣岳山からの下りではフモトスミレがたくさん咲いていました。

暗くて少しブレブレ。

タチツボスミレはどこでも元気。
結局見慣れたスミレばかりだけど、シラユキフモトスミレがお初だったので嬉しい。

このコースでももっとたくさんのスミレがあるらしいけれど、
普通に登山道を歩くだけではそんなに多くのスミレを見つけることは難しい。
時期的にも、終わったスミレもこれからのスミレもあるだろうし。
ひとまずこれで今年のスミレ行脚はおしまい。
これからはお花に加えて新緑を楽しむ山歩きができます。






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