「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

ぶっちゃけ、子育てって!

2016年05月03日 | 毎日のしあわせの為の知恵
おはようございます。

GWも後半戦・・・3連休ですね。

朝寝を楽しめると・・・休みだなあって、のんびりした気分になれますね。


さて、その時、僕は昼間からユキちゃん(28)のマンションで、ワインを飲んでいました。

「しかし、GWっていいですね。今年は、一週間ずーっとお休みって感じだし」

「ゆるちょさんは、のんびりと横にいてくれるし、ノートパソコンさえあれば、パタパタやってるか」

「のんびりとお昼寝しているかだし・・・ゆるちょさんは、「大部屋のセントバーナード」そのものですね」

と、ユキちゃんはシャンパンを注いでくれる。

「まあ、ここは事務所じゃないから、眠くなったら、お昼寝してもいいかなって思ってさ」

と、僕。シャンパンをぐいっと飲む。美味しいっす、やっぱり。

「僕、割りと原稿一本あげると眠くなる癖があるんだ。だから、自宅で書いている時は原稿をあげると、ご褒美に、15分くらい寝ちゃうんだ」

「その方が起きた時に頭がスッキリするしね。次の仕事にも役立つ」

と、僕。

「でも、ゆるちょさんが、そうやって、平和そうに眠っていると・・・居てくれるしあわせって言うか・・・その間だけは、とりたてて悪い事は起こらない感じがあって」

「ゆるちょさんの、寝顔を見ながら、つい微笑んじゃいますね」

と、ユキちゃん。白ワインを口に含む。

「ユキちゃんの寝顔だって、可愛いと思うよ。正統派の美人って言うかさ。やさしさが満ち溢れている感じ?」

「女性って両親の渾身の芸術品だと言うけれど・・・そこの家族の文化がその女性を作り上げているって僕は思っているけどね」

「うん、ほんと芸術品・・・両親の美意識がそこに見える。色白の透き通るような肌と、ツヤのある髪の毛、美しい所作、くるくる回る頭脳と美しい笑顔・・・」

「それが答えだな」

と、僕。

「そう言われると、なんか嬉しいですね」

と、言いながら、ユキちゃんは白ワインを自らのグラスに注いでいる。

「ま、中には普段とのギャップがすごい人もいるけどね。寝顔・・・」

と、僕が少し笑うと、ユキちゃんも笑顔になる。

「ゆるちょさんの過去の経験話は・・・女性についての・・・聞かないようにしているつもりですけど」

と、ユキちゃん。

「もう、遠い話さ。それに僕は今、この瞬間が人生の中で、今が一番楽しいと思っているから」

「ユキちゃんとこうして過ごしている時間が、僕の人生で、一番しあわせって事」

「なんとなく、こころがホッコリするしね。ユキちゃんと二人きりでいると・・・」

と、僕。

「もう、ゆるちょさんはすぐに女性が何も言えなくなるような言葉を出すんだから・・・」

と、ユキちゃん。色白のユキちゃんが、少し紅くなる。

「わたしがこんなに辛辣なのに?」

と、辛辣姫。

「ふ。辛辣と言う事は、現実がよく見えていると言う事と、サービス精神旺盛って事だよ」

「それに、批判されるリスクすら、取っている。僕もそういう生き方だからね。ユキちゃんの精神は、僕に近い所にある」

と、僕。

