大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

ハウスの中のコアシナガバチ

2011年08月06日 | 生き物

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コアシナガバチ(スズメバチ科)

コアシナガの女王バチが、ハウスにやってきて中で巣作りを始めました。(7/3日撮影)

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2週間後には,卵からかえった働きバチたちが、巣作りをしています。(7/18日)

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4週間後には、働きバチの数も増え、巣も大きくなりました。(8/1日)

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働きバチの数は約35匹、見る間に増え、反り返った巣の形が広がってきました。(8/6日)

まだまだ大きくなると思われます。

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真下から写しました。巣の中から黒々とした幼虫の顔も見えます。(8/6日撮影)

働きバチが羽化するまでは女王バチが、一匹で巣作りをし、卵を産み、その後、産まれたハチがどんどん巣を大きくして、小さな社会をつくっていく様子は、なんとも微笑ましい光景です。

ハチと言うと毒針で刺すと思われがちですが、スズメバチに比べると、温厚で巣を強く刺激しなければ刺すことはありません。ためしに巣に向かって、ホースで水をかけ威嚇してみました。弱い水にはほとんど反応せず、少し強力に撥水したら、巣から10㎝くらい離れただけで、すぐに巣に戻り、何もなかったように働き始めました。近づいて写真をとっても襲うことはありません。

ハウスでは、害虫を食べてくれているようで、キャベツにいたアオムシは、ほとんど見当たりません。ハウスの中で活躍している益虫です。