イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

CAMLIK BUHARLI LOKOMOTIF MUZESI(チャムルック蒸気機関車博物館)

2012-07-08 17:43:49 | 

GUZELCAMLIからセルチュクを通ってイズミルへ戻るのですが、山の中をトルコ国鉄の鉄道が通っています。CAMLIKと言う駅のそばに「蒸気機関車博物館」があると言うのをどこかで読んでカメラ小僧の夫のいい被写体になるかなと頭の中に( ..)φメモしてありました。でもその日の帰りにはちょっと遠回りになるから無理と思っていたのに、なぜか目の前にCAMLIKの駅舎が・・・。

蒸気機関車博物館ですから当然国鉄の駅に付属してあるのかと思っていたのに、小さな駅舎の周りには小さなお店があるだけ。お店の人に尋ねると少し離れたところに、ひっそりと博物館入り口がありました。これでは知らない人にはなんだかわかりません。

入場料5TLを払って入ると、入り口からは想像できない広大な敷地にびっくりするほどたくさんの蒸気機関車が!!!別に鉄道好きではありませんがトルコのことだから「何ちゃって」じゃないの?と高をくくっていたことを反省するほど立派な博物館でした。

かつてお父さん達が国鉄で働いていた息子達が引退した機関車を買い取り、莫大な費用をかけて展示できる状態に修復した個人の博物館だそうです。一体何台あるのかと思って切符売りのお姉さんに聞いてみたら「知らないわー。30か40あると聞いたけれど私もまだ中をゆっくり見たことはないのよ」と言う答え。興味なさ過ぎ・・・。

アタチュルク(トルコの初代大統領)の御用列車も展示してありました。ベッド、バスルーム、会議室など、アタチュルクは一体何度乗ったのでしょう。バスタブやトイレの立派なことにびっくりでした。

それほど期待もしていなかっただけに見ごたえのある蒸気機関車の数々に興奮、中でも360度放射状に線路があり、中のサークルが回転をすると取り出したい?機関車をレールに乗せ回転させて正規の線路に乗せることができるシステムに感動しました(わかりにくい説明ですね)。豪雪の中を走ってきたであろう除雪車や木製のワゴン車など現役時代を想像すると当時のトルコの沿線風景はどんなだったのだろうとタイムトリップしたくなります。

外からは想像できない立派な展示の数々、セルチュク方面へお越しの方はぜひぜひお立ちりください。

 

 

    

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