東京マーケット・サマリー
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 148.00/02 0.9928/32 146.95/99
NY午後5時 147.45/48 0.9963/67 146.96/00
午後5時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の148.00円付近。アジア株高を背景に円が軟化した。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 27587.46 +482.26 27404.30 27,392.99─27,602.99
TOPIX 1929.43 +30.38 1916.08 1,915.62─1,929.43
東証出来高(万株) 122850.00 東証売買代金(億円) 31853.99
東京株式市場で日経平均は、前営業日比482円26銭高の2万7587円46銭と、反発して取引を終えた。前週末の米国高を好感して堅調に推移した。値がさ株や半導体関連株がしっかりで相場を押し上げたほか、好決算を手掛かりにした物色もみられた。
プライム市場の騰落数は、値上がり1478銘柄(80%)に対し、値下がりが314銘柄(17%)、変わらずが45銘柄(2%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.062
ユーロ円金先(22年12月限) ───
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.062%になった。前営業日(マイナス0.052%)から低下した。「週末要因は剥落したが、月末で調達を控える向きもあったことが影響した」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・22年12月限 148.77 (変わらず)
安値─高値 148.62─148.84
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.240% (変わらず)
安値─高値 0.245─0.240%
国債先物中心限月12月限は、前営業日比横ばいの148円77銭で取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずの0.240%。日銀が前週末公表した「長期国債買入れの四半期予定」(通称「オペ紙」)の一部変更が好感され、超長期ゾーンの金利低下が目立った。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.19─0.09
3年物 0.24─0.14
4年物 0.29─0.19
5年物 0.34─0.24
7年物 0.47─0.37
10年物 0.64─0.54
日経平均は482円高と大幅反発、買い気根強く6週ぶり2万7500円回復、75日線超えも=31日後場/国内市況ニュース/モーニングスター2022/10/31 15:19
31日後場の日経平均株価は前週末比482円26銭高の2万7587円46銭と大幅反発。9月20日(終値は2万7688円42銭)以来ほぼ6週間ぶりに2万7500円台を回復するとともに75日移動平均線(2万7560円99銭)も超えた。朝方は、良好な米企業決算を背景に前週末の米国株式が大幅高した流れを好感し、買い優勢で始まった。いったん2万7500円台を回復した後、上値が重くなったが、好業績銘柄中心に買い気は根強く盛り返し、大引け間際には2万7602円99銭(前週末比497円79銭高)まで上伸した。
東証プライムの出来高は12億2850万株、売買代金は3兆1853億円。騰落銘柄数は値上がり1478銘柄、値下がり314銘柄、変わらず45銘柄。
市場からは「なかなかダレてこないが、6月や8月にかけての戻りに比べると弱さが感じられる。ショートカバー(買い戻し)はかなり一巡し、新規資金が入ってこないと一段の上値は難しいのではないか。全体はもみ合いながら、決算にらみで個別株物色の流れになる」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、京セラ<6971>、TDK<6762>などの電機株が上昇。ダイキン<6367>、ジェイテクト<6473>、SMC<6273>などの機械株や、川崎汽<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株も高い。TOYO<5105>、浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株も引き締まった。任天堂<7974>、バンナム<7832>、ヤマハ<7951>などのその他製品株や、クレセゾン<8253>、オリックス<8591>、アイフル<8515>などのその他金融株も堅調。トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、スズキ<7269>などの輸送用機器株も買われた。
半面、ガイシ<5333>、TOTO<5332>などのガラス土石株が下落。石油石炭製品株では、ENEOS<5020>がさえない。
個別では、スタティアH<3393>、東エレデバ<2760>、アルプスA<6770>、バイタルKS<3151>などの上げが目立った。半面、GセブンHD<7508>、共英製鋼<5440>、ベネ・ワン<2412>、大平金<5541>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、31業種が上昇した。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
1,499.44 +23.79 +1.61% +5.27% -3.54% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,277.24 +22.43 +1.79% +6.22% -4.90% 15:00
日経平均株価
27,587.46 +482.26 +1.78% +6.36% -4.52% 15:15
日経500平均
2,571.78 +46.88 +1.86% +5.17% -11.46% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
1,929.43 +30.38 +1.60% +5.09% -3.59% 15:00
日経300指数
407.76 +6.53 +1.63% +5.45% -4.97% 15:15
東証REIT指数
1,974.70 +9.96 +0.51% +1.51% -5.65% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
936.80 +19.76 +2.15% +7.39% -4.59% 15:00
東証マザーズ指数
745.54 -0.19 -0.03% +7.22% -32.66% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
2,313.93 +33.37 +1.46% +3.32% -4.08% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,063.21 +24.94 +1.22% +3.21% -7.16% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
1,975.51 +24.70 +1.27% +4.59% -5.33% 15:00
中国 上海総合指数
2,893.48 -22.44 -0.77% -4.33% -18.37% 16:07
中国 上海A株指数
3,032.52 -23.48 -0.77% -4.32% -18.43% 16:07
中国 深センA株指数
1,973.52 +7.61 +0.39% -1.33% -21.80% 16:00
中国 深セン成分指数
10,397.04 -4.80 -0.05% -3.54% -28.18% 16:00
中国 上海B株指数
278.06 -5.00 -1.77% -1.96% +2.42% 16:07
中国 深センB株指数
1,055.75 -16.61 -1.55% -7.10% -8.96% 16:00
中国 上海50A株指数
2,295.92 -31.02 -1.33% -12.04% -29.73% 16:07
中国 上海180A株指数
7,431.05 -87.63 -1.17% -8.33% -26.72% 16:07
中国 上海新総合指数(G株)
2,444.35 -18.91 -0.77% -4.33% -18.40% 16:07
中国 創業板指数
2,265.08 +14.57 +0.65% -1.04% -32.02% 16:00
上海/シンセン CSI300指数
3,508.70 -32.63 -0.92% -7.78% -28.52% 16:00
中国 深セン総合指数
1,886.41 +7.21 +0.38% -1.34% -21.40% 16:00
日経平均
現在値 27,587.46↓ (22/10/31 15:15)
前日比 +482.26 (+1.78%)
始値 27,404.30 (09:00) 前日終値 27,105.20 (22/10/28)
高値 27,602.99 (15:00) 年初来高値 29,388.16 (22/01/05)
安値 27,392.99 (09:02) 年初来安値 24,681.74 (22/03/09)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅反発、ソフトバンクGとファーストリテの2銘柄で約102円押し上げ16:11 配信フィスコ
31日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり206銘柄、値下がり15銘柄、変わらず4銘柄となった。
