11月1日、午前9時前。
けさもクルーズ船が博多港に入ってきた。
雲一つない青空、ポカポカのお日さまの光。お昼寝日和だなあ!
一度は豪華客船に乗って世界を旅したいと思ったこともあったが、いつの間にか窓から射しこむ太陽日を浴びて
お昼寝をすることに人生の楽しみを覚えるようになった。
きのうのこと・・・
郷里のクラスメートからメールが私とつれに舞い込む。
「従兄弟が大往生しました。97歳でした。妻を7年前に亡くし一人暮らしでしたが、戦争体験があって、
生活の自立が出来ていました。
『90歳。何がめでたい!』ではなくて清々しい、いいお別れ会でした」
私からクラスメートへのメール。
「素晴らしいお話!私も負けずに頑張りましょう。
カミサンはうつ病は90%回復したと言っていますが、朝、すっきり起きれないと悩んでいます。
しかし、そのくらい贅沢な悩みじゃないかと励ましています」
友より
「大半の老人は毎朝スッキリ起きていませんよ。第一、その日にやることがないし、何かを探し出して
やる体力もないんで朝のエンジンがかからないのです。自分のことを他人様に手伝ってもらわなくて出来る生活は
良しとしましょう。
家事が済んだらまたベッドへ潜り込んで本を読んだり、うつらうつらしています。
犬も老犬になったらよく眠っているよね。人間も・・・?」
つれあいより友へ
「私はいまやウトウト犬状態です。料理も手抜きをしたいけれど、つれあいがいるのでこれは
頑張って作っています。人間関係はもうマイペースでいいよね。80歳もまた楽しいよね」
友よりつれへ
「80歳も楽しいという心境になったらうつ病から解放された証拠ですよ。ヨカッタですね。おめでとう!」
私から友へ
「世の中、魑魅魍魎の棲むところ、テレビを見るのも嫌なきょうこの頃。
居眠り猫、居眠り犬、居眠り婆さんもいいですよね。そのうち、居眠り爺も参加します。アハハ」