きのうはつれあいと二人、近所のスーパーへ買い物に行った。
どういうわけか、あんなに出歩くのが好きだったのだが、外へ出るのがおっくうらしい、不思議。
やはり病気のせいか?それでもかなり回復した。
帰ってきたところで、カラオケの練習をするという。
前の月のカラオケ同好会で、Fさんから『麦畑』のデュエットを所望されたのに、うまく歌えなかった。
歌をよく知らなかった。だから、練習するのだと。
youtube で探した画面に向かって懸命に歌っている。ヨシヨシ・・・
郷里のクラスメートから手紙が来た。
日経の文化欄に『おっくうの系譜』という池内紀さんが書いた記事。
“おっくうという病”、老いの到来とともに歴然とあらわれる・・・と。
友はうつ病にくるしむつれあいに何かのヒントになればと記事を送ってくれたが、なんだか私へのメッセージ
みたい。 “おっくう”と“おくびょう”という二つの症状に私は悩まされている。
「老境の心身の衰えを自然のことと納得し受け止めるか、“病”と判断して対処していくか・・・」
老境に共にある友は、加齢が進めば誰しも直面する悩みであり苦しみであることを、そっと教えてくれている。
ありがとう!