日経平均は大幅反発。先週末28日の米株式市場でNYダウは大幅に6日続伸。米連邦準備制度理事会(FRB)の金利がピークに接近したとの見方などから買いが先行。銀行株の上昇や石油会社の決算が好調で一段と相場を押し上げた。また、ハイテク株にも押し目買いが見られ、ナスダック総合指数は3日ぶりに大幅反発となった。米株大幅高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行し、日経平均は299.10円高からスタート。取引開始後も概ね底堅く推移し、朝方安かった香港ハンセン指数が上げに転じたこともあり、日経平均は前場中頃に上昇幅を広げた。後場は、11月2日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、上値追いにはやや慎重な時間帯が長かったが、概ね高値圏での推移となった。
大引けの日経平均は前日比482.26円高の27587.46円となった。東証プライムの売買高は12億2850万株、売買代金は3兆1853億円だった。セクターでは電気機器、機械、海運業などが上昇。一方、ガラス土石製品、石油石炭製品の2業種が下落した。東証プライムの値上がり銘柄は全体の80%、対して値下がり銘柄は17%となった。
値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファーストリテ<9983>となり、2銘柄で日経平均を約102円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはアルプスアル<6770>で15.52%高、同2位はジェイテクト<6473>で10.88%高だった。アルプスアルは、先週末に上半期決算を発表。営業利益は199億円で前年同期比88.7%増益となった他、通期予想を従来の475億円から500億円、前期比42.0%増に上方修正、市場予想は従来会社計画を下回る水準だったため、ポジティブ視された。ジェイテクトも先週末に上半期の決算を発表、事業利益は181億円で前年同期比16.4%増益となっているが、第1四半期は同70.5%の大幅減益であったため、想定以上の急回復と捉えられる形に。
一方、値下がり寄与トップは日本ガイシ<5333>、同2位はTOTO<5332>となり、2銘柄で日経平均を約8円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは大平洋金属<5541>で8.53%安、同2位は日本碍子<5333>で6.71%安だった。
*15:00現在
日経平均株価 27587.46(+482.26)
値上がり銘柄数 206(寄与度+495.94)
値下がり銘柄数 15(寄与度-13.68)
変わらず銘柄数 4
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンクG 6400 374 +76.84
<9983> ファーストリテ 82990 740 +25.34
<8035> 東エレク 39490 510 +17.46
<6367> ダイキン工 22385 500 +17.12
<6861> キーエンス 56320 4610 +15.79
<6762> TDK 4655 150 +15.41
<6971> 京セラ 7441 191 +13.08
<4568> 第一三共 4767 126 +12.94
<8015> 豊田通商 5000 375 +12.84
<6857> アドバンテス 7860 160 +10.96
<2413> エムスリー 4446 106 +8.71
<7733> オリンパス 3140 63 +8.63
<6273> SMC 60120 2510 +8.59
<6902> デンソー 7390 249 +8.53
<4543> テルモ 4524 53 +7.26
<6954> ファナック 19630 200 +6.85
<6758> ソニーG 9988 199 +6.81
<7269> スズキ 5020 195 +6.68
<4063> 信越化 15540 185 +6.33
<9613> NTTデータ 2157 36 +6.16
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<5333> 日本ガイシ 1737 -125 -4.28
<5332> TOTO 4250 -225 -3.85
<9301> 三菱倉 3265 -95 -1.63
<6503> 三菱電 1310 -28.5 -0.98
<2282> 日ハム 3545 -35 -0.60
<5541> 大平洋金 1845 -172 -0.59
<4751> サイバー 1224 -21 -0.58
<6702> 富士通 17125 -125 -0.43
<7205> 日野自 618 -7 -0.24
<5714> DOWA 4735 -35 -0.24
<7735> スクリーンHD 8190 -20 -0.14
<2002> 日清粉G 1608 -2 -0.07
<9007> 小田急 1769 -2 -0.03
<9602> 東宝 5300 -10 -0.03
<5703> 日軽金HD 1451 -1 -0.00
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 1,929.43↑ (22/10/31 15:00)
前日比 +30.38 (+1.60%)
始値 1,916.08 (09:00) 前日終値 1,899.05 (22/10/28)
高値 1,929.43 (15:00) 年初来高値 2,042.00 (22/01/05)
安値 1,915.62 (09:00) 年初来安値 1,755.14 (22/03/09)
東証業種別ランキング:電気機器が上昇率トップ15:47 配信フィスコ
電気機器が上昇率トップ。そのほか機械、海運業、ゴム製品、その他製品、その他 金融業なども上昇。一方、ガラス・土石製品が下落率トップ。そのほか石油・石炭製品も下落。
業種名/現在値/前日比(%)
1. 電気機器 / 3,240.62 / 2.78
2. 機械 / 2,100.91 / 2.30
3. 海運業 / 960.03 / 2.22
4. ゴム製品 / 3,706.52 / 2.02
5. その他製品 / 3,802.63 / 1.91
6. その他金融業 / 691.45 / 1.88
7. 輸送用機器 / 3,343.5 / 1.85
8. 医薬品 / 3,539.11 / 1.79
9. 証券業 / 352.32 / 1.79
10. 繊維業 / 585.02 / 1.76
11. 金属製品 / 1,155.47 / 1.68
12. 保険業 / 1,311.29 / 1.56
13. 陸運業 / 1,986.56 / 1.47
14. 銀行業 / 159.98 / 1.45
15. 鉱業 / 434.46 / 1.44
16. 卸売業 / 2,103.03 / 1.43
17. 非鉄金属 / 991.74 / 1.42
18. 建設業 / 1,145.68 / 1.32
19. 精密機器 / 10,438.3 / 1.22
20. 情報・通信業 / 4,992.91 / 1.21
21. 空運業 / 230.35 / 1.18
22. 不動産業 / 1,538.02 / 1.13
23. 化学工業 / 1,965.12 / 1.08
24. 水産・農林業 / 495.15 / 1.00
25. 電力・ガス業 / 352.7 / 1.00
26. パルプ・紙 / 424.76 / 0.93
27. 食料品 / 1,750.24 / 0.87
28. 小売業 / 1,373.74 / 0.78
29. サービス業 / 2,581.32 / 0.52
30. 鉄鋼 / 451.75 / 0.36
31. 倉庫・運輸関連業 / 2,109.33 / 0.30
32. 石油・石炭製品 / 1,146.51 / -0.03
33. ガラス・土石製品 / 1,060.67 / -0.16
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 17,322.84↑ (22/10/31 15:00)
前日比 +265.43 (+1.56%)
始値 17,208.72 (09:00) 前日終値 17,057.41 (22/10/28)
高値 17,322.84 (15:00) 年初来高値 18,425.37 (22/01/05)
安値 17,204.37 (09:00) 年初来安値 15,831.80 (22/03/09)
東証プライム市場指数
現在値 992.88↑ (22/10/31 15:00)
前日比 +15.66 (+1.60%)
始値 986.52 (09:00) 前日終値 977.22 (22/10/28)
高値 992.88 (15:00) 年初来高値 1,032.75 (22/08/17)
安値 985.87 (09:02) 年初来安値 934.07 (22/10/03)
東証スタンダード市場指数
現在値 994.04↓ (22/10/31 15:00)
前日比 +8.10 (+0.82%)
始値 991.55 (09:00) 前日終値 985.94 (22/10/28)
高値 994.05 (15:00) 年初来高値 1,016.72 (22/08/26)
安値 991.01 (09:24) 年初来安値 954.10 (22/07/01)
東証グロース市場指数
現在値 947.79↓ (22/10/31 15:00)
前日比 -0.35 (-0.04%)
始値 956.06 (09:00) 前日終値 948.14 (22/10/28)
高値 956.06 (09:00) 年初来高値 972.84 (22/08/17)
安値 944.53 (10:35) 年初来安値 819.87 (22/07/01)
東証グロ-ス指数は小幅ながら続落、後場はこう着感の強まる展開/グロース市況16:49 配信フィスコ
