日々の出来事や思ったこと、趣味やペットのことなどを書き流す自己満足ノートです。
家事の合間に。。。



8月も残すところあと1週間。
この夏はお天気にも恵まれ、登山日和の毎日。
それなのに8月中に一度もアルプスに行かれていないなんて・・・。
それもこれも膝の不調が原因で、年齢的な足腰の衰えを否応なく自覚させられ、
これ以上悪くなったら本当に山に行かれなくなるのではないか?とちょっと慎重になり過ぎていた。
幸い膝の方も普段は痛みがほとんどなくなり、気休めだけれどサポートタイツも用意して
ハードではないコースをちょっと歩いてみたいと思い、夜行日帰りで岳沢に行ってきた。

上高地の標高が1500m、岳沢が2170mで標高差は670m。
往復標準タイムは4時間半です。
岳沢周辺のお花畑を見て午後2時のバスで帰る計画です。

河童橋と奥穂高~吊尾根、前穂高岳。
今日もお天気良さそうです。


岳沢小屋がちょうど中腹辺り(雪渓が残る沢の左下)に見えます。

岳沢小屋から左のガラ場を超えたところにあるお花畑を目指します。


河童橋から明神池に行く遊歩道を歩き、10分ほどで左手に岳沢登山口。
樹林帯に入ります。
ゴゼンタチバナも実が赤く色付き始め、山はもう秋です。

と思ったら少し登ったところでまだ花が咲いていました。びっくり~。


1時間ほど歩いて『風穴』到着~。
冷気が岩の間から出て、冷蔵庫みたいです。
帰りは暑くて暑くて茹だっていたのでここに着いた時はほんとに生き返った心地でした。


突然木の陰でガサゴソと物音!
ドキッとして立ち止まると、茶色の小動物がパッと現れ倒木の上をあっちに逃げて行った・・・。
あっオコジョ!
後ろ姿だったのではっきりとは分からなかったけれど、多分オコジョ。
じゃなければもしかしてリス?でも大きな尻尾はなかったからやっぱりオコジョだと思う。
カメラの用意をする間もなく逃げて行ってしまいました~。
私がクマよけの鈴を鳴らしながら歩いていたので驚いたらしい。
また出てきてくれないかとしばらく待っていたけれど、向こうでガサゴソしてしていてそのうちいなくなってしまったようでした。
残念!

半分ぐらい登って来ると見晴らしの良い石ゴロの河原に出ました。
西穂~奥穂の稜線。


眼下に上高地。
だいぶ登ってきました~。


まだまだ樹林帯の登りは続きます。
ソバナ。


アキノキリンソウ。




木陰から稜線が~。
でもまだまだです。


ようやく岳沢小屋が見えてきました~。


吊尾根。


岳沢小屋にようやく到着しました。
のんびり歩いて上高地から3時間でした。
小屋のテラスから上高地を見下ろします。
乗鞍岳に少し雲が。右に焼岳、左霞沢岳。


それにしても暑い!
少し休んで天狗沢のお花畑を見に行きました。
岳沢小屋お薦めのお花畑は第一から第3まであり、10分ほどで第一、30分ぐらいで第二、
第3までは1時間ぐらいかかるらしいので、今回は第二まで。
途中ガラ場は印がついているのでそれに従って登って行きます。


コウゾリナやまだハクサンフウロが咲いていました。


クルマユリ。


秋の花トリカブト。


かわいい立て札。


天狗岩とお花畑。


サラシナショウマと天狗岩。
天狗岩がかなりの迫力です。
が、時期が悪かったのか?お花がまばらでちょっとガッカリ。
もっといっぱい咲いているかと期待していたのだけれど。


上高地を見下ろす。


サラシナショウマ


トリカブト


ハクサンボウフウ?


アザミ


ゴマナ




ヤマハハコ


クガイソウ


オヤマソバ


ハクサンフウロ


第3お花畑まで行けば、もっとたくさんのお花が見られるかもしれないけれど、
帰りのバス(予約済み)の時間もあり、諦めます。
重太郎新道下部のお花畑もほんとは見てみたいところだけれど。
岳沢小屋まで戻ってお昼を食べ、下ります。

奥穂と天狗岩。


途中、西穂高展望所より。
西穂高、間ノ岳、天狗岩。


河童橋に到着~。焼岳。
暑くて河原で遊ぶ人たちがいっぱい。


下りは慎重に。
右足をなるべく深く曲げないように気をつけて下りました。
それでも時々膝がズキッっとすることがあり、いや~な感じだったのですが、
今日はもう膝の痛みもなく、それより膝を庇って歩いたせいか?久々に腿が筋肉痛~。
サポートタイツの効果はあまり実感できていないのですが、膝が無事だったのは少しは効果あったのかな~?
リハビリ登山は何とか無事終了しました~。



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『蓮華岳は足の踏み場もないほどコマクサが咲いていた』・・・
ずいぶん昔、若いころに蓮華岳に行った夫からこう聞かされていて、
一度は蓮華岳のコマクサを見てみたいとずっと思っていたが、ようやく行ってきました。
現在ではきっちりと登山道が整備されていて、足の踏み場もないほど・・・と言う訳にはいかないが
蓮華岳の砂礫地全体に散りばめられた、たくさんのコマクサに出会うことができました。

扇沢までの夜行バスさわやか信州号は平日なのにすでに満員と断られ、さてどうしたものか?
今年は諦めて来年にしようかと思ったが、白馬新宿間の高速バスが夏の間、
扇沢着の夜行便があるということがわかり、電話を入れてみるとまだ空席があると言う。
しかも、女性専用席が設けられているという嬉しい配慮。
お値段も安く(4700円)これからはこの高速バス利用が絶対いい。

コース  扇沢~針ノ木峠~蓮華岳往復~針ノ木小屋(泊)
     ~針ノ木岳~スパリ岳~赤沢岳~鳴沢岳~新越山荘(泊)
     ~岩小屋沢岳~種池山荘~扇沢

終点扇沢で降りたのは女性二人だけ。
もう一人の若い人はアルペンルートに行くようでした。
軽く朝食と身支度を整え、針ノ木雪渓に向かいます。
登山口の入り口にはテントが張られ監視(?)のお兄さんがいて、登山届の受け付けや相談に乗っています。
「熊は出ますか~?」と聞くと『出るけど前にも歩いているから大丈夫でしょう。』
最初はいかにも熊が出そうな草ぼうぼうの登山道です。


