「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

女性のオーラ、読める?

2016年05月01日 | 毎日のしあわせの為の知恵
おはようございます。

5月・・・気持ちいいですね。気持ちのいい風が吹き抜けていく。

楽しい時間の始まりです・・・。


さて、その時、僕らは事務所の近所にある、和風居酒屋の小部屋にいました。

「でも、御島さん。僕、教えて欲しいんですけど、御島さんの話題の中で、よく、女性が出すオーラについて話されているんですけど」

「・・・実際、女性の出すオーラってどんなモノなんですか?」

「僕は、女性に関してのトレーニングが足りないせいか、よくわからないんですよね、それ」

と、池澤くん(24)。

「うーん、そうね。女性が何も言葉にしていない時・・・池澤くんは感じないかしら」

「「あ、ここでは僕は発言しない方がいいな」とか、「どうも自分はお呼びでないような気がする」とか」

「・・・誰も言葉にしていないのに、そんな風に感じる時って、無いかしら?」

と、御島さん(31)。

「ああー。それはありますね。場の雰囲気って、言うか、そういうモノですよね、それ」

と、池澤くん。

「それって具体的に、どんなモノがあるかしら?」

と、御島さん。

「それは誰かが思い切り怒っている時とか・・・僕がしゃべると火に油を注ぎそうになるからやめよう、とか」

「あとは誰かが感情的になって、泣きそうになっている時とか・・・あと、なんとなく、目の前の女性が近づくなってサインを」

「出しているような時・・・それと、目の前の二人がどうも恋しているような時とか・・言葉にしない方がいいなって感じる時とか・・・いろいろありますね」

と、池澤くん。

「あら、わかっているじゃない。まあ、具体的に言えば、言葉には現さないけれど、自分の感情を相手に伝えるって言う事よ」

「それは男性も女性もやっている事なのよ。それは目を使って、その自分の感情を表情で、相手に伝える事なの」

と、御島さん。

「あえて言葉にしないからこそ、多くの感情が伝わる・・・オーラって、そう解釈した方がいいかしらね」

と、御島さん。

「確かに、目ですね。女性が怖い目をしていたり、目を伏せて完全にこちらを無視していたり、あるいは、こちらの事を意に介していない、とか」

「なんだろう・・・「僕と話したくないって事なのかな」って思わせられるのが普通ですかね」

と、池澤くん。

「でも、そういうのは「空気を読む」の空気感なのかなって思っていたんですよ」

「女性のオーラはそれとは違うんですか?」

と、池澤くん。

「うーん、同じようなモノだとは思うけど、空気って言うのは、その場にいる皆が共有している空気で」

「オーラって言うのは、個人が出す空気感と言った方がいいかしらね」

と、御島さん。

「例えば・・・御島さんが「怒りの空気感」を出していたら・・・それが「怒りのオーラ」って事になるけど」

「場の住人達がその御島さんの「怒りのオーラ」の素早く反応して、素知らぬふりをするとか・・・それがその場の空気感って事になりますね」

「そういう違いじゃないですか?」

と、辛辣姫(28)。

「そうね。まあ、そういう事だと思う。結局、オーラは個人の感情、空気感は、その場を支配する感情って言い方が出来るかもね」

と、御島さん。

「そうか。じゃあ、やっぱり女性個人個人が出すオーラをいち早く読めるようになる事が男性として、重要になってくるんですね」

と、池澤くん。

「そうなのよ。それが女性を相手にする時の男性のトレーニング・第一歩って感じなんだけど」

「その事すら、意識出来ていないって言うか・・・そのトレーニングが全く出来ていない男性がいる事が問題なのよ・・・」

と、御島さん。

「女性は敏感よね。もちろん、個人差があって、空気を読めない人間もたくさんいるけど・・・そういう人間はいつしか相手にされなくなるから」

「女性の出すオーラって、まあ、本音だからこそ、読み取れないといけないわね・・・」

と、御島さん。

「わたしが思うのは、そういう男性が例えば父親になった時に、娘の本音を見抜けなかったらダメじゃない?って事なの」

「女性が出すオーラを理解するって、そういう事だもの。それが出来ないって、まず、娘の父親として失格って事だから、女性の結婚相手に永久になれないって事なんじゃないかなあ」