東証グロース市場指数:947.79 (-0.35)
出来高:7114万株
売買代金:1482億円
東証マザーズ指数:745.54 (-0.19)
出来高:6580万株
売買代金:1353億円
本日のグロース市場では、グロース市場指数、マザーズ指数はそろって小幅ながら続落、値上がり銘柄数は215、値下り銘柄数は233、変わらずは44。本日のグロース市場はこう着感の強い展開となった。28日の米国市場でダウ平均は828.52ドル高の32861.80ドル、ナスダックは309.78ポイント高の11102.45で取引を終了。連邦準備制度理事会(FRB)の金利がピークに接近したとの見方などから買いが先行。銀行株の上昇や石油会社の決算が史上最高益を記録するなど好調で一段と相場を押し上げた。また、金利の上昇が一段落し大きく下落していたハイテク株にも押し目からの買い戻しが見られ、ナスダック総合指数も上昇に転じた。主要株価指数は終日堅調に推移し引けにかけては上げ幅を拡大して終了。こうした米株市場の流れはあったものの、本日の東証グロ-ス指数は小幅ながら続落した。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は、上昇してスタート。ただし、グロース市場の主力処がまちまちの動きとなり、東証グロース市場Core指数が狭いレンジで終日もみ合う展開となったのに対し、マザーズ指数は寄り付きをきょうの高値に急失速。前場はマイナスに転じた後、再びプラス圏を回復するなど方向感に欠ける展開だった。後場は概ね前週末終値をやや下回る水準での小動きとなるなどこう着感が意識された。なお、東証マザーズ指数は0.03%安、東証グロース市場Core指数は0.90%高となった。個別では、短期資金の関心が引き続き強いバンクオブイノベ<4393>が24.49%高で値上がり率トップに。23年6月期第1四半期決算が評価されたギックス<9219>、前週末に23年9月期の営業利益は前期比49.7%増の31.50億円と発表したM&A総合研究所<9552>も急伸。自治体が運営するオンライン診療窓口の運営受託サービスを開始すると発表したJフロンティア<2934>も大幅高に。売買代金上位銘柄ではドリコム<3793>や霞ヶ関キャピタル<3498>などが上昇、その他値上がり率上位には、HMT<6090>、ポーターズ<5126>、ミクリード<7687>などが顔を出した。一方、サンバイオ<4592>が11.10%安で値下がり率トップに。第三者割当で新株予約権9万個(潜在株式数は900万株)を発行すると発表している。上期決算を受けて換金売りに押された直近IPOのSBIリーシング<5834>などの下げも目立った。売買代金上位銘柄では、プレイド<4165>やそーせい<4565>などが下落、その他値下がり率上位には、アルファクスF<3814>、unerry<5034>、ヤプリ<4168>などが顔を出した。東証グロース市場Core指数では、フリー<4478>、ビジョナル<4194>などが下落した。
マザーズ指数
現在値 745.54↓ (22/10/31 15:00)
前日比 -0.19 (-0.03%)
始値 751.99 (09:00) 前日終値 745.73 (22/10/28)
高値 751.99 (09:00) 年初来高値 995.66 (22/01/04)
安値 742.86 (10:35) 年初来安値 607.33 (22/06/20)
東証REIT指数
現在値 1,974.70↑ (22/10/31 15:00)
前日比 +9.96 (+0.51%)
始値 1,967.75 (09:00) 前日終値 1,964.74 (22/10/28)
高値 1,983.57 (11:30) 年初来高値 2,085.71 (22/01/05)
安値 1,956.93 (09:30) 年初来安値 1,792.94 (22/01/21)
日経平均VI
現在値 22.95↑ (22/10/31 15:20)
前日比 -0.75 (-3.16%)
始値 23.19 (09:00) 前日終値 23.70 (22/10/28)
高値 23.37 (10:33) 年初来高値 33.18 (22/05/10)
安値 22.85 (14:06) 年初来安値 17.87 (22/08/05)
日経VI:低下、株価大幅高で警戒感が後退16:00 配信フィスコ
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は31日、前日比-0.75(低下率3.16%)の22.95と低下した。なお、高値は23.37、安値は22.85。先週末の米株式市場で主要指数が大幅に上昇し、ダウ平均が6日続伸となったことを受け、市場心理は改善しやすくなった。こうした中、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。取引開始後も日経225先物は概ね堅調に推移したことから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、今日の日経VIは終日、先週末の水準を下回って推移した。
日経平均先物
現在値 27,530.00↑ (22/10/29 06:00)
前日比 +520.00 (+1.93%)
高値 27,530.00 (05:18) 始値 27,010.00 (16:30)
安値 27,000.00 (16:30) 前日終値 27,010.00 (22/10/28)
TOPIX先物
現在値 1,925.00↑ (22/10/29 06:00)
前日比 +38.50 (+2.04%)
高値 1,925.00 (06:00) 始値 1,887.50 (16:30)
安値 1,887.00 (16:30) 前日終値 1,886.50 (22/10/28)
JPX日経400先物
現在値 17,315.00↓ (22/10/29 06:00)
前日比 +340.00 (+2.00%)
高値 17,320.00 (05:49) 始値 16,970.00 (16:30)
安値 16,865.00 (21:30) 前日終値 16,975.00 (22/10/28)
東証マザーズ指数先物
現在値 753.00↓ (22/10/29 06:00)
前日比 +13.00 (+1.76%)
高値 754.00 (22:41) 始値 740.00 (16:30)
安値 740.00 (16:30) 前日終値 740.00 (22/10/28)
NYダウ先物 円建
現在値 32,945.00↑ (22/10/29 06:00)
前日比 +1,000.00 (+3.13%)
高値 32,960.00 (05:51) 始値 31,882.00 (16:30)
安値 31,830.00 (16:30) 前日終値 31,945.00 (22/10/28)
CME日経平均先物 円建
現在値 27,535.00 (22/10/28 16:38 CST)
前日比 +460.00 (+1.70%)
高値 27,535.00 始値 27,050.00
安値 26,970.00 前日終値 27,075.00 (22/10/27)
SGX日経平均先物
現在値 27,550.00↑ (22/10/29 05:11 SGT)
前日比 +535.00 (+1.98%)
高値 27,550.00 始値 27,010.00
安値 26,985.00 前日終値 27,015.00 (22/10/28)
長期国債先物
現在値 148.730↑ (22/10/29 05:54)
前日比 -0.040 (-0.03%)
高値 148.810 (15:43) 始値 148.780 (15:30)
安値 148.620 (21:49) 前日終値 148.770 (22/10/28)
31日の日本国債市場概況:債券先物は148円77銭で終了17:11 配信フィスコ
<円債市場>
長期国債先物2022年12月限
寄付148円65銭 高値148円84銭 安値148円62銭 引け148円77銭
売買高総計12552枚
2年 442回 -0.050%
5年 154回 0.070%
10年 368回 0.240%
20年 182回 1.050%
債券先物12月限は、148円65銭で取引を開始。前週末に米インフレ指標の上昇を受けた金利上昇にともない売りが先行し、148円62銭まで下げた。その後、日銀の11月国債買い入れオペ超長期ゾーンの回数増加を受けた買いが優勢になり、148円84銭まで上げた。しかし、引けかけて日経平均株価の上げ幅拡大や米金利上昇継続のなかで売られ、反落した。現物債の取引では、全年限が買われた。
<米国債概況>
2年債は4.45%、10年債は4.02%、30年債は4.13%近辺で推移。
債券利回りはやや上昇。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は2.11%、英国債は3.48%、オーストラリア10年債は3.75%、NZ10年債は4.16%。(気配値)
日本国債3年
年利回り -0.036 (22/10/29 02:05)
前日比 +0.008
日本国債5年
年利回り 0.074 (22/10/29 02:05)
前日比 -0.002
日本国債10年
年利回り 0.245 (22/10/29 02:05)
前日比 0.000
アジア株式市場サマリー
中国株式市場は終値ベースで3年半ぶりの安値で引けた。香港株も下げ、月間の下落
率が14年ぶりの大きさとなった。この日発表された製造業購買担当者景気指数(PMI
)が軟調だったのと、新型コロナウイルスの感染再拡大で、中国経済の成長懸念が強まっ
た。
上海総合指数終値は22.4428ポイント(0.77%)安の2893.
4829。
上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数
終値は32.626ポイント(0.92%)安の3508.703。終値で2
019年2月以来の安値。
ハンセン指数終値は176.04ポイント(1.18%)安の1万4687.
