2.3日前の夕方、近所に住む友達の息子から「アンネ(お母さん)が、何か話したいことがあるから行ってもいいか?」と連絡がありました。何事?とドキドキしながら待っていると友達は娘とその従姉妹をつれてやってきました。娘のECEM(エジェム)は小さい時から知っていますが、従姉妹のDAMLA(ダムラ)はインターネット上(最近日本でもブーム?のFacebook)では、お友達なのですが会うのは初めて。実はこのDAMLA、日本のアニメが大好き。アニメ仲間たちの間でこの「SEVGI KOPRUSU PROJESI」に参加することを決めたらしいのです。
ECEMとDAMLA
SEVGI PROJESIとは?
トルコでは「国民主権と子供の日」の祝日にあたる今年の4月23日、イスタンブルにあるウシュクダル・アタトュルク小学校の400人の生徒達が始めました。子供たちは日本で地震と津波に遭った兄弟達に愛情と勇気のメッセージを送ったのです。
親愛なる友へ
2011年3月11日、日本はM9.0の地震に揺れました。地震の後、子供たちは家だけではなく近親者を失い、倒壊した家とともに手紙や写真、おもちゃ、そして幸せな思い出をも失いました。
日本の震災後、「GEA捜索救助グループ」として私達は何ができるだろうかと悩みました。そして1999年8月17日にわが国で地震があった時、日本国民が送ってくれた愛情と親身な支えを思い出したのです。特に神戸で地震を経験した子供達がトルコの子供達に送ってくれた勇気と幸せをもたらした絵の数々を・・・。
そして今・・・日本で震災に遭った30,000人の子供達のために、私達の子供達が描いた絵で「SEVGI KOPRUSU」を架けようではありませんか。
~GEA ARAMA KURTARMA GRUP(GEA捜索救援グループ)のHPより~
どんなメッセージにする?
GEA ARAMA KURTARMA GRUPのGEAと言うのは「ガイア=大地の母」のこと、国内外を問わず、生命に危険を及ぼす災害から生きるものすべての命を守ることを目的に作られたボランティア組織で、今回日本で救援活動をしてくれたのもこのグループだった様です。
小さく小さくメッセージを書いたDAMLA
このグループが中心となり、参加は個人でも団体・学校単位でも可能。既に30,000枚のカードが全国の子供達に配られており、このカードにメッセージを書くもよし、規定サイズの画用紙に絵を描くもよし、5月28日までにGEAへ送ってくださいと言うことになっていました。
そこでDAMLAは、日本の子供達に得意な絵を描いてくれたのです。そして「何かメッセージを添えたいのだけれど、それが日本語だったらもっと喜んでくれると思うので、日本語に訳してもらえますか」ということで友達がつれてきたのでした。ここにも日本のことを思ってくれる人がいたことに、ウルウル・・・。アニメ効果か簡単な挨拶の日本語も知っているECEMとDAMLA、日本のラーメンが大好きなのだそうです(どこで食べたんでしょう・・・)。
DAMLAがECEMと一緒にたっぷり1時間はかけて考えた日本の子供達へのメッセージは
「KALBIMIZ SIZINLE(私たちの心はあなた達と共に)」
未確認飛行物体?
この絵を見たら日本の子供たちも喜ぶでしょうね。
お嬢さんたち、日本のアニメが好きとのこと、絵がお上手ですね!
きっと、震災地の子供達が喜ぶと思います、ありがとう
日本のアニメ好きな人はもっと上手に描くのでしょうが、トルコはまだまだこういうことも始まったばかりなのかな。
子供達、喜んでくれるといいです。
メッセージが素敵です。心温まる言葉ですね。
うるっとしました。
トルコの人は優しくて暖かい。。。
国は違っていても、思い合う心は一緒ですね!
大人だけではなくて、子どもも日本の事を考えてくれているんですね。