「リスクを怖がって、何も言葉にしない人間が僕は好きになれないんだ。そういう弱い人間は、好きになれない」

「ただ、それだけの話だよ」

と、僕。シャンパンをグビリと飲み干す。ユキちゃんは笑顔で、自然に注いでくてる。


「でも、そうですね。男性って、すぐ過去・・・それも大学生時代や高校生の頃の恋愛を思い出して、懐かしがる人が多いですよね」

「それは・・・やっぱり、男性は、その時だけしか、恋はしていないって事なんですか」

と、ユキちゃん。

「うーん、そういう人が大多数なのかもね。社会人になったら、恋人を作る暇が無いから、学生時代に恋人を作って」

「社会に出て、2,3年したら、結婚して家庭を持って、社会人としても一人前になれ・・・みたいな事を当時の先輩達に相当言われたモノ、」

「・・・特に僕は理系だったし、社会に出てみたら、「30までに結婚しないと、もう、結婚出来無いよ。だって、システムエンジニアは30越えたら、仕事が忙しすぎて」」

「「会社と客先に張り付く以外無いから、物理的に外で女性と出会う時間が無い」・・・って言われて、ホントにそうだったからね」

と、僕。

「職場には、結婚出来ない・・・それでも年齢を重ねてしまった男性がゴロゴロいた。結婚出来たオトコは、その事だけで、鼻高々にしていたけどね」

「僕はそんな事、どうでもよかった。大事なのは、自分の人生をどう生きるかと言う事。その事しか考えていなかったから、そういう些事に拘泥している暇はなかったよ」

と、僕。

「ゆるちょさんは結婚出来ますよ。どんな環境だって、叩き壊して、自分の好きなように作り変える事の出来る人ですからね」

「社会に出て、日々戦っているゆるちょさんを知れば、もう誰も、ゆるちょさんの本当の強さに抗えない。その強さ、女性の方が評価していますよ。男性は嫉妬するだけですけどね」

と、ユキちゃん。

「そういう事を言える、その強さこそ、辛辣姫ユキちゃんの真骨頂だね。まるで、武士そのもの・・・強いね、ユキちゃんは」

と、僕。

「ゆるちょさんは自分でオリジナルな生き方を作りだせる。逆に通例に自分を合わせようとする人は・・・つまり、学生時代に思いを馳せる事しか出来ない人は」

「「長い物には巻かれろ」主義な他人の通例に合わせる事でしか、しあわせを獲得出来ない人だとわたしは思っているんです」

と、ユキちゃん。

「でも、そんなんで、果たしてしあわせを確保出来ると思っているんですかね。学生時代なんて、まだまだ、人間としての修行が出来ていない時期でしょう?」

「そういう未熟な男女が恋したとしても・・・わたしはどうかなって思います。それ以上、言葉にする事は無いですけど」

と、辛辣姫。

「本物のしあわせを獲得する為には、人生甘っちょろいんじゃないかなって、思いますけどね」

「やっぱり、経験豊富な本物のオトコを探しださなきゃ、人生は始まらないってわたしは、思いますけどね」

「・・・人生の先輩に怒られそうですけど・・・」

と、ユキちゃん。

「ユキちゃんは、厳しい辛辣姫だからね。話を変えよう。今じゃ、結婚そのものを諦めている男女が多いんだって?大学生や20代の男女には・・・」

「恋すら、出来なくて、両親に甘えるだけで、地元の仲間に甘えるだけで、大人になりきれていない子供が多いんでしょ?その親達もただの子供だって、いわれてるってね・・・」

