日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



剱岳に登るにあたって、『カニのヨコバイ』が一番の危険箇所としている解説が多い。
最初の足を下ろす場所が遠く、上から見えないから大変だという。
パーティーの場合、リーダーの人が先に通って、後の人の足を誘導してあげるといいということだが、一人の場合はそうはいかない。
誰かが下り始めたら私もご一緒に~ということも考えたが、他人に頼っているようではこのコースを登り切ることはできないと思いました。

ではもしもの時、最悪の事態を免れるためにはどうしたらよいか?
ガイド登山ではロープなどで確保体制をとるらしいです。

そこで『スリング』と『カラビナ』を用意しました。

もしヨコバイを通る時足を滑らせてしまったら・・・。
下まで落ちないで辛うじてぶら下がっていられるように。

スリングをザックのひもに結び、カラビナを鎖に付ける。
本当はもう一本スリングを用意して、身体に結びつける分とカラビナを繋ぐ分とあれば万全だけれど、少しの時間取りあえず持ちこたえることはできるだろうと、一本をザックに結ぶことにしました。

最初、カラビナは登山用品店で一個買ったのですが、二つ付けて鎖の繋ぎ目で一つを付けたら一つを外す、とする方がより安全なので、もう一つを百円ショップで買いました。(緑)
登山の店で買うと高い!
それだけ丈夫で耐久性もあり安全に出来ているのでしょうけれど、いつも使う訳ではないのでそんなに長持ちにこだわらないので・・・。
ちなみにスリング(120センチ)1575円。カラビナ945円でした。
でも、これで命を救ってもらえるのなら安いものですよね。

で、ヨコバイで使いました!
安心感がありました。

実際はヨコバイの足場(出っ張り)は見えましたし、そんなに遠くなくてその出っ張りに楽につま先を乗せることができたので、あっけないほど楽に通ることができましたが、やっぱり気持ちの上で違っていたと思います。
カラビナを付けることに気を取られて足元がおろそかになり足を滑らせたらいけない!と十分気を付けました。

この安心グッズは何かの時に役立つこともあるかもしれないので、七つ道具に入れておこうと思います。



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