大小迫 つむぎの家

よみがえれ!大小迫の里山。 人と人、人と自然をつなぎ、つむぐ「つむぎの家」

野菜の害虫

2011年08月10日 | 生き物

2011_0809_184137p8090020

ニジュウヤホシテントウ(テントウムシ科)

ナス科の野菜の葉を食べる害虫。左下方は、葉脈だけを残したトマトの葉の食べ跡です。

特にじゃがいもについたニジュウヤホシテントウは、見つけ次第除去していかないと、食べつくされて光合成ができなくなり、ジャガイモが育ちません。

2011_0809_184535p8090029

ウリハムシ(ハムシ科)

ウリの葉を食い荒らす、害虫。野菜の苗がある程度育ってしまえば、多少いても問題はありませんが、植えたばかりのキュウリなどの葉を食べつくし、危うくすると、苗そのものまで消滅させてしまいます。

2011_0808_164627p8080048

ホソヘリカメムシ(ヘリカメムシ科)

マメ科植物につき、今この害虫と戦っています。

取りたてのおいしい枝豆を食べたいと栽培しても、このカメムシは、枝豆に実が入り始めるとどこからかやってきて、さやから吸水し、完熟する前に吸水された枝豆は、茶色くなり、味が落ちます。

2011_0809_185213p8090032

ホソヘリカメムシが翅をひろげた姿。

どんな生き物も愛おしく思うのですが、野菜の害虫だけは、容赦なく人界戦略で退治します。

ニジュウヤホシテントウやウリハムシは、素手でも退治できますが、このホソヘリカメムシは、軍手をして、つかまえます。匂いも多少あるのですが、翅を広げて飛ぶ姿が、アシナガバチにそっくりなので素手では、勇気がいります。

ハチに似せて、敵を欺こうとしているようです。毒針を持つハチの存在は、昆虫の世界でも恐れられているのでしょうか?それにしても擬態の知恵はどこから学ぶのでしょうか?