風になれたら

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夜会 VOL.18 橋の下のアルカディア

2014-11-15 | 中島みゆき

11/15(土) 晴れ

中島みゆきの「夜会 VOL.18 橋の下のアルカディア」を観ることができた。夜会は一年頑張った自分へのご褒美だ。

橋の下のアルカディアは書き下ろしの新作で楽曲は46曲、新曲は33曲とものすごいことになっているようだ。それを初日に楽しめるのだ。

みゆきさんが12年前に書いた絵本「もっぷでやんす」の続編でもあるとのことなので出かける前に読んでおいた。

3日前にリリースされたアルバム「問題集」の中には今回の夜会で歌われる歌が5曲入っているのでこちらも予習済みだ。

 

午後5時少し前に会場の赤坂ACTシアターに着くとすでに40人ほどの人が列を作っていた。けっこう並んでいるな。

そしてみゆきファンとは一線を画す若い人達が隣のライブハウスBLITZに並んでいた。

夕飯を食べてから入ろうと思っていたのだけれど、夕飯を食べていたら列はまだまだ延びてしまうかもしれない。

今日は久しぶりにみゆきさんのサインを手に入れるため、早めに出たのだがもっと早い人達が大勢いたのだ。

サインはCDやDVDを買った人が先着でもらえるのだ。今回、発売されたばかりのライヴCDがあったので夜会に合わせて買おうと思ったのだ。

しかし、寒空の下の2時間半は長かった。開場になって順番に入っていくのだが、後ろから走って抜かした輩がいた。おいおい、と思って顔を見たらイっちゃっているので仕方ない。

その後整理券をもらい、めでたくサインを入手することができたのであった。

 

ご飯を食べていなかったので、サンドイッチとアルカディアと言う名のカクテルを買った。会場のACTカフェでは夜会に因んだ名のカクテルが売られるのだ。 

ACTカフェのアルカディアの説明より~ブルーキュラソーゼリーの中に沈む赤いチェリーは「水晶玉」緑のチェリーは「猫の瞳」をイメージ。ピーチとレモンが香る甘めのカクテルです~

開演10分前に娘から今赤坂に着いたと連絡があった。今日は娘の生みゆきデビューなのだ。生まれた時からみゆきさんの音楽がそばにあった、と言うかみゆきは日本の至宝だと言う信者がそばにいた所為か、「みゆきはいいよね」と言う少女ができあがった。

 

そして幕があがる。この瞬間、観ているこちらも緊張する。みゆきさんは占い師の役だ。そして共演者の中村 中さんがバーの代理ママ、石田 匠さんがガードマン役で登場した。二人とも好きな声で心地よい。

今回のテーマは捨てる。様々な捨てられた場所、もの、人。物語は現在、過去、現在と紡がれ、彼らの関係性が明らかにされていく。登場人物の名前をはじめ、みゆきさんらしいトラップが仕込まれている。怒涛の46曲を3人で歌い上げてアッという間の2時間半であった。一番心に残った歌は、恥とはなんですかと問いかける国捨てと言う曲であった。

みゆきの歌に手が届く、と言うキャッチフレーズのとおり、しっかりと想いが伝わった。伝わったと言うより、身体に注入された感じであったかもしれない。みゆきさん、あなたは素晴らしい。ありがとう!

 

今回のお土産、劇中のバーで使われているグラスとコースターのセットだ。

バーの名はねんねこ。これでニッカウヰスキーを飲んでみたい。

そしてみゆきさんのサイン、いつも読めないなぁと思うのだが、それがサインと言うものなのだ。

 

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