趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

映画「マネーボール」

2011年11月21日 | 映画
映画の公開にあわせて、ブラピファミリーが来日したニュースを見ました。
あちこちインタビューに答える映像を見ながら、
映画観に行ってみようかな、と思いました。
生ブラピ効果は絶大ですね~

映画は、主演のブラッド・ピットがメジャーのチームのカリスマGMに扮した実話。
原作は、マイケル・ルイスのノンフィクションで、
2003年に米国で発売され、ベストセラーになったそうです。
紆余曲折の末、独自の経営哲学“マネーボール理論”によって、
メジャーリーグの歴史を変えたビリー・ビーンの半生を描く物語。



画面のブラッド・ピットは、ちっともカッコよくないのです。
すぐキレるし、モノを投げて八つ当たりだし、
しょっちゅう食べたり飲んだり、モグモグしてる・・・。

でも、お陰で主人公のビリーが八方塞りな様子がよく分かり、
統計データを使って選手の将来的価値を分析する、若者ピーターに
注目していく気持ちが分かります。

どんな世界でも、古いやり方を壊していくとしたら
脅威だし、出るくいは打たれますよね。
そこに負けない強さを発揮していくブラッド・ピットがいいと思いました。

別れた妻や娘に心配されながら、微笑み返す。

決して二枚目に描かないところが、いいと思いました。

野球は全く詳しくないですが、問題なく楽しめました。
それにしても、スポーツ選手の世界と言うのは、なんとシビアな事か・・・。
突然トレードされたり、クビになったり。
何より、高校生というまだ若さの中での大きな選択・・・大きなお金が動いて
でも、それからの将来の保証も無くて、挫折したらその後どうしていくのか・・。

最近日本の野球界でもゴタゴタしてるようですが、
何だか理不尽なことがたくさん有りそうな気がしました。。