世界に一つだけの姥花日記

貴方は貴方らしく私は私らしく、世界にただ一つだけのきれいな花を一生懸命咲かせましょう。
シニア主婦の平凡な日記です。

故郷は遠くなりにけり

2015年03月17日 | 呟き

行こうか行くまいか悩みました。だって遠いんですもの。それに急!

突然舞い込んできたミニクラス会のお誘いに、迷いました。でも結論はGOです。

昨年暮れ、中学時代の恩師の奥様から、喪中のご挨拶状が届きました。

それで先生がお亡くなりになったことを知りました。

私の通っていた公立中学はベビーブームの影響で私たちの学年は一クラス60人、15クラスありました。

M先生はそんな学校で大学卒業後初めてクラスの担任となり、それも受験生の3年生、ご苦労もおありだったと思います。

私と親友のMちゃんは当時生意気盛り、正義感に燃え、良しに悪しきにつけ、先生を困らせた生徒の1人でした。

私たちの生意気な物言いに戸惑った表情をなさっていた先生のお顔が今でも忘れられません。

ミニクラス会を兼ねて、先生のお墓参りをし、奥様にお悔やみを申し上げようということになりました。

先生に最後にお会いしたのはかれこれ12年前、既に教職を退職なさり、悠々自適の生活をなさっていた頃です。

親友Mちゃんと一緒にご自宅をお訪ねし、奥様の手料理をご馳走になりながら、楽しいひと時を過ごしました。

 

私の故郷は広島。その当時、私の両親は他界していましたが、まだ夫の母が存命で実家もありました。

800キロ離れているとはいえ、広島は私にとって紛れもない故郷であり、身近な存在でした。

しかし今はどうでしょう。

私の両親は他界して早19年、最後に残った義母も10年前に亡くなりました。

両家の実家も住む人なく、私たちも帰る予定なく、思い出の実家を手放さざるをえませんでした。

その上広島にあった両家のお墓も横浜と東京に移転改葬しました。

となると寂しいことですが、自然、故郷から足が遠のいていってしまいます。

今回、7年ぶりの故郷広島帰省です。

こんなことでもないと故郷の地を踏むことはなかなかできないかもしれない、また次はいつ行けるか分からないと思い、
重たい腰を挙げ、
思い切って出かける決心をしました。

4月の初め、丁度桜の満開の頃です。

広島組3人、岡山から1人、そして私、仲良し女子5人だけの集まりなので、全員でホテルに泊まり、
一夜をともに語り明かそうということ
になりました。

全てのお膳立ては広島に居る友がやってくれることになっています。

「〇〇は身一つで来ればいいわ」と言ってくれています。私ラクチン、お世話になります。

久しぶりの故郷、そして懐かしい友!今から楽しみにしています。

 

 

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