「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

見つけよう!自分の居場所!

2016年02月26日 | 毎日のしあわせの為の知恵
おはようございます。

なんか春めいてきましたね。うれしー。


さて、その時、静かだった事務所の大部屋に皆が帰ってきて、一瞬にしてガヤガヤ系の部屋に、

変わってしまいました。

「はい。今日は焼きたての石焼き芋ね。ここのは甘くて美味しいわよー」

と、御島さん(31)。

「じゃあ、渋いお茶いれますね」

と、辛辣姫ユキちゃん(28)。

「いやあ、美味そうっすねー」

と、池澤くん(24)。

「こらこら、レディーファースト。スィーツは女性が先でしょ」

と、ミユウちゃん(25)。

「うん。それは確かにそうだな」

と、貴島くん(29)も頷いている。

「うん。ホクホクしてて旨いねー」

と、僕。すでに手を出している。

「もうすぐ春だから、石焼き芋も、これでシーズンで最後かもね」

と、御島さん。美味しそうな笑顔だ。


「しかし、最近、不倫の話が絶えないですね」

「そういう意味では、既婚の女性に恋されている事が多いゆるちょさんは、やろうと思えばすぐに不倫も出来るって事になりますけど」

と、辛辣姫。

「クソ真面目過ぎるゆるちょくんは、そういう気もないでしょ」

「それに女性の事を常に先に考えるゆるちょくんだもん。女性を不幸にするような事は絶対にしないわ」

と、御島さん。

「そうだね。僕は小さい頃から、やられて嫌な事は他人には絶対しないタイプだから、不倫はしないし」

「結局、不倫って、相手の女性も自分も信用を失うだけで、超不幸になるだけだから、そういう行動は起こさないだろうね」

と、僕。

「この日本で最も大事なのは周囲からの信用だからね。それを安易な発想による行動で破壊するとどうなるかは・・・今の木部さんの状況を見ればわかる事だし」

「社会そのものを敵に回しちゃうからね。これも「他人のふり見て我がふり直せ」のいい例だよ。木部さんには悪いけどね」

と、僕。

「ゆるちょさんは女性は絶対に敵に回しちゃダメって・・・20代始めの頃に気づいたんですよね?」

と、ユキちゃん。

「そうだね。僕は・・・10代の頃から20代前半の頃に女性を相手にして、安易で心ない行動をしちゃったりして」

「相手を傷付けて、一生、口聞いてくれなくなったり・・・女性相手に、まあいろいろダメな事も経験してさ」

と、僕。

「へー。ゆるちょくんらしくない・・・」

と、御島さん。

「あのですね。人は傷つく経験をするから、ひとつひとつ学んでいくんですよ」

「だから、学ばない人間はヤバイ・・・そういう事ですよ」

と、僕。

「まあ、女性に傷ついた、その時に、女性って言うのは、男性と全く価値観が違うと言う事に気づいて・・・価値観が違うんだから意見が合わないのは当然で」

「だからと言って敵になるのではなく、女性を研究して、その価値観を理解する事で、仲間にしていこうって」

「その時に気づいてさ・・・それ以来、そういう路線・・・」

と、僕。

「その考えは素敵ね。最近は自分と意見が違うとすぐに叩くのがブームじゃない。価値観が違うからこそ、その価値観に乗って一度研究して」

「仲間になろうと言うのは積極的な生き方のような気がするわね。結局、叩く事しか出来ない人達は弱いから叩くわけだし・・・何の成長も無いしね」