02。世界金融危機のさなかにあった2009年初め以来の安値。10月の下落率は14
.7%で、14年ぶりの大きさとなった。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)終値は90.42ポイント(1.80
%)安の4938.56。
中国国家統計局が31日発表した10月のPMIは49.2と、前月の50.1から
低下し、景況改善・悪化の分岐点となる50を予想外に下回った。世界的な需要鈍化と新
型コロナウイルス対策の厳しい規制が生産に打撃を与えた。
ゴールドマン・サックスは31日付の顧客向けノートで、共産党党大会の後に海外の
投資家が中国の成長見通しへの悲観的な見方を一層強めていると指摘した。
セクター別ではエネルギー、金融、不動産が軟調。ハ
イテク株は上昇、中国政府が安全保障に注力する恩恵を受けるとの見方から防衛関連は2
%超上昇した。
中国版ナスダックと呼ばれる上海の新興ハイテク企業向け株式市場「科創板」にマー
ケットメーク制度が導入され、科創板50指数は1.7%高。
香港市場では本土系不動産開発株が7%下げ、終値での最安値を更新した。中国の不
動産開発会社、龍湖集団の香港上場株が23.8%下げた。
香港上場のハイテク株は1.1%高。
ソウル株式市場は反発して引けた。10月は月間ベースで1年10カ月ぶりの大幅上
昇となった。
総合株価指数(KOSPI)は前営業日終値比25.21ポイント(1.11%)高
の2293.61と、終値ベースで9月22日以来の高値で終了した。
月間では6.41%高と、2020年12月以来の大幅上昇を記録した。
韓国では先週末にソウル繁華街で群衆が折り重なるように倒れる事故が発生し、15
0人余りが死亡した。韓国では2014年の客船「セウォル号」沈没事故以来の大惨事と
なり、今週は「国家哀悼期間」と定められた。
未来アセット証券のアナリストは「今回の事故はセウォル号沈没事故の際と同様に、
消費支出意欲の低下につながるかもしれない」と述べた。
小売り、旅行、レジャー関連株が特に値下がりした。新世界、ロッテショッピング、
現代百貨店は3.05ー4.38%下落した。
主要銘柄のうち、半導体大手のサムスン電子は3.66%上昇したが、同業SKハイ
ニックスは0.84%安。電池メーカーのLGエナジー・ソリューションは0.75%安
。
IT大手ネイバーは5.94%高と、3カ月超ぶりの大幅上伸。カカオは4.00%
高。カカオの関連会社で金融サービスを手掛けるカカオバンクは7.89%高、カカオペ
イは4.12%高。
シドニー株式市場は反発して引けた。10月は月間ベースで6%高と、3月以来の大
幅上昇を記録した。あすはオーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)の金融政策会合
で、小幅利上げが予想されている。
カルカイン・グループのクナル・ソーニー最高経営責任者(CEO)はきょうの株高
について「高インフレと(政策)金利上昇による、経済や企業業績の成長への影響が、こ
れまで想定されていたほど大きくないと投資家が考えるようになったのではないか」と分
析した。
きょう発表された9月の豪小売売上高は、前月比0.6%増だった。インフレ高進や
利上げにもかかわらず、支出が予想外に堅調さを維持している。
支出の底堅さは、RBAが11月1日の政策会合で7カ月連続の利上げを決めること
が確実視されている一因。ロイター調査では小幅な0.25%利上げが予想されている。
金融株指数は1.3%上昇し、6月6日以来の高水準。S&P/ASX20
0指数の上昇を主導した。4大銀行は0.6ー1.3%高。
IT株指数は前週末の米株価指数の大幅上伸に追随し2.6%高。
鉱業株指数は0.04%安。鉄鉱石相場安が響いた。
金価格が月間で7カ月連続の下落に向かう中、産金株指数は1.7%安。原
油の値下がりを背景にエネルギー株指数は0.4%安。
終値 前日比 % 始値 高値 安値
中国 上海総合指数 2893.4829 - 22.4428 - 0.77 2893.1962 2926.0150 2885.0894
前営業日終値 2915.9257
中国 CSI300指数 3508.703 -32.626 -0.92 3504.507 3553.387 3495.951
前営業日終値 3541.330
香港 ハンセン指数 14687.02 -176.04 -1.18 14830.69 15113.15 14597.31
前営業日終値 14863.06
香港 ハンセン中国株指数 4938.56 -90.42 -1.80 5013.85 5104.48 4919.03
前営業日終値 5028.98
韓国 総合株価指数 2293.61 +25.21 +1.11 2293.75 2295.51 2273.73
前営業日終値 2268.40
台湾 加権指数 12949.75 +161.33 +1.26 12862.37 12977.61 12826.34
前営業日終値 12788.42
豪 S&P/ASX指数 6863.50 +77.80 +1.15 6785.70 6869.20 6785.70
前営業日終値 6785.70
シンガポール ST指数 3093.11 +33.92 +1.11 3084.68 3129.35 3083.59
前営業日終値 3059.19
マレーシア 総合株価指数 1460.38 +13.07 +0.90 1450.94 1468.41 1450.94
前営業日終値 1447.31
インドネシア 総合株価指数 7098.890 +42.850 +0.61 7056.040 7113.113 7051.43
前営業日終値 7056.040
ベトナム VN指数 1027.94 +0.58 +0.06 1028.24 1030.32 1005.00
前営業日終値 1027.36
タイ SET指数 1608.76 +2.69 +0.17 1614.66 1619.08 1605.76
前営業日終値 1606.07
インド SENSEX指数 60746.59 +786.74 +1.31 60246.96 60786.70 60246.96
前営業日終値 59959.85
インド NSE指数 18012.20 +225.40 +1.27 17910.20 18022.80 17899.90
前営業日終値 17786.80
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド▲1.88%11,338.43+208.90H:11,338.43L:11,129.5310/31
[CFD] 日本 日経平均27,498.90日経比:-88▼0.32%H:27,582L:27,45022:52
中国 上海B株▼1.77%278.06-5.01H:283.69L:278.0610/31
中国 上海A株▼0.77%3,032.52-23.48H:3,066.55L:3,023.6610/31
中国 深セン成分▼0.05%10,397.04-4.80H:10,518.39L:10,301.7110/31
中国 深センB株▼1.55%1,055.75-16.61H:1,071.24L:1,054.3710/31
中国 深センA株▲0.39%1,973.52+7.61H:1,992.79L:1,950.1610/31
[CFD] HangSeng サンデー14,676.00指数比:-11▼0.08%H:15,125L:14,56922:52
香港 レッドチップ指数▼4.31%2,830.97-127.42H:2,956.34L:2,830.9710/31
31日の中国本土市場概況:上海総合0.8%安で3日続落、不動産とエネルギーに売り17:01 配信フィスコ
週明け31日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比22.44ポイント(0.77%)安の2893.48ポイントと3日続落した。約半年ぶりの安値水準を切り下げている。
経済活動の停滞が不安視される流れ。国内で新型コロナウイルスの新規感染数が増加傾向を示す中、広東省広州市や湖北省武漢市などは新たな行動規制を実施した。コロナ感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策に関しては、市場の一部で近く緩和されるとの期待もあったが、実際には強化されている。中国景況感の悪化も懸念材料。寄り付き直後に公表された10月の製造業PMIは49.2となり、予想(49.8)以上に前月実績(50.1)から低下した。景況判断の境目となる50を再び割り込んでいる。ただ、「経済指標の悪化は景気対策につながる」との見方も根強く、指数は下げ渋る場面もみられた。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、不動産の下げが目立つ。保利地産(600048/SH)がストップ(10.0%)安、新城控股集団(601155/SH)が4.4%安、金地集団(600383/SH)が2.7%安、緑地HD(600606/SH)が1.9%安で引けた。中国不動産業を巡っては、財務不安が依然としてくすぶっている。
エネルギー株も安い。陝西煤業(601225/SH)が7.2%、エン鉱能源(600188/SH)が6.9%、中国神華能源(601088/SH)が4.5%、中国石油天然気(601857/SH)が5.5%、中国石油化工(600028/SH)が4.9%ずつ下落した。
銀行・保険株もさえない。中国工商銀行(601398/SH)が2.4%安、中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が2.0%安、中国人寿保険(601628/SH)が2.4%安、新華人寿保険(601336/SH)が2.1%安と値を下げている。素材株、公益株、食品・酒造株、運輸株なども売られた。
半面、ITハイテク関連は物色される。携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)の聞泰科技(600745/SH)がストップ(10.0%)高、フィンテック中国大手の恒生電子(600570/SH)が8.4%高、薄膜コンデンサ中国最大手の廈門法拉電子(600563/SH)が6.2%高、インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が4.6%高で取引を終えた。医薬品株、自動車株、証券株、軍事関連株も買われている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が5.01ポイント(1.77%)安の278.06ポイント、深センB株指数が16.61ポイント(1.55%)安の1055.75ポイントで終了した。
31日の香港市場概況:ハンセン1.2%安で続落、テック指数は1.1%逆行高18:00 配信フィスコ
