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こ と の 端

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すゑのよのなか

2008-06-24 10:23:24 | Weblog
温暖化とインフレにすぐ効く処方は、超電導応用技術の服用あるのみ。

使っても減らない電源電流は、超電流と呼ばれている。電気抵抗がまったく存在しないため、減衰しないことから永久に流れ続ける。

ここから誘導電流を取り出すと、超電導状態が保たれている限り、電気を永遠に使い続けることができるようになる。
電源電流が流れる閉回路は、電磁誘導で電流を与えても、その影響を一切受けない。
電流をどれほど取り出したとしても、元の電流が減るようなことはない。磁場の侵入をキャンセルするのが、超伝導というものなのだから。


逆起電力の作用を受けないのが、超電導の特徴。
超伝導の定義は、完全導電性と完全反磁性の併存。


この仕組みを前提とするエネルギーモデルを世に出せば、使っても、使っても減らない電気エネルギーがとりだせるというわけ。電流損失がないから、資源を消費するようなこともない。

交流の電力輸送では、超電導の特徴を活かせない。使い方を誤ったままそれに気付かずにいると、不毛な結果だけが滓となって残るのみ。

この技術で世界を牽引するリーダーとなるのは、日本法人であることが望ましい。唯一の被爆体験国であり、資源の殆どを輸入しなければならないというハンディキャップを負っている国だから。


日本がアメリカの犠牲になっているということを、国民は正当に理解することが未だできていない。アメリカはそれほど善人ではない。ここが見えていないと、国を売る政策を昂然と進める内閣を熱狂的に支持し、自分で自分の生活を困窮させてきたその事実をすら忘れてしまうという重篤な病いから抜け出せない。


末の世には、不可解で不自然なことが、不可逆的におきるもの。
状況が反転するのは、そのあとのこと。ものには順序というものがある。遠周りでも、それが近道。