「このままだと、ハッキリ言って、日本はもうダメになるしかないって言われてるみたいね・・・」

と、僕。

「どうも、そうみたいですね・・・具体的な話に戻しましょう。事実として、現代の男性はそもそも車を買わない人が多いですね」

「「公共交通機関を使えばいいじゃないですか」って言うけど、今の子達って、嫌な事をしたがらないってだけなんですよ」

「ローンが怖いんです。リスクを取りたがらない。小さなリスクすら怖がる」

「だから、体のいい、言い訳だけは用意しておくってだけで・・・「本来、こうすべき」って言う議論も消えちゃったみたいですよ」

と、ユキちゃん。

「だから、圧倒的に経験が足りない・・・だから、当然あるべき、知恵も無い・・・ここが致命的なんじゃないですかねー」

と、辛辣姫。

「ふむふむ。それはそうかもしれないねー」

と、僕。

「でも、女性としての本音を言わせて貰うなら、車が無いと、幼稚園の送り迎えとか大変だし、小さい子がいるとなると」

「旅行ひとつ取ったって、車の方が楽なんですよね。だから、今の子って「車は将来的にいらない」って言ってて」

「車の免許すら取らないって子も多いみたいで・・・その方が免許取得の費用分だけ得する・・・みたいな意識で」

「目先の得しか、考えないのが、今の子供達の本質みたいですよ。わたしから言わせても、あまりに頭が悪い」

と、辛辣姫。

「ふーん。そんなんダメじゃん。将来的に損する感じじゃない?」

と、僕。

「だから、経験も無く、発想力も無いから、将来、子育てが余計大変になるんじゃないかなって容易に思えるんですよ」

「夫婦間の仲が悪くなる原因がすでに見えている感じですね・・・」

と、ユキちゃん。

「今、この瞬間の自分が良ければ良くて、それで小さなリスクすら怖いから、適当な言い訳を設けて、逃げる・・・」

「しかも、経験が圧倒的に少ないから、発想力も、からきし無くて、近い将来、子育てに車が必要と言う事すら、予見出来ない・・・」

「発想力とか予見とか、頼りがいとか、女性が求めるすべてのモノの根本は、経験の豊富さにあるから・・・経験を怖がっている男性は、そりゃ結婚は出来ないだろうね。永久に」

「普通に考えて見ても、さ」

と、僕。

「多分、本人達も、そう思っているんじゃないですか。だから、就職しても、すぐに退職して、親に寄生する」

「ある意味、そういう自分たちを作り上げたのは、親なんだから、親が悪いんだから寄生するのも当たり前・・・そういう論理を持っているみたいです」

「そういう考えをしていると、絶対にふしあわせになる理論・・・「自分は何も悪くない。他人が悪いんだ。自分は絶対に正しい」」

「・・・この傲慢な理論にたどり着いちゃって、他を否定しまくって、他から圧倒的に嫌われて、完全に孤立してしまう・・・そういう不幸のカタチに辿り着いちゃうんですよね」

