さやがビロードのように柔らかいそら豆。
タイトルの日本語を考えてはたと止まってしまいました。dizmekというのは「並べる」という意味になります、その動名詞がdizmeなのですがなんと訳しましょう。「そら豆並べ」?。
日本では桜の花も散りもうすぐGW!なんて心浮き立つ頃ですが、イズミルはなぜか毎日のように雨模様です。それも朝は晴れているのに急に曇って土砂降り、そして夕方にはまた青空という変なお天気。毎週パザルへ行くのもそんな気まぐれお天気の晴れ間をぬって行っています。パザルの野菜たちもそろそろ冬から夏へ衣替え。長ネギやほうれん草、キャベツが消えエンギナル(アーティチョーク)、さやいんげん、いちごなどがはばをきかせ始めました。去年も書きましたがそんな野菜たちの中でも真っ先に登場するBAKLA(そら豆)、トルコではさやが固くなる前には柔らかいさやごと食べます。私はそら豆が嫌いで日本ではまず食べません。トルコに来てなんとなく食べていますが今日本で出されたらやっぱり食べないと思うのです。
それでもトルコではお財布と相談しながらパザルで1週間分の食糧を買うのでどうしても季節の野菜はお財布の味方なんですねー。そして日本で嫌いだったものでもトルコで食べるとなぜか美味しく食べられてしまうのも不思議。
スタンダードなそら豆の食べ方トルコ風。
トルコでのBAKLAの食べ方は玉ねぎとディルと一緒にオリーブオイルで煮てお好みでにんにくいりヨーグルトをかけて食べるのが一般的だと思いますが、私がBAKLAを買ったのを見て友達がTVで見たというレシピを教えてくれました。耳で聞いただけなので結局適当なレシピになりましたが、ちょっとかわっていてなかなか美味しかったのでご紹介します。日本ではさやつきで食べられる柔らかいそら豆は売っているのでしょうか。もし見かけたらぜひ試してみてくださいね。さやいんげんでも出来そうかなと思いました。
①まず小麦粉少々とレモン汁を溶かした水を沸騰させそら豆を茹でます。トルコではしゃきしゃきとした野菜の食感を楽しむことはあまり好まれずくたくたになるまで火を通しますが、ここでは完全にくたくたにならない程度に茹でてください。
②茹で上がったそら豆の水を切り、塩少々を混ぜたとうもろこし粉をまぶします。そら豆がぬれているので粉はすぐにくっつきます。とうもろこし粉がない場合は小麦粉でも。
③粉をまぶしたそら豆をオーブン用のトレイに綺麗に並べます。
④その上に大さじ2杯のオリーブオイルを回しかけてオーブンへ。
⑤オーブンに入れて表面に焦げ目がついたら出来上がり。Afiyet olsun!にんにく入りヨーグルトをかけてもよく合います。
※さやつきそら豆約500gで作りました。
サマータイム開始とともに日がずいぶん長くなりました。
☆現在のイズミル☆
yukacanさんのサヤごと料理には驚きました。まるでインゲンみたいですね。それに、ほんの少しのオリーブオイルを使うけど、香ばしい焼そら豆は、私の頭では考えつかない料理でした。美味しそうです。
この料理もおいしそうです。
もつまみにもなるし
トルコのそら豆、さやごとたべられるんですか
知りませんでした。
一度だけ買ったことがあるのですが、
中の豆を取り出したら、えらく気合が入ってなくて、
がっかりだったんです・・・
今度、作ってみます
・・・というか、こういうのを作ってくれるがほしい
バクラって、正直あんまり食べないんだけど、このとうもろこし粉のお料理はハムシみたい!食感は?サクッとした感じになるんですかね?いつも同じ調理法になっちゃうので、これはぜひ試してみたい!
あら、そら豆ビールと一緒にお好きかと思いましたよ。私はそら豆のあの皮が苦手です。においもかな。
さやごと食べられるそら豆は若くて柔らかいのであのそら豆とは全然別物のですよね。においは一緒だけど。このままオーブンにいれずに揚げてもおいしいだろうなあ。でも日本ではさやつきで食べられるものは売っていないでしょうかね?
食感は表面はカリッとしているけれど中はちょっとしとっとしています。揚げたほうがからっとするかも。でも油の量が…。そろそろイチバクラが出始めちゃってるので試すなら急げー。
このにんにく入りヨーグルトが凄く気になるんですが、ただにんにくを入れればいいのかな・・・?
イズミルの家庭料理って感じですよね。食べてみたい~。
応援☆
若いそら豆って、日本では見かけないです。
インゲンみたいな感じなのでしょうか?
珍しい食材や、調理法を知ることができ、写真もステキで
yukacanさんのブログを拝見するのが、楽しみです♪