今日から3月弥生です。2月最終日の昨日、快晴のもと石老山(694,3m)に登ってきました。
久しぶりのハイキングです。山道を歩くのは1月10日の沼津アルプス以来です。
1月末スノーシューで水上に参りましたが、ちょっと使う筋肉が違いますね。
以前にも書きましたが、富士山裾野ウォークを完歩し、次の目標を東海自然歩道踏破としていました。
が、こちらは出発本数も少なく、日程調整が難しい上に、既に歩いている箇所も多いので、参加に迷ってしまいます。
高尾山からスタート、大阪箕面公園まで1500キロ!壮大な目標です。
今の所、地図でご覧の1-1と3に参加。僅か全行程の100分の2.気の遠くなる話です。
今回が3の箇所、石老山です。参加者11名。
Kツーリズムにしては超少な目、アットホームなパーティでした。
夫や友達とのハイキングは自由に写真も撮れますが、ツアーでのカメラ操作はとても難しいです。
富士山裾野ウォークは平坦な道を歩きますので、遅れてもすぐに追いつきましたが、山となるとそうはいきません。
立ち止まることは列を乱すことになり危険ですし、最後尾を歩くと超遅れてしまう私。
写真は諦めざるをえません。今後もきっとそうなるでしょう。
ブログを綴っている身としては、ちょっと寂しいですが、それもまた歩くことに集中できるので、良しとしましょう。
石老山は3年前の4月、山小屋さんにお誘いを受け、登った山です。その際の記事はこちら。
その時は石老山バス停から一般的なルートで上りましたが、今回は飽くまでも東海自然歩道を歩くと言うのが目標です。
鼠坂→相模湖病院→顕鏡寺→融合平展望台→石老山→篠原バス停
前回とは相模原病院までと石老山からの下山道が違いました。
メンバーの方々は殆どが同世代、しかし皆さん往年の山ガールでいらした方ばかり。
北岳、奥穂高など名峰の話がポンポン飛び出し、耳をダンボにして聞いていました。
申し分のないハキング日和 ここからスタートです。至るところにしっかりとした道標があり迷うことはありません。
石老山顕鏡寺近辺は奇岩の道といわれ、石老山の名前の由来に関係が有ります。
山道はこんな感じ!大きな岩石にはいろいろ名前が付けられています。屏風岩、仁王岩、駒立岩、天狗岩などなど。
顕鏡寺は今やある佳人で一躍有名になりました。
NHK朝の連続ドラマ「花子とアン」に登場した葉山蓮子こと「柳原白蓮」の菩提寺となっているからです。
今回は墓地までは行きませんでしたが、前回訪れたときは知る由もありませんでした。
顕鏡寺は源海法師により創建された真言宗の古刹です。
平安の頃、京都の高貴な身分の若君と姫君が許されぬ恋に落ち、都を捨てて、この地に隠れ住みました。
その隠れ家が寺のすぐそばにある岩窟で、二人の間に生まれた子が成長し、僧となり、この顕鏡寺を開いたのだそうです。
<岩窟>
この辺りから山頂まで急登が続き、もはや写真を撮る余裕はありません。ひたすら上ります。
融合平見晴台からは展望が開け、相模湖や相模原の街、中央高速が一望できます。
一度やや下り最後に一気に階段を上り返し、頂上です。
お天気も素晴らしく富士山も肉眼ではよ~く見えたのですが、カメラに上手く納めることができませんでした。
<山頂で30分のお弁当タイム 今回のツアー仲間たちです>
下りは篠原バス停に向けてひたすら下ります。それも結構急坂で下りが苦手な私はリーダーのすぐ後を歩かせて貰いました。
写真は休息時のこれ1枚です。後ろから来る若者たちに追い越してもらっているところ。急坂がお分かりでしょうか。
幸いお天気の日が続き気温も高目でしたので、凍結もなく、スムーズに歩けました。
万が一を考えお守りのつもりでアイゼン持参でしたが、勿論出番はありませんでした。
こんな急坂の下りが凍っていたらどうなったでしょう。考えただけでゾッとします。
9時10分東海自然歩道の石老山登山口スタート、ゴール篠原バス停13時30分着。コースタイム休息含めて4時間20分。
最後まで快晴に恵まれ、ツアーリーダーの5時間半の予想よりも1時間も早く、実に順調快適なハイキングでした。
ポ~レポ~レでいいです!何年かかるか分からない「東海自然歩道の歩き」シリーズ、気長に一歩一歩前進!
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