「ま、この理論、誰からも相手にされなくなった専業主婦のおばちゃんのたどり着く理論でもありますけどね」

と、辛辣姫。

「一旦、そこに辿り着いちゃったら、もう戻れない。ふしあわせの奈落だから・・・日本の奈落と言ってもいいからね」

「怖い、怖い」

と、僕。

「「自分は何も悪く無い。他人が悪いんだ。自分は絶対に正しい」・・・この不幸の呪文を唱て、勝手しだしたら、死ぬまで、誰も相手にしませんよ。孤立化一直線です」

「怖い呪文ですよ。でも、結構な数の男女がこれを唱えていますね・・・」

と、辛辣姫。さすが辛辣姫、厳しい・・・。

「ふーん。でもさ、結局、最初から、結婚そのものを諦めているんだから・・・もちろん、子供も存在しないから、それで、いいんじゃない?」

「会社辞めようが、仕事を続ける事を否定しようが、そんなの・・・その人の自由なんだから、僕らが、とやかく言う必要は一切無いんだよ」

「だって、他人の人生なんて、外野が心配する事は一切ないんだから。そういうもんでしょ、実際。人生なんて、たったひとりで歩いて行くもんだし、さ・・・」

と、僕。

「そうですね。・・・確かに・・・」

と、ユキちゃん。


「ねえ、ユキちゃんがもし、僕の奥さんだったら、今、手を打っておきたい事って、どういう事がある?」

と、僕。

「そうですね。ゆるちょさんは免許も持っているし、運転も・・・サイクリストである事もあって、周囲への注意の仕方が厳しいから」

「安心して横に乗っていられますから・・・そこはすごくいいなって思います。普通に頼れますよね」

と、ユキちゃん。

「はあ。そう言ってくれると、嬉しいよね・・・」

と、僕。

「それになにより子供に懐かれますよね。犬にも懐かれるし、猫はビビりまくっているけど・・・」

と、ユキちゃん。

「それは目の光りのおかげ。目にチカラを込めると、子供達、ビビるからね」

「昔、酔っ払って、電車の中でよからぬ事をしていたオヤジを、目のチカラ全開にして、睨みつけたら、タコ踊りを踊りだしたからね」

「目のチカラは、案外強いチカラを持っているんだよ。本能的に他人を動かせるチカラさ・・・だから、目のチカラを侮ってはいけないよ」

と、僕。

「ゆるちょさんの狼の目の威嚇力はすごいですもん。猫たちが本気で後退りしますからね。犬はすぐにお腹さらして、全面的に負けを認めちゃうし」

「でも、それがゆるちょさんが動物を制圧する、生のチカラなんだから・・・男性達も喜び、女性達にも笑顔で迎えられるのも、当然ですね」

と、ユキちゃん。

「動物達のボスですよ。ゆるちょさんは。そのチカラ、もっと使って下さい。女性を味方に出来るオトコこそ、ジェネラルになれるってナポレオンと同時代の人間が言っていましたよ」

「ゆるちょさんはさしずめ、黒の宰相、ジェネラル・ブラックと言った所でしょう。黒のトレンチコート姿に赤の差し色が良く似合う・・・」

と、ユキちゃん。

「狼の目を持つ、ジェネラル・ブラック。悪くない表現だね。ユキちゃんは、そういう会話大好きだもんね」

と、僕。

「えへへ。元アニメっ子ですから」

と、ユキちゃんは、恥ずかしそうに微笑んだ。


「ところで・・・ゆるちょさんは子供は何人くらい欲しいんですか?」

と、ユキちゃん。

「3人から5人くらいかな。男女半々くらいで。子供達には生まれてすぐに社会の厳しさを教えたいから・・・それで対人間のコミュニケーション能力を徹底して鍛える」

「実地に鍛えさせる為に、子供の頃から、いろんな初対面の大人と会話をさせたいね。洗練された本物の大人のオトコやオンナ達と」

「そこは僕セレクトの人間達だ。上手くやってくれると思う」

と、僕。

「大事なのは、本物を理解させる事だ。本物こそ、大事なんだからね。それを理解出来なきゃ、やっぱダメでしょ。オトコもオンナも」

と、僕。

「まあ、勉強なんて後からやりゃあいいし、あんなの才能はいらないからね。向いていないなと思ったら、別の仕事を探せばいい。要は自分に向いている仕事を探す事だよ、大事なのは」

