「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

「褒めて伸ばす」は最悪の責任逃れ!

2016年01月26日 | 毎日のしあわせの為の知恵
おはようございます。

最近、ホント忙しいっす。

ま、なんとか、こそこそ、やっていくつもりっすけどね。


さて、その時、僕は御島さん(31)のマンションでお酒を飲んでいました。

珍しく御島さんの手料理で・・・牛すじの煮込みや麻婆豆腐、鰤の刺し身など、楽しく並んだ夜の食卓の風景でした。

「でも、ゆるちょさんって、オトナの女性に愛されていますよね」

と、辛辣姫ユキちゃん(28)。

「はい?突然、何を言い出すの?」

と、僕。麻婆豆腐でビールを飲んでいる。

「だって、今日のデパ地下の女性・・・すっごくゆるちょさんにやさしくしてたじゃないですか!」

「しかも、満面の笑顔で・・・あれは、やさしくする事で自分の思いを伝えようとする・・・女性特有の行為ですよ」

と、ユキちゃん。牛すじの煮込みにビールを合わせている。

「そうだったの?ま、二人に買い物、頼んだんだけど」

「デパ地下で、そういう事があったんだ」

と、御島さん。カマンベールチーズを食べながら、シャンパンを飲んでいる。

「でも、わたし考えましたけど・・・男性は・・・特にオトナの男性はそうでなくっちゃならないんだなって」

「改めて思ったんですよね・・・」

と、ユキちゃん。

「それはどういう事?」

と、御島さん。

「オトナの男性は2種類に分けられるって事ですよ。しかも、わたし達がよく目にするオトナの男性の方が良くない」

「いつも厳しい顔しててガミガミ言っていて・・・女性をどこかバカにしていて、その自分を女性の方が見抜いていて・・・」

「多くの女性に嫌われている事実すら、わからない。あるいは、そもそも女性に相手にされていないダメな男性・・・」

「女性が社会の監視者なら、女性に嫌われているか、相手にされていない「失格男性」が多いって事です」

と、辛辣姫。

「そこには何らエネルギーは生まれないんです。でも、ゆるちょさんの今日のあり方を見ていたら、女性は自然と目の笑う笑顔になれていて」

「ほっこりとした空気感が流れていた。お互い目と目が合った瞬間、お互いエネルギーをやりあう事で、笑顔になれていたと思うんです」

「「ハッピーエナジー」がお互いの寿命を伸ばし、やる気も作った・・・わたしはそう見たんです」

と、ユキちゃん。

「なるほど・・・ゆるちょくんがいつも、笑顔でいるのには、理由があったと言う事ね・・・」

と、御島さん。鴨のコンフィを食べながら、シャンパンを楽しんでます。

「結局、笑顔でいられるって言う事は・・・女性からすれば本能的に嬉しいことがあった時・・・」

「つまり、好きなオトコと目が合って、笑顔をくれた時・・・それはつまり、自分も笑顔になれているって事だから・・・」

「お互いがお互いの「ハッピーエナジー」を目で伝え合っている時・・・それは成長の時でもあるはずよね?」

と、御島さん。

「そうですね。異性との目のやりあいこそ、人間性を大きく、精神的に強くしてくれる毎日のトレーニングですもんね」

と、ユキちゃん。

「でも、結局、その行為って、女性の方から積極的に行くからこそ、出来るのよね?」

「つまり、女性に好かれない・・・あるいは興味を持たれないと出来ない行為だから・・・」

「実は男性にとっては、相当難しい行為なのかもしれないわね・・・」

と、御島さん。

