風になれたら

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山を歩いて風になる

南八ヶ岳 プチ縦走 2021 早春 2日目

2021-04-10 | 徒歩の旅

3/4 (木) 晴れ

昨夜はとても寒かった。テントが飛ばされて身体中がピンク色のサビに覆われると言う恐ろしい夢で目が覚めた。朝ごはんの蕎麦を食べて身体を温める。

今日は東天狗岳、硫黄岳を経て赤岳鉱泉まで歩く予定だ。天狗の奥庭に向かう高台に登ると東天狗と西天狗が仲良く並んでいるのが見える。左が東天狗岳だ。

この時期のスリバチ池はこんな感じで、雪が溶けると水が溜まった池となる。

雪の上に動物の足跡を見かけるのは珍しくない。でもこれは誰のものだろう。タヌキ?

天狗の奥庭を抜けて東天狗岳へ向かう。斜面の雪は少なかった。天気は快晴、頂上で3回ぐらい360度見回した。

東天狗の頂から南に向かうヤセ尾根にトレースはなかった。つるりと行ったら命の保証はなく、ちょっと怖かったので後ろ向きになって慎重に下った。

根石岳を超え夏沢峠を経て硫黄岳へ、硫黄岳からは横岳から赤岳、阿弥陀岳の塊をドーンと見ることができる。ここまでの疲労が吹き飛ぶ絶景だ。

赤岩の頭から赤岳鉱泉に一気に下る。赤岳鉱泉に着く頃には結構疲れていて、当初の予定だった行者小屋行きはやめて赤岳鉱泉に泊まることにする。

これは有名なアイスキャンデー、知り合いのガイドの方がクライミングの講習をしていた。

テントを張ったら夕飯だ。黒ラベルを飲めたので赤岳鉱泉にして正解だった。

夕飯はナスと焼き鳥炒め、ひよこ豆とソーセージのクリームシチュー、パンは2個、お腹いっぱいだ。

この後ホロ酔い加減になるまで持ってきたウイスキーを舐めて早々に寝袋に潜り込んだ。

とても静かな夜だったが、ヘッドランプでテントを照らされて何度か目が覚めた。テントは薄い布だから照らしちゃダメだよ。

 


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