週明け31日の香港市場は、主要73銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比176.04ポイント(1.18%)安の14687.02ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が90.42ポイント(1.80%)安の4938.56ポイントとそろって続落した。ハンセン指数は約13年半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。売買代金は1309億9190万香港ドルだった(28日は1246億2000万香港ドル)。
中国経済の先行き不安が重しとなる流れ。国内で新型コロナウイルスの新規感染数が増加傾向を示す中、広東省広州市や湖北省武漢市などは新たな行動規制を実施した。コロナ感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策に関しては、市場の一部で近く緩和されるとの期待もあったが、実際には強化されている。中国景況感も悪化。寄り付き直後に公表された10月の製造業PMIは49.2となり、予想(49.8)以上に前月実績(50.1)から低下した。景況判断の境目となる50を再び割り込んでいる。このところの急ピッチな下げを受けた自律反発狙いの買いで、指数はプラス圏で推移する場面がみられたものの、上昇の勢いは続かず、引けにかけて再びマイナス圏に落ち込んだ。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、中国中堅デベロッパーの龍湖集団HD(960/HK)が23.8%安と急落。経営不安が意識される。同社は10月28日引け後、創業者の呉亜軍氏(58歳)が取締役会主席、執行取締役を同日付で辞任したと報告した。また、中国不動産業を巡っては、財務不安が依然としてくすぶっている。他の不動産銘柄も軒並み下げた。
エネルギー関連セクターも安い。中国石油天然気(857/HK)が8.3%、中国石油化工(386/HK)が6.1%、中国海洋石油(883/HK)が4.2%、エン鉱能源集団(1171/HK)が7.9%、中国中煤能源(1898/HK)が5.9%、中国神華能源(1088/HK)が5.7%ずつ下落した。
レストランチェーンや酒造など飲食関連もさえない。海倫司国際HD(9869/HK)が7.6%安、海底撈国際HD(6862/HK)が7.2%安、九毛九国際HD(9922/HK)が4.2%安、青島ビール(168/HK)が4.4%安、華潤ビールHD(291/HK)が3.4%安と値を下げた。
半面、「ニューエコノミー」関連銘柄は物色される。ハンセン科技(テック)指数は1.1%逆行高した。主要な構成銘柄では、美団(3690/HK)が2.5%高、騰訊HD(700/HK)が2.4%高、小米集団(1810/HK)が1.0%高と値を上げている。
マカオのカジノ関連銘柄も高い。金沙中国(1928/HK)が4.4%、永利澳門(1128/HK)が2.6%、銀河娯楽集団(27/HK)が1.8%、美高梅中国HD(2282/HK)が1.6%ずつ上昇した。
他の個別株動向では、電池・自動車メーカーの比亜迪(1211/HK)が6.0%高。同社に関しては、7~9月期決算で純利益が4.5倍に拡大したことを材料視した。
一方、本土市場は3日続落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.77%安の2893.48ポイントで取引を終了した。不動産株が安い。エネルギー株、銀行・保険株、素材株、公益株、食品・酒造株、運輸株なども売られた。半面、ITハイテク株は高い。医薬品株、自動車株、証券株、軍事関連株も買われた。
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 148.00/02 0.9928/32 146.95/99
NY午後5時 147.45/48 0.9963/67 146.96/00
午後5時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル高/円安の148.00円付近。アジア株高を背景に円が軟化した。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 27587.46 +482.26 27404.30 27,392.99─27,602.99
TOPIX 1929.43 +30.38 1916.08 1,915.62─1,929.43
東証出来高(万株) 122850.00 東証売買代金(億円) 31853.99
東京株式市場で日経平均は、前営業日比482円26銭高の2万7587円46銭と、反発して取引を終えた。前週末の米国高を好感して堅調に推移した。値がさ株や半導体関連株がしっかりで相場を押し上げたほか、好決算を手掛かりにした物色もみられた。
プライム市場の騰落数は、値上がり1478銘柄(80%)に対し、値下がりが314銘柄(17%)、変わらずが45銘柄(2%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.062
ユーロ円金先(22年12月限) ───
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.062%になった。前営業日(マイナス0.052%)から低下した。「週末要因は剥落したが、月末で調達を控える向きもあったことが影響した」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・22年12月限 148.77 (変わらず)
安値─高値 148.62─148.84
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.240% (変わらず)
安値─高値 0.245─0.240%
国債先物中心限月12月限は、前営業日比横ばいの148円77銭で取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずの0.240%。日銀が前週末公表した「長期国債買入れの四半期予定」(通称「オペ紙」)の一部変更が好感され、超長期ゾーンの金利低下が目立った。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.19─0.09
3年物 0.24─0.14
4年物 0.29─0.19
5年物 0.34─0.24
7年物 0.47─0.37
10年物 0.64─0.54
日経平均は482円高と大幅反発、買い気根強く6週ぶり2万7500円回復、75日線超えも=31日後場/国内市況ニュース/モーニングスター2022/10/31 15:19
31日後場の日経平均株価は前週末比482円26銭高の2万7587円46銭と大幅反発。9月20日(終値は2万7688円42銭)以来ほぼ6週間ぶりに2万7500円台を回復するとともに75日移動平均線(2万7560円99銭)も超えた。朝方は、良好な米企業決算を背景に前週末の米国株式が大幅高した流れを好感し、買い優勢で始まった。いったん2万7500円台を回復した後、上値が重くなったが、好業績銘柄中心に買い気は根強く盛り返し、大引け間際には2万7602円99銭(前週末比497円79銭高)まで上伸した。
東証プライムの出来高は12億2850万株、売買代金は3兆1853億円。騰落銘柄数は値上がり1478銘柄、値下がり314銘柄、変わらず45銘柄。
市場からは「なかなかダレてこないが、6月や8月にかけての戻りに比べると弱さが感じられる。ショートカバー(買い戻し)はかなり一巡し、新規資金が入ってこないと一段の上値は難しいのではないか。全体はもみ合いながら、決算にらみで個別株物色の流れになる」(準大手証券)との声が聞かれた。
業種別では、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、京セラ<6971>、TDK<6762>などの電機株が上昇。ダイキン<6367>、ジェイテクト<6473>、SMC<6273>などの機械株や、川崎汽<9107>、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株も高い。TOYO<5105>、浜ゴム<5101>、ブリヂス<5108>などのゴム製品株も引き締まった。任天堂<7974>、バンナム<7832>、ヤマハ<7951>などのその他製品株や、クレセゾン<8253>、オリックス<8591>、アイフル<8515>などのその他金融株も堅調。トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、スズキ<7269>などの輸送用機器株も買われた。
半面、ガイシ<5333>、TOTO<5332>などのガラス土石株が下落。石油石炭製品株では、ENEOS<5020>がさえない。
個別では、スタティアH<3393>、東エレデバ<2760>、アルプスA<6770>、バイタルKS<3151>などの上げが目立った。半面、GセブンHD<7508>、共英製鋼<5440>、ベネ・ワン<2412>、大平金<5541>などの下げが目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、31業種が上昇した。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
1,499.44 +23.79 +1.61% +5.27% -3.54% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,277.24 +22.43 +1.79% +6.22% -4.90% 15:00
日経平均株価
27,587.46 +482.26 +1.78% +6.36% -4.52% 15:15
日経500平均
2,571.78 +46.88 +1.86% +5.17% -11.46% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
1,929.43 +30.38 +1.60% +5.09% -3.59% 15:00
日経300指数
407.76 +6.53 +1.63% +5.45% -4.97% 15:15
東証REIT指数
1,974.70 +9.96 +0.51% +1.51% -5.65% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
936.80 +19.76 +2.15% +7.39% -4.59% 15:00
東証マザーズ指数
745.54 -0.19 -0.03% +7.22% -32.66% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
2,313.93 +33.37 +1.46% +3.32% -4.08% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,063.21 +24.94 +1.22% +3.21% -7.16% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
