CO2排出量の削減を図って
世界中で熱心に取り組んでいながら
一向に成果の出ていない対策
を繰り返し
時間と資本の壮大な無駄を
意味もなくひたすら積み上げている
その姿に世界中が
未だに気付かないでいる
不思議なことだ
損失の規模は広がる一方となり
その結果
成長することを止められた市場経済は
長期間低迷していることを強いられ
世界規模の貧困化へと陥った
この事実に目を背けていた国際社会は
四十年以上前から続けてきた
反温暖化キャンペーンを
無批判に相変わらず続けている
一向に改善しようとしない状況は
原因の設定に過誤がある
ということを指し示す
パリ協定はその結果として誕生し
成果を期待されているのだが
合意形成を実現できないまま
いよいよ実施というその直前で
総ての当事者が二の足を踏み
一歩も前へと
踏みだせなくなってしまった
19年末のCOP25で
この事態が
予期に反して生まれ出た
誰にも達成できない行動目標を
高く掲げてみたところで
その実現は
オボツカナイ
積みあげてきた損失の山々
を更に高くするだけのこと
当事者の全員がこの現状を
感じ取るようになってきたようだ
理念がどんなに正しくても
手段に実効性が不在なら
行動する意味は消え失せる
無駄と無益な不毛の展開となるのを
承知の上で投資しようとするのは
余りに愚か
こうして温暖化と
それによる気候変動は
悪化する以外の道
を探り出せなくなっている
CO2の最大の発生源である
火力発電所が行っている交流発電は
どんな時でも止めてはならない
周波数が狂ってしまうからである
このため
再生電源をどんなに多く増やしても
燃焼炉の釜の火を
落とせなくなっていた
蒸気圧を所定のレベルに
保つことができなくなるからだ
蒸気発電というその方法が
燃焼炉で燃やす資源の量を
一定の状態に保っていることを
義務付けている
電源の回転力が衰えると
回転数も連動して変化する
所定の発電能力を
失うだけでなく
回転の安定性も同時に失せる
交流電流を成り立たせているのは
周波数という成分
これが乱れると
電力の質はたちまち劣化して
使いものにならなくなる
電力会社には電力を安定供給する
という義務が課せられており
劣化した周波数で
発電を漫然と続けているより
送電電力の遮断
というドラスティックな方法を
自動的に選択するシステムが
一瞬で起動するようになっている
広域停電が起きた時
周波数変動の発生を
真っ先に疑う必要がある
このため環境に優れた再生電源を
大量に取り込んでいたとしても
周波数の位相制御を強いられて
火力発電を行うための炉
の火を落とすことが
まったくできなくなっている
温暖化を防止しようとして導入した
再生可能エネルギーだったのだが
化石資源の消費量を減らす効果は
ゼロだった
そこで買い取っていた自然電力を
買い支えることが
次第にできなくなり
そこで生じた損失を
受益者に負担させようとしたのが
太陽光付加金という新たな制度
化石燃料の消費を
減らすことができていたなら
電気料金は輸入コストが減った分だけ
適正に引き下げられていた筈だ
ところが
交流電源のもつ回転数の維持
という制約条件を回避することができず
品位の劣化した電力で
損失を発生させると責任が
電力会社の側にそのとき生じる
これを避けるには
地下資源の燃焼を減らすことが
つまりできない
世界中の火力発電所では
このため化石資源の消費抑制が
不可能となっている
地下資源の輸入量を減らせずに
再生電力の購入に費用が生じ
損失が二重に嵩むようになり
この損害を受益者の負担で
公平に処理することにした
国が認めたからだった
そのときから太陽光付加金を
消費者が支払う義務となったのであり
環境効果を喪失したことで生じた
損失の転嫁を
受益者が代行する
という理不尽な仕組みが
横行する時代が始まった
化石燃料の輸入量の推移
に関する記録は
検索しても見つけることが
まったくできない
情報統制が実施されているからだ
クールビズも無効であった
電力消費を減らそうとして節電しても
その努力はCO2抑制に無効であった
何故なら交流電源の宿命
である周波数の維持に
電力業界が拘束されているからなのだ