と、御島さん。

「わたし、よく「近寄らないで、わたしの視界に入って来ないで」って言うオーラを特定の男性に出したりするんですけど」

「そういう男性に限って、そもそも女性の出すオーラを受け付けないって言うか理解出来ないんですよね。不用意にわたしの視界に入ってきたり、近寄ってきたりするんですよ」

「あげくの果てに、「あのオンナ、俺に気があるみたいだ」みたいな超勘違いをして、そのように振る舞うから、最悪って感じですね・・・」

と、ミユウちゃん(25)。

「それってムカつくわ・・・」

と、辛辣姫は、こっそり言葉にする。

「結局、男性って洞察力が高くないのよ。男性ってよく、気を使って言葉にしないでいると、「言いたい事があるなら、言葉にしてみろ」って言う方を言い方をするのよね」

「それって、結局、男性って、言葉にされないとわからないって事なのよ。ここが男性の致命的なダメさで」

「・・・わたしはここで、男性の能力ってはっきり分かれると思っているの」

と、御島さん。

「それは出来る人間と、出来ない人間との差って事ですか?そこで読めると、御島さんは看破していると言う事ですね?」

と、辛辣姫。

「ま、そういう事。出来るオトコは、女性の出しているオーラを読む。空気感を身体で感じると言う事が出来るわ」

「つまり、洞察力が高いから、女性の気持ちの中での、小さな変化に容易に気づくの」

「そして、今、女性の感情がどうなっているか、傷付けられていないか・・・悪い感情になっているか、良い感情になっているかを瞬時に感じ取る」

「そこから、思考が変化し、次の行動が変わってくるのが出来る男性ね」

と、御島さん。

「じゃあ、出来ない男性は?」

と、辛辣姫。

「もちろん、その逆で、女性の出しているオーラを理解出来ないから、女性の感情をほぼ無視する。それはわからないからしょうがないのよ。それ以外打つ手は無いんだから」

と、御島さん。

「そして、男性が勝手に判断して「ま、どうって事ないか」と評価し、スルー」

「結局、女性の出しているシグナルを無視しがちなのが、ダメな出来ないオトコって事になるわね」

と、御島さん。

「えー。それって、最悪。だって、自分の気持ちを無視さらたら、女性だろうが、男性だろうが、普通にムカつくし、怒りません?」

「そういう想像力が無いのかしら、そういう男性って」

と、ミユウちゃん。

「多分無いのよ。それぐらい未熟って事なのよ。女性をどんなにムカつかさせても、怒らせても、理解出来ないんじゃないかしら」

「そんなオトコ、許す前にこちらも徹底スルーよね。永久に、ね・・・話す価値は一切無いし、視界にすら、いれたくないわ。ムカつくから」

と、御島さん。

「そうですね。しかも、最悪な男性って、スルーした後に、自分の勝手な妄想を女性に押し付けたがるんですよね・・・」

と、ミユウちゃん。

「だから、わたしが「近寄らないで」ってオーラをしきりに出しているのに、それを理解する能力もないから、勝手に考えるんですよね・・・」

「それで、あろうことか、「あのオンナ俺に気があるみたいだ」とか言い出して、もう、最悪ですよ。現実が全く見えていない」

と、ミユウちゃん。

「モテない、バカなオトコ程、「あのオンナは俺に気がある」って言う自分にとって、都合のいい捉え方しかしないのよね」

「洞察力なんか、これっぽっちも無く、ただ自分にとって、都合よく物事を考えているだけ」

「そんなオトコ、現実が見えないから、仕事も出来ない、だから永久に出世出来ない・・・最悪な男性よね・・・そういうオトコ」

と、御島さん。

「結局、目の前にある現実が見えない・・・と言うか、わざと見ないようにしている・・・現実逃避って事ですか」

「それがすべての人生をダメにする原因になっているんでしょうね」

「そういう人間は新橋でお酒を飲みながら、ひたすら自分を慰める人生を送るんでしょう」

と、辛辣姫。厳しい。

「そうか。男性って、合理的でなく、なんでも自分に都合よく考えると言う病気を持っているのね。「都合よい病」。相手の気持ちを全く読めない、読まないからこその」

「「都合よい病」だわ。空気を読まない、読めないと言えば「俺エライ病」のオトコがそうだから・・・「都合よい病」も、そういうオトコ達の共通の病かも」

と、レイカ(31)。

「男性の持っている「病」ってたくさんあるんですね。「空気を読まない」「なんでも自分に都合よく考える」「俺はエライから何をやっても許される」といつも考えてる」

「「女性を上から目線で見下す」「女性は仕事の出来るオトコを好きになるものだ」「俺は女性にモテる」と考えてる・・・全部、男性の勘違いですから」

「自分に「都合よく」しか考えられないから、そういう病気にかかるんでしょうね」

