趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

ドラマ「遥かなる絆」

2009年04月21日 | テレビ
新しいドラマが続々始まりましたね~
ドラマ好きなので
あれこれチェックしてとりあえず録画予約をしてみました。

一回目の放送をいくつか観ていますが
なかなかヒットしません。
ちょっとがっかり気味です。

そんな中で
NHK土曜ドラマ「遥かなる絆」の初回は
見応えありました。

中国で枯れ草にペンキを塗ってごまかす映像を
ニュースで観て以来
なんとなく敬遠してきた中国なのですが
作家の楊逸さんの作品を読んだり
このドラマを観たりして
だんだん興味を持つようになってきました。

ドラマは、中国残留孤児として育った父を持つ
主人公の娘が中国に留学することから始まります。
父の育った中国をたずねることで
次第に父親の生い立ちを知る旅となるようです。
原作は城戸久枝さんの『あの戦争から遠く離れて』
というノンフィクションです。

終戦を中国で迎えた日本人は、幼い子どもは連れて帰れないと
強制的に捨てられたり、殺されたり。
そんな中、主人公の父親は5歳の時に子の産めない中国人の女性に
命を助けられるのです。
貧しい暮らしの中、泣き虫で中国の暮らしになかなか馴染めない幼子を
懸命に慈しみ育てる様子は、日本の母となんら変わりがありません。

まだドラマは始まったばかりですが
こんなに近い国中国のことを、
何も知らないと思いました。
そして、中国語を勉強してみたいと思うようになりました。。