日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



私はいつも単独で山に行っているので、何かあった時の為に保険に入っておいた方がいいだろうと思っていましたが、これまで入ってはいませんでした。
もちろん、遭難なんて絶対したくない!
でも誰でもそう思っているけれど実際はかなりたくさんの事故が起きています。
先日もテレビで遭難の話を取り上げていて、木の根っこに躓いて骨折した方の話がありました。
だんだん年をとると足の持ち上げが悪くなり、ほんの少しの段差で転んでしまうというのは経験済み・・・。

遭難しないように最大限の注意を払い、それでも起きてしまった時のために!
この前、西穂に行く前にレスキュー保険に入りました。

昨年泊った白馬館より登山案内のダイレクトメールをもらい、その中にレスキュー保険の申込書が入っていたのです。
1年5000円の掛け捨て。
払い込んだ翌日から有効になるそう。

西穂の次は剱と考えていましたので、これがお守り代わりになるといいと思いましたが、いつかの雨具みたいに準備良く整えたらその通りになった!というのではイヤだな~という気がしなくもなかった・・・。

無事行ってこられてよかったです。

遭難と言っても滑落だけではなく、うっかり躓いて捻挫骨折で歩けなくなったり、道に迷ったり・・・。

じつは!
私は道迷いを時々やってしまうのです。
前にも北薬師で間違えた話をしましたが、この夏の北穂高の下山で2回も間違えて下ってしまいました。(恥)
何であんなところで?と知っている人は思うでしょう。

最初はガラ場の下りで。
やっぱり足元を見て下っていました。
時々立ち止まって行く手を見渡しますが、○印が見つからない!
そういえば石があまり踏まれていないみたいで少し緑っぽい。(コケで)
後ろを振り返り、上の方にいた人に聞きました。
「そちらに道がありますかぁ~!?」
その人も私の後をついてこようとしたらしく後ろにいた家族の人に聞きました。
そしたら脇に入る正しい道があったのです!
7~8メートル下っていたので登り返して正しい道を行きました。
分岐(?)の印しは薄くて見え難く、やはりうっかり下ったと思われる踏み痕が少しついていました。

2回目は登山道が小さな沢を横切っているところ。
その場所に○印がついていましたが、私は迷ったのです。
真っすぐ行っていいものか?はたまたこのガラガラ(沢)を下るものなのか?
で、ガラガラを下ったのです。
5~6メートル下って、ほんとにこっちでいいのだろうか?と思って、ちょうど下ってきた人に聞きました。
「こっちは違うのでしょうかぁ~!?」
そしたら『そっちじゃないですよ~!』ですって。
何で迷って違う道を下ったのだろう?
普通はまっすぐ行きますよね~。
でもちょうどその場所に○印しがあって、これはここを下るのではないか?と深読み(?)してしまったのです。

他にもゴールデンウィークに尾瀬に行った時のこと。この時は夫と一緒でした。
見晴らし十字路から尾瀬沼に抜けようとしました。
少しずつ傾斜がきつくなってきます。
かれこれ2時間ほど登っています。
そろそろ下って沼の方に抜ける頃だよね~。まだかね~。こっちでいいのかね~。
と思っている頃。
我々を追い抜いて、やはり沼に行こうとしていた単独男性が戻ってきました。
『こっちは違いますよ!樹林を抜けたら山頂(燧岳)が見えてびっくりしました!』と言うではありませんか!
知らない間に燧岳に登っていたのです。
もちろん登るつもりはありませんから我々もあわてて引き返しました。
3時間のタイムロス!
帰りのバスに間に合うかしら~と思いながら鳩待峠に戻りました。
その時に見晴らしの小屋の人の言うには
『今の時期、沼に抜けるのは素人にはムリです!』
沼への分岐の標識は雪に埋もれて見えなかったのです。
でもちょうど沼から来たという学生さんのパーティーがいたので、その踏み跡をたどれば行けたのかもしれないけれど~。時間が~。

まだありますよ~。道迷い。
長野の光城山に行った時のこと。(単独)
隣の長峰山からの下山でとんでもない方向に行ってしまったこと。
桜の名所で雪の北アルプスも眺められるという里山です。
車が入るので車で来る人が多いらしく、どっちに下りたらいいか誰に聞いても知らないのです。
こっちかな~と思いながら30分。
『この山入山禁止』
ふと気がつくとこんな張り紙が木に!
ゲッ! 私有地だったらしい。
下山路ならこんな張り紙ないよね~?
また元に戻り地図をよくよく見て反対方向に下山路を見つけました。
この時は詳しい地図を持っていなかったのが原因。反省です。

先日のテレビで道迷いした人も、間違った道を正しいと信じ込んでしまったと言っていました。
道迷いの果てに滑落というケースも多いと言います。
たいていの山が初めて登る山だから、道を間違えるというのは大いに考えられることです。

これまで大した道迷いではなかったのが幸いで、何事もなかったからよかったけれど、いつも山に入る時はこっちでいいのか?と慎重に確かめながら歩くことを心掛けなければと思います。
単独で他に登山者がいない場合は特に気をつけなければいけません。


いずれにしろこの掛け金が役に立ったりしないことが一番。
何事もなく楽しい山登りができるように気をつけたいと思います。



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