何回か林道と交差しながら大沢小屋に向かいます。
針ノ木雪渓、針ノ木岳が見えてきました。
左側の窪みが針ノ木峠です。


サンカヨウもキヌガサソウも変身です。
 

1時間半かからずに大沢小屋に着きました。
小屋には『休憩無料』と書かれていて気兼ねなく休ませていただきます。



タテヤマウツボグサ          エゾシオガマ


アキノキリンソウ           オオバギボウシ

大沢小屋から30分ほどで針ノ木雪渓末端に到着。
何人か前方に登って行く人がいます。


アイゼンを着け登り始めます。雪は汚いです~。


けっこう急な斜面もあり、振り返っても下が見えません。
アイゼンは割と効いているのでそれほど怖くないけれど、下りはどうでしょうか。
下りの人もけっこういました。


途中から雪渓も途切れ、夏道を歩くようになります。
雪の消えたところから花が咲き始めています。

イワカガミ        アオノツガザクラ

急な斜面をジグザグと登り、ようやく峠に着きました~。
きつかった~。

明日歩く稜線も見えています。
いくつかの山を登り下りしながら行くコース。
バテずに歩くことができるのか?ちょっと心配。

針ノ木小屋に宿泊手続きをして、必要な荷物だけ持って蓮華岳を往復します。
針ノ木小屋と針ノ木岳。(右、スパリ岳)


イワツメクサ


あれが山頂~?と間違えること3~4回。
そのたびにガッカリ~。
蓮華岳ってけっこう大きい山。


ポツポツとコマクサが現れ始めました~。




途中のハイマツ帯。
山頂は奥の丸み?


チングルマとミネズオウ。


ミヤマダイコンソウもたくさん咲いていました。


ツガザクラ。
お馴染の花は撮るのをやめようと思うのだけれど・・・。


そしていよいよコマクサの群生です~!


タカネスミレも~。


ようやく蓮華岳山頂。


北葛岳方面、蓮華の大下りの斜面の方がコマクサがいっぱい咲いていました。




大下りを2分ほど下ったところに白いコマクサがあると聞き、下ってみると
ありました~!
たった1株・・・。


タカネツメクサ、タカネスミレ、チシマギキョウ




ふと見ると、雷鳥の親子!
母鳥と、ヒナ4羽いました。




コマクサもたっぷり楽しんだのでそろそろ戻ります。

突然『キャーギャー』と鳴き声が聞こえ、びっくりしてよく見ると、さっきとは違う雷鳥の親子が。
ヒナは二羽でした。ヒナはほんとに可愛いいです。


タカネシオガマ


一日目はすっきりと晴れとはいかなかったけれど、夕方になって少し晴れてきました。
明日こそ期待できそうです。


期待した通り、すっきり晴れてくれました。
槍ヶ岳、穂高もくっきりと見えます.


白馬岳、鹿島槍もきれいに見えます。
二日目はこの稜線を真ん中あたりにある新越山荘まで歩きます。


針ノ木岳まで一時間ほど。
山頂到着~。360度の眺望です。


黒部湖を挟んで立山、剱岳。


後立山方面。鹿島槍の向こうに火打山、妙高山。


少し大きく。

高瀬ダムの向こうに槍穂高。


野口五郎、鷲羽、水晶、赤牛、黒部五郎、そして大きいのが薬師岳。


蓮華岳。


そして富士山、南アルプス、八ヶ岳まで~。


充分景色を堪能したら先に進みます。

ミヤマオダマキ シコタンソウ       


針ノ木岳を振り返る。
針ノ木岳直下で石に乗っかり、思いっ切り尻もちを着いてしまいました。
このコースはざれた砂礫の道でとても歩きにくいです。
二度と転ばないようにと慎重に歩きます。


スパリ岳への登り。


スパリ岳山頂。


赤沢岳への登り。
この登りが一番厳しいかな~と思ったけれど、それほどでもなかった。


赤沢岳。


赤沢岳山頂より、蓮華岳、針ノ木岳。
少し雲が出てきました。


薬師岳         五色ヶ原


鳴沢岳到着。
赤沢岳と鳴沢岳のあいだにトロリーバスの関電トンネルが通っています。


今夜の宿、新越山荘が見えてきました。
が、近いようでなかなか着かない。一時間ぐらいかかりました~。


この縦走路は、徐々に標高を下げていくので、逆コースより楽だと思います。
そして鳴沢岳を過ぎると草原も多くなり植生が変わってきます。
道も歩きやすくなりました。
お馴染さんは撮らないと思ったけれど、群生しているとつい撮ってしまいます。


シナノキンバイ。


ハクサンシャクナゲ


ミヤマキンポウゲも咲き乱れ。


やっと新越山荘に到着しました。


蓮華岳           針ノ木岳
夕焼けがきれいでした。


三日目。
立山剱が朝日に染まります。(山荘の談話室から)


雲も取れ、今日もすっきり晴れ上がりました~。


こちらから見る剱岳はカニみたいな形をしていたのですね~。
だから『カニのタテバイ』『カニのヨコバイ』『カニのハサミ』と言うのだ~と納得。
あれがきっとカニのハサミ。




ミヤマコゴメグサ      コメバツガザクラ


今日も富士山見えていました~。


岩小屋沢岳到着。


ハクサンチドリ       イブキジャコウソウ


クルマユリ


剱もそろそろ見納め。


ハクサンフウロ


樹林の中ではサンカヨウがまだきれいに咲いていました~。


種池山荘からは針ノ木岳が正面です。


立山も少し見えています。


お名残り惜しいけれど下山です。
歩いてきた稜線を何度も見上げながら、柏原新道を下りました。








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以前から一度訪れてみたかった火打山。
ようやく念願叶い登ることができました。

連休中は混んで高谷池ヒュッテの予約は取れないだろうと思い、1日ずらせて行くことにしました。
幸いお天気もその方が良さそう。
朝一番の新幹線で長野まで行き、信越線に乗り換え妙高高原駅へ。
妙高高原には若いころよくスキーに来たけれど、ほんとに久しぶりの訪問です。