電力消費を国民の努力で減らしたところで
発電所では電源の回転数を
まったく減らせなくなっている
この事実を国民に知らせずに
夏の暑さに耐えさせてきた
国民は実効の全くない環境対策に
ダマされて
エアコンの設定温度を高める
という決定を無批判に受け入れてきた
その行為が化石燃料の消費量を
減らすことに寄与した
と思い込まされていたからだった
国が環境NGOから
化石賞を贈与されたのは
石炭火力の維持発展だけでなく
環境政策の失敗
を是として受け容れている
からに他ならない
電力業界と監督官庁
そして政府内閣が
国民の無知に付け込んで
CO2の発生を抑制した
ということにした
この意図的な誘導は
近い将来顕在化する
真実を韜晦しつづけていることは
不可能であるからだ
再生可能エネルギーには
高品質の交流電流を代替する能力
がそもそもない
自然条件の変化で
発電能力が大きく変わり
周波数を安定した状態に
保っていることが
最初からできていなかった
交流送電のバックアップがなければ
商業展開することもできていなかった
利益共同体による秘密主義が
国内で人知れず
横行している事実を
国民は知ることができない
交流電流の意味を
国民の多くが理解できていたのなら
このように悪辣な秘密主義が
のさばることなど
考えられないことだった
秘密主義が交流電流の理解を阻み
おきている事実の意味を
関係者以外に
理解できなくさせたのだ
大学で交流電流について
教えていた事例は皆無
弱電にしか関心のない電気回路の専門家に
強電に分類される交流電流について
知識としての素地はない
秘密主義の結果が
この現実を押し付けた
交流電流に関する国民の無知は
このようにして
環境問題の解決を
一入困難なものにした
未だに誰も
この問題の本質について
警鐘を鳴らしたことがないほどだ
経過の示す諸事実は
却って
とても雄弁なものとなるだろう
多くの個人と資本提供者に
将来性を見込んだ先行投資に励ませ
暫定市場を開拓しても
後が続かず息切れすることは
自明であった
再生電力の買い取り制度は
導入促進に関わった側にとって
次第に利幅の薄いものになっている
太陽光発電が生んだ電気を
電力会社が買い取っても
転売する方法はなく
接地で捨て去る以外の方法はない
販売実績については
証明するための資料が一切ない
電力会社の決算報告書には
買い取りを意味する仕入れ項目はなく
販売に対する利益も同様に
確認するための項目がない
周波数が同じでも
位相が違えばその電力に価値はない
百ボルトの家庭用交流電流を
送電線の6600ボルトへと高めるためには
昇圧トランスが必要だ
だが
そんな設備など見たこともない
電圧を高めれば
電流値は低下する
事業化するには
電流と電圧とが
それぞれ同時に不足する
いつかはバレル齟齬を
黙り通してここまできた
いつまで続くか眺めていれば
逃げ場を失う瞬間に立ち会える
メガソーラーだけでなく
ウィンドファームもまた同じ
蓄電システムを失えば
電力備蓄は成り立たない
風力電源から送電設備の間に
バッテリシステムの関与を示す
エビデンスがある筈なのだが
電力業界は沈黙を貫いている
買い取った再生電力を
活用したとする根拠そのものが
国民にまたく知らされていなかった
電力会社が買い取っているのだから
有効利用されている筈だ
と国民の総てが
そう思い込んでいる
それが本当に事実であるのなら
太陽光付加金を受益者に請求するのは
利益の二重取りとなる
地下資源の輸入量が
応分に減っていた筈であるからだ
減っているべき石油の輸入量が
逆に増えたからこそ
損失の穴埋めを
消費者全体に求めざるを得なかった
ということなのだ
日本に贈られた化石賞とは
電力会社を中心とした
利益共同体とそれを支援した
政府内閣に対して贈呈されたもの
低圧の交流電流を買い取ったところで
再販売を行うためには
高圧化と周波数の位相制御
を同時に
行うことができていなければならない
ここでもファクトチェックが
必要だったのだ
交流と直流とを国民が未だに混同している
というそのことが
問題の解決を
先送りさせてきた
秘密主義の弊害は
どこまでも
限りなく
