山野颯想

山野走、山野歩、山野逍遥など、山野にかかわる事柄を中心に記載しています。

初谷川~妙見山~上杉尾根(クマガイソウが数多開花する)

2023年05月27日 | 山野歩
2023年04月23日(日)
<妙見山>
<初谷川~妙見山(日蓮宗霊場)~上杉尾根>
[コースタイム]
◆[妙見口駅] 9:00 → (初谷川沿い) → 12:01 [分岐(車道に合流)] → (暫で、左へと山道に入る) → 12:26 [妙見大菩薩・鳥居] → 12:30 [妙見山・霊場入口) → 12:45 [妙見山・三角点(660.1m)] → [妙見山・山上駐車場] 13:30 → (稜線展望コース・上杉尾根) → 15:11 [妙見口駅]
◆所要時間:6時間11分
<クマガイソウが数多開花する>
今日の山行目的はただ一つ、クマガイソウを観たいという思いでやって来た初谷川沿いの道。
2週間前にやって来た時には、クマガイソウは若葉を天空に向かってしっかりと伸ばしていたので、
今日は咲いているに違いない、咲いていてほしいという期待感を懐いてやって来た。
そしてその期待感に即して、クマガイソウは数多開花し、僕がやって来るのを待っていた。
それゆえこの時点で、歩き始めてまだ1時間程だが、今日の山行目的は完結したのも同然であった。
しかしもしかすれば、これからの行程で、クマガイソウのように、
今迄に見たことやカメラに収めたことがない動植物に出合えるかも知れないと思いつつ歩みを進めた。
このお正月に、初谷渓谷を歩いたことにより、クマガイソウの存在を初めて知る。
否、クマガイソウばかりではない、吉川自治会による掲示板に、僕が知らない植物等の写真や絵、
そして解説文が載っていて、それらを観てみたい、カメラに収めたいと思い、春がやって来るのを待って初谷渓谷歩きを楽しんだ。
2週間前には、開花する“ミツマタ”を初めて目の当たりにしたし、今日は“クマガイソウ”であった。
また、掲示板に載っていた“ダンコウバイ”始め、“ウグイスカグラ”や“ムクロジの木”や“オニグルミの木”等、
見付けられなかった物もあるのだが、2か所で開花する“ウワミズザクラ”を目の当たりにする。
もっともカメラに収めた時点で、この白い筒状の花の樹木が、“ウワミズザクラ”だとは僕は分からななかった。
帰宅して、スマホのアプリと植物図鑑との併用で、この樹木が“ウワミズザクラ”であることを理解したのだが、
“ほしだ園地”の“やまびこ広場”にある2本の樹木の1本に掛かっていた名札に“ウワミズザクラ”と書かれていたのを思い出した。
そこでパソコン中を確認すると、昨年の5月4日に、私市駅より四条畷駅へと生駒山縦走路と歩いていて、
その時に“やまびこ広場”で名札その物をカメラに収めていた。もう1ツの名札は“カスミザクラ”であった。
それらの名札には解説文も書かれていて、“カスミザクラ”のそれには、次の解説文があった。
「葉の先が鋭くとがり、縁はのこぎり状。花は他種のサクラに比べて小さく白っぽい。花がたなびく霞に例えられ名の由来となる。果実は食べられるが苦い」と。
またもう1ツの“ウワミズザクラ”の名札には、「むかしこの材の上面に溝を彫り占いに使用したしたのが名の由来、
通常のサクラが咲き終わる頃、ブラシ状の白い花を咲かせる」と記してあったが、何れのサクラも咲いている花の姿は無い。
いつかの日にか“ほしだ園地”を訪れ、見たことがない開花する“カスミザクラ”の姿をじっくりと眺めたいものだと思う。
今日、カメラに収めた花をその順番に記すと、“シャガ”“クマガイソウ”“ウワミズザクラ”“ムラサキケマン”“ミヤマハコベ”“カンザン”“サンザシ”“タチツボスミレ”なのだが、
“ミヤマハコベ”始め、“カンザン”、サンザシ”“タチツボスミレ”は、スマホや植物図鑑で、これだろうなと僕が勝手に思う花名であって、実際のところは判然としない。
また2週間前の初谷川渓谷で見掛けた蝶は“テングチョウ”だけだったのだが、今日は1頭の“ウラギンシジミ”も目の当たりにした。
2週間前にやって来た妙見山山行では、上杉尾根を下るときに2度の酷いこむら返りに見舞われたので、
今日はスタート時より、脚に負荷を掛けないような歩き方に努め、至極ゆっくりと歩みを進めた。
スタート時にバランスターWZを1袋服用したのだが、それ以降は芍薬甘草湯を使用することはなく、無事下山する。




コメント
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