7/29(月) 曇ときどき雨
目が覚めて窓の外を見ると曇り空のようだ。朝ご飯の前にちょっと散歩しよう。
河原を歩いたり、宿に併設された巨大な雨天練習場を眺めたりした。ここは合宿や研修に使用される宿なのだ。
山の開けた土地には、瑞穂の国なのだなと思う風景が広がっていた。
変わらないものは淘汰されていくのが世の習い、などと朝から考え事などしながら歩くのだ。
街を離れなければこういった風景を見ることはない。
宿に戻って朝風呂に入った。ここの温泉はアルカリ性で滑らかだ。飲んでみたらちょっと苦めだった。
朝ご飯はまたしても2杯おかわりしてしまった。胃が元気だと気分がいい。
午前8時半、今にも降り出しそうな空の下をごんさんとコウタロウさんと出発した。
今日は紀伊半島の山の中を走ってから家に帰るのだ。
熊野川沿いのR168を行く。交通量は少なめで良いペースで走れる。
R169に入って道幅が狭くなり完全に山道となった。途中岩がゴツゴツと続く川を後ろに見て、しばらく行った道の駅で休憩した。
岩がゴツゴツ続く川は北山峡と言う場所であった。道の駅おくとろは奈良県内にある和歌山県の飛地北山村にあった。
途中マップルで目を付けておいたバイクが渡れると言う吊り橋が道の駅を出てすぐあったので渡ってみた。
最大荷重は1トン、バイク3台とおっさん3人でそんなもんだろう。
静かに歩くようにとごんさんは言った。以前一緒に吊り橋を渡ったときにも言われたな。
吊り橋は揺れるから楽しいのだ、と言うことは黙っておこう。
もう少し先に行った場所にある七色ダムの上を行くコウタロウさん。
この後、川沿いの道や山間の村をいくつも抜けた。今までかなりの距離をハイペースで走ってきたが家に近づいた感はほとんどない。
紀伊半島は想像以上に山深かった。半島の1/3程しか走っていないのにそう思うのだ。
当初は名阪国道へ抜ける予定だったが、吉野町から紀勢自動車道の大宮大台へ向かうことになった。
伊勢自動車道に入って本降りとなった。予定より早く近くのPAに入って雨具を着た。
PAでお土産に赤福と柿の葉すしを買った。ひとりだけ遊んでしまった時の家族へのお土産は重要だ。
途中浜松のPASAに寄った。浜松はバイクや楽器の故郷の街だ。この人を忘れてはいけない。
山葉寅楠、ヤマハグループの創業者だ。ヤマハと言えば中島みゆき、なのだ。僕の中では。
東名は平日と言うことで夕方の渋滞もなく快適に走ることができた。
家が近づくにつれ暑さが身体にまとわりついて帰ってきたなと思う。
家に着くといつものようにシャワーを浴びていつものビールを飲んだ。
いいツーリングであった。みんな、みんな、ありがとう!!!またご一緒しましょう!!!
3日間の走行距離は1,512km、伴ちゃんのオドメーターは65,289kmとなった。
しかし、そこは文才により克明に表現されて、景色のイメージが出来ました。
浜松と言えば、この人を忘れてはいけない!
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/square/intro/100year/100chara.htm
そういえば、なおさんご存じない?
ごんさんは、高所・・・もごもごもご。。。。。(笑)
気が付けば少しだけ涼しくなりました。
秋が来る前に夏の日記が終わってホッとしました。
浜松近辺の本命は本田宗一郎です。
豊田佐吉は湖西出身ですね。
やらまいか!
vansさんちは遠江だと思いますが、うちは駿河なので
お国柄がまったく違いますね。
我々が走った紀伊半島はごく一部なんですよね。
それなのに、たくさん走った気がします。
最終日は時間と天気が気になって、
あまりゆっくり見て回れなかったのが残念。
高層ビルとか、高くても大丈夫な場所もあるのですが、
不安定な高いところに立つとお尻がムズムズ(苦笑)
立つとぞわぞわとしますよね。あの感覚がなんとも。
紀伊半島は奥が深いですね。奈良から和歌山もまわってみたいですね。
今回もまとめ役、ありがとうございました。