山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

比良山系・坊村~白滝山~オトワ池~ワサビ天井滝~坊村(自分が何処に居るのかが分からなくなってしまう)

2018年12月10日 | 山野歩
2018年11月25日(日)
『比良山系』
<坊村~白滝山~オトワ池~ワサビ天井滝~坊村>
[コースタイム]
◆[坊村]8:56→9:42[伊藤新道出合]→10:40[ワサビ大滝下]→12:40[白滝山]13:00→[オトワ池]→[カシラゴ池]→13:56[オトワ池]→14:12[白滝山]14;15→15:25[ワサビ天井滝]15:30→16:18[伊藤新道出合]→17:08[坊村]
<自分が何処に居るのかが分からなくなってしまう>
先日、神璽の滝に行ったおり、
下山時に出会った方に教えてもらった夫婦滝に行ってみたいと思うようになり計画した今日の山行であった。
伊藤新道を上り、昭文社の地図にあるワサビ大滝に立ち寄り、
オトワ池、カシラコ池、スギヤ池、長池へと池巡りの後に、夫婦滝を見て、
そして打見山からキタダカ道を下り、湖西側へと下山する計画であったが、
それらの殆どを達成することが叶わなかった。それは我が身体力には贅沢な計画であったのかも知れない。
伊藤新道を進み、やって来たワサビ大滝。
「この滝が地図に載るほどの滝なのだろうか」と思いつつ、
その直ぐ上手に[白滝山⇒]という道標を見つけたのだが、僕に思い込みがあったのだろうか、
結果的には[この先、正規ルートにあらず]というトラロープに張り紙をしてあるにもかかわらず、そのルートを進んでしまったようだ。
所々にテープもあったのだが、かなり苦労して白滝山に到着することになり、計画よりも一時間多く費やしてしまう。

計画より1時間半以上も遅れているので、休憩もそこそこに池巡りに行く。
二つの池は直ぐに現れたのだが、三つ目と四つ目の池が見当たらない。
長池はかなり大きいようだし直ぐに見つかるのだろうと期待していたのだが見つからない。
次から次へと連なるなだらかな丸みを帯びた地形の山中を、上ったり下ったりと歩き続けるが見つからない。
そんな中、自分が何処に居るのかが分からなくなってしまう。
時刻が気になり始め、一度白滝山に戻ってからその後の行程を考えることにする。
山中をさ迷いやっとのことでオトワ池を見付けたときには、
「これで帰ることが出来る!」という安堵感が我が脳裏に溢れた。
白滝山に戻って来たときには既に14時が廻っていた。この時刻から打見山へ向かうのは無理がある。
夫婦滝を見たいという思いもあったが、来た道を坊村へ戻るのがもっともよい選択だろうと、伊藤新道を下ることにする。
また、往路で伊藤新道を正確に辿らなかったゆえ、何処で間違ったのだろうかと確認したいという思いもあった。
池巡りで山中をさ迷うときに攣り始めていた脚が、伊藤新道を下り始めてから最悪の状態に陥る。
結果としていつもの如く芍薬甘草湯のお世話になったのだが、時間を置いて三袋も服用することになる。
道を間違えたのはやっぱりワサビ大滝だった。
朝に僕が見た滝は、四段の滝のもっとも下部の部分で、
その上にかなりの高所から落ちる見事な三段の滝があり、登山道の傍らに[ワサビ天井滝]という木製札があった。
その近くに二つ目の[白滝山⇒]という道標があり、しっかりとした踏み跡もあったのだが、
朝には、その道標も踏み跡も僕の眼には見えていなかったのだ。

(写真上)坊村バス停より直ぐの処

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