買い物をするのは野菜は週一回のパザル(青空市)で、その他はマーケットで済ませていますが、パンや魚、パザルで買っても足りなくなった野菜や果物などは近所の商店街で。このTURSU(トゥルシュ)屋さんもそんなお店の一つです。
冬になるとサラダがわりにTURSUが食卓に上ることも多いトルコ、キャベツ、小さいきゅうり、唐辛子、ピーマン、人参、パンジャル(ビーツ)、そしてミックスと色々な漬物が並んでいます。お店の奥には作業場もあります。お客さんが2人も入ればいっぱいになるような小さなお店ですが、ひっきりなしにお客さんが訪れる繁盛店です。
棚の中に並ぶのはSALGAM SUYU(シャルガムスユ)と言う蕪の一種から作られた飲み物。
きゅうりは自分で漬けることが多いので、私が買うのはミックスとビーツ、そしてたまに夫用に激辛の唐辛子。TURSUを買うお客さんと同じ位多いのが、TURSU SUYU(漬物水)を飲みに来るお客さん。紙コップ1杯1~2TL(トルコリラ)位で売っています。おじさんがクイッと一杯引っかけて行ったり、お母さんにつれられた子供が飲みに来たり。
お酢を飲むから身体にいいのかな。このお店の一角に鎮座するこの機械が偽札発見器です。機械の中に置いて光を当てると、本物のお札は右側に印刷されているアタトュルク(トルコの初代大統領)の顔の中に10TLなどと文字が浮かび上がるのです。こんなの見たの初めてなのでびっくり。
写真を写させてもらうと「日本に紹介される初めてのトルコの漬物屋だな」と嬉しそうでした。次回行った時にも「もう日本に送った?」と聞いてきたおじさんです。
今年新しく制定されたトルコリラのシンボル。
ひらがなの「も」に似ています。
☆現在のイズミル☆
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漬け物屋のおじさんの笑顔が素敵です。
先日、菊芋の味噌漬けが好評だったので、また買ってきました。そちらでは煮て食べるのですか?
おつけものがサラダの代わりになるって考えたことはありませんでした。なるほど。
お店の店員さんの顔がいいな~日本もそうなってほしいです。
ピクルスとはちょっと違うのかな?食べてみたいです。
トルコ人って本当に絵になりますよね。
菊芋がそう言えばパザルにも並び始めました。剥くのが面倒なのであまり買わないんですが、オリーブオイル煮がポピュラーでしょうか。
生野菜が今のように一年中食べられなかった頃の保存食なんでしょうね。
ところでAndiさん、Pontcysyllte運河にいらっしゃったことありますか?行ってみたいー!
個人商店はトルコも笑顔で販売が多いけれど、量販店の接客は・・・。
ピクルスと同じだと思います。でも日本で食べるピクルスよりはもう少し野生的かしら。あ、スーパーでトルコの漬物の瓶詰めを売っていたような・・・。
Pontcysyllte運河をぐぐってみました。へぇー、こんなところがあるんだ。うちからは遠い。多分4時間くらい。どうりで知らなかったわけだ。
http://www.shanghai9.net/food-groceries-coffee-milk/pickled-vegetables/kuhne-pickled-onions.html
私はこれをラッキョウがわりに買っています。
Pontcysyllte運河は世界遺産なんですね。行ってみたいなあ。
トルコには日本みたいに塩蔵のものはないのかしら。
塩蔵のものは、思いつくものでオリーブ、ブドウの葉、チーズがあります。魚を塩漬けにする地方もあるようです。