「相手にすべきは、社会で、愛されるオトコとオンナかな。社会でチカラを持つオトコ、妖艶なオンナ・・・そんな人間に相手にしてもらいなさい・・・ってな所だよね」

「そういう人間にこそ、「知恵」が集まっている。「笑顔」で居るって事さ。大事な事だよね」

と、僕。

「ま、現実には、自分の好きな事を早く探しだして、それで大成するにはどうしたらいいか、子供の頃から、徹底的に考えさせたいね」

「基本は、どうやって金を稼ぐか、だ。それを賢く、シンプルにガンガン求める事さ」

「収入は、初任給の、10倍、100倍、500倍、1000倍くらい、求めなきゃダメだよ。オトコの価値は、金なんだからさ」

「・・・結果的にどこまで行けるか。自分自身を鍛えればいいんだ」

「そして、兄弟姉妹、それぞれ毎日切磋琢磨しあいながらね・・・チカラを付ける・・・なんなら、子供は7人でもいいな・・・」

と、僕。

「7人ですか。わたし、身体持つかなあ・・・」

と、ユキちゃん。

「ユキちゃんなら、大丈夫だよ。ユキちゃん、子供好きだし、ユキちゃんは好きな事には常に全身全霊でしょ?」

と、僕。

「まあ、そうなんですけどね。でも、ゆるちょさんの子供なら・・・それくらいは大丈夫だと思います」

「そうなんですよね。相手がゆるちょさんだって、なったら、少々大変でも、ちゃんとやります。それがわたしの自然な気持ち・・・」

と、ユキちゃん。

「こう思わせてくれるのが、ゆるちょさんのチカラなんですね。人間力って、ホント、大切」

と、ユキちゃん。

「まあ、子育てが始まったら、僕も本気で子育てする気だから。始終、家にいるようにして、朝食はすべて僕が作る。家事も僕が出来るだけやる。掃除も毎日コマメにやりたいね」

と、僕。

「早寝早起きは徹底させて、朝から僕が子供達の相手をするよ。子供達と全力で遊ぶ。子供たちって、大人が全力で相手にしてくれるとすっごい嬉しいのよ。それ、僕、知ってるもん」