と、ミユウちゃん。

「よくそれって、「根拠の無い自信」っていいますよね。男性はそればっかり持っている感じ・・・」

「常に「自分アゲ」をしていないと収まらないって言うか・・・男性って、精神的に弱いのかな」

と、辛辣姫。

「ううん。さっき、ユキちゃんが答えを指摘してくれてるわ」

「ダメな男性は常に現実を見ないようにしている。素敵な男性は現実を直視している。この違いよ」

「ま、現実を見なかったら、ダメなオトコになっていくのは、当たり前の事なのよ・・・」

と、御島さん。

「ネットに逃げ込んでいるオトコも、そういうオトコですよね。リアルライフでの能力がドンドン劣化して、リアルな女性にドンドン相手にされなくなっているもの・・・」

と、辛辣姫がズケリと言葉にした。


「だから・・・ダメな男性は女性の中身を理解出来ないのよ。いや、そもそも理解する必要を感じていないのかも」

と、御島さん。

「現実を知るのが怖いのが、ダメなオトコだから?」

と、辛辣姫。

「うん。多分そうね。だから、女性の中身をあえて理解しないようになる。自分の思い込みだけを押し付けて、都合よく解釈するようになる。この流れじゃない?」

と、御島さん。

「強くて素敵なオトコは、問題解決能力が半端ないから、ドンドン現実を知り、処理していける。要は自分用に現実を変えていけるの」

「それに対して、ケツの穴の小さい、精神的に弱いオトコは、経験も足りないし、そもそも問題解決能力が低いから、現実から目をそむけ、すべてを自分にとって都合よく考え」

「女性の中身もあえて見ない。勝手に作った妄想女性の像を女性に押し付け、日々を生きていくから・・・現実的には「ただの頼りないオトコ」と言う烙印が押されてしまう」

「・・・そういう事ですか」

と、辛辣姫。

「ま、そういう事なんじゃない。ま、問題解決能力の高い、人間性の大きい、精神的に強いオトコをわたしは選ぶようにしたいわ」

と、御島さんは結論のように言葉にした。


「だから、実際、「恋愛をする」と言う事で考えると・・・女性の中身を見抜いている、現実を直視している男性だけが女性を段階的に落としていけるの」

と、御島さん。

「・・・女性の中身と相対して会話をしていく中で、女性を少しずつ説得していけるオトコが・・・いや、女性が恋に落ちるのは、一瞬よね・・・」

「段階は踏んでいるけど、一瞬で、恋は成立するもの・・・」

と、御島さん。

「それはどんな感じなんですか?女性のオーラを理解する事と関係があるんですか?」

と、池澤くん。

「大有りよ。女性のオーラを男性が理解出来なければ、お互いの気持ちすら、わかりあえないじゃない」

と、御島さん。

「女性からすると、男性って、大きく分けて3種類かしら。女性と目すら合わせられなくて、挙動不審のオトコ。リアルライフで経験が少ないから、人間性も小さく」

「精神的にも弱いから、目を合わせられないオトコね。これが一例目。まだ、人間性が小さくて、女性と対等に話が出来ないの。リアルライフで経験が圧倒的に少ないタイプね」

と、御島さん。

「二例目。女性と対等に話そうとするけど、目は話しながら、ちらちらと合わせるくらい。「自分は正しい行いをしている」とは思ってはいるけど」

「まだ、女性を探り探りしている状態。女性に気持ちで負けていて、相手にされていない状態」

と、御島さん。

「そういう男性って、やっぱり人間性が小さいと言うか・・・女性の立場から言わせてもらうと、小狡い印象がありますよね。だから、わたしは嫌い」

と、ミユウちゃん。バッサリ。

「で、三例目。こういうオトコは、自分に自信があるから、女性と積極的に目を合わせ、女性の気持ちをリードし、上機嫌にさせ、お互い目の笑う笑顔になれている」

「女性も上機嫌だし、男性も上機嫌。何も言わなくても、お互いの感情すら、わかりあっている関係。そういう事ね」

と、御島さん。

「わたしはそういう男性が好き。父親のように人間性が大きくて、女性のすべてを受け止めてくれる本物の大人の男性の匂いがそこにはありますよね」

と、ミユウちゃん。

「結局、素敵な男性って、目で女性を落としますよね。落とされた女性は上機嫌になっちゃって、目は大笑いって感じになりますよ」

「上機嫌で、相手を視界に入れるから、喜びがはじけて・・・恋に落ちるって所かしら。そういうつながりで、恋って落ちていくモノなんですね」

と、辛辣姫。

「結局、恋って本能的なモノなんですね。本能こそ、恋を呼ぶ。目を合わせていると相手の気持ちがビビットに伝わりますからね」

「相手が自分にいい感情を持っている事がすぐにわかる。それに関して自分もいい感情を持っている事が瞬時に相手に伝わるから、男女は一気に恋に落ちる」

