映画「シンデレラマン」

公開当時、とても話題になっていたのを
覚えていました。
なのでムービープラスでの放送を録画しました。

良かったです！！
舞台はアメリカ大恐慌の時代、
怪我で引退したボクサーが
困窮した家族の生活のために
再びリングに戻る・・・。
アメリカンドリームの実話だそうです。

主人公のボクサーのラッセル・クロウ
がとてもいいです。
静かにひたむきに家族を愛する男を
好演しています。

こういう人間ドラマを観ていると
人間にとって
大切なものってほんの少しのもの
なのではと思えてきますね。
多くのものを持つことが
幸せの証ではないのだと。

困窮の極みの中でも
片寄せあって必死に生きること
それこそが
家族を幸せに導いてくれるような・・・。

かつて栄光に輝いた場所で
プライドを捨て
物乞いをするラッセル・クロウの姿が
今も胸にせまります。
これこそ、
一家の主の真の姿だと。
家族を支える男の姿だと。。