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大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

秋を彩る草花  その1

2012年10月02日 | 草花

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ヤマトリカブト(キンポウゲ科)

ヤマトリカブトはドクウツギやドクゼリと並ぶ三大有毒植物ですが、紫の色合いや花の形が魅惑的で大好きな花です。

全草に毒を有するトリカブトですが、マルハナバチの好む紫色の衣装をまとい、花の奥にはマルハナバチには無毒な甘い蜜を用意し、受粉の機会を狙っています。

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キバナアキギリ(シソ科)

キバナアキギリは、花の色が黄色、形が桐の葉に似て秋に咲くことから名が付きました。サルビアの仲間で日本の固有種です。

山裾の木陰で、大きく口を開け、マルハナバチの来訪を待っています。

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オオバショウマ(キンポウゲ科)

名のとおりに大きな葉をつけたオオバショウマが咲き、清楚な花が裏山の山肌を彩っています。

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オオバショウマの花は、無柄で、白く小さい花が穂状につき、蕾は緑の萼片に包まれ、花が開くと落ちてしまいます。

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オオバショウマの、 真っ白な雄しべの中に、短くて赤みを帯びているのが雌しべ、純白の肌に紅をひいた少女のような姿に誘われ、ハナアブがやってきました。

残暑厳しかった今夏でしたが、裏山に咲く花の移ろいに、秋の訪れを感じる今日です。