「そうですね。っていうか、女性を魅了出来る男性がとにかく減ってるような気がしますね」

「人間的にも小さくて、精神的にも弱い・・・そういう魅力の無い男性が多くなってる気がするんですよね」

と、ユキちゃん。

「何なのかしら、それって。よく若い男性に聞くと、「恋愛に興味ない」みたいな言葉が返ってくるけど、あれって単に」

「「恋愛したいけど、その能力が自分に無い」って言う事を言ってるだけだし、そういう自分を認めたくないから「恋愛に興味ない」って言葉に」

「逃げているだけでしょ?・・・そんなのまともな女性ならすぐに見抜くし・・・そういう男性達って、精神的に弱い上に経験も無いから・・・頭も悪い・・・最悪だわ」

と、御島さん。

「結局、そういう男性達って、女性が怖いんじゃないですか?」

「女性が怖いから、そもそも恋愛も出来ないし、だから経験も無い。だから、知恵も作れない・・・悪循環そのものですね」

と、辛辣姫。

「わたしね。そういう意味じゃあ、母親が男性の成長を阻んでいるんじゃないかと思うのよね」

と、御島さん。

「ほう。具体的に言うと、どういう事?」

と、僕。

「子供の教育・・・特に男子の教育の基本は、思春期時代に母親の愛情を気持ち悪く感じて・・・クラスの女の子の誰かを好きになる・・・」

「そういうオトコにする事だと思うの。まあ、それが「子離れ親離れ」の実際でしょう。これが上手く出来ないと」

「家族の本能的な愛情から卒業する事が出来ずに社会に羽ばたけない男子になってしまうわ。それはダメでしょ?」

と、御島さん。

「自分の家族を作れない・・・ダメな個体になると言う事ね。それは生物としてダメだね」

と、僕。

「でも、最近は、週末になると実家に帰って家族とベッタリって言う大学生や20代の男性が多いって聞きますよ」

「それって生物としてダメって事になりますよね?それって何が原因なんでしょう?」

と、ユキちゃん。

「母親が息子に愛情を持つのは当然なのよね。息子の方が悪いのかしら?」

「母親の愛情に溺れたまま生きていく道を選んじゃう、息子の方が・・・」

と、御島さん。

「それって、わたし思うんですけど・・・家族による息子否定の教育が一切なされていないからなんじゃないですか?」

と、辛辣姫。

「息子否定の教育が一切なされていない・・・」

と、僕。

「まず、最近のダメ家族の原因のひとつが「父性の喪失」ですよね。父親がその家族にいるけれど、その父親が「サル山のボス力」を一切持っていないから」

「子供達が本能的にボスに威嚇された経験すらない・・・威嚇と言うのは、ある意味、息子の存在の全否定ですからね」

「個体としての存在に意味が無い。お前は弱い個体なんだ・・・と言う本能的説得ですから・・・その機会が無ければ・・・息子が何の危機感も無く家族ベッタリ」

「になるのは、当たり前なんじゃないですか?」

と、辛辣姫。

「なるほど・・・その意見はすごく納得出来るわね」

と、御島さん。

「さらに言えば、昨今の「人は褒めて育てる」ブームです。これは一部の母親達が言い出したんですけど、要はそれって、母親の役割を放棄しているんですね」

「人にネガティブな事を言うと言うのは・・・例えば相手の間違いを指摘すると言うのは、言う方も痛みを引き受ける事になります」

「でも、愛情があるからこそ、その痛みを引き受けるんです。結果、その男性は、自分の間違い、弱み、成長出来ていない所・・・いろいろな自分の現状を知る事が出来るし」

「そこからの成長の方法も自分で模索するようになるんです」

と、辛辣姫。

