綿矢りささんの新刊『ひらいて』を読みました。
若い作家の、若い物語。
その若さがほとばしる様な物語でした。
芥川賞を受賞された、『蹴りたい背中』を読んだ気がするのですが、
どうも記事にしていなかったようです。
透明感のある文章が印象に残っています。
『ひらいて』は、心象風景が美しいと思いました。
その言葉のきらめきに、すっと惹き込まれ、あっという間に読んでしまうのです。
読みながら、何故だか、瀬尾まいこさんの『僕らのご飯は明日で待ってる』を
思い出してしまいました。
どちらも似たような年齢の、恋の物語ですが、
物語の展開に似たところは無いと思うのです。
それでも、過去の読書が蘇ってきたのは、
多分、主人公の女子高生が恋する‘たとえ’という少年と、その恋人‘美雪’との
関係が、瀬尾さんの主人公達に似ていると思ったからです。
雰囲気や設定が同じような感じなのでは無いのです。
2人の関係性、とでもいうのか、つながり、絆、といったモノが
似ていると思うのです。
それは、私自身がとても大切にしているものなのです。
その事を、今回の読書からも知る事となりました。
ただ、物語終盤、もっと違った展開になるのではと予感していたのが
見事にはずれ、はずれて良かったな、と思いました。。
若い作家の、若い物語。
その若さがほとばしる様な物語でした。
芥川賞を受賞された、『蹴りたい背中』を読んだ気がするのですが、
どうも記事にしていなかったようです。
透明感のある文章が印象に残っています。
『ひらいて』は、心象風景が美しいと思いました。
その言葉のきらめきに、すっと惹き込まれ、あっという間に読んでしまうのです。
読みながら、何故だか、瀬尾まいこさんの『僕らのご飯は明日で待ってる』を
思い出してしまいました。
どちらも似たような年齢の、恋の物語ですが、
物語の展開に似たところは無いと思うのです。
それでも、過去の読書が蘇ってきたのは、
多分、主人公の女子高生が恋する‘たとえ’という少年と、その恋人‘美雪’との
関係が、瀬尾さんの主人公達に似ていると思ったからです。
雰囲気や設定が同じような感じなのでは無いのです。
2人の関係性、とでもいうのか、つながり、絆、といったモノが
似ていると思うのです。
それは、私自身がとても大切にしているものなのです。
その事を、今回の読書からも知る事となりました。
ただ、物語終盤、もっと違った展開になるのではと予感していたのが
見事にはずれ、はずれて良かったな、と思いました。。