舞台「PW」 THE・ガジラ 2009年3月公演 本多劇場
なんの予備知識もなく見たら、びっくり手応えのある舞台でした。チラシにあるように壮絶な人間ドラマで、今年一番の手応えでした。俳優さん達のアクション・殺陣で、思わずケガしそうになりそうな場面もあり、ハラハラしました。終演後の物販で、ロビーに出ていたうじきさんは、本当に肘にアイスパックを巻いていました。そうですね、さすがすごかった。
しかしながら辛口な点を示せば、終戦直後の状況は、こんな風にとんでもない状況だった事は、これまでさんざんドラマ・舞台・映画で描かれて来ていて、なぜ、これを今なのか?という疑問は残ります。思い返せば、ポツドールの「愛の渦」もどろどろとした、見にくい人間関係が描かれていました。「愛の渦」は人間の極限状態ではありませんが、さもありなんと思わせる現実がそこにありました。舞台も映画も、「現実を映し出す」事がとても重要だと思います。「PW」の設定が終戦直後という状況でありながら、「現実」にも繋がる物を強くイメージ出来れば大成功という風に思うのですが・・・・人間を極限状態において、人間の本当の姿を描くより、ノーマルな設定で、人間の本当の姿を描く事の方が、ボクはかっこいいと思います。
なんの予備知識もなく見たら、びっくり手応えのある舞台でした。チラシにあるように壮絶な人間ドラマで、今年一番の手応えでした。俳優さん達のアクション・殺陣で、思わずケガしそうになりそうな場面もあり、ハラハラしました。終演後の物販で、ロビーに出ていたうじきさんは、本当に肘にアイスパックを巻いていました。そうですね、さすがすごかった。
しかしながら辛口な点を示せば、終戦直後の状況は、こんな風にとんでもない状況だった事は、これまでさんざんドラマ・舞台・映画で描かれて来ていて、なぜ、これを今なのか?という疑問は残ります。思い返せば、ポツドールの「愛の渦」もどろどろとした、見にくい人間関係が描かれていました。「愛の渦」は人間の極限状態ではありませんが、さもありなんと思わせる現実がそこにありました。舞台も映画も、「現実を映し出す」事がとても重要だと思います。「PW」の設定が終戦直後という状況でありながら、「現実」にも繋がる物を強くイメージ出来れば大成功という風に思うのですが・・・・人間を極限状態において、人間の本当の姿を描くより、ノーマルな設定で、人間の本当の姿を描く事の方が、ボクはかっこいいと思います。
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