深くて昏い
世界中で熱心に取り組んでいながら
一向に成果の出ていない対策
を繰り返し
時間と資本の壮大な無駄を
意味もなくひたすら積み上げている
その姿に世界中が
未だに気付かないでいる
不思議なことだ
損失の規模は広がる一方となり
その結果
成長することを止められた市場経済は
長期間低迷していることを強いられ
世界規模の貧困化へと陥った
この事実に目を背けていた国際社会は
四十年以上前から続けてきた
反温暖化キャンペーンを
無批判に相変わらず続けている
一向に改善しようとしない状況は
原因の設定に過誤がある
ということを指し示す
パリ協定はその結果として誕生し
成果を期待されているのだが
合意形成を実現できないまま
いよいよ実施というその直前で
総ての当事者が二の足を踏み
一歩も前へと
踏みだせなくなってしまった
19年末のCOP25で
この事態が
予期に反して生まれ出た
誰にも達成できない行動目標を
高く掲げてみたところで
その実現は
オボツカナイ
積みあげてきた損失の山々
を更に高くするだけのこと
当事者の全員がこの現状を
感じ取るようになってきたようだ
理念がどんなに正しくても
手段に実効性が不在なら
行動する意味は消え失せる
無駄と無益な不毛の展開となるのを
承知の上で投資しようとするのは
余りに愚か
こうして温暖化と
それによる気候変動は
悪化する以外の道
を探り出せなくなっている
CO2の最大の発生源である
火力発電所が行っている交流発電は
どんな時でも止めてはならない
周波数が狂ってしまうからである
このため
再生電源をどんなに多く増やしても
燃焼炉の釜の火を
落とせなくなっていた
蒸気圧を所定のレベルに
保つことができなくなるからだ
蒸気発電というその方法が
燃焼炉で燃やす資源の量を
一定の状態に保っていることを
義務付けている
電源の回転力が衰えると
回転数も連動して変化する
所定の発電能力を
失うだけでなく
回転の安定性も同時に失せる
交流電流を成り立たせているのは
周波数という成分
これが乱れると
電力の質はたちまち劣化して
使いものにならなくなる
電力会社には電力を安定供給する
という義務が課せられており
劣化した周波数で
発電を漫然と続けているより
送電電力の遮断
というドラスティックな方法を
自動的に選択するシステムが
一瞬で起動するようになっている
広域停電が起きた時
周波数変動の発生を
真っ先に疑う必要がある
このため環境に優れた再生電源を
大量に取り込んでいたとしても
周波数の位相制御を強いられて
火力発電を行うための炉
の火を落とすことが
まったくできなくなっている
温暖化を防止しようとして導入した
再生可能エネルギーだったのだが
化石資源の消費量を減らす効果は
ゼロだった
そこで買い取っていた自然電力を
買い支えることが
次第にできなくなり
そこで生じた損失を
受益者に負担させようとしたのが
太陽光付加金という新たな制度
化石燃料の消費を
減らすことができていたなら
電気料金は輸入コストが減った分だけ
適正に引き下げられていた筈だ
ところが
交流電源のもつ回転数の維持
という制約条件を回避することができず
品位の劣化した電力で
損失を発生させると責任が
電力会社の側にそのとき生じる
これを避けるには
地下資源の燃焼を減らすことが
つまりできない
世界中の火力発電所では
このため化石資源の消費抑制が
不可能となっている
地下資源の輸入量を減らせずに
再生電力の購入に費用が生じ
損失が二重に嵩むようになり
この損害を受益者の負担で
公平に処理することにした
国が認めたからだった
そのときから太陽光付加金を
消費者が支払う義務となったのであり
環境効果を喪失したことで生じた
損失の転嫁を
受益者が代行する
という理不尽な仕組みが
横行する時代が始まった
化石燃料の輸入量の推移
に関する記録は
検索しても見つけることが
まったくできない
情報統制が実施されているからだ
クールビズも無効であった
電力消費を減らそうとして節電しても
その努力はCO2抑制に無効であった
何故なら交流電源の宿命
である周波数の維持に
電力業界が拘束されているからなのだ