1,975.51 +24.70 +1.27% +4.59% -5.33% 15:00
中国 上海総合指数
2,893.48 -22.44 -0.77% -4.33% -18.37% 16:07
中国 上海A株指数
3,032.52 -23.48 -0.77% -4.32% -18.43% 16:07
中国 深センA株指数
1,973.52 +7.61 +0.39% -1.33% -21.80% 16:00
中国 深セン成分指数
10,397.04 -4.80 -0.05% -3.54% -28.18% 16:00
中国 上海B株指数
278.06 -5.00 -1.77% -1.96% +2.42% 16:07
中国 深センB株指数
1,055.75 -16.61 -1.55% -7.10% -8.96% 16:00
中国 上海50A株指数
2,295.92 -31.02 -1.33% -12.04% -29.73% 16:07
中国 上海180A株指数
7,431.05 -87.63 -1.17% -8.33% -26.72% 16:07
中国 上海新総合指数(G株)
2,444.35 -18.91 -0.77% -4.33% -18.40% 16:07
中国 創業板指数
2,265.08 +14.57 +0.65% -1.04% -32.02% 16:00
上海/シンセン CSI300指数
3,508.70 -32.63 -0.92% -7.78% -28.52% 16:00
中国 深セン総合指数
1,886.41 +7.21 +0.38% -1.34% -21.40% 16:00
日経平均
現在値 27,587.46↓ (22/10/31 15:15)
前日比 +482.26 (+1.78%)
始値 27,404.30 (09:00) 前日終値 27,105.20 (22/10/28)
高値 27,602.99 (15:00) 年初来高値 29,388.16 (22/01/05)
安値 27,392.99 (09:02) 年初来安値 24,681.74 (22/03/09)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅反発、ソフトバンクGとファーストリテの2銘柄で約102円押し上げ16:11 配信フィスコ
31日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり206銘柄、値下がり15銘柄、変わらず4銘柄となった。
日経平均は大幅反発。先週末28日の米株式市場でNYダウは大幅に6日続伸。米連邦準備制度理事会(FRB)の金利がピークに接近したとの見方などから買いが先行。銀行株の上昇や石油会社の決算が好調で一段と相場を押し上げた。また、ハイテク株にも押し目買いが見られ、ナスダック総合指数は3日ぶりに大幅反発となった。米株大幅高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行し、日経平均は299.10円高からスタート。取引開始後も概ね底堅く推移し、朝方安かった香港ハンセン指数が上げに転じたこともあり、日経平均は前場中頃に上昇幅を広げた。後場は、11月2日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え、上値追いにはやや慎重な時間帯が長かったが、概ね高値圏での推移となった。
大引けの日経平均は前日比482.26円高の27587.46円となった。東証プライムの売買高は12億2850万株、売買代金は3兆1853億円だった。セクターでは電気機器、機械、海運業などが上昇。一方、ガラス土石製品、石油石炭製品の2業種が下落した。東証プライムの値上がり銘柄は全体の80%、対して値下がり銘柄は17%となった。
値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファーストリテ<9983>となり、2銘柄で日経平均を約102円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはアルプスアル<6770>で15.52%高、同2位はジェイテクト<6473>で10.88%高だった。アルプスアルは、先週末に上半期決算を発表。営業利益は199億円で前年同期比88.7%増益となった他、通期予想を従来の475億円から500億円、前期比42.0%増に上方修正、市場予想は従来会社計画を下回る水準だったため、ポジティブ視された。ジェイテクトも先週末に上半期の決算を発表、事業利益は181億円で前年同期比16.4%増益となっているが、第1四半期は同70.5%の大幅減益であったため、想定以上の急回復と捉えられる形に。
一方、値下がり寄与トップは日本ガイシ<5333>、同2位はTOTO<5332>となり、2銘柄で日経平均を約8円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップは大平洋金属<5541>で8.53%安、同2位は日本碍子<5333>で6.71%安だった。
*15:00現在
日経平均株価 27587.46(+482.26)
値上がり銘柄数 206(寄与度+495.94)
値下がり銘柄数 15(寄与度-13.68)
変わらず銘柄数 4
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9984> ソフトバンクG 6400 374 +76.84
<9983> ファーストリテ 82990 740 +25.34
<8035> 東エレク 39490 510 +17.46
<6367> ダイキン工 22385 500 +17.12
<6861> キーエンス 56320 4610 +15.79
<6762> TDK 4655 150 +15.41
<6971> 京セラ 7441 191 +13.08
<4568> 第一三共 4767 126 +12.94
<8015> 豊田通商 5000 375 +12.84
<6857> アドバンテス 7860 160 +10.96
<2413> エムスリー 4446 106 +8.71
<7733> オリンパス 3140 63 +8.63
<6273> SMC 60120 2510 +8.59
<6902> デンソー 7390 249 +8.53
<4543> テルモ 4524 53 +7.26
<6954> ファナック 19630 200 +6.85
<6758> ソニーG 9988 199 +6.81
<7269> スズキ 5020 195 +6.68
<4063> 信越化 15540 185 +6.33
<9613> NTTデータ 2157 36 +6.16
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<5333> 日本ガイシ 1737 -125 -4.28
<5332> TOTO 4250 -225 -3.85
<9301> 三菱倉 3265 -95 -1.63
<6503> 三菱電 1310 -28.5 -0.98
<2282> 日ハム 3545 -35 -0.60
<5541> 大平洋金 1845 -172 -0.59
<4751> サイバー 1224 -21 -0.58
<6702> 富士通 17125 -125 -0.43
<7205> 日野自 618 -7 -0.24
<5714> DOWA 4735 -35 -0.24
<7735> スクリーンHD 8190 -20 -0.14
<2002> 日清粉G 1608 -2 -0.07
<9007> 小田急 1769 -2 -0.03
<9602> 東宝 5300 -10 -0.03
<5703> 日軽金HD 1451 -1 -0.00
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 1,929.43↑ (22/10/31 15:00)
前日比 +30.38 (+1.60%)
始値 1,916.08 (09:00) 前日終値 1,899.05 (22/10/28)
高値 1,929.43 (15:00) 年初来高値 2,042.00 (22/01/05)
安値 1,915.62 (09:00) 年初来安値 1,755.14 (22/03/09)
東証業種別ランキング:電気機器が上昇率トップ15:47 配信フィスコ
電気機器が上昇率トップ。そのほか機械、海運業、ゴム製品、その他製品、その他 金融業なども上昇。一方、ガラス・土石製品が下落率トップ。そのほか石油・石炭製品も下落。
業種名/現在値/前日比(%)
1. 電気機器 / 3,240.62 / 2.78
2. 機械 / 2,100.91 / 2.30
3. 海運業 / 960.03 / 2.22
4. ゴム製品 / 3,706.52 / 2.02
5. その他製品 / 3,802.63 / 1.91
6. その他金融業 / 691.45 / 1.88
7. 輸送用機器 / 3,343.5 / 1.85
8. 医薬品 / 3,539.11 / 1.79
9. 証券業 / 352.32 / 1.79
10. 繊維業 / 585.02 / 1.76
11. 金属製品 / 1,155.47 / 1.68
12. 保険業 / 1,311.29 / 1.56
13. 陸運業 / 1,986.56 / 1.47
14. 銀行業 / 159.98 / 1.45
15. 鉱業 / 434.46 / 1.44
16. 卸売業 / 2,103.03 / 1.43
17. 非鉄金属 / 991.74 / 1.42
18. 建設業 / 1,145.68 / 1.32
19. 精密機器 / 10,438.3 / 1.22
20. 情報・通信業 / 4,992.91 / 1.21
21. 空運業 / 230.35 / 1.18
22. 不動産業 / 1,538.02 / 1.13
23. 化学工業 / 1,965.12 / 1.08
24. 水産・農林業 / 495.15 / 1.00
25. 電力・ガス業 / 352.7 / 1.00
26. パルプ・紙 / 424.76 / 0.93
27. 食料品 / 1,750.24 / 0.87
28. 小売業 / 1,373.74 / 0.78
29. サービス業 / 2,581.32 / 0.52
30. 鉄鋼 / 451.75 / 0.36
31. 倉庫・運輸関連業 / 2,109.33 / 0.30
32. 石油・石炭製品 / 1,146.51 / -0.03
33. ガラス・土石製品 / 1,060.67 / -0.16
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 17,322.84↑ (22/10/31 15:00)
前日比 +265.43 (+1.56%)
始値 17,208.72 (09:00) 前日終値 17,057.41 (22/10/28)
高値 17,322.84 (15:00) 年初来高値 18,425.37 (22/01/05)
安値 17,204.37 (09:00) 年初来安値 15,831.80 (22/03/09)