と、僕。

「とにかく子供たちは、出来るだけ外で遊ばせるし、スキンシップを心がける。たくさんの大人に出会わせて、子供の頃から、たくさんの大人に愛される経験をさせる」

「まあ、人見知りはさせてもいいけど、こころの底で、「信用出来る大人もいる事」を身体でわからせるようにしたいね」

と、僕。

「とにかく、人と自然に笑顔でつながれる・・・そういう人間にしたい。下ばっか向いて暗い顔ばっかしている、気の小さな人間にはしたくないからね」

と、僕。

「それから、ユキちゃんには全力で子育てストレスを軽減させたいから、僕の子育て範囲を出来るだけ増やさせて欲しい。まあ、乳は出ないけど、それ以外で」

「子供の食作りも完璧に覚えて、子育ての戦力になる事からまず、始めなきゃね。そういう体験をすれば、また、ママ友達向けの文章なんかも書けるようになるし」

「ママ友達が置かれた状況なんかも、文章として書けるから、僕としては一石二鳥だしね。やっぱり、経験こそ、宝だよ」

と、僕。

「ゆるちょさんはすぐ物事のいい面をプラスに捉えて、考えて行くからいいですよね。いつも明るい。そういうゆるちょさんが横にいてくれるだけで」

「わたしは癒やされますよ」

と、ユキちゃん。

「ゆるちょさんって、そういう人なんですよ。そこにいて、笑顔でいてくれるだけでいい」

「存在するだけで、「わたし、がんばりたい」って思わせてくれる。そういう人って、少ないですもん」

と、ユキちゃん。

「だから、ゆるちょさんは横にいてくれるだけでいいんです。その遺伝子を継いだ子供達をわたしに授けてくれるなら・・・」

と、ユキちゃん。

「ま、がんばっていこう。楽しい事もつらい事も、結果的に僕らを楽しませてくれるさ・・・」

「人生は結局、時間の使い方だからね。それを間違っちゃいけないんだ・・・」

と、僕。

「ふふ。そうですね。それは、間違えないようしないと、いけませんね」

「自分がやりたい事に時間を使えないと、何の為に生まれてきたか、わからないですから」

「わたし、子育て楽しみなんです。ま、自分を成長させてもくれるだろうし・・・」

と、ユキちゃん。

「物事には常にプラスの面とマイナスの面がある。だから、プラスの面を自分に取り入れ、マイナスの面は対策を考えて、それを講じればいいだけなんだよ」

「いずれにしろ、経験を積むと言う事は、自分にとってプラスなんだからさ。子育てに取り組むのも、自分の人生をさらに豊かにする事につながるし」

と、僕。

「大事な事は、こころとこころを繋いで置くこと。子育てプロジェクトは、二人のプロジェクトなんだから、僕が主体的に動こう」

「君は、女性なんだから、男性に比べて早くに疲れちゃう。この現実をしっかり理解して、対策を講じる事。だとすれば、子育ては男性が主体的に動くべきなんだ」

「金はガンガンにかけて、子供達第一に生きる。それが子育て時間の第一のテーマになる。僕は自分の仕事もあるけど、むしろ、子育てこそ、第一のテーマなんだから」

「そこから新しい発想を産めばいい。そうすれば、また、違った世界の中で、走り回れる事になる。子供達と一緒に走ろう。その時間は、人生の中で限られた時間なのだから」

「僕はやる。君と一緒に」

と、僕。

「はい」

と、ユキちゃん。

「ビビッて、何事からも逃げていたら、中身スッカスカな人生になってしまう。世の中、賢く振る舞って、面倒な事から逃げて生きている人間もいるけど」

「その結果、当然、孤立している人間をたくさん見てきたからね・・・そうならないように、人生、挑戦あるのみだよ」

と、僕。

「そうですね。中身すっかすかな人生だけは、嫌だし」

と、辛辣姫。

「なんかお金持ちで、見た目しあわせそうに見える女性の例も知っているけど、お金だけじゃ、しあわせにはなれないんですよねー」

と、ユキちゃん。

「物語で言えば、大事なのは、しあわせを持ってきてくれるのは、登場人物なんですよ」

「魅力的な登場人物がいなければ・・・そこにお金だけあったって、何も楽しくない。だから、誰に出会い、自分を受け入れてくるか・・・そこが一番大事なんです。人生においては」

「そして、生まれてくる子供達・・・わたしが見つけ出した素敵な男性の遺伝子と自分の遺伝子がそこで交わり合う・・・そうして出来た、わたし達の子供達こそ、しあわせの果実です」