「しかもお互いが「ヒカルの目シリーズ」を持っていたら、さらに強固な恋になる・・・あのキラキラこそ、別の世界にわたし達を誘いますから」

「そこは普通の人では絶対にわからない世界だから・・・経験してみないとわからない世界ですよ」

と、ミユウちゃん。

「女性の出すオーラが理解出来れば、その女性が自分に対してどんな感情を持っているか、すぐわかる。その女性のオーラが「ウエルカム」であれば」

「それこそ、相手の視界にぐいぐい入っていくべきだし、そこで眼と眼を合わせる事が出来れば・・・瞬時にお互いの気持ちをお互いが理解するわ」

「女性は目で会話するんだもの。だからこそ、恋している事がわかるの。ま、女性の目は饒舌だもの。それに女性はおしゃべりだしね」

「だからこそ、女性の気持ちはすぐにわかるものなのよ」

と、御島さん。

「だから、さっきも言ったように、ダメなオトコは女性のオーラを理解せず、相手の気持ちが永久にわからない」

「逆に、、良いオトコは、女性のオーラだけでなく、女性の中身も理解出来ているオトコって事になって」

「しっかりと、いいオトコとダメなオトコを区別出来るって事になるの」

と、御島さん。

「だから、ダメなオトコの特徴・・・現実の見えていない現実逃避型の人間は、自分の外界にある事はすべて自分に都合よく考える」

「・・・そういう病にかかっていると言う事よ。ま、ある意味、自分に逃げ込んでいて・・・周囲からは相手にされなくなっていく男性よね、それは」

と、御島さん。

「それって完全に「逃げ込み者」の症例だね」

と、僕。

「そうなのよ。結局、ふしあわせスパイラル一直線の「逃げ込み者」のパターンなの」

と、御島さん。

「で、いいオトコはしっかりと現実が見えている。さらに言えば、現実を変えていくのも、いいオトコのパターンよね」

と、御島さん。

「だいたい現実がしっかり見えていなければ現実に対する有効な対応策も考えられないし、それを行動に起こす事も出来ないもの・・・」

「いいオトコは、行動派って事になるわね。常に現状をよい方向に変えるために社会と対峙し、動いているし、考えている」

「そして、目標を次々と達成していく。この目標を達成するチカラを持っていると言う事こそ、いいオトコの条件って感じがするわね」

と、御島さん。

「「何かを待ってばかりいて、毎日に流されているオトコ」じゃ、ダメですね」

と、ミユウちゃん。

「当然、そうね」

と、御島さん。


「わたしは、しあわせにしてくれる男性ってどんなかしら?って考えた時、何かを押し付ける男性じゃなくて、「一緒に歩こう。僕の為に、美味しいお弁当を作ってくれる?」って」

「恥ずかしそうに照れながら言ってくれる男性かなって、子供の頃から思っていたの」

と、御島さん。

「決して押し付けがましい性格じゃない。むしろ、照れ屋って言うか、でも、自分の仕事に絶対の自信がある。仕事の事を聞くと嬉しそうに真面目に教えてくれる」

「「少し難しかった?」って言いながら、少し控えめに、でも、いい顔で、自信を持って、話してくれる。そんな男性がわたしは好きだなあって、子供の頃から思っていたの」

「大事なのは、「いい顔で自信を持って話してくれる」って言う所。そういう男性の奥さんになりたいって、ずーっと思ってた」

と、御島さん。

「一緒に歩ける、同じ夢を見られる・・・同じ視線で、その夢を見つめていける・・・そんな自分に自信のあるオトコこそ」

「・・・人生で見つけるべき、いいオトコ・・・御島さんは、ずっと思ってた・・・そういう事ですね」

と、辛辣姫。

「ふ。離婚歴はあるけどね・・・」

と、御島さん。

「ま、あの頃は、まだ、御島さんも未熟だったって事で」

と、辛辣姫。

「そ。だからこそ、わたしは、そういうイイオトコを見つけているの。ずっとね」

と、御島さんは、さわやかに言い切った。


「そういう意味じゃあ、目の前の男性を評価する時・・・やっぱり自分の出すオーラを理解してくれる男性じゃないとダメって事になるんですかね」

と、辛辣姫。

「言葉にしなくても、わたしの感情がわかる・・・そういうオトコである事が、最低限、女性が男性に求めたい事ってなるんじゃない?」

と、御島さん。

「ダメなオトコって「察する」ってことすら出来ませんよね。「言葉にしなきゃ、わからないだろう」とかへーきでいいますからね」

と、ミユウちゃん。

「女性の状況がわかっていても、わざと無視する男性もいますよ」

と、辛辣姫。

「うーん、結局、けつの穴の小さい男性は、自分の事だけで、すぐにいっぱいっぱいになるから、女性を無視したり、察する事が出来なかったり、オーラを理解する事も出来ない」