笹ヶ峰行きのバスには登山者が10数人。
みんな火打山に向かうようです。

登山口には立派な門が!
西穂登山口の門より明るく不気味さはありません。
この日は連休最終日で車がいっぱいでした。
朝早く来て日帰りで火打山に登る人もけっこうたくさんいるようです。


きれいな緑の林の中を緩々と登ります。




1時間ほど歩くと黒沢に到着。
橋を渡りいよいよ本格的な登りとなります。


ジグザグの登りは12箇所のカープ。
曲がるたびに道標があり、励まされます。
階段の上りがきつい~。

エンレイソウは実がついています。

十二曲りからの登りは更にきつく、おまけに暑い!
そして虫がわんわんと纏わりつき、目、鼻、耳、手当たり次第に入ってきます。

ふと傍らを見ると!
何んとサンカヨウ~。



火打山に行くについては、秋の紅葉時期にするか迷ったけれど、高谷池ヒュッテのホームページで
ハクサンコザクラが咲き出しサンカヨウもたくさん咲いていると言う情報で行くことに決めました。
秋は秋でまた行けばいい。
大好きなサンカヨウに間に合ってよかった~。

ようやく黒沢池との分岐、富士見平に到着です。
富士見平という名前はここから富士山が見えるのでしょうか~。
それほど広くなく周りは林に囲まれていますが。


高谷池ヒュッテを目指します。
道端にハクサンコザクラ一輪~。


ピンクがかった薄紫のスミレがいっぱい。


エンレイソウはまだお花が。


オオバミゾホウズキ


高谷池ヒュッテが見えてきました~。
遠いし暑いし、もうバテバテ。ヒュッテが見えて元気が出ました。


そしてそしてサンカヨウ~。


キヌガサソウ。


何んと、脇の林の中にサンカヨウとキヌガサソウが雑草のように咲いています。


イワカガミも。


高谷池ヒュッテに到着し、宿泊手続きをしてから池の周りを散策しました。
何んと水芭蕉がまだ咲いていました。


憧れのこの風景。


ヒュッテの二階の窓からは火打山が真正面に見えました。


この日の天気予報では、翌日は曇りで午後から雷雨があるかも、ということでした。
なるべく早く山頂を往復し下山しよう。
朝食を食べたらすぐ出発です。
サブザックに必要なものを入れ、ザックはヒュッテに置いてもらいます。

朝露にちょっと濡れたサンカヨウの花びら。
雨にぬれると花びらが透き通ってとてもステキなんだけれど、雨に降られるのはイヤだし~。


クジャクチョウ?
たくさん舞っていました。






小天狗の庭はまだ雪がたくさん残っています。


ハクサンコザクラの小群落。


イワイチョウ。
花びらがフリルになってきれい~。
イワイチョウの葉が一面に生えていたけれど、全部に花が咲くわけではないらしい。


天狗の庭。


こちらのほうがハクサンコザクラがたくさん咲いていました。
でもハクサンコザクラはまだまだこれからなのでしょうね~。
もっとびっちりと一面に咲いている様子を想像していましたが・・・。












火打山への尾根道から北アルプス。
稜線に雲がかかり残念。


ミヤマキンバイ


ヨツバシオガマ


ベニバナイチヤクソウ              ヤマオダマキ


モミジカラマツ


ミヤマカラマツ


遠景は高妻山、乙妻山。


ベニバナイチゴ


ミヤマキンポウゲ

稜線にはほかにもツマトリソウ、マイズルソウなどいっぱい咲いていました。

山頂が見えてきました~。
それにしてもけっこう掛ります。


妙高山と天狗の庭。


山頂直下の雪渓。
ちょっと急なのでアイゼンを着けました。
最初、踏み跡をたどって登りましたが、途中で氷化したところあり左に回り込み直上し薮の中へ。

登って見れば右手に夏道の階段が出ていて、最初から右に登れば良かったのですが、下からは見えません。


ようやく火打山山頂に着きました~。


  金山     雨飾山       焼山

遠景はぎりぎり白馬岳と雪倉岳、朝日岳。

妙高山    三田原山     奥は黒姫山


       黒姫山と奥は飯縄山           高妻山 乙妻山


山頂に20分ほどいる間に、西の方からガスが上がってきて何も見えなくなってしまいました。
もっとゆっくりしていたかったけれど、雨になったらイヤなので下山します。
このあと登った人たちは景色が見えたでしょうか~。

妙高山にも雲がかかってきました。


天狗の庭に着くころには少し青空も。




この景色を目に焼き付け、黒沢池を周って下山します。


ツガザクラ      ハクサンチドリ


茶臼山への登りがきつい。
ザックが重くなったので尚更です。
山頂付近でサンカヨウの群生を見つけ、元気が出ます。


黒沢池ヒュッテが見えてきました。


何んとも気持ちよさそうな湿原。
中腹に平らに道がついています。


黒沢池の湿原にもハクサンコザクラやミツバオウレン、ワタスゲなど咲いていました。








こちらを周ると1時間ほど余分に掛るのですが、来て良かった~。
湿原の終わり、沼尻の橋を渡り、富士見平まで登り返し、後は笹ヶ峰まで下ります。


高谷池ヒュッテの情報ではこの日の高谷池の最高気温は25度だったそうです。
関東甲信では梅雨明けとか。
雲が多くすっきりしたお天気とはいかなかったけれど、雨に降られず良かったです。
とにかく暑くて、火打山への往復にも思ったより時間がかかり、最後はバテバテでした。
火打山は紅葉も素晴らしいので秋にも是非登りに来たいです。



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東北の山旅、三日目は秋田駒ケ岳です。
秋田駒は数年前の秋に行きましたが、お花のすごさも半端ではないということを聞いていたので
是非お花の季節にも行ってみたいと思っていました。

盛岡から朝一番の新幹線に乗り、田沢湖駅に到着です。
この日はバスの接続も良く、それほど時間に追われないコースなのでバスで行きます。
乳頭温泉行きのバスにはそこそこの人。
アルパこまくさで乗り換えですが、車で来た人たちが乗り込んでバスはいっぱいになりました。
平日なのにすごい人気です。

コース 八合目登山口~片倉岳展望台~阿弥陀池~男女岳(駒ケ岳)往復~ムーミン谷(馬場の小路)~
大焼砂~焼森~八合目登山口

今日こそいいお天気になりました。雲一つない完璧の快晴です。
展望台のコースは初めて。
ゆるゆると登る道で、足も快調、息切れもありません。


早速、ハクサンチドリのお出迎え~。


ツマトリソウ


オオバキスミレ


キバナノコマノツメ


イワテハタザオ?


