山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

大山山行(南光河原駐車場~夏山登山道~大山頂上避難小屋(弥山))

2023年09月06日 | 山野歩
2023年07月21日(金)
『山野歩』
<大山山行>
<二日目>
<南光河原駐車場~夏山登山道~大山頂上避難小屋(弥山)>
[コースタイム]
[南光河原駐車場] 5:45 → [夏山登山口] → (夏山登山道) → 8:35 [六合目避難小屋] 9:25 → 12:10 [大山頂上避難小屋] → [弥山]
◆所要時間:6時間25分
<19種の花に出合う>
夏山登山道を歩き始めて最初に眼に留まったのはダイコンソウ。
それより半時間くらい後に現れた阿弥陀堂に立ち寄り、階段をゆっくりと上り続けると、
ヤマアジサイが次から次へと現れるようになり、ヤマブキショウマも目に留まるようになる。
それより暫くして現れたのはヤマジノホトトギ。
しかしそれは、僕が知っている背丈が低いヤマジノホトトギスと違って、かなり高くまで伸び上がっていた。
それより間も無く現れた、樹間より日本海や下界の展望が利くところに到着し一息つく。
それより20分程頑張って上ると、山ノ神という祠が現れたので、何とか山頂まで辿り着けますようにと祈願する。
それよりホンの少し歩みを進めると、淡紅色のシモツケソウが眼に留まり、その後、其処彼処で見掛けるようになる。
そして次に現れた花とその次に現れた花の名前が分からない。
一つ目のそれは、花弁は葉っぱが変色したもののようにも見えるのだが、定かではない。
二つ目のそれは、薄紫色の俯いている花弁の先が反り返り、釣鐘の如き形状をしているのだがやはり分からない。
その傍らでは、クガイソウが林中から顔を覗かせている。それより暫く歩き、黄花のカンチコウゾリナが現れたと思ったら、六合目避難小屋到着であった。
だいぶん疲れていることもあり、時間はたっぷりあるし、景観も至極良いので大休止にする。
六合目避難小屋で50分休憩し再び歩き始める。この辺りでは、シモツケソウとヤマアジサイが其処彼処で開花し、暫く進むとクガイソウがしばしば見られるようになる。
六合目避難小屋より1時間ほど歩いた頃にノアザミが現れ、続いてカラマツソウの白花が現れた。
次はシシウド、次は2輪のホタルブクロ、そして次はフウロソウで、この辺りよりフウロソウがしばしば眼に留まるようになる。
次に現れたのはヤマハハコであった。次に眼に留まったのは草原より立ち上がった1本のヨロイグサで、
ミヤマダイモンジソウやホソバシュロソウを楽しむと標高1600㍍の標識が現れた。
もう100㍍登れば山頂だと思うと、我が心中に安堵感が拡がった。カラマツソウやミヤマイボタを見つつ歩いていると木道が現れた。
これでしんどい道より解放されるのだろうと期待したのだが、どっこいそんなことはなく、それは至極歩き難い木道であった。
木道に入ってから、飛翔するキアゲハが眼に留まったが、舞い降りることはなかった。
また、僕を追い抜いて行った若い女性の足元は、サンダルであり、「ルナサンダルですか」と問うと、「そうです」との返事があった。
木道を歩き始めてから現れたのはオオバギボウシなのだが、このオオバギボウシは山頂辺りでも目の当たりにすることになる。
僅かではあったがヒゲノガリヤスも眼に留まり、道の左手に開花するシシウドが僕の眼に飛び込んで来て離さなかった。
1.5㍍程の高さまでしっかりと立ち上がっていて、巨大なシシウドであったからだ。
そしてだ、次に現れた「花の紹介 頂上に広がる草原」という掲示板に、花の写真や名称の記載があって、
エゾノヨロイグサ、ナンゴククガイソウ、シコクフウロ等の記述があった。お陰で、大山に咲く花名の詳細を知ることとなる。
今朝は、計画よりも3時間余りも早く南光河原駐車場をスタートしたので、至極ゆっくりと歩いたにもかかわらず、
大山頂上避難小屋には、計画よりも2時間20分も早く到着する。
到着時刻から考えて、今日中の下山も十分に可能であったが、疲労困憊の我が身体を考えるとき、
計画通り避難小屋に泊まることにして、夕陽が沈むまで、避難小屋上部に設置されている階段状板敷展望所に腰を下ろし、
また、攣り気味の脚を何とかしたいと思い、板敷の上を行ったり来たりしながらかなり長時間歩いたように思う。
また腰掛けて、下界の景観を眺めつつのんびりと身体を休めた。











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コバイケイソウ(NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉)

2023年09月04日 | 植物
2023年07月19日(水)
『コバイケイソウ』
<NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花&花言葉>
NHKラジオ深夜便で今朝、[コバイケイソウ]が今日の誕生日の花として紹介されました。
花言葉は「遠くから見守っています」でありました。また、次のような解説もありました。
「本州の中部地方以北から北海道に分布し、湿気の多い所に生えて大きな群落を作る」
「厳しい環境で育つので、比較的丈の低いものが多い高山の植物の中では、丈が1㍍にもなるコバイケイソウは、際立って目立つ」
「葉には光沢があって幅の広い楕円形で、茎を包むように交互に生えている」
「初夏になると茎の先に小さい花を集めて、全体では太い円錐状に見える円錐花序を作る」
「コバイケイソウの花は毎年咲くわけではなく、3~4年に一度くらい余り咲かない年もあるそうで、
開花が揃った年は当り年と言われて、大きな群落だと壮大な景色になり、遠くから見てもとても美しい」
「花が梅に、葉がランの恵蘭に似ている草ということでバイケイソウ、
その小型のタイプであることからコバイケイソウとなった」などと。
この見出し画像の[コバイケイソウ]は、昨年の“白山”山行時に、7月25日にカメラに収めたものです。

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