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こ と の 端

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思考力を育てない教育が温暖化を育てた

2008-06-26 12:50:14 | Weblog
二酸化炭素の50%削減は、実現不可能なこと。現実を認識できない政治家は、いつも平然としていられる身分。無知ほど怖いものは、ない。半可通ほど、饒舌。言葉数が多いのは、何も知らないといっているのと同じ。


6%のCO2を日本が実際に削減することができたとき、将来の50%削減は意味をもつ。何の成果もあげていない現状で、遠い先の大きな数字をひけらかすのは、恐れをしらない呆け者か、洗脳されていいなりになっている者のする所業。

既存の方法のままでは、1%だってCO2を減らすことはできない。
経済成長を犠牲にしない限り、温暖化は止らない。問題を先送りするための会議は、不毛に終わる。

超電導電源を組み込んだエネルギーシステムは、標準モデルになる。資源を消費せず、二次生成物も生み出さない。電流を循環再生させると、誘導電流を生み出す。この電気エネルギーはいくら使っても構わない。元の電流に影響を与えないものだから。

CO2を90%以上なくしてしまうことだって、不可能ではない。残りは、生命の営みが生み出した二酸化炭素。呼吸を止めることは、できない。


二酸化炭素を大きく減らす技術は、日本の中で眠りつづけている。
システムを組んで製品化を急げば、温暖化はすぐに止まる。温暖化を止められなかったのは、学んだ知識を生活の場で活かす工夫をしてこなかったから。リサーチすることを怠り、エネルギー消費の抑制に思慮なく走ってしまったのは、判断能力に欠けていたことを示す有力な証拠。

認識の誤謬は、効率を軸にして展開されてきた教育システムの到達点。権威に対して必要以上に盲目的に従おうとする人間を大量生産してきた。このマスプロダクション方式を半世紀以上続けてきたことが、教育システムの成果として洗脳状態におかれている知識人を作り出してきた。

気候が変動するのを、分かっていながら止められない。この簡単にできることが、いつまでたってもできないでいる。地球では、この状態を文明と呼ぶ。人類は自らを滅ぼす道を、いま、急ぎ足で歩んでいる。
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