大好きな光景、イズミルケメルアルトゥにあるいつも繁盛のBAHARAT屋の店頭。香辛料や染料、乾燥野菜、チャイ、香料などありとあらゆるものがあります。
トルコ語で病気やいやなことが「早く過去のことになるように、お大事に」と言う意味で「gecmis olsun=ゲチミシュオルスン」と言う言葉をよく使いますが、薬を飲んだり身体によいものを食べたり飲んだりした人には「sifalar olsun=シファラルオルスン」と声をかけます。
イズミルも一日おきに雨が降ったり暖かくなったりと季節の変わり目のせいか先週から風邪っぴきです。鼻水と咳が出るだけで他はなんでもないのですが、鼻水はともかく咳がひどい!特に夜横になるともう止まらなくなるのです。のど飴をなめてもうがいをしても一旦咳き込むと止まりません。日本から持ってきた咳止めの薬も効き目はなく、見かねた夫はBAHARATCI(香辛料屋)へ走りました。
症状別、植物別に何がどう効くか、どうやって作るかなどが書いてある本。
トルコでは調子が悪い時、日本の様に市販薬に頼らず家に伝わる野菜や植物を使った方法で治す人が多いようです。ある友達は「オリーブオイルとレモン汁を混ぜて飲むと咳止めシロップなんて要らない、絶対咳が止まる」別の友達は「TURPという(大根のような)野菜に穴を開けてそこから垂らした蜂蜜を飲むといい」と教えてくれました。
一番上:ADACAYI、左下:PAPATYA、右下:IHLAMUR
うちでも以前からADACAYI(アダチャイ=セージ)が咳に効くと言うので、飲んでいましたが夫は昨日IHLAMUR(ウフラムル=菩提樹)とPAPATYA(パパティヤ=カモミール)を買ってきて夜から交互に煎れてくれています。(アダチャイがセージでパパティヤがカモミールだなんて今辞書を見て初めて知りました。)効果があったのかどうかはまだ不明ですが、市販薬を身体に入れるよりもSifaになりそうな気がしませんか?
※BAHARAT屋さんによると飲んですぐに効果が出るものではなく、続けることが必要とのこと。
そしてIHLAMURは湯を沸騰させて飲みますが、PAPATYAは沸騰させてはいけないそうです。
確かにトルコはハーブが手軽に安いし良いですよね。私もウフラムルは好き。あと、やっぱり風邪にはナーネリモンですかね。
こっちの薬は抗生物質もキツイから、自然に治すのが一番良いです。あと、乾燥もいけないので湿度を上げて温かくするのが良いと思います。
ブログ模様替えしましたね。桜?がとっても綺麗。イズミールで咲いているのですか?短い間に何回かブログ変わったような気がしますが、お部屋の模様替えもよくしてるのかな~なんて考えていました。
夫はとにかくナーネリモン、おとといも作らされました。
日本の実家では咳が出たら「ハチミツ大根」だったので、TURP/BAL も立派に効くと思います。
同じものがあったというのがうれしいです。
今年のグリップは鼻と喉にくるタイプみたいですね。わたしもクシャミ、鼻づまり、痰の絡む咳といった、まるで風邪のひきはじめのような症状が、かれこれ1ヶ月続いています。
この程度の症状で薬を飲みたくないのですが、かといってビトゥキ・チャイもあまり好きでない私。
毎日続けて早く治してください。
一日も早く元気になってくださいねーー。
我が家も風邪を引いて咳が止まらない時は「短冊に切った大根にハチミツをかけてハチミツ大根エキス」を作ります。朝昼晩しばらく飲み続けるといつの間にか治るはず。
れんこん(蓮)が手に入れば「きれいに洗った後皮付きのまますり下ろし、汁を絞ってしょうが汁を数滴混ぜたもの」を作ってみてください。こちらの方が効き目は圧倒的なんだけど!!!
ぐっすりと眠れる日が早く訪れますように☆
それぞれの土地の民間療法?ってやっぱりその土地にあっているんだろうから、効き目はあるんでしょうね。
チュニジアでもハチミツとかよく使うようで、風邪ひいた時アラビア語の先生がたくさんくれました。
今日はよいお天気で、洗濯物がよく乾きました!1週間ぶりに掃除をして気分もさっぱり。でも咳は・・・。私はウフラムルとパパティアを比べるとパパティアが気に入りました。でも1番はやっぱりアダチャイかなあ。あのジュース早く作りたくてウズウズなのです。木曜日のパザル待ちです。akikoさんも2人分、お身体気をつけてくださいね。
mikiさん
オリーブ油とレモン汁、私も試してみました。結局今のところどれも即効果ないんです・・・。で、結局オリーブ油とレモン汁は夕べのサラダのドレッシングとなりました。このブログのテンプレートはgooで用意されているんですよ。イズミルはerikが咲いています。お部屋の模様替えは滅多にしないんですよ。でもなぜかブログはたまに気分を変えたくなるのですよ。
asyaさん
ナーネリモン、御地にtazeなナーネはあるのですか?はちみつ大根は意外にもインターナショナルだったのですね。すごい!suisui78さんも書いていらっしゃったので感激してしまいました。ご主人がお医者様に講釈たれて「恥ずかしいったらない」顔しているasyaさんを想像して今日は一日おかしかったっす。
ありがとうございます。あらあ、turkuvazさんのような大先輩!もご存知ないkelimeがあったのね。ひひひ。もかれこれ1ケ月ですか!それは大変だ!で、結局お薬飲んでいらっしゃるのですか?トルコの薬?日本の薬?
turkuvazさんもsifalar olsun!
suisui78さん
夕べは寝室ではなくサロンで長椅子の上で寝たらとたんに朝までぐっすりだったのです。何がよかったのか。ベッドだと毛布をかけているので暑過ぎる?それとも毛布の埃?サロンでは布団だけで寝ました。でもまあ起きてからは同じことなんですけどね。蓮根トルコないんですよー!私はレンコンのきんぴらが大好きで作りたくて仕方がないのに。
ありがとうございます。トルコの人って色々な民間療法みたいなのよく知っているんですよねえ。効き目あるんでしょうか。そう言えば、おなかをこわしたときは、コーラ+アスピリン飲まされた時はびっくりしましたよ。
idilさん
ああ、よかった。日本語!なぜかローマ字だと同じこと書いてあっても無機質な感じがしていたんですよう。これでもう少しidilさんが身近に感じられます!ISIRGANOTUも咳にいいのですか?ISIRGANOTUってほんとに噛むんだものお。1回買ってみたけどもう一生買わない!と決心したのでした。にんにく+はちみつ+レモンってなんだかすごい味がしそうなんですけど・・・。今日は汗をかけば「着替えろ」、咳をすれば「チャイを飲め」と大変でした。