お昼前、博多湾の潮が満ちてくる。亡くなった母が正月飾りを飾るのは満潮を待たなければと頑なに言っていた。
さあ、正月飾りだ!玄関にはつれあいが作った門松の代わりのしめ飾り。
さて、我が家の正月さん。
郷里風の正月飾り。
飾り餅が少し小さいが、老夫婦の正月、お許しください。
夜半、目が覚めて、友よりむかし教わった芭蕉の句を思い出した。
さまざまなこと 思い出す 桜かな
なんとはなしに
さまざまなこと 思い出す 師走かな
なんて、勝手に思い出を塗り替えたり。
15:31 雲間から背振山が姿を現した。うっすらと雪化粧をしている。