片倉岳展望台。
田沢湖が見えました。


ミヤマダイコンソウ




木道を阿弥陀池へ。
周りはお花畑です。


ミヤマキンバイやチングルマが咲いています。


ムシトリスミレ


一応、男女岳を往復します。


お向かいに男岳。


阿弥陀池を見下ろす。


乳頭山と遠方は岩手山。


今回は男女岳だけ登って、男岳はパス。
ムーミン谷を目指します。
ここは前は登りに使ったのですが、すごい急登でもう絶対登りたくないと思ったのです。
石ころが浮いていたりして、下りでも気を使います。
面白い渦巻き山。(小岳)


斜面にはシラネアオイ。


ツガザクラ


そしてチングルマの群落~。

秋に来た時にはチングルマの枯れ葉がいっぱいあったので、お花の時はすごいだろうな~と思っていました。
その通りでした~。




ヒナザクラも~。可愛い~。


大焼砂分岐までざれた道。
やはり火山の山、地面からの熱気を感じます。


大焼砂の斜面はタカネスミレの群生~!
これが見たかった!


その中にコマクサも見っけ~!


コマクサはまだ咲き始め、これからです。


タカネスミレは盛りを過ぎた花もあり・・・。


でもまだまだきれい。




道の両脇に咲いています。


ミヤマキンバイも負けてません。




焼森到着。
男女岳と男岳。


あとは下に見える八合目登山口まで下るだけ。


焼森の斜面にもタカネスミレの群落がありました。


この日はすっきり晴れ上がりたくさんの人が訪れていました。
中にはサンダル履きの人も!

お花の山秋田駒は、これから次々に色々な花を咲かせることでしょう。
焼森から先、乳頭温泉までのコースもとても気持ちよさそうなコース。
少し時期をずらしてまた違うお花を見ながら歩いてみたいものです。



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家に帰って写真を見ると、本当にガッカリしてしまいます。
ほんとにセンスの無さにガックリ・・・。

さて、二日目は山形駅から高速バスに乗り、月山南側の姥沢登山口まで行きます。
西川町のシャトルバスに途中で乗り換えるのですが、これまた1時間近く待たなければならない。
本当に時間の無駄。
帰りだって15:20姥沢発に乗らないと次は2時間待ち。
どうしても15:20のバスに乗りたい。
そのためには少しでも早く到着したい、ということで、月山口からタクシーで行きました。
タクシーは前もって予約。貸切り料金6950円でした。

そんな努力の末(?)姥沢に到着したのですが、何んと一面ガスガスガス・・・。
前日の天気予報では、午前中は曇っていてもお昼ごろから晴れてくるので心配ありません、みたいなこと
テレビで言っていたので、上に登った頃には晴れてくるでしょう。
月山もやはりリフト利用のお手軽登山です。

コース  リフト上駅~姥ヶ岳~牛首~月山山頂~姥ヶ岳~リフト上駅

リフトの下の草原にはハクサンチドリがたくさん咲いて濃いピンクが鮮やかでした。
リフトを降りてトイレを済ましガスの中を出発です。


少し登って行くと一面の雪原・・・。
何も見えない・・・。ホワイトアウト。
知ったコースなら方向が分かるのだが、初めてのコースで右に行くのか左に行くのか?
はたまた真ん中か?
戸惑っているとスキーヤーやボーダーが次々登ってきます。
『俺らはこっち~』というボーダーに、思わず一緒の方向に行こうとしたが、待てよ~。
ボーダーたちはこれから下る。私は登る。
やはりここは一旦元に戻って職員さんにちゃんと聞いてみなければ、
ということでリフトの所に戻ります。

『姥ヶ岳に登る所は虎ロープが張ってありますから。
上もずっと雪が残っているから、分からなくなったら引き返してくださいね~。』とのことで
ようやく登山口に取り付きました~。

雪が残っていることは分かっていたので、アイゼンを用意して行きました。
直登だったので念のため着けました。でも効果のほどは?

30分ほど登ると雪が消え、木道が現れます。


そして早速ヒナザクラ~。

最初一面の雪で、こんなじゃお花どころではないよね~とちょっとガックリ来ていたけれど・・・。
チングルマとイワカガミも~。


イワイチョウも咲いてます~。


そしてすぐに姥ヶ岳山頂。

周囲が遊歩道になっているので歩いてみると、何んと!
ウスユキソウの群生~!


ミヤマウスユキソウ(ヒナウスユキソウ)。

このウスユキソウの種類は初めて見ました~。
夢中で写真を撮ります。
丈は10センチ前後と案外小さいのでびっくり~。


朝露に濡れたウスユキソウ。




そして葉に斑点のある、ウズラバハクサンチドリ。初めて見ました~。


姥ヶ岳からの下り斜面にお花畑~。




石段の隙間からもウスユキソウが~。
踏まないように気をつけます。








地味にマイズルソウも咲いてます。




登山道に咲き乱れるミヤマキンバイ。


そしてシラネアオイ。


アオノツガザクラ。


途中から残雪が現れます。
雪が柔らかいのでアイゼン無しでも大丈夫でした。


そしてまたお花。


シラネアオイはクマザサに埋もれるように咲いていました。


ハクサンイチゲ


また雪原。
ガスっているけれど目印のロープが張ってあるので安心です。
先行のパーティーもいます。


『牛首』が分からないうちに、山頂への急登が始まりました。
この登りが辛かった~。


エゾノツガザクラ?


少し青空が見えてきました~。



お花を見ながら頑張ります!