東証プライム市場指数
現在値 992.88↑ (22/10/31 15:00)
前日比 +15.66 (+1.60%)
始値 986.52 (09:00) 前日終値 977.22 (22/10/28)
高値 992.88 (15:00) 年初来高値 1,032.75 (22/08/17)
安値 985.87 (09:02) 年初来安値 934.07 (22/10/03)
東証スタンダード市場指数
現在値 994.04↓ (22/10/31 15:00)
前日比 +8.10 (+0.82%)
始値 991.55 (09:00) 前日終値 985.94 (22/10/28)
高値 994.05 (15:00) 年初来高値 1,016.72 (22/08/26)
安値 991.01 (09:24) 年初来安値 954.10 (22/07/01)
東証グロース市場指数
現在値 947.79↓ (22/10/31 15:00)
前日比 -0.35 (-0.04%)
始値 956.06 (09:00) 前日終値 948.14 (22/10/28)
高値 956.06 (09:00) 年初来高値 972.84 (22/08/17)
安値 944.53 (10:35) 年初来安値 819.87 (22/07/01)
東証グロ-ス指数は小幅ながら続落、後場はこう着感の強まる展開/グロース市況16:49 配信フィスコ
東証グロース市場指数:947.79 (-0.35)
出来高:7114万株
売買代金:1482億円
東証マザーズ指数:745.54 (-0.19)
出来高:6580万株
売買代金:1353億円
本日のグロース市場では、グロース市場指数、マザーズ指数はそろって小幅ながら続落、値上がり銘柄数は215、値下り銘柄数は233、変わらずは44。本日のグロース市場はこう着感の強い展開となった。28日の米国市場でダウ平均は828.52ドル高の32861.80ドル、ナスダックは309.78ポイント高の11102.45で取引を終了。連邦準備制度理事会(FRB)の金利がピークに接近したとの見方などから買いが先行。銀行株の上昇や石油会社の決算が史上最高益を記録するなど好調で一段と相場を押し上げた。また、金利の上昇が一段落し大きく下落していたハイテク株にも押し目からの買い戻しが見られ、ナスダック総合指数も上昇に転じた。主要株価指数は終日堅調に推移し引けにかけては上げ幅を拡大して終了。こうした米株市場の流れはあったものの、本日の東証グロ-ス指数は小幅ながら続落した。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は、上昇してスタート。ただし、グロース市場の主力処がまちまちの動きとなり、東証グロース市場Core指数が狭いレンジで終日もみ合う展開となったのに対し、マザーズ指数は寄り付きをきょうの高値に急失速。前場はマイナスに転じた後、再びプラス圏を回復するなど方向感に欠ける展開だった。後場は概ね前週末終値をやや下回る水準での小動きとなるなどこう着感が意識された。なお、東証マザーズ指数は0.03%安、東証グロース市場Core指数は0.90%高となった。個別では、短期資金の関心が引き続き強いバンクオブイノベ<4393>が24.49%高で値上がり率トップに。23年6月期第1四半期決算が評価されたギックス<9219>、前週末に23年9月期の営業利益は前期比49.7%増の31.50億円と発表したM&A総合研究所<9552>も急伸。自治体が運営するオンライン診療窓口の運営受託サービスを開始すると発表したJフロンティア<2934>も大幅高に。売買代金上位銘柄ではドリコム<3793>や霞ヶ関キャピタル<3498>などが上昇、その他値上がり率上位には、HMT<6090>、ポーターズ<5126>、ミクリード<7687>などが顔を出した。一方、サンバイオ<4592>が11.10%安で値下がり率トップに。第三者割当で新株予約権9万個(潜在株式数は900万株)を発行すると発表している。上期決算を受けて換金売りに押された直近IPOのSBIリーシング<5834>などの下げも目立った。売買代金上位銘柄では、プレイド<4165>やそーせい<4565>などが下落、その他値下がり率上位には、アルファクスF<3814>、unerry<5034>、ヤプリ<4168>などが顔を出した。東証グロース市場Core指数では、フリー<4478>、ビジョナル<4194>などが下落した。
マザーズ指数
現在値 745.54↓ (22/10/31 15:00)
前日比 -0.19 (-0.03%)
始値 751.99 (09:00) 前日終値 745.73 (22/10/28)
高値 751.99 (09:00) 年初来高値 995.66 (22/01/04)
安値 742.86 (10:35) 年初来安値 607.33 (22/06/20)
東証REIT指数
現在値 1,974.70↑ (22/10/31 15:00)
前日比 +9.96 (+0.51%)
始値 1,967.75 (09:00) 前日終値 1,964.74 (22/10/28)
高値 1,983.57 (11:30) 年初来高値 2,085.71 (22/01/05)
安値 1,956.93 (09:30) 年初来安値 1,792.94 (22/01/21)
日経平均VI
現在値 22.95↑ (22/10/31 15:20)
前日比 -0.75 (-3.16%)
始値 23.19 (09:00) 前日終値 23.70 (22/10/28)
高値 23.37 (10:33) 年初来高値 33.18 (22/05/10)
安値 22.85 (14:06) 年初来安値 17.87 (22/08/05)
日経VI:低下、株価大幅高で警戒感が後退16:00 配信フィスコ
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は31日、前日比-0.75(低下率3.16%)の22.95と低下した。なお、高値は23.37、安値は22.85。先週末の米株式市場で主要指数が大幅に上昇し、ダウ平均が6日続伸となったことを受け、市場心理は改善しやすくなった。こうした中、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。取引開始後も日経225先物は概ね堅調に推移したことから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、今日の日経VIは終日、先週末の水準を下回って推移した。
日経平均先物
現在値 27,530.00↑ (22/10/29 06:00)
前日比 +520.00 (+1.93%)
高値 27,530.00 (05:18) 始値 27,010.00 (16:30)
安値 27,000.00 (16:30) 前日終値 27,010.00 (22/10/28)
TOPIX先物
現在値 1,925.00↑ (22/10/29 06:00)
前日比 +38.50 (+2.04%)
高値 1,925.00 (06:00) 始値 1,887.50 (16:30)
安値 1,887.00 (16:30) 前日終値 1,886.50 (22/10/28)
JPX日経400先物
現在値 17,315.00↓ (22/10/29 06:00)
前日比 +340.00 (+2.00%)
高値 17,320.00 (05:49) 始値 16,970.00 (16:30)
安値 16,865.00 (21:30) 前日終値 16,975.00 (22/10/28)
東証マザーズ指数先物
現在値 753.00↓ (22/10/29 06:00)
前日比 +13.00 (+1.76%)
高値 754.00 (22:41) 始値 740.00 (16:30)
安値 740.00 (16:30) 前日終値 740.00 (22/10/28)
NYダウ先物 円建
現在値 32,945.00↑ (22/10/29 06:00)
前日比 +1,000.00 (+3.13%)
高値 32,960.00 (05:51) 始値 31,882.00 (16:30)
安値 31,830.00 (16:30) 前日終値 31,945.00 (22/10/28)
CME日経平均先物 円建
現在値 27,535.00 (22/10/28 16:38 CST)
前日比 +460.00 (+1.70%)
高値 27,535.00 始値 27,050.00
安値 26,970.00 前日終値 27,075.00 (22/10/27)
SGX日経平均先物
現在値 27,550.00↑ (22/10/29 05:11 SGT)
前日比 +535.00 (+1.98%)
高値 27,550.00 始値 27,010.00
安値 26,985.00 前日終値 27,015.00 (22/10/28)
長期国債先物
現在値 148.730↑ (22/10/29 05:54)
前日比 -0.040 (-0.03%)
高値 148.810 (15:43) 始値 148.780 (15:30)
安値 148.620 (21:49) 前日終値 148.770 (22/10/28)
31日の日本国債市場概況:債券先物は148円77銭で終了17:11 配信フィスコ
<円債市場>
長期国債先物2022年12月限
寄付148円65銭 高値148円84銭 安値148円62銭 引け148円77銭
売買高総計12552枚
2年 442回 -0.050%
5年 154回 0.070%
10年 368回 0.240%
20年 182回 1.050%
債券先物12月限は、148円65銭で取引を開始。前週末に米インフレ指標の上昇を受けた金利上昇にともない売りが先行し、148円62銭まで下げた。その後、日銀の11月国債買い入れオペ超長期ゾーンの回数増加を受けた買いが優勢になり、148円84銭まで上げた。しかし、引けかけて日経平均株価の上げ幅拡大や米金利上昇継続のなかで売られ、反落した。現物債の取引では、全年限が買われた。
<米国債概況>
2年債は4.45%、10年債は4.02%、30年債は4.13%近辺で推移。
債券利回りはやや上昇。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は2.11%、英国債は3.48%、オーストラリア10年債は3.75%、NZ10年債は4.16%。(気配値)
日本国債3年
年利回り -0.036 (22/10/29 02:05)
前日比 +0.008
日本国債5年
年利回り 0.074 (22/10/29 02:05)
前日比 -0.002
日本国債10年
年利回り 0.245 (22/10/29 02:05)
前日比 0.000
アジア株式市場サマリー
中国株式市場は終値ベースで3年半ぶりの安値で引けた。香港株も下げ、月間の下落
率が14年ぶりの大きさとなった。この日発表された製造業購買担当者景気指数(PMI
)が軟調だったのと、新型コロナウイルスの感染再拡大で、中国経済の成長懸念が強まっ
た。
上海総合指数終値は22.4428ポイント(0.77%)安の2893.