「それを・・・自分で痛みを引き受けるのも嫌だし、息子の感情も害したくないからと言って「人は褒めて育てるに限る」などと言う妄言に逃げ込む」

「「責任から逃げる人」になったら・・・人生終わりですから」

と、辛辣姫。

「人生終わり?」

と、僕。

「だって、そういう女性は自分の身が可愛いだけで、母親と言う「責任逃れ」をしているんですよ?」

「日本においては、「責任逃れ」をする人は最も軽蔑される人間にして、一切信じちゃいけない・・・一切相手にしちゃいけない人間のはずじゃないですか!」

と、辛辣姫。

「確かに。それはそうね」

と、御島さん。

「人は最初から万能に生まれてくるわけじゃありません。子供の頃から少しずつ成長を続けてきて、やっとオトナになれるんです」

「そして、オトナとは第三者が客観的に見て、評価出来る人間を言います。簡単な所で言えば、空気を読まない、自己中な人間でない事。自己中な人間はただの子供です」

「オトナな人間は、周囲の第三者の事まで配慮して、男性も女性も本能から笑顔に出来る人間を言います。そして、自分のやった事に関して」

「ちゃんと責任を取れる人間を言います・・・だから、「責任から逃げる人」はオトナじゃないんです。ただの自己中なガキなだけなんです」

「だから、決して相手にしてはいけないんです」

と、辛辣姫。

「なるほどね。家族の中から「父性の欠如」が起こると同時に「母親の責任逃れ」か。確かに深い愛情が無ければ」

「人は注意してくれないし、ましてや怒ってくれもしない・・・それが理解出来ず、怒ってくれる人を、ないがしろにして、去っていく人間が後を絶たない」

「僕は経験的にそれを知っているけどね。そういう人間は100%ダメだね。自分も家族も不幸にしてしまう」

「・・・それこそ、ふしあわせスパイラル一直線の「家族への「逃げ込み者」」ばかりだ・・・」

と、僕。

「ゆるちょくんは、実際に経験しているものね。そういう人間がどんどん不幸になっていくのを見兼ねて・・・「しあわせになるとは何か?」を具体的に追求し始めたのが」

「ゆるちょくんだもんね」

と、御島さん。

「結局、目先の得ばかり考えて行動すると、「人生ドツボにはまる」・・・そういう事なんだよね」

「そして、一度、ふしあわせスパイラルに入ると・・・他人からの信頼を無くし、人は周囲から消え、どんどん孤独になっていく・・・」

「それが日本社会の正体だから・・・怖い所なんだよね・・・」

と、僕。

「それが怖いから、今までもゆるちょくんは「しあわせになる方法」について言葉にしてきた・・・」

「でも、今回の話・・・「家族からの「父性の欠如」と「母親の責任逃れ」」が息子の存在の否定の教育を無くしてしまったから・・・家族から卒業出来ない」

「弱々しい息子を作る事になった・・・って言う話は、新しいと思うわ。次世代の家族づくりの出来ない息子の製造方法なんだから」

と、御島さん。

「わたしね。同じ女性として、これだけは言って置かなければいけないと思うけど・・・人間性が小さくて精神的に弱い女性って」

「多分「子育て」と言うトレーニングが厳しすぎるんだと思うの。だから、逃げたがる。結果、息子をスポイルする事になっても、「目先の得」ばかり考えて」

「要は「その日の自分が良ければいい」って言う発想になっちゃうんだと思うの」

と、御島さん。

「あるいは・・・人間性が小さい10代や20代の頃に、「何も発言しないで、目の前の事態が推移する事を待って、やり過ごせば楽出来る」って言う知恵を身につけてしまった」

