イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

JIKADのPIKNIK(ピクニック)

2010-06-10 00:04:22 | イズミル暮らし・イズミル案内


梅雨時の日本の様に雨雲が垂れ込め、なかなかからっとした青空が見られないイズミルです。この日曜日も雨が降ったりやんだりの中、イズミル近郊にあるさくらんぼの産地ケマルパシャでJIKAD(日本イズミル文化交流会)主催のピクニックがありました。JIKADの前身のJICA会として初めてのピクニックに「さくらんぼ狩り」に出かけたのはもう3年前のこと、今回は参加者も増えて2台のバスを連ねて行きました。私達は姪っ子ビルテンと3人で参加。



8時半と早い集合時間だったのでケマルパシャに到着するとすぐに村の中心の大きな鈴かけの樹の木陰にある茶店で新鮮なトマトときゅうり、蜂蜜にオリーブオイル、村のフルン(パン焼き窯)から焼きたてのパンで朝食。


バスを降りてさくらんぼ畑まで緑の中をひたすら歩きます。

今回はJIKADのメンバーの一人が自分の家のさくらんぼ畑を開放してくれました。3キロ用の箱を一杯にするのは結構大変、雨がぱらつくのも気にせず美味しいさくらんぼを堪能しました。



どこかからなんとも言えないいい香り、何かと思ったら「菩提樹」とのこと。その菩提樹を探しました。お釈迦様が根元に座ったと言う菩提樹はもっと小さかった様なイメージがあるけれどこの菩提樹は大きく枝を広げて花が満開、うっとりとするような香りを漂わせていました。


菩提樹の木と花、菩提樹茶用に少し摘んできました。

お昼は前回も行った「KAZAK VADISI(カザク ヴァディスィ=カザフスタンの谷)」で。それぞれが作ってきたお弁当公開だったのですが、日本人が持ってきたおにぎりやサンドイッチに人気集中!あっという間になくなってしまい、トルコ風のお弁当が後に残りました。「生まれて初めて海苔を食べる!」と言う人も。


雨を避けてお弁当タイム。


海苔を初めて食べて記念撮影、ラブラブ親子。

食後の運動は乗馬。ビルテンは最初は少し怖がっていましたがいざ乗ったら楽しんでいたようです。





早く出発したはずなのにあっという間に夕刻、最後にNAZAR KOY(ナザルキョイ)へ。昨年ケマルパシャのさくらんぼ祭りへ行った帰りに立ち寄った「ガラス玉」細工の村です。この日は工房を見ることを楽しみにしていたのですが遅くなってしまった為残念ながら作業終了していました。


工房の庭の 木にはガラス細工がかけられていました。



去年は村の中心にささやかに出ていたガラス玉細工の売店もすっかり規模が大きくなってカフェまでできており観光客でずいぶんにぎわっていました。ビルテンも自分用にいくつかアクセサリーのパーツになるようなガラス玉を選んでいました。たくさんのさくらんぼと一緒に楽しい思い出がお土産になりました。

 

 

  



参加者の一人がJIKADの掲示板にこんなことを書いていました。

Teşekkür ederim:Havanın kapalı gönüllerin açık olduğu güzel bir günde sevgiyi ve dostluğu paylaşmaya gelen tüm insanlara・・・。
(どうもありがとう:天気ははっきりしなかったけれど心は晴れていたこのすばらしい日に愛と友情を分かち合ったすべての人々に・・・。)







作業が終わっていた竃。
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