GUZELCAMLIからセルチュクを通ってイズミルへ戻るのですが、山の中をトルコ国鉄の鉄道が通っています。CAMLIKと言う駅のそばに「蒸気機関車博物館」があると言うのをどこかで読んでカメラ小僧の夫のいい被写体になるかなと頭の中に( ..)φメモしてありました。でもその日の帰りにはちょっと遠回りになるから無理と思っていたのに、なぜか目の前にCAMLIKの駅舎が・・・。
蒸気機関車博物館ですから当然国鉄の駅に付属してあるのかと思っていたのに、小さな駅舎の周りには小さなお店があるだけ。お店の人に尋ねると少し離れたところに、ひっそりと博物館入り口がありました。これでは知らない人にはなんだかわかりません。
入場料5TLを払って入ると、入り口からは想像できない広大な敷地にびっくりするほどたくさんの蒸気機関車が!!!別に鉄道好きではありませんがトルコのことだから「何ちゃって」じゃないの?と高をくくっていたことを反省するほど立派な博物館でした。
かつてお父さん達が国鉄で働いていた息子達が引退した機関車を買い取り、莫大な費用をかけて展示できる状態に修復した個人の博物館だそうです。一体何台あるのかと思って切符売りのお姉さんに聞いてみたら「知らないわー。30か40あると聞いたけれど私もまだ中をゆっくり見たことはないのよ」と言う答え。興味なさ過ぎ・・・。
アタチュルク(トルコの初代大統領)の御用列車も展示してありました。ベッド、バスルーム、会議室など、アタチュルクは一体何度乗ったのでしょう。バスタブやトイレの立派なことにびっくりでした。
それほど期待もしていなかっただけに見ごたえのある蒸気機関車の数々に興奮、中でも360度放射状に線路があり、中のサークルが回転をすると取り出したい?機関車をレールに乗せ回転させて正規の線路に乗せることができるシステムに感動しました(わかりにくい説明ですね)。豪雪の中を走ってきたであろう除雪車や木製のワゴン車など現役時代を想像すると当時のトルコの沿線風景はどんなだったのだろうとタイムトリップしたくなります。
外からは想像できない立派な展示の数々、セルチュク方面へお越しの方はぜひぜひお立ちりください。
☆現在のイズミル☆
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これで個人所有なんですか。
鉄道マニアが見たら、泣いて喜びそうですね。
タモリさんにも見せてあげたい。
大統領専用客車を見学できるなんて、良い所を見つけましたね。
これで個人所有なんて作った方はお金持ちなんでしょうねえ。
せっかくなのだから入り口はもっとわかりやすくしてほしいです。
タモリさんは鉄道マニアなんですか?
なかなかの穴場だと思います。緑がいっぱいで公園としてもとても気持ちがよかったです。
cakeさん、バスでの移動中は居眠りしないで下さいね。
国鉄職員の息子達でお金持ちなんですかね。親孝行ですよね。
入り口もそうだし、もっと宣伝をすればいいのにな。
男の子だけではなく大人も楽しると思います。
前回の日記はFatumagulの村ということで大興奮。
今回の日記はSLがなぜか好きな私にどんぴしゃ!
あ~行ってみたい!
ここはデニズリから言うとイズミルより遠いのでしょうか?近いのでしょうか?
シーズンが終わったら(まだ始まったばかり…)今年こそ少し出かけられると思うので。
あ、私たちも将来は海辺で暮らしたいと夢見ています。
Fatmagulの村は開発される前にぜひいらして下さいねえ。SL好きにはたまらないでしょうね。ぜひぜひ!ここはセルチュクのすぐ近くですよ。イズミルよりもデニズリに100kmほど近いです。
将来はやっぱり海辺ですかね。私は森の中もいいと思うのですが、さすがにトルコの森の中ではバッカルもなさそうだし難しいかなあと思っております。
私の所は海の近くですが、海辺というほどでもありません。でも、塩害がひどいです。何もかも錆びやすいです。海辺で暮らすときは換気扇のフードはステンレスにしましょう。
私の実家も海の近くですが、塩害はまったくと言うほど感じないんですよ。不思議ですね。イズミルのうちも海の風をもろに受けますが錆はないなあ。湿度の差が何か関係するのでしょうか。