「・・・そこにすべての原因があるようだわ」

と、御島さん。

「それって修行不足のオトコって事ですよ。しかも、バーチャルな世界に逃げ込んでいたら、人間力そのものが永久に成長しないから、永久に女性に相手にされない個体になっちゃう」

「そういう怖い事でもあるんですよ。だから、女性のオーラを読めない男性は、ダメだって事になるんです」

と、ミユウちゃん。

「リアルな世界で活躍出来るオトコこそ、女性の憧れの的ですもん」

と、ミユウちゃん。

「だから、ドラゴンクエストで言えば・・・人間性が小さい、レベルがまだ、1とか2の男性は相手にしちゃいけないって事ですね」

「逆に、修行を積んだ、人間性の大きな・・・レベル100とか200とか・・・ラスボスを倒せるくらい修行を積んだ男性を、こそ」

「女性は、相手にすべきって事だと思うんですよね。女性のオーラを理解出来ない男性は、修行が出来ていない、レベル1程度の人間って事だろうし」

と、辛辣姫。

「だったら、逆に事は簡単で・・・少し気になる男性に現実にオーラを出してみる・・・「わたしに笑顔を見せて」オーラでもいいし、「近寄らないで」オーラでもいい」

「目の前のオトコが、そのオーラを理解出来るオトコなら、恋を始めてもいいって事なんじゃないですかねー」

と、ミユウちゃん。

「ま、結局、気になるオトコがいたら、女性の方から、誘ってみるって言うのも、手よね」

「じゃない?ゆるちょくん」

と、御島さん。

「恋とは男性がプレゼンし、女性が落ちるモノ・・・の定義から言うと、もちろん、誘うのは女性側の仕事ってなるね。だって、恋を決めるのは女性なんだから」

「・・・あるいは、女性が「わたしに笑顔を見せて」オーラを何回も出せば・・・行動派の男性なら、そのオーラの意味を理解出来て、夕食くらい誘ってくるんじゃない?」

「僕は少なくとも、そうするね」

と、僕。

「ゆるちょくんなら、それは誘いやすいわ。オーラにビビットに反応してくれるもの。「今日は夕飯、どこか行きたいわ」って言うオーラを出せば」

「「飯、どっか行く?」って即座に聞いてくれるしね」

と、御島さん。

「女性はやっぱり、男性に甘えたいんですよ。もちろん、お気に入りの男性に」

「そして、自分の事をすべて受け止めてくれて、自分の言い分を毎日聞いて欲しいし、やさしく評価してほしい・・・その為には、会話も大事だけど、オーラを理解してくれる事も」

「最低限、必要な事だから・・・その両方を理解して、受け止めてくれたら、最高な感じがしますよね・・・」

と、辛辣姫。

「そうなった時、初めて、こころとこころが繋がれる。気持ちと気持ちがピタッとあって・・・やっと恋愛状態になれるって事ですよね」

と、ミユウちゃん。

「結局、男女の仲って、こころとこころが寄り添い、つながっている状態こそ、最高の状態なんだから、それを実現してくれる、男性のパートナーを見つけたいものね」

「自分の中に逃げ込んでいる「逃げ込み者」じゃあ、永遠にこころは寄り添い合えないし、つながれないもの・・・」

と、御島さん。

「わたし的には、そういうオトコこそ、自分の目標をしっかりと実現していける、行動派の男性って事になりますね」

「口だけで、行動が伴わないオトコは最悪です。目標そのものを持たないオトコは論外ですけどね・・・」

と、辛辣姫。

「そういう意味じゃ、人を動かしていけるオトコこそ、カッコイイ・・・わたしはそう思うわ」

と、御島さんは笑顔で、そう言った。


「相変わらず、うちの女子達のハードルは高いっすね」

と、池澤くん。

「そうだな。お互い、がんばらなきゃ、な・・・」

と、貴島くんは苦笑しながら、言葉にした。


(おしまい)

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