趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

読み聞かせのこと

2009年02月04日 | 子育て
自分が本好きなので
我が子も好きになるといいなと
せっせと絵本の読み聞かせをしました。

棚一杯の本の中から
その時のお気に入りを見つけ、本を開く喜びをと
せっせと絵本を買い集めました。
ですが絵本は高いので
バザーやブックオフなどもよく利用したものです。
そのかいあって、随分たくさんの本の中で
二人とも育ちました。
でも、そのかいなく
二人ともちょっとしか読まない大学生に育ちました

この本楽しいよ~と
私の言葉が空しく舞っています。
まっ、しょうがないですね

図書館にもお世話になっていたので
読み聞かせボランティア募集にすぐに応募しました。
まだ、下の息子が幼稚園児の頃です。
現役で毎日読み聞かせしていたので
深い考えもなく始めてしまったのですが
気が付いたらかれこれ14年が過ぎていました。

気が付くと読み聞かせブームで
小学校や幼稚園などでもボランティアが盛んです。
盛んになってくると
以前は何の問題もならなかった小さな事が
大きな問題にされるようになってきました。
「読み聞かせにはこういう本を」とか
「本の持ち方はこう」とか
「発声はこう」とか
「こういう本はダメ」とか
「絵本について勉強を」とか・・・。

だんだんと、いかに絵本に詳しいか
いかに勉強しているかが一番大切のよう。
なんだかな~と
怠け者の私はため息ため息。

読み聞かせをこんなに長く続けてこられたのは
集まる子どもたちの絵本を楽しむ様子がかわいいから。
本当に瞳を輝かせて向けられるまなざしに
答えたくてまた楽しい本を、と本を選び
続けてこれた感じがします。

そろそろ引退の時期なのかな、と思っています。。