頂上台地に到着~。
だだっ広いです。
月山山頂の神社はもう少し先。


ハクサンイチゲやチングルマなど一面のお花畑です。


お腹もすいたのでお昼にして、そのあと空身で山頂まで行きました。




月山の上だけは青空になりましたが、下の方は雲海。


登りがけっこう辛く、時間もかかってしまいました。
予定のバスに乗るには急いで下らなければならない。
それでも間に合うかどうか?わからない。
それだったら諦めて、ここでもう少しのんびりしようか・・・。
少しお花畑をぐるりと周って見たり、ここで1時間ぐらい過ごしました。

しかし雪の下りで案外時間がかかるかもしれないと、そろそろ下山します。
この時間になってようやくガスが少しずつ上がってきました。


こちら側はまだ晴れてきません。
踏み跡をたどりながら下ります。


牛首からショートカットのコースを行きたかったけれど・・・。
(どうやらこの辺りが分かれ目だったらしい)


北西側は晴れてきました。


踏み跡をたどるうち、何時の間にか姥ヶ岳方面に乗っかっていました~。


そして、ふと下の方を見ると・・・。
私より遅れて下山した3人パーティーがあんなところに!

ほんとにガックリきてしまいました。
やはり牛首からショートカットの道(踏み跡)は気がつかなかったです。
あのパーティーは分かって下ったのです。
上にいたとき牛首のこと聞いたのだけれど、分からないって言っていた・・・。
でもどこを歩いても下に向かって行けば着くのですよね、晴れていれば。
あっちへ下ればもしかしてバスに間に合ったかもしれない・・・。
せっかくタクシー乗ったのに無駄になってしまった・・・。
でもやはり一人だしガスっていると怖いし・・・。
それにしてもショック。

振り返ればガスが晴れて山頂が見える!

早いバスに間に合わせようと急いで下ったら、このご褒美はなかった・・・。
これで良かったのかも~。

後から写真で確かめたけれど、結局どこから下れば良かったのかはっきりとは分かりませんでした。


朝日連峰も雲の中。


2時間後のバスに乗るころには、雲一つない快晴に。
もう少し早く晴れてくれると思ったけれど。
何だか、身体も気持もずいぶん疲れてしまいました。

遅いシャトルバスに乗ると山形行きの高速バスの接続が悪いので、
仙台行きの高速バスに乗り換え、直接仙台まで行ってしまいます。
このバスは予約が必要なので下山と同時に電話をしました。

仙台駅に着いたのはもう夜だったけれど、初めて踏んだ仙台の地。
すごく賑やかでびっくりしました。
ずんだもちが美味しそうだったけれど、もう1日あって荷物になるとじっと我慢。
新幹線に乗り盛岡まで行きました。





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ちょうど1年前にJR東日本の『大人の休日倶楽部』会員になってから、
いつか大人の休日倶楽部パスを使って東北地方に行きたいと楽しみにしていました。
しかし、パスの使用期間は梅雨の真っ最中。(だからお安く行けるのですよね)
運よく梅雨の晴れ間をゲットして行くしかない。
ところが今年は、その梅雨の晴れ間がこの数日続きました。
毎日天気予報をチェックし、24日からなら確実~とパスを購入しホテルも予約。
JRが乗り放題なので日帰り出来る山を三つ登ることにしました。

一日目は福島、山形県境の西吾妻山に行きました。

朝一の新幹線に乗るには、ちょっと離れたJRの駅の始発に乗らなければ間に合わない。
頑張って早起きし、薄暗い中、駅まで30分歩きました。
以前同じ電車に乗ったときタクシーを予約したら、そんなに早い時間は出来ないと言われ無理を頼んだことがありました。
それなら30分歩けばいいと今回はタクシーを使いませんでした。タダでよかった~。

しかし公共交通機関で行こうとすると電車、バスの接続が悪く、一刻も早く到着したいと思ってもなかなか上手い具合に行きません。
今回も8時半ごろ米沢駅に着いたのですが、バスは9時。
おまけに天元台はロープウェイとリフト3基で小一時間もかかるのです。
ここは仕方なくタクシーで一刻も早く到着しようとタクシーに乗り込みました。
バスで40分なら5~6千円で行くかな?と思ったら、8千円近くかかってしまいました。
何故そんなに急ぐのか?
帰りのバスがこれまた不便なのです。
16:40発を逃したら、18:10まで待たなければならない。
間に合わせるためには15:30頃にはリフトに乗らなければならない。
と逆算するとバスに乗り11時ごろから歩き始めるのでは遅いのです。
とまぁちょっと本題から外れた話で申し訳ありません。

コース 北望台(天元台リフト終点)~かもしか展望台~天狗岩~西吾妻山~西大巓~西吾妻小屋
~吾妻神社(天狗岩)~北望台

タクシーで駆けつけたにも関わらず、ロープウェイはすでに発車(?)し、次の時間まで15分待たなければならない。
ガ~ン!
おまけにこの日は確かお天気が良いとの予報だったのに、灰色の雲が~。
わずかに見える青空に期待しましょう!

リフトの下の草原には白い花が咲いていました。

北望台に到着し、トイレを借りてから出発。
林の中の石がゴロゴロして歩きにくい道を行きます。
早速お花登場~。
ショウジョウバカマ。
先日尾瀬で出始めた小さなショウジョウバカマを見たけれど、こちらのはデカいです。
こんなに大きくなるんだ~。丈が20センチぐらいありそう。


そして、バイカオウレン。
バイカオウレンはたくさん咲いていました。


かもしか展望台は石だらけ。

低く垂れこめた灰色の雲・・・。


ミツバオウレン


木道を歩くようになります。


湿地帯に一旦下り、また登り返します。
まだお花の時期には少し早いのか?
あまり花は見られません。チングルマ、コイワカガミが少し咲く程度。


水場を過ぎて急な登りにかかります。
このコースで一番の登りでしたが、登り切るとまた湿原です。
振り返って見る。東吾妻山方面?