電力消費を国民の努力で減らしたところで
発電所では電源の回転数を
まったく減らせなくなっている
この事実を国民に知らせずに
夏の暑さに耐えさせてきた
国民は実効の全くない環境対策に
ダマされて
エアコンの設定温度を高める
という決定を無批判に受け入れてきた
その行為が化石燃料の消費量を
減らすことに寄与した
と思い込まされていたからだった
国が環境NGOから
化石賞を贈与されたのは
石炭火力の維持発展だけでなく
環境政策の失敗
を是として受け容れている
からに他ならない
電力業界と監督官庁
そして政府内閣が
国民の無知に付け込んで
CO2の発生を抑制した
ということにした
この意図的な誘導は
近い将来顕在化する
真実を韜晦しつづけていることは
不可能であるからだ
再生可能エネルギーには
高品質の交流電流を代替する能力
がそもそもない
自然条件の変化で
発電能力が大きく変わり
周波数を安定した状態に
保っていることが
最初からできていなかった
交流送電のバックアップがなければ
商業展開することもできていなかった
利益共同体による秘密主義が
国内で人知れず
横行している事実を
国民は知ることができない
交流電流の意味を
国民の多くが理解できていたのなら
このように悪辣な秘密主義が
のさばることなど
考えられないことだった
秘密主義が交流電流の理解を阻み
おきている事実の意味を
関係者以外に
理解できなくさせたのだ
大学で交流電流について
教えていた事例は皆無
弱電にしか関心のない電気回路の専門家に
強電に分類される交流電流について
知識としての素地はない
秘密主義の結果が
この現実を押し付けた
交流電流に関する国民の無知は
このようにして
環境問題の解決を
一入困難なものにした
未だに誰も
この問題の本質について
警鐘を鳴らしたことがないほどだ
経過の示す諸事実は
却って
とても雄弁なものとなるだろう
多くの個人と資本提供者に
将来性を見込んだ先行投資に励ませ
暫定市場を開拓しても
後が続かず息切れすることは
自明であった
再生電力の買い取り制度は
導入促進に関わった側にとって
次第に利幅の薄いものになっている
太陽光発電が生んだ電気を
電力会社が買い取っても
転売する方法はなく
接地で捨て去る以外の方法はない
販売実績については
証明するための資料が一切ない
電力会社の決算報告書には
買い取りを意味する仕入れ項目はなく
販売に対する利益も同様に
確認するための項目がない
周波数が同じでも
位相が違えばその電力に価値はない
百ボルトの家庭用交流電流を
送電線の6600ボルトへと高めるためには
昇圧トランスが必要だ
だが
そんな設備など見たこともない
電圧を高めれば
電流値は低下する
事業化するには
電流と電圧とが
それぞれ同時に不足する
いつかはバレル齟齬を
黙り通してここまできた
いつまで続くか眺めていれば
逃げ場を失う瞬間に立ち会える
メガソーラーだけでなく
ウィンドファームもまた同じ
蓄電システムを失えば
電力備蓄は成り立たない
風力電源から送電設備の間に
バッテリシステムの関与を示す
エビデンスがある筈なのだが
電力業界は沈黙を貫いている
買い取った再生電力を
活用したとする根拠そのものが
国民にまたく知らされていなかった
電力会社が買い取っているのだから
有効利用されている筈だ
と国民の総てが
そう思い込んでいる
それが本当に事実であるのなら
太陽光付加金を受益者に請求するのは
利益の二重取りとなる
地下資源の輸入量が
応分に減っていた筈であるからだ
減っているべき石油の輸入量が
逆に増えたからこそ
損失の穴埋めを
消費者全体に求めざるを得なかった
ということなのだ
日本に贈られた化石賞とは
電力会社を中心とした
利益共同体とそれを支援した
政府内閣に対して贈呈されたもの
低圧の交流電流を買い取ったところで
再販売を行うためには
高圧化と周波数の位相制御
を同時に
行うことができていなければならない
ここでもファクトチェックが
必要だったのだ
交流と直流とを国民が未だに混同している
というそのことが
問題の解決を
先送りさせてきた
秘密主義の弊害は
どこまでも
限りなく
深くて昏い