「女性達って、実際、いるのよね。こういう女性が一番厄介で、確かに、その知恵は一面的に有効だけど、結果、当人は、何の成長も出来ないから」

「いくら年齢を重ねても、「人間性が小さく、精神的に弱い。経験からの知恵も無い人間」って言う事になって・・・それが結果、「目先の得」オンナを作る事になるのよ」

と、御島さん。

「そういう女性が結局、オトナになれない、中身子供の「目先の得」オンナになり、まず、自分の事しか考えられない・・・オバサン予備軍になっていくの」

「そうなったら、まず、しあわせにはなれないわ。だって、そういう女性は誰からも愛されないから、孤独になっていくだけだもの」

「人はどんどん離れていくわ・・・」

と、御島さん。

「結局、大事なのは、第三者に愛される・・・空気を創りだす側の人間性の大きい、精神的に強い、「サル山のボス力」を持った男性になれるか」

「そういうオスの仕事を支援しながら、その男性を受け止められる女性になれるか・・・わたしは、女性のしあわせへの成り方はそこだと思っているんですけどね」

と、辛辣姫。

「結局、この世って、人間性大きく、精神的に強く・・・「サル山のボス力」と言う父性を持つ・・・その大会なのよね、男性にとっては」

と、御島さん。

「だって、素直に言えば、女性達が積極的に恋していく男性って・・・「サル山のボス力」を持った・・・お目目キラキラのイケメン男性でしょう?」

「男性の目が強いからこそ、女性は本能から恋に落とされるんだもの・・・そこに子宮が反応するんだもの・・・そして、女性は子宮でモノを考えるんだから」

「自ずとしあわせとは・・・その二人が結ばれる事になるのよ・・・」

と、御島さん。

「御島さんは、お見合い番組に否定的だもんね。街コンとかも、そうだけど・・・」

と、僕。

「だって、普通の社会で恋がゲット出来ない男女が集まっているんでしょ、あれ」

「それって、神社で御朱印帳にハンコ貰いまくっている女性達や、パワースポット巡りの女性達となんら変わらないでしょ?」

「要はそれって、魅力の無い男女の集まりに過ぎないから・・・「魅力無し男女ホイホイ」状態・・・だから、恋も出来ないし、結婚も出来ないんじゃない・・・」

と、御島さん。

「今でも「ゴキブリホイホイ」って商品あるのかなあ・・・まあ、いいけど・・・」

と、僕。

「「運」も「縁」も「恩」もすべて、その人間に魅力があるから、巡ってくる経験に過ぎないって、ゆるちょくん、昔言ってたじゃない?」

「あれ、考え方、変わったの?」

と、御島さん。

「いいえ。変わりません。昔、海老蔵さんが「僕は今まで「運」と「縁」と「恩」を大事にして、すべてをやってきました」って豪語してたしね」

「人間、どこまでも大事なのは「魅力」そのものだよ。その「魅力」こそが、「運」も「縁」も「恩」も連れてくる。出会いとは、そういうものさ」

と、僕。

「その中心的ハッピーアイテムこそ、キラキラお目目のイケメン要素「ヒカルの君の目」ですもんね」

「源氏物語の光源氏は、「ヒカルの君の目」を持っていたからこそ、あんな風に次々と女性を落とせたんですもんね」

と、辛辣姫。

「だからこそ、女性はそういう人間性の大きい、精神的に強い男性・・・にして、「サル山のボス力」マックスな男性に素直に恋して」

「その男性を受け止められる女性になるのが、必須。そういう事になるんじゃない?」

と、御島さん。

「ねえ、そういう女性って・・・その・・・ゆるちょくんを受け止められる女性を、ゆるちょくんはわかる事が出来る?」

と、御島さん。

「まあ、とりあえず、「ヒカルの姫の目」の綺麗な女性を見つける事になるんじゃないですか?」

「ありがたい事に、僕の事務所には、御島さんやユキちゃんを初め、そういう女性がたくさん揃っていますから・・・」

と、僕。

「あとは人間性も大きくて精神的にも強い女性って事かなあ。母性本能も強くて、甘えてもやさしくしてくれる女性がいいかなあ。正直言って」

と、僕。

「それだったら、いつでも甘えていいですよ。それくらいなら、わたしにだって出来ますから」

と、辛辣姫。

「だって。どうする?ゆるちょくん」

と、御島さん。

「いやいや。個人に特定するのは、まだまだ」

と、僕。

「だって。ま、これがいつものゆるちょくんね」

「もう、のらりくらり・・・」

と、御島さん。

「「父性の欠如」と「母親の「責任逃れ」」・・・僕は自身の否定こそ、自分を成長させてきたと経験上わかってる」

「だから、自己の全否定の大切さは重々承知しているつもりなんだよね。具体的に言えば、恋をして、告白しての瞬殺とか、社会に出てから現場で自分が使い物になっていない」

「現実を知る事や・・・つまり、社会に出れば、自己否定は当然やってくるものなんだ。だからこそ、家族に養われている若い間に「自己否定」は必ず体験させて」

「そこから成長する事でネガティブから脱出する方法を・・・そのネガティブをポジティブに変える方法を学ばせる事は必須と言う事になるんだ」

「それが家族と言う場所の教育の絶対の基本でもあるよね・・・」

と、僕。

「ゆるちょさんは、自分で答えに辿り着くと突然言葉にしたがる、悪い癖がある・・・だけど、わたしはその癖も受け止めるつもり」

「・・・だって、知恵を言葉にする作業は何よりも大事だもの・・・」

と、辛辣姫。

「だって。自分の悪い癖を知っていてくれて・・・さらにそれを受け止めてくれる人間性の大きな女性こそ、多くの魅力的な男性に恋される、魅力的な女性って事になるかしらね」

と、御島さん。

「「褒めて伸ばす」なんて言ってる人は、経験からの知恵の無い、絶対的にダメな人だって、ようやくわかったわ」

「そういう事を言ってる人間は、「責任逃れ」しか出来ない、自分の事ばかり考え、人々をスポイルする最悪の人間って結論になるわね」

と、御島さんは言うと、牛すじを口の中に放り込んだ。


(おしまい)


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