「それって結局、自画自賛なだけだから・・・」

と、御島さん。

「「ゆるちょさんは、女性を味方につければ、大きな仕事が出来る」って、女性の占い師にアドバイスも受けたんですよね」

と、辛辣姫。

「そうだね。もう、3,4年前になるけど・・・」

と、僕。

「まあ、ゆるちょくんの建前は、わかったけど・・・わたしが見る所・・・結局、ゆるちょくんは不倫する必要が無いのよね」

「だって、多くの女性に実質的に愛されてるし、毎日、多くの女性に目の笑う笑顔を貰っているわけでしょう?」

「そりゃあ、誰か特定の相手を決めて不倫するわけにはいかないじゃない・・・」

と、御島さん。

「まあ・・・それも真理ですけどね」

と、僕。

「不倫とかしているのは、ゆるちょくんと違って、女性に恋される機会が限定されている人間たちよ・・・」

「その恋にしか価値が無くて・・・結局、社会のお約束を忘れてしまう。ま、男女の話だったら、恋に関して、女性は本能的に子宮で考えちゃうから」

「男性の方が理性をしっかり持って、理性的に判断しなくちゃいけないんだけどね」

と、御島さん。

「・・・と言うと一連の不倫問題は、男性の方が悪いと?」

と、池澤くん。

「そうじゃない?わたしはそう思うわ」

と、御島さん。

「まあ、でも、ゆるちょくんが言ったように、人生をしっかり生きていく気なら、不倫なんかしない事よ」

「まず、女性を敵に回しちゃうモノ・・・女性は恨みは一生忘れないし、必ずどこかで復讐するから、そういう種は蒔かない事」

と、御島さん。

「じゃあ、ゆるちょさんが言ったように社会では、女性を味方につける事・・・これが最上の方法ですか?」

と、辛辣姫。

「そうね。そういう意味じゃあ、ゆるちょくんは危なげないわね・・・」

と、御島さん。

「まあ、僕は恋は素敵だと思うけど・・・おしゃべりしている時が最も楽しいと感じる人間だからね」

「毎日、男女でおしゃべりが出来れば、それが最高の生き方って、感じになるかな」

と、僕。

「そういう意味じゃあ、ゆるちょくん、今が最高の人生ね」

と、御島さん。

「御意」

と、僕。


「ねえ、ゆるちょくんに聞きたいけど・・・さっきゆるちょくんは「男性と女性の価値観が全く違う」って言ったわよね」

「どういう風に男女の価値観が違うか具体的に教えてくれない?」

と、御島さん。

「うーん。僕が会社員になって気がついた事ですけど、男性って、理性的に会社の為に生きているんですよね」

「だから、普段、まあ、個人差はありますけど、お酒の席でも、仕事の話・・・と言うのは割りと普通です」

「僕は嫌いでしたけどね・・・」

と、僕。

「ゆるちょさんは女性と話している方が好きだったんですよね。会社員時代から」

と、辛辣姫。

「だって、当たり前じゃん。おっさんと会社の話をするより、綺麗なオトナの女性と話していた方が全然楽しいもん」

と、僕。

「男性は皆そう思っていると思いますよ。でも、女性の方がおっさんサラリーマンを敬遠していると言う事実がある」

「ゆるちょさんは、女性に好感を持たれる環境づくりを会社員時代から心がけていたから、女性と飲めた・・・そこが大きな違いですよ」

と、貴島くん。

「その話に乗って話すと、男性が理性的に会社や仕事の為に生きているのに対して、女性は理性的な仕事が苦手で・・・本能的感情的に動くのを得意としています」

