爽やかな秋晴れの10月最初の週末でした。
運動会にはもってこいの好天でしたね。
次回は、旅行の中日に登った湯の丸山のハイキングについて記すと予告しましたが、気が変わりました。
土曜日の孫息子の小学校の運動会の様子、そしてそこで感じたことを少し書きたいと思います。
長男の一人っ子孫息子は小学校3年生9歳です。山大好き少年です。
彼の通うのは、武蔵野の面影残る都下の閑静な住宅街にある公立の小学校。
長女の子供たちの通っていた隣の県の公立小学校は、どこが少子化?と思わせるほどのマンモス校でしたが、
こちらは各学年2~3クラスのまさに少子化を実感させられるこじんまりとした都会の小学校です。
それでも子供たちは元気いっぱい、秋空高く声を張り上げ、とても楽しい運動会でした。
<3年生の踊り>
小学校の運動会は、可愛いい可愛いい小さな1年生から逞しい6年生まで年齢幅が広いだけに、
いろいろな子供たちの行動や表情が観察でき、見ている者もとても楽しく飽きません。
<3年生の綱引き>
が、少々残念だったのは、最近の運動会は危険を伴う競技を避ける傾向にあるように思えてならないのです。
先日、大阪八尾市の中学校の体育祭。組体操で10段の人間ピラミッドが崩れ、男子生徒が骨折するという事故がありました。
そのためか、孫息子の小学校運動会でも、昨年まであった人間7段ピラミッドは姿を消していました。
<2013年7段人間ピラミッド> <2014年7段人間ピラミッド>
<今年は3段>
騎馬戦も昨年と少しやり方が変わり、怪我をしないよう配慮されているようでした。
リスクを恐れてはスポーはできません。年々、運動会、体育祭の規模が縮小されていくようで、少し寂しいです。
今から30年前、息子の公立中学では中一から中三までの男子全員で棒上旗奪いという競技がありました。
それはそれは勇ましく男らしい競技で、けが人も続出。息子も中一のとき、上級生に蹴られメガネが割れ、怪我をしました。
しかし私は全く気にならず、危険だからやめるべきとも思いませんでした。
むしろわが子の成長を嬉しく思い、その勇壮な気概のある日本男児たちに心から感動したものです。
また娘は小学校の組体操の練習中に腕を骨折、本番の運動会は殆どの競技見学でした。
今ですと大問題ですが、私はその時も、学校側に文句を言うどころか、わが子の不注意を先生に謝ったほどです。
昔の運動会、体育祭はもっともっと勇壮な激しい競技が多々あり、盛り上がりました。
それでも怪我は少なかったし、少々のことでクレームをつける親もいなかった気がします。
昔と何が違うのでしょうか?いろいろ感じるところのあった運動会でした。
さて我が孫息子、久しぶりに会い、また一段と成長、少年らしくなりました。
小学校3年生ですが、話題も大人の私や夫と対等、物事を理路整然と話せることに感心しました。
これからが楽しみです。でもママに言わせると、山は大好きだけれど、お勉強は大嫌いなんですって(苦笑)。
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