こ と の 端

散文でロジックを
環境 経済 エネルギー 電気 教育 などの "E" に関するちょっと気になったこと

教 育 失 態

2021-07-03 12:51:11 | Weblog
権威的存在が

錯誤したことによって

不正な判断に執着し

重要な問題についての認識

を誤ったとき

世界はその迷妄から

抜け出すことができない


おそらく

百年単位で

過ちをみとめることが

できない


権威は温暖化したその理由を

CO2がもつ温室効果である

と独善的にそう決めつけた

原因となった物質である

CO2を

生みださないようにしなければ

温暖化はどこまでいっても

決してとまることはない


そこで熱とは何か

ということを確かめる必要が

あったのだが

誰もやっていなかった

事実確認を怠った状態で

温暖化を論じるのは

愚かなことだ


地球人のすべては

CO2の特性となっている

温室効果を指摘しただけで

熱について検証することは固より

言及したこともなければ

実施したこともなかった


大気圏内にある熱は

ヒトが可燃物を燃やしたことでできたものであり

核分裂反応が生みだした熱は

地表の一部にありはするものの

太陽から届けられている

核融合反応を起源とする

輻射熱ということでもない


摩擦熱や振動熱

などのそれぞれに異なった

熱の関与が

地球上には混在している


地下資源を燃焼炉で燃やして得た熱は

火力発電所で加圧され

圧縮熱となって大気圏を温かくした

CO2とH2Oは加圧していくと

どんどんその熱を高いものにする


100度を超えた高熱となったあと

ガス化したものを

更に圧縮していくと

次第に高熱となり

大気圏内を一入温める

その熱源となって作用する


これが温室効果ガスとして

指摘されるようになった

その所以


CO2は空気より50%も重いものであるため

空気圏内を上昇する能力を

本来もたない

H2Oはガス化すると空気より軽くなるため

緩やかに大気圏を上昇してゆくこととなり

やがてく雲となって

その周辺に屯する


この上昇過程で

位置エネルギーを身に宿し

降水量を高めて

地表に洪水を引き起こす


流体エネルギーとなったり

山を崩すほどの

強力な破壊圧となったりすることで

エネルギーを解放しながら

地表に混沌を残したのち

鎮まる


CO2は重いため

上昇する能力を最初からもたない

上空へと昇ることができないため

位置エネルギーを獲得することは

できない

このため自然災害には

関わることがそもそもできない


重きが故に海面や地表へと

緩やかに舞い降りる

ことができるだけ

その事実は

ドライアイスの白煙

の行方を見れば

誰もが思い出せることである


CO2を温室効果ガスだとして

批判してきた知識人たちには

科学的知識がなかった

と言うことは明らかだった


物質の質量を知るためには

アボガドロ数を導けばよい

空気圏を昇って行けるほどの

軽い温室効果ガスでなければ

位置エネルギーを体得することは

本質的に不可能なのだ


アボガドロ数と位置エネルギーは

中等教育で学んでいる筈の

それぞれが基礎的な知識


問題の本質が見えていたのであれば

比重の違いと破壊エネルギーの出自

について

確認する程度の検証作業などは

当然のこととして

容易にできていなければならなかった

ところが世界中で

脱炭素運動

を批判した知識人はゼロだったのだ


核分裂反応で発電する原発は

水素爆発を引き起こし

その前段で

メルトダウンを例外なく

発生させていた


核融合反応は太陽が燃えるための熱源なのだが

その熱は酸素がない環境であっても

発生することができるのだ


一切の物質がない

真空の宇宙空間では

熱がゼロという状態の

絶対零度となっている

熱は原子の振動のことであるからだ

物質が存在していない宇宙空間では

熱伝導は起きない

熱の伝播は

おきないのだ


太陽の熱が

大気圏から空気圏へと達する過程で

大気成分の構成分子群

とその他の軽いガス

例えばフロンやメタンなどの物質を

熱媒体として使うことになるのだが

それが生みだす振動数が高まったときにのみ

地表では熱と呼べる

周波数振動を導ける

余りにも軽い温室効果ガスは

急速に上昇するため

大気圏を一気に超えて

成層圏へと到達する

このため温室効果を

大気圏で生みだすことは

できない


電子レンジが生むその熱は

水素原子に特定の高周波を与えて

強制的に共鳴させたその結果

周波数は24,5ギガヘルツと決まっている

振動数なら毎秒24億五千万回

振動することで

熱を生みだしている


火力発電所やボイラーなどの熱源が

水を液体から気体へと変え

水蒸気となった水のガスを

加圧して熱を高め

温室効果を加えていたのだ


気化した水が

上空へと移動した際に

地表から熱を奪ったことにより

気化熱を空の上へと運び上げ

その最中に

位置エネルギーを身につける


ガス化した水は水蒸気の集合

である雲となり

纏まったところに寒気が下りてきたとき

それが上空でガスを冷却し

凝結と凝固を繰り返しつつ

雨となったり雹となったりしながら

再び地表へと舞いもどる

ことを繰り返す


この反応を成り立たせている領域を

対流圏と呼び

地表から15kmほどまでの

大気圏の高層域を

その反応場として

地球に水と熱の恵みを

共に与えることが

問題なくできている


そこから先は成層圏と呼ばれる領域となり

とても軽いメタンガスを

高度25km付近で

集めるための場所

となっている


メタンの温室効果が極めて高いとしても

大気圏やその下の空気圏では

温室効果を発揮することが

つまりできなくなっていた

ということなのだ


宇宙空間は100km以遠とされているため

熱の伝播はまったく起きない

気候変動の原因が

温室効果ガスによる異常気象と

自然災害の増悪である以上

一連の反応系に与っていないCO2

をこぞって擯斥したところで

成果が得られる訳がなかった


これまで実効が一切なかった

にも関わらず

CO2削減では飽き足らず

脱炭素運動へと発展させてしまっていた

のが国連の所業であった


このため気候危機はこの先から

より先鋭化することが

その段階で確定した

ということができるのだ


脱炭素運動に賛同している知識人のすべて



中学校程度の基礎的な知識さえ

もっていなかった

という事実を

国連がいみじくも明らかにした

ということができるだろう


一連の不毛な経過は

とりもなおさず

教育の失敗以外の何ものでもない

のだ


環境の劣化のみならず

民主主義の劣化についても

教育制度の高度化という変化を

問題の本質として

世界規模で見失わせる

という失態を演じさせていながら

その事実に盲目的でありつづけていた


その結果として

さまざまな不具合が与えられた

ということになるだろう

こうして意味のない無駄な投資

のあれこれが

有効需要の喪失による経済低迷

とその持続という

拙い経過を生みだした

その原因となって残された


環境異変と経済のデフレ化

そして民主制度の失敗

など諸現象の一切は

教育の高度化を目指した

制度設計をしくじったことによって

空疎で不毛な学歴主義となって

残された


知性亡き知識階級と呼ぶべき一群を

効率的に再生産する仕組みの基礎

を善と信じて

世界中で生みだしていた


中学生レベルの知識もなかった

似非知識人たちが

このような国連の権威主義に誘導されて

間違った認識を

事実だと思い込んでしまっていたのだ

この状況が

世界中で同時多発していたのだった


状況の改善など

はじめから

見込める道理はなかったのだ


これらの経過から

学ぶものがもしあるとするのなら

それは

真実以外に価値はなく

解釈で成り立っている

もののすべてに意味はない

ということであるだろう
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