「思考もそうで・・・好きな男性がいれば・・・既婚でも恋を楽しんでいたりする・・・これは社会に出て、会社と言う所で生きていて初めて知った真理ですけど」

「恋されていた男性は僕ばかりじゃない。むしろ、もっと多くの男性が女性から恋されていた・・・それを僕は目撃したんです」

と、僕。

「経験はすべて宝・・・でしたよね」

と、ミユウちゃん。

「ああ。経験するから初めてわかる事はこの世にたくさんあるよ」

「僕の経験では、既婚の美しい女性が未婚の素敵な男性に恋していたり・・・未婚の美しい女性が既婚の素敵な男性に恋していたり・・・」

「そこは自分に自信のある男女の恋の場だったんだ・・・」

と、僕。

「勉強や仕事しか出来ない羊さんサラリーマンには、わからない世界でしょうね」

「ゆるちょくんは恋される一匹狼だったからこそ、恋の世界にその頃から、どっぷり漬かったんでしょう?」

と、御島さん。

「いや。僕も恋されるようになったのは、サイクリストになってからだったから、30歳になった頃からだよ」

「だけど、そこで人生変わったな。女性に自信を持って話しかけられるようになった。あちら側の世界で生活する事が出来るようになったんだ。それはデカイよ」

と、僕。

「理系のサラリーマンの世界では一説では女性は奥さんしか知らないと言う男性が多数派だっていいますもんね」

「そういう世界から抜け出せたって事ですよね?」

と、辛辣姫。

「まあね。ま、それも結果的に、自分の周囲の環境を進化させたって事だろうね」

と、僕。

「自分が変われば周囲も変わる。逆に自分が変わらなければ・・・あるいは劣化すれば、それに合わせて、周囲の女性の笑顔も無くなるわ」

「ゆるちょくんの場合は、その「ヒカルの君の目」で周囲の女性を笑顔に出来るようになったから自然と女性が集まるようになった・・・そういう事よね」

と、御島さん。

「そういう事です。原因があるから、明確な結果を出せると言う事ですよ。人間、成長が無ければ、周囲も絶対に変わる事は無い。そういう当たり前の現象ですよ」

と、僕。

「話を戻しましょう。つまり、男性が毎時間理性的に仕事を大事にするのに対して、女性は毎時間本能的に、恋を大事にしているんですよ」

「もう少し言えば、ハッピーに感じる自分の感情をまず、大事にしている。だから、女性は感情を逆撫でされる事を一番嫌います」

「だから、女性と話をする時には、まず、女性がハッピーオーラを出せるような自分になり、女性の感情を楽しませるように考えて行動していますね」

と、僕。

「それが「ヒカルの君の目」の獲得であり、女性を主人公にして、おしゃべりを楽しませる、いつものゆるちょくんのやり方につながるのね」

と、御島さん。

「そうですね。おしゃべりってお互いが楽しむモノですけど、女性がこころからハイテンションになるように、その女性を主人公にして」

「おしゃべりしてあげるとまあ、こころから笑いが出てきて、お互い楽しいですからね。自然、そういう話し方になりますよ」

「相手のどこら辺をくすぐると、本気で笑わせられるかを探りながら、笑いのツボを押しつつ、おしゃべりを進める感じですかね」

と、僕。

「ね?こういう考え方の出来る男性って、まあ、少ないのよね。だいたい男性っておしゃべりのネタが無いじゃない。仕事の話、家庭の話、子供の話・・・あとは飼ってる猫の話くらい」

