日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



連休最終日、八ヶ岳の硫黄岳に行ってきました。
今回は単独ではなく、久しぶりに夫と一緒です。

剱岳登頂後、半分燃え尽き症候群状態になり、次の山行がなかなか決められなかった私に、これまた連休を外して北アルブス行きを考えていたものの、お天気や休みの兼ね合いが上手くいかず北ア行きを諦めた夫が、硫黄岳に一緒に行くか?と声を掛け・・・。

できれば一泊して登るのがベターなのですが、連休の混雑がイヤな夫、桜平からの日帰り登山とします。
八ヶ岳に登るには、東西に登山口はいっぱいあるのですが、硫黄岳は桜平まで車で入ると日帰りが可能です。


朝一番の特急あずさで茅野まで行き、タクシーで桜平まで入ります。
私がこの話に乗ったのはこのタクシー代。
一人で乗るより二人ならもったいなくないから・・・。
ちなみにタクシー代は7200円(片道)でした~。

桜平~夏沢鉱泉~オーレン小屋~夏沢峠~硫黄岳~赤岩の頭分岐~オーレン小屋~桜平

桜平から歩き始めます。
沢にかかる橋を渡ったところに簡易トイレが設置されています。
トイレットペーパーもついていました~。
林道歩き30分ほどで夏沢鉱泉に到着。
夏沢鉱泉に泊ると茅野駅までの送迎をしてくれるそうです。
そうするとタクシー代を宿泊代に回すことができるので、日程に余裕のある時などは泊るといいですね~。

連休最終日もお天気に恵まれ、澄んだ青空にわずかな黄葉!
期待も高まります。


朝は冷え込んだらしく、落ち葉に霜が付いていました。

     スギゴケ









これはスギゴケの花?

八ヶ岳の樹林帯はコケがきれいです。



オーレン小屋で一休みして夏沢峠から硫黄岳を目指します。
オーレン小屋から夏沢峠までは20分のコースタイム。
そろそろ着くだろうと思っていると、唐突に小屋が現れびっくりします。
八ヶ岳は山小屋があちこちにあり心強いです。
小屋の後ろに硫黄岳。
爆裂火口を見上げます。すごい迫力です。


硫黄岳までジグザグと登ります。
お昼をとっくに過ぎ、だんだんガスが湧き上がってきて雲も多くなってきました。
早くしないと見晴らしが・・・。
やっぱり歩き初めが10時というのは遅過ぎです。


だいぶ登ってきました。
夏沢峠、縞枯れ模様の箕冠山の向こうに根石岳、東西天狗岳も見えてきました。

ようやく山頂に到着です。
硫黄岳の山頂はのっぺりとだだっ広い山頂です。

爆裂火口の部分が抜け落ちています。




下の方も一気に崩れ落ちています。
写真ではなかなかこの迫力を伝えることができません。

残念ながら赤岳、阿弥陀岳は雲がかかってしまっていました~。
この眺めを見たいがために登ってきた夫はガックリ。
南北アルプスの展望も期待していたのですが・・・。
やっぱり山は午前中勝負です。


日帰りで遅くても4時半には桜平に下りなければ。
あまりのんびりもしていられません。
30分ほど赤岳の雲の取れるのを待っていましたが、ますます雲は多くなるばかり。
諦めて下山です。

赤岩の頭手前の分岐から下山です。
こちらの登山道はけっこう急で登りは大変そうでした。


紅葉は桜平の辺りがまだ見頃で夕陽に照らされてきれいでした。



桜平から見る紅葉。

桜平までの山肌の紅葉もきれいでしたが、この辺りは車で通り過ぎてしまうところなので、ちょっと残念です。


八ヶ岳はシラビソなどの常緑樹が多く、紅葉はあまり期待していなかったので眺望だけが楽しみでしたが、雲が多く少し残念でした。
連休ということで泊りを避けたのですが、やっぱり一泊して朝早くから登りたいところです。
朝のうちは富士山も見えていたと聞きました。


帰りのタクシーを呼ぶのに、夏沢鉱泉で携帯をかけましたが繋がらず(アンテナ1本)夏沢鉱泉の宿の人が電話をかけてくれるというのでお願いしました。(100円)
タクシーが上がってきてくれるのに3~40分かかるというので、桜平に着く前にと思ったのです。
行きのタクシーの運転手さんは桜平で繋がると言っていましたが、桜平でもアンテナ1本でしたから、あまり当てにはできません。
場所によっては繋がるところもあったかもしれませんが、夏沢鉱泉でかけてもらってよかったと思いました。



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