「自分が、これまでの人生で、見つけ出した「しあわせになる為の知恵」を彼ら彼女らに教えてあげたい・・・今はそんな気持ちを持っていますよ、わたしは・・・」

と、ユキちゃん。

「子育てはつらい事も多いだろうけど、そのつらい事こそ、自分を成長させてくれる糧ですからね。ゆるちょさんは、いつもそう考えろと言ってくれる」

「つらい事から逃げるのではなく、つらい事を全面的に受け入れ、そこから学び、大きく成長する事こそ、人間の本筋だ・・・そういう事ですよね、ゆるちょさん」

と、ユキちゃん。

「ああ。つらい事こそ、自分を大きく成長させるチャンスなんだ。そこで思考し、もがき苦しむ事こそ、経験なんだ。その経験を自分の知恵で乗り越えた時こそ」

「その先に、超成長した新たな自分がいる。その自分に会えるチャンスなんだ。だったら、喜ぶべきだろう?ねえ、ユキちゃん」

と、僕。

「その考えを持てるゆるちょさんが・・・そうやって説明してくれる、そういうゆるちょさんが・・・横にいるだけで、わたしは強くなれます」

と、ユキちゃん。

「まあ、一緒にがんばっていこう。子育ては初めてだけど、いい機会なんだから、お互い主体的に子育てを楽しんでいこう」

「ま、奴らは怪獣だから、無尽蔵のチカラを持っているから、そこに対抗しないといけない。準備がいるんだ」

「今から、トレーニングでも、しておこうか。毎日の、ウォーキングとかさ」

と、僕。

「そうですね。「トレーニングは嘘つかない」ですもんね」

と、ユキちゃん。

「大切なのは、自分から、他人に声をかける事が出来る事。自分の得意な分野を見つけておくこと。異性に興味を持たれる、魅力を身につけておく事」

「そして、何より、自分のしたい事を見つけて置くことくらいかしら。ま、勉強は粛々と知識を頭の中に詰め込んで、徹底して演習問題を解く事」

「そういう子供と言う、芸術作品を作ればいいんじゃないですか。基本的には、それでいいんじゃないかなー」

と、ユキちゃん。

「うん。そうしよう」

と、僕。

「それと・・・わたしが子育てで最も大事だと思っている事は、オトコはゆるちょさんと同じような「強い威嚇力」を確保すること」

「女性は、御島さんのような「大きな抱擁力」を持つ事。だから、男性は威嚇力を確保する為に、目と目を合わせて戦う、なにがしかの武道を子供の頃からやらせたいです」

「女性はもちろん、「抱擁力」が大事だから、「抱擁力」の強い、そういう女性を生きる目標にして生きて欲しいですね」

「もちろん、女性は美意識も重要だから、お茶、お華、日本舞踊の女子3大習い物の基本は習わせたいですね」

「そして、頭の回転の速い、透明感の素敵な女性に成長させたい・・・」

と、ユキちゃん。

「とにかく、大事な事は、男性でも女性でも、皆に「愛される事」です。そして、皆が納得する「知恵」を作れる事。その知恵に溢れた言葉こそ、皆を笑顔にするんですから」

「そういう人間に成長させたいですよね。勉強なんかより、そっちの方がすっごく大事だもん。事実、勉強しか出来ない男性や女性って、周囲皆に嫌われているでしょう?」

「それが答えです。勉強しか出来ない「俺エライ病」の人間になったら、人生終わりですから」

と、ユキちゃん。

「と、言いながら、最低限、子供の勉強は僕が見る。参考書で勉強して、子供の勉強出来る具合を常に把握しておくよ」

「ま、そうすれば、子供との触れ合いの時間も増えるし、一石二鳥だろ。とにかく、そこは徹底してやりたいね」

と、僕。

「わたし、群れのボスとして迎えるべきは・・・「問題解決能力の高い男性」って決めてたんです。これ、教えてくれたのは、元ヤンのユミちゃんなんですけどね」

と、ユキちゃん。

「ほう。それは、どういう?」

と、僕。

「ゆるちょさんって、問題解決能力がやたら、高いじゃないですか。もちろん、現役で社会の一線で、働いていらっしゃるから、当たり前なんですけど」

「その問題に関して、問題解決能力が高いのは、誰か・・・と言う事を瞬時に理解して、「あ、これ、ユミちゃん、よろしく」って発言するだけで」

「ユミちゃんも多くのスタッフを上手く動かせるし、そういう中で最も短期間で、問題解決が図られる」

「つまり、大事なのは、ゆるちょさんの為なら、ひと肌脱ごうって、言うたくさんの女性、男性がいるって事実なんですよね」

と、ユキちゃん。

「ゆるちょさんは今、フリーの立場です。企業の課長さんとかじゃなく、それぞれ、個人個人と、ハートでつながっている。その時、「これ頼む」の一言で、皆が動く」

「それこそが、本当のボスですよ。それが出来るのがゆるちょさんだから・・・皆笑顔でゆるちょさんから、仕事を頼まれるのを喜びと共に、待ってる」

「そういう男性って、そうそういませんよ。ゆるちょさんだから、出来る。ジェネラル・ブラックだから、出来るんですよ」

と、ユキちゃん。

「わたしは、そういうボスなオトコじゃなきゃ、嫌なんです。そういうオトコの子を宿したい。そういうオトコの為に、人生を捧げたい」

「そういうオトコの子を欲しいって、わたしの子宮が震えるんです・・・」

と、ユキちゃん。

「だから、わたしは、ゆるちょさんを選んだんです」

「わたしの遺伝子は、ゆるちょさんの遺伝子を次の世代に伝える為、子供達を生むために、存在するんです」

と、ユキちゃん。

「ってさ。僕、まだ、あの・・・プロポーズしたわけじゃ、無いんだけどね。黒い宰相としては、さー」

と、僕。

「もう、せっかく盛り上がっていたのに・・・」

と、ユキちゃん。

「でも、それくらいの気持ちがあるって事くらい・・・わかってくれても、いいでしょ?」

と、ユキちゃんは言うと、ニッコリと微笑んだ。


(おしまい)

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