一部まだ雪が残っている場所が何箇所かありましたが、アイゼンつけなくても大丈夫でした。

あのゴツゴツの岩は~?
梵天岩。
団体さんとちょうど一緒になってしまいました。


天狗岩から(ってどれが天狗岩だか・・・わからなかった)西吾妻山へ登るコースを行きます。
西吾妻山山頂は木立に囲まれ展望なし。
写真だけ撮って先へ。


西吾妻小屋から西大巓に向かいます。

ここの窪地にも少しのお花。
チングルマ

コイワカガミ


斜面を良くよく見ると白い花がたくさん咲いていました。
遠目で何の花だか分かりません。


えっちらおっちら登って、ようやく西大巓に到着。
湖がいくつか・・・。
右、小野川湖。左、秋元湖。
左の秋元湖の上の方に、でっかい猪苗代湖が~。
そしてその右手前の磐梯山は雲に隠れて・・・。


も少し右を見れば、大きな桧原湖が。


あまりゆっくりしている時間はないのだけれど、15分ほど眺めているうち
雲が動いて磐梯山の山頂が見えてきました~。


さて元の道を戻ります。
西吾妻小屋が見えています。
西吾妻小屋に戻ったら、今度は西吾妻山に登らず巻き道を天狗岩まで行きます。


吾妻神社。


コメバツガザクラ




この日はとうとう晴れてくれませんでした。
まだ時期が早かったのか?お花も少なく、ちょっとガッカリ。
晴れてお花もいっぱいなら素敵なコースだと思うのだけれど・・・。

時間を気にしながらでしたが、何とか予定の時間に戻ることができました。
バスで米沢駅に戻り、山形駅へ。
二日目は月山に行く予定です。



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昨日、お天気も意外に良さそう、ということで那須に行ってきました。
尾瀬に行ったばかりだけれど、2ヶ月ぐらい前に東京に暮らす長女が『またお山に行きたいな~』と言って、6月のこの日なら空いているからということで休日も忙しく過ごしている長女の都合に合わせ二人で行ってきました。

行き先については、あまり厳しくないところというリクエスト。
今の時期、厳しいところに行こうと言っても行かれるはずもない・・・。
以前から那須ゴンドラの山頂遊歩道では3万本のシロヤシオツツジが咲くというので、
是非一度行ってみたいと思っていました。
ツツジは大好きと言っていた長女に、清楚なシロヤシオツツジを見せてあげたい思いもありました。

さぁ、久しぶりの二人旅ですが、朝から大番狂わせ。
待ち合わせの時刻に間に合わないとメールが入りました。
仕方なく次の新幹線(1時間後)で行くことにします。
山行きの1時間は惜しい・・・。
大勢の乗客でごった返している新幹線乗り場で、これまた新幹線に乗り慣れていない長女が
中々待ち合わせ場所にたどり着けず、遅刻した上に30分も迷子になる有様。
次の電車には何とか間に合うことができましたが、行く前から疲れてしまいました。

コース  那須ゴンドラ山頂駅~スキー場分岐~清水平~朝日岳~避難小屋~那須ローフウェイ山麓駅

那須ゴンドラへは無料のシャトルバスがあるということですが、予約制の上、
時間的にも場所的にも合わず新白河駅からタクシーで行きました。(5720円)
楽しみだったシロヤシオ。
ゴンドラの中から山腹のシロヤシオがちらちらと見られる程度。
山頂駅に降りても、シロヤシオの姿かたち無し!
山の方に向かって遊歩道を歩きます。


それでも歩いていると数本のシロヤシオがちらほら咲いておりました。


山腹に向かう遊歩道ではもっと咲いているらしかったけれど、
山に登るのが一番の目的だからと
登山道を登り始めます。
なだらかでラクチンな登り~。
娘にも評判上々~。


少し登ると茶臼岳や朝日岳が見えてきました。


ゆるゆるだけど案外登ってきました~。


シャクナゲはこれから。


ミネザクラ?
所々に咲いていました。


当初の予定では、三本槍岳に登ってできれば茶臼岳方面に縦走、きつそうなら三本槍往復し
またゴンドラで下り八幡のツツジを見に行く、そんな計画でした。
が、1時間遅れになってしまったため、どうしようか~?考え直して
三本槍岳往復して元の道下るのもシロヤシオがあの程度ならつまらない・・・。
それに暑くて三本槍に往復1時間かかるというのもイヤになってしまい、
それなら三本槍カットして茶臼岳の方に行ってみよう、その方が帰るにも都合がいい。
ということで、三本槍に行かず清水平に向かいます。

清水平。


  朝日岳                   茶臼岳


朝日岳肩にザックを置いて空身で朝日岳に登ります。
本日初めてのピーク。


朝日岳山頂より。
茶臼岳、登山道も見えます。


来た道も。清水平も見えてます~。
崩落した山肌は迫力です。(写真が下手くそで迫力なし)


茶臼岳に向かいます。
クサリ場あり。
この岩の道は雨で濡れたら滑りそう~。


雪渓もあり!
この雪渓のトラバースは怖かった~。
自分のことより娘が心配・・・。
まず雪渓上に足を下ろす時に、クマザサが茂って滑りやすくなっている!
踏まないようによけながらクマザサを掴んで足を下ろします。
一歩一歩確実に踏み跡にしっかり足を乗せ慎重に歩きます。

何とか渡りました~。
こういう場所はもっとしっかりと雪切りしておいてくれればいいのに~。

あとは危険なことも無く避難小屋到着。
茶臼岳には噴煙も上がっていました。

ここまでアップダウンもあり何だかもうお腹いっぱい~な気分になり、
もう茶臼岳に登る気が無くなってしまいました。
尾瀬から帰ったばかりというのもあるかも~。
娘もピークには拘りなく、それならここからもう下ろうということになりました~。
左の道を下ります。

少し下ったらようやく小さなお花に出会えました。
コメバツガザクラ。


マイズルソウはまだ堅い蕾。


ムシカリ。


ムラサキヤシオツツジが鮮やか。


八幡遊歩道にはツツジが咲いているというので、バス途中下車して見てみようかと思ったけれど
思いの外疲れてしまって、娘はバスに揺られ眠り込む始末。
それじゃあ後は温泉に入って疲れを取りさっぱりして帰ろう。
でもバスの中から見えたツツジはそれは見事でした~。
林の中にも点在し新緑の中にピンクや赤が鮮やかで本当にきれいでした。




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尾瀬には何回か行っているけれど、ほとんど夏に行くことが多く、
そう言えば水芭蕉の季節は、40年ほど前に一度行ったきりだな~と思ったら、
是非とも水芭蕉に会いたくなり、4年ぶり、ちょうど10回目の尾瀬に行ってきました。

最初は夜行バスで日帰りの予定を立てていたのですが、予約のバスの夜、雷注意報が出て
夜になり雨が降ってきて、こんな大雨の中ザックを背負い出掛けるのがイヤになり急遽パスをキャンセル。
翌水曜日の朝、今度は一泊で行くことにしました。
平日だし、一人ぐらいどこかしらで泊れるだろう・・・。
上毛高原駅に到着後予約の電話をし、竜宮小屋に泊れることになりました。