「しかも、いかに自分が家庭で孤立しているかをプレゼンし、ため息をつくくらいでしょう?構っていられないわよ。結局、そういう話しか出来ないから」

「周囲から女性が去っていくのよ・・・」

と、御島さん。

「それに、そういう男性って常に自分主人公の話でしょう?それでいて悲劇的な自分に酔ってたりして、女性に嫌われるのは当たり前よ・・・」

と、御島さん。

「たまーにサラリーマンの男性って何が楽しくて生きているのかなあって思ったりしますね。なんか愚痴ばかりのおっさんとか多いでしょう?」

「上から目線で、週末の趣味の話をされても、こちらがいらつくだけだし・・・」

と、辛辣姫。

「この世で面白いのは人間自身だって事に気づいていないのかもね。その人間の面白さを引き出すおしゃべりが出来ないから、人生楽しくないんじゃないかしら」

と、御島さん。

「中にいるじゃないですか。俺は今週、完徹2日だぜ・・・とか言ってくるオヤジ・・・なんか、貧乏自慢とか病気自慢とかと同じ構図の話じゃないですか」

「わたし、ああいうのも嫌いなんですよね・・・」

と、辛辣姫。

「結局、この世で一番楽しい時間は何か?って事よね」

「ゆるちょくん、どう思う?」

と、御島さん。

「そういう人達は家族で過ごす時間が最高に楽しいって結論を出しちゃっているんじゃないですか」

「子供の笑顔最高!みたいな・・・」

と、僕。

「え?でも、そういうサラリーマン程、家で孤立しているって言ってるわよ」

と、御島さん。

「じゃあ、あれじゃないですか?家に帰れない症候群のおっさん達・・・家に帰ってもつまらないだけだから、会社で仕事して部下相手に偉そうに出来るから」

「会社が一番楽しいって言うあれ・・・」

と、池澤くん。

「なんか、俺、そういうの嫌だなあ。ま、今は仕事が楽しいからいいけど、サラリーマン時代は常に早く帰りたかったけどな・・・」

と、貴島くん。

「でも、わたし思うのは・・・男性に関して言えば、オトナになるって自分の居場所を作る事だと思うのね」

「その居場所も、周囲の皆を笑顔に出来る居場所・・・そうなって初めて男性はオトナになれたと言う事だと思うな」

「嫌々、仕事しているってのは、それは本当の居場所じゃないって事でしょう?」

と、御島さん。

「それに24時間拘束もおかしいわよ。オトナになったら、ひとつのオファーに対してギャランティーが発生する仕事にすべきだし」

「有機的に仕事はしていくべきだし、常に仕事によって成長が無くてはダメよ・・・」

と、御島さん。

「ギャランティーも、それに応じて成長していくべきですねー」

と、辛辣姫。

「そうね。それが一番大事かもしれないわねー」

と、御島さんは笑顔で答えた。


「結局、わたしが思うのは、この世で生きていく目標って、自分の最も得意とすべき仕事を見つける事だと思うの」

「要は誰にも負けない自分の強みを見つけるのね。そうすれば、そこ一点に絞って自分を磨いていけば、いつか世界一に到達出来る」

「それを祝福してくれるのがこの日本社会だもの。だから日本社会は職人技が好きなのよ・・・」

と、御島さん。

「その強みさえ見つけてしまえば・・・職人になれる道が開ける・・・その道こそ、日本人の男性が見つけるべき道じゃないかしら・・・」

と、御島さん。

「「餅は餅屋」・・・と言う道ですね」

と、辛辣姫。

「そ。それこそ、高い信頼を獲得出来る商売じゃない。さっきも言ったけど、日本では信頼を得る事が最も大事だからね・・・」

と、御島さん。

「ま、うちの事務所はそもそも職人事務所みたいなモノだから。だから、ギャランティーの交渉もシビアになるのよ・・・」

と、御島さん。

「でも、ウチは結果さえ出せば、普段は拘束されずにどこで仕事をしていてもいいから、気分的に楽ですね」

「締め切りも余裕を持って設定してくれるし、普段、睡眠時間もきちんと取れるし、言う事なしですよ」

と、僕。

「そうお。ま、ゆるちょくんが睡眠時間をちゃんと取れないとチカラを出しきれないタイプだと言う事は知っていたから・・・」

「その人間が一番チカラを出しきれる環境を与えるのがわたしの使命だから。そんなのは当然なのよ」

と、御島さん。

「なにしろ、ゆるちょくんが稼いでくれるギャランティーは、桁違いに大きいから事務所としても、そうするのは当たり前なのよ」

「結局、人は社会に出ると、個人差が出て来るから・・・ギャランティーにも大きな差が出て来るの」

「ゆるちょくんの仕事はゆるちょくんにしか出来ないモノ・・・社会では希少性があって価値があれば、価値がある程、ギャランティーは高くなっていくの」

「それは当たり前よ・・・」

と、御島さん。

「まあ、そういう僕の背中を押してくれる評価があるからこそ、仕事も頑張れるんですけどね」

「いやいや、いい感じですよ。仕事も充実していて、女性にも笑顔を貰えていますからね」

と、僕。

「ゆるちょくんはそうなるようにそうなるように、自分を成長させてきたわ。女性も笑顔にする事が出来るし、仕事もゆるちょくんにしか出来ない仕事だわ」

「ま、世界一になって頂戴。そうすれば、もっともっとギャランティーを上げられるわ」

と、御島さん。

「はは。いいニンジンを目の前に釣らされたな。でも、やる気でますよ」

と、僕。

「もちろん、女性も笑顔にしながら、仕事を充実させるのよ」

と、御島さん。

「はい。がんばります」

と、僕が言うと、

「さ、気分が良いから、これから飲みに行こうか!わたしの奢りで!」

と、御島さんが言うと、皆が笑顔で、拳を上げた。


(おしまい)

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