日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



今年はお天気に祟られてほんとに消化不良で夏が終わってしまいました。
ここにきてまた台風発生とのことで、どうしよう?足がこんなだから台風が過ぎるまで大人しくしていようかと散々迷ったのですが、お天気が良くなるとの予報で急遽尾瀬行きを決めたのでした。
まだ腫れはあるけれどシップで痛みが引いたので、あまりハードなコースでなければ大丈夫だろう・・・。

何度か行っている尾瀬ですが、秋に行くのは初めてです。
少し紅葉には早いだろうけれど、尾瀬ならあれこれ手配する必要無く手軽に行かれます。

上毛高原駅で竜宮小屋に予約を入れます。
今の時期なら一人ぐらいならどこかの小屋に泊まれるだろう。
駅ではそこそこの登山者が降りましたが、ほとんどが谷川岳行きのバスに乗りました。
尾瀬戸倉行きは登山者4人でしたが、鳩待峠行きのバスは車で来た人もたくさん乗っていて、鳩待峠は思ったより賑わっておりました。

コース  鳩待峠~横田代~アヤメ平~富士見峠~竜宮小屋(泊)~山の鼻~至仏山~オヤマ沢田代~鳩待峠

今回は久しぶりにアヤメ平を廻って行こうと思いました。
標高の高い方が紅葉が進んでいると思ったからです。
アヤメ平は若いころ行ったきり、それこそ40数年ぶりです。
鳩待峠小屋の裏手の階段から登ります。


一部、葉っぱも色づいてきれいです。




とびとびに木道が整備された樹林帯の登りが1時間ほど。


登り切ると横田代に到着。
突然湿原が開けると嬉しいですね~。いい感じに色づいてきれいです。


ほんとに気持ちのよい場所です。


振り返ると至仏山が~。


キンコウカが金色。


ゆるやかに中原山を越えてアヤメ平を目指します。


エゾリンドウ。秋ですね~。


アヤメ平到着。燧ヶ岳が見えました。


こちらは至仏山。

アヤメ平まで10人ぐらいの人と会いました。
鳩待峠からはほとんどの人が原に下りてしまうので、こちらはとても静かです。

南東の方角には日光白根山。




片品村の向こうに赤城山。


富士見小屋が見えてきました。


富士見平。


富士見小屋。立派な公衆トイレもありました。
久しぶりの富士見小屋。営業中って書いてあったけどカーテンが閉まり人の気配がありませんでした。
昔は富士見下から2時間余りかけてこの小屋に登ってきました。
そのうち鳩待峠までバスが行くようになりましたが、3回ぐらいこの峠を登りました。


富士見峠から長沢新道を竜宮小屋まで下ります。
ここも木道が掛けられて整備されていました。
長沢頭を過ぎると木の間から原が見えるようになります。


大して急な下りもなく、よく整備された道でした。
40年前とはだいぶ違います。
きれいなブナ林。下の方は紅葉にはまだまだです。


原に出ました。


エゾリンドウ、とこの赤いのは?


ウメバチソウが咲いていました。




至仏山。だいぶ日が傾いてきましたが、明るいうちに到着してよかったです。


今夜お世話になる竜宮小屋。

この日の宿泊者は5人でした。
バスや車で来ていても日帰りで帰る人がほとんどなんですね~。
朝もやの尾瀬ヶ原もすてきなんだけど~。

翌日は至仏山に登ってから帰ります。
草紅葉の尾瀬ヶ原を山の上から見たい。

見晴しの方面。燧ヶ岳の山頂に雲がかかっていました。
今日のお天気はどうなんだろ・・・。


ヤマドリゼンマイの紅葉は早いですね。
でも一部葉の周囲がちょっとチリチリに枯れかけていました。


ワレモコウ。


トリカブト。


朝露に濡れた葉っぱ。暖かかったのか?朝靄はかかりませんでした。
でもフリースとヤッケを着てちょうどよいぐらい。


さあ、出発です。
至仏山にも雲が~。






なんと!ミツガシワが咲き残っていました。


アキノキリンソウ。










ヒツジグサの紅葉。
お天気は雲が多く日が余り射さなくて、地塘も紅葉も冴えないです。
青空ならもっときれいなんだけど・・・。


さかさ燧。
だいぶ人とすれ違うようになったな~と思ったら、今日は土曜日でした。


山の鼻。
至仏山の雲がとれました~。






山の鼻からいよいよ至仏山に登ります。
至仏山に登るのは何年ぶりだろ。
ヤマウルシ? とてもきれいに紅葉してました。


ミネウスユキソウ    ハクサンシャジン


もうすぐ森林限界です。


原が少し見えてきました~。


更に登ると全部見えるようになりました。
燧ヶ岳の雲もとれました。


至仏への登りは滑りやすい蛇紋岩の登りか


じゃなければ階段の登り・・・。

蛇紋岩は濡れていなくても滑りやすいです。
これで濡れていたらどんなに滑るんでしょう~?
滑って危険なので、このコースは下りは禁止になっています。

ミヤマコゴメグサ


更に上へ。
燧ヶ岳と、奥は会津駒ケ岳。


昨日行った横田代が見えます。左の端にアヤメ平。






ヒロハヘビノボラズ



山頂へ続く階段。




越後駒ケ岳や八海山など越後の山々。


長い階段を登ってようやく山頂に着きました。
鳩待峠から登ってくる人たちもけっこういて、山頂は賑わっていました。

以前来た時は人がいっぱいで座れる場所もなくてすぐ山頂を後にしたけれど、今回はそれほど混雑していませんでした。
お昼を食べてから下山です。

所々鮮やかに紅葉しています。


オヤマ沢田代が見えています。


山の斜面がきれい。





オヤマ沢田代。
ずっと曇りがちのお天気でがっかりでしたが、時々日が射すとキンコウカの草紅葉がキラキラ~ン!と輝きます。
ほんとに、お天気良かったら素晴らしいのにな~。
最近の天気予報ってあまり当たらない。


オヤマ沢田代からは鳩待峠まで樹林帯の下りになりますが、一箇所見晴しの好い場所があり、尾瀬ヶ原の見おさめです。


やっぱり尾瀬はいいですね~。
この季節は初めてだったけれど、暑すぎず寒すぎずちょうどよい。
爽やかでほんとに気持ち良く歩けました。
草紅葉ってどうなの~?って思っていたけれど、とてもすてきでした~。
お天気がもっと良ければ、ほんとにキラキラと輝く草紅葉が見られたと思います。
もう少し紅葉が深まった時にまた行ってみたいと思いました。

足指の痛みですが、今回はなるべく足裏全体で踏むように、下山もあまり急がないように気をつけました。
木道の上や、石に乗った時などズキズキッと痛むことがありましたが、家に帰ってからは痛みもなくホッとしました。
これは膝の痛みと同じように時々はぶり返すのかもしれないけれど、無理をし過ぎないようにして仲良く付き合っていかなければならないのかな~?と思いました。



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