上毛高原からのバスには登山者は二人のみ・・・。
以前夏に行った時にはずいぶんたくさんいたが、去年の3月以降登山者も減っているらしい。
でも、戸倉から鳩待峠行きのバスには車で来た人たちが乗っていて、
鳩待峠にはけっこうたくさんの登山者がいて少しホッとしたり。
けっこう日帰りで気軽に来る人たちが多いようです。
若い子たちもたくさんいてびっくりしました。

コース 鳩待峠~山の鼻~研究見本園~牛首~ヨッピ橋~竜宮小屋~下の大堀川~竜宮小屋(泊)
    竜宮小屋~下田代~尾瀬沼~大江川湿原~沼山峠

バスの中からみる空は灰色の雲も見え、雨が降ったらイヤだな~と思っていたけれど
着いてみると雲は多いものの至仏の稜線もくっきり。青空が広がってきました~。

木々の緑もまだ浅い。

水芭蕉の季節にはほかにどんな花が咲くのか?
日当たりにオオバキスミレ。


そして最初の群生地で水芭蕉がお出迎えです~。
鳩待峠から下りてきて、最初に出会う水芭蕉。以前もここで感激したことを思い出しました。


山ノ鼻に到着。学校の生徒やツアー、個人のパーティーもたくさん賑わっていました。
公衆トイレはすごい行列でした。

お昼を食べてから、研究見本園をぐるりと周ってみることにしました。
リュウキンカも咲きだしています。








ヒメイチゲ


牛首に向けて出発です。
燧岳も何とか見えてきました。


原の水芭蕉は既に盛り。
ちょっと汚れていたり・・・。


牛首からいつもまっすぐ歩くことが多いので、今回はヨッピ橋方面に歩いてみることにしました。
ショウジョウバカマ。
原の所々に咲いていました。


タテヤマリンドウ。まだ数は少ない。


ヨッピ橋。
東電小屋の方面に少し行ってみましたが、遅くなるのでここから竜宮小屋に向かいます。




きれいな水芭蕉を見ると、何度でもカメラを向けたくなります。


竜宮小屋方面の木道沿いにはリュウキンカがたくさん咲いていました。




尾瀬のポスターなどでおなじみの景色。
下の大堀川の水芭蕉を見に、牛首方面に15分ほど戻ります。
やはりここの景色は外せない。
が、もう夕方で西日に向かい、色が・・・。
できれば明日朝にもう一度来てみよう・・・。


竜宮小屋に宿泊手続きをしてから、富士見峠方面に行ってみました。
こちらにも負けないぐらい水芭蕉が咲いていてびっくり~。
竜宮小屋に泊るのでなければ、そのまま通り過ぎてしまって
ここまで寄り道をする人は少ないのではないでしょうか。
十字路からそんなにかからず行くことができます。



夜には星空が広がりました。
小屋の上には北斗七星。明日に期待です。


ところが!
朝起きてみると靄がかかっている・・・。

朝食前にまた下の大堀川に行ってみましたが、至仏山は山頂が見えず。
しばらく待ってみたけれど、諦めて戻ります。

でも、靄の掛った景色も尾瀬らしい景色です。


小屋に戻るころには至仏山もだいぶ姿が見えてきました。残念。


こちらは富士見峠に行く道。


二日目は尾瀬沼に向かい、沼山峠へ下山します。
燧ケ岳もきれいに見えてます。
お天気が良くてよかった~。


段子屋坂の日当たりにはスミレが。
何スミレだか分かりません・・・。

コミヤマカタバミも咲いていましたが、まだしぼんでいて、ほかには花らしい花はほとんどなし。
樹林帯には雪もけっこう残っていて、所々出ている木道と赤いテープ、踏み跡を頼りに歩きます。
念のため軽アイゼンを持って行きましたが、使わなくても大丈夫でした。


白砂田代。奥は白砂峠からの道。
気持ちの良い空間です。


こちらの水芭蕉はまだ初々しい~。
まだ数も少ないです。


尾瀬沼。
尾瀬沼畔の樹林帯もやはり残雪が多かったです。


大江湿原。
燧ケ岳を横(?)から見る。








こちらの水芭蕉はまだきれい~。
そのたびにカメラを向けてしまいます。


お名残り惜しいけれど尾瀬ともいよいよお別れです。


沼山峠への道もかなりの残雪です。
沼山峠からは短時間で来られるので、けっこう気楽な格好で来る人も多く、
ショルダーバッグにウォーキングシューズで来ていたおばさんたちもいました。
下りはかなり怖いのでは~?
木道に融けた雪がぐちゃぐちゃに乗っていても、すごく滑りやすいです。


沼山峠から。
年々木が生長し、沼の景色が少しずつ見えなくなっています。


ほんとに久しぶりの水芭蕉の尾瀬。
この景色はとても幸せな気分にしてくれる。
尾瀬は何度来てもいい。

沼山峠から御池で乗り換え、会津高原尾瀬口駅まで。
きれいな新緑の中バスに揺られて帰りました。
ちなみに沼山峠から直通バス(これに乗る予定だった)もあり、
御池乗換だとバス代が240円高くなります。

おまけの東京スカイツリー。
午後7時過ぎに浅草駅に到着。
乗り換えの時に見えました~。






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新緑の季節となりました。
どこの山にしようか~。
足にあまり負担にならないコース、ということで、松姫峠から奈良倉山~鶴寝山を歩いてきました。
このコースは秋に2回歩いていますが、新緑の季節は初めてです。
ブナやカエデの林はほんとに緑がきれいで、マイナスイオンたっぷり浴びてきました。

コース  松姫峠~(北側登山道)~奈良倉山~(林道)~松姫峠~鶴寝山~ニリンソウの群生地
~わさび田~小菅の湯

中央線上野原駅に着くと、バス停には松姫峠行きのバス待ちの人のすごい行列~。
1時間半の道中だから座れるようにとギリギリではない電車で行ったのに、
考えることは同じでももっと早い電車で到着した人がこんなに~!
まだまだ甘い・・・。
幸い、もう一台臨時が出て、全員が座れて行くことができました。

多くの人が鶴峠で下車し奈良倉山を目指します。
私は松姫峠まで乗って行きましたが、時間的には大差なく却って鶴峠から登った方が早いぐらいかも~。

新緑の林がきれいです。


カエデの葉の先がちょっとお化粧しているみたいです。


トウゴクミツバツツジはそれほど多くないけれど所々混じります。




北側の登山道にシコクスミレが咲いていると聞き、楽しみにしていました。
たくさん咲いていました~。

白い花で、葉の形に特徴があります。
おそらく私は初めて見たのではないかと・・・。
次からはこれがシコクスミレとはっきり覚えました。


ほかには
ナガバノスミレサイシン。
葉がいっぱい生えていました。もう花はほぼ終わったのでしょうか? これから?


エイザンスミレ


花色の濃いエイザンスミレ


マルバスミレ




朝のうち晴れていたけれど昼前ごろから雲が多くなり、奈良倉山に着いた時には富士山は隠れてしまいました。


林道を歩いて松姫峠まで戻ります。
ヘビイチゴ?


上品な色合いのアケボノスミレ。


林道にはアカネスミレなども咲いているという情報があったのですが、見つけることができませんでした。
がっかり~。

松姫峠から鶴寝山へ。
まだ新緑は早目。


フモトスミレ


フイリフモトスミレ


鶴寝山で少し休んだ後、引き返して巻き道を行ってみることにしました。
ニリンソウの群生地がある巨樹の道だそうですが、まだ歩いたことがありません。
今頃ならニリンソウもたくさん咲いているだろう・・・と思いましたが、
まだちらほら咲いている程度でした。
標高が高いのでこれからでしょうかね~。


日が射すと緑がまぶしいです。


小菅の湯までぐんぐん下ります。
けっこう急で足が・・・。

ミヤマハコベ


ワサビ


小菅の湯近くでチゴユリを見つけました。


バスから見る山肌も緑の濃淡が柔らかくとてもきれいでした。



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ゴールデンウィークの一日は日帰りで群馬県桐生市の鳴神山と決めていた。
今年の春は寒さのためスミレを満足に見られていないので、
以前から一度行きたかった鳴神山のナルカミスミレを見に行こうと思い付いたのだ。

前日の皮膚科の診断がショックで、すっかり行く気が萎えてしまっていたが、
もし皮膚科に行っていなかったら知らなかったことだ・・・
そう思い直して思い切って出掛けることにした。
あまり無理をしないようにと思いながら・・・。

東北新幹線で小山まで行き、小山から両毛線に乗り換える。
高崎周りでもよいのだが、時間的なことと、若干運賃が安いようです。
両毛線の桐生で降り、バスもあるのだが林道歩きが1時間半なのでタクシーで登山口まで行ってもらう。
(タクシー代 3410円)

木品登山口から登山開始。
麓は桜が満開。


杉林の中を沢沿いに登る。
前日の雨でしっとりとした登山道。


不動滝。


気温が上昇し、たっぷりと湿気を含んだ空気で蒸し暑い。

さっそくスミレ登場~。
『ヒトツバエゾスミレ』らしい。
ヒトツバエゾスミレとはエイザンスミレの葉が単葉化したものを言うらしい。
そのヒトツバエゾスミレの白花に限って『ナルカミスミレ』と言うのだという。

これは・・・?
白花っぽいけど薄~く色がついていると言えば言えなくもない。



ほかのスミレもそうだが、確実にこれは何、と言える種類は少ない。

アケボノスミレ


『カッコソウ』保護地域。
カッコソウはまだ咲いていなかった。


途中でパトロールの方たちと会い聞いて見ると、カッコソウが咲くのは5月半ばごろだと言う。
そして本物のナルカミスミレはほとんど登山道では見つけられないと言う。
薄~く色の入ったものをナルカミスミレと言う場合が多いと。
うぅ~ん、がっかり~。
でもヒトツバエゾスミレも初めて見るから良しとしよう。

肩の広場に到着。
ここからもうひと登りで頂上です。


鳴神山は頂上が二つあり、東峰の桐生嶽。
アカヤシオツツジが満開。
こちらは北の方面?白い山も見える。


アカヤシオツツジ咲くあちらが西峰仁田嶽。

頂上は狭く、登山者でいっぱいだった。
まだお昼には少し早いので仁田嶽に行く。

アカヤシオがきれい。




地図によると、この先、裏の肩にカッコソウ、ナルカミスミレの咲く場所があるというので
行ってみることに。
ぐんぐん下る。
下山は南へ金沢峠から観音橋バス停に下る予定だから、またここを登り返さなくてはならないな~
と思って歩いていたら、
またパトロールの女性に出会い、このまま下って駒形登山口の方にもバス停がありますよ、とのこと。
予定のコースだとこれからまだ3時間ぐらいかかるが、聞いたコースはバス停まで1時間半ぐらい?のコース。
こちらの方が足の負担も考えると都合が良い。
ということで、駒形登山口に下ることにした。
地図にはバス停が載っていなかったので最初から考えなかったコースだった。

裏の肩。
ここから左手の方向に下ります。


日当たりのよい雑木林の土手にはスミレが咲いていた。
フモトスミレ


フイリフモトスミレ


そして、ヒトツバエゾスミレ。

葉はギザギザとして不規則に裂けたりしています。

コガネネコノメ
 

カタクリがまだ残っていた。


トウゴクサバノウ。日当りよく花が開いています。


ヒトツバエゾスミレもけっこうある。






明るい土手には濃い紫のスミレ。






少し薄い紫のスミレ・・・。どちらも名前分からず。


またまたヒトツバエゾスミレ。
これはけっこう白くて、もしやナルカミスミレ?と思ったが、距の部分が薄~く色がついていた。
でもこのぐらいならもしかしてナルカミスミレって言うことがあるのかも~。




こちらは距がピンク。




マルバスミレ


ケマルバスミレ


ニョイスミレ?


アカフタチツボスミレ


沢沿いの林道は新緑がきれい。




ニリンソウ


ヒトリシズカ


この日初めてのエイザンスミレ。
ヒトツバになりかかったような葉をしている。


駒形登山口への下りは、明るく気持ちよく歩けた。
少し林道が長く感じるころ、まだかな~と思っていると、車で来ていた単独の女性に声を掛けてもらい
岩宿駅なら帰る通り道なので乗せてって下さると!
お言葉に甘え乗せていただき、大助かり。
山の話をしながら駅に早く着くことができました。
本当にありがとうございました。





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