4829。
上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数
終値は32.626ポイント(0.92%)安の3508.703。終値で2
019年2月以来の安値。
ハンセン指数終値は176.04ポイント(1.18%)安の1万4687.
02。世界金融危機のさなかにあった2009年初め以来の安値。10月の下落率は14
.7%で、14年ぶりの大きさとなった。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)終値は90.42ポイント(1.80
%)安の4938.56。
中国国家統計局が31日発表した10月のPMIは49.2と、前月の50.1から
低下し、景況改善・悪化の分岐点となる50を予想外に下回った。世界的な需要鈍化と新
型コロナウイルス対策の厳しい規制が生産に打撃を与えた。
ゴールドマン・サックスは31日付の顧客向けノートで、共産党党大会の後に海外の
投資家が中国の成長見通しへの悲観的な見方を一層強めていると指摘した。
セクター別ではエネルギー、金融、不動産が軟調。ハ
イテク株は上昇、中国政府が安全保障に注力する恩恵を受けるとの見方から防衛関連は2
%超上昇した。
中国版ナスダックと呼ばれる上海の新興ハイテク企業向け株式市場「科創板」にマー
ケットメーク制度が導入され、科創板50指数は1.7%高。
香港市場では本土系不動産開発株が7%下げ、終値での最安値を更新した。中国の不
動産開発会社、龍湖集団の香港上場株が23.8%下げた。
香港上場のハイテク株は1.1%高。
ソウル株式市場は反発して引けた。10月は月間ベースで1年10カ月ぶりの大幅上
昇となった。
総合株価指数(KOSPI)は前営業日終値比25.21ポイント(1.11%)高
の2293.61と、終値ベースで9月22日以来の高値で終了した。
月間では6.41%高と、2020年12月以来の大幅上昇を記録した。
韓国では先週末にソウル繁華街で群衆が折り重なるように倒れる事故が発生し、15
0人余りが死亡した。韓国では2014年の客船「セウォル号」沈没事故以来の大惨事と
なり、今週は「国家哀悼期間」と定められた。
未来アセット証券のアナリストは「今回の事故はセウォル号沈没事故の際と同様に、
消費支出意欲の低下につながるかもしれない」と述べた。
小売り、旅行、レジャー関連株が特に値下がりした。新世界、ロッテショッピング、
現代百貨店は3.05ー4.38%下落した。
主要銘柄のうち、半導体大手のサムスン電子は3.66%上昇したが、同業SKハイ
ニックスは0.84%安。電池メーカーのLGエナジー・ソリューションは0.75%安
。
IT大手ネイバーは5.94%高と、3カ月超ぶりの大幅上伸。カカオは4.00%
高。カカオの関連会社で金融サービスを手掛けるカカオバンクは7.89%高、カカオペ
イは4.12%高。
シドニー株式市場は反発して引けた。10月は月間ベースで6%高と、3月以来の大
幅上昇を記録した。あすはオーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)の金融政策会合
で、小幅利上げが予想されている。
カルカイン・グループのクナル・ソーニー最高経営責任者(CEO)はきょうの株高
について「高インフレと(政策)金利上昇による、経済や企業業績の成長への影響が、こ
れまで想定されていたほど大きくないと投資家が考えるようになったのではないか」と分
析した。
きょう発表された9月の豪小売売上高は、前月比0.6%増だった。インフレ高進や
利上げにもかかわらず、支出が予想外に堅調さを維持している。
支出の底堅さは、RBAが11月1日の政策会合で7カ月連続の利上げを決めること
が確実視されている一因。ロイター調査では小幅な0.25%利上げが予想されている。
金融株指数は1.3%上昇し、6月6日以来の高水準。S&P/ASX20
0指数の上昇を主導した。4大銀行は0.6ー1.3%高。
IT株指数は前週末の米株価指数の大幅上伸に追随し2.6%高。
鉱業株指数は0.04%安。鉄鉱石相場安が響いた。
金価格が月間で7カ月連続の下落に向かう中、産金株指数は1.7%安。原
油の値下がりを背景にエネルギー株指数は0.4%安。
終値 前日比 % 始値 高値 安値
中国 上海総合指数 2893.4829 - 22.4428 - 0.77 2893.1962 2926.0150 2885.0894
前営業日終値 2915.9257
中国 CSI300指数 3508.703 -32.626 -0.92 3504.507 3553.387 3495.951
前営業日終値 3541.330
香港 ハンセン指数 14687.02 -176.04 -1.18 14830.69 15113.15 14597.31
前営業日終値 14863.06
香港 ハンセン中国株指数 4938.56 -90.42 -1.80 5013.85 5104.48 4919.03
前営業日終値 5028.98
韓国 総合株価指数 2293.61 +25.21 +1.11 2293.75 2295.51 2273.73
前営業日終値 2268.40
台湾 加権指数 12949.75 +161.33 +1.26 12862.37 12977.61 12826.34
前営業日終値 12788.42
豪 S&P/ASX指数 6863.50 +77.80 +1.15 6785.70 6869.20 6785.70
前営業日終値 6785.70
シンガポール ST指数 3093.11 +33.92 +1.11 3084.68 3129.35 3083.59
前営業日終値 3059.19
マレーシア 総合株価指数 1460.38 +13.07 +0.90 1450.94 1468.41 1450.94
前営業日終値 1447.31
インドネシア 総合株価指数 7098.890 +42.850 +0.61 7056.040 7113.113 7051.43
前営業日終値 7056.040
ベトナム VN指数 1027.94 +0.58 +0.06 1028.24 1030.32 1005.00
前営業日終値 1027.36
タイ SET指数 1608.76 +2.69 +0.17 1614.66 1619.08 1605.76
前営業日終値 1606.07
インド SENSEX指数 60746.59 +786.74 +1.31 60246.96 60786.70 60246.96
前営業日終値 59959.85
インド NSE指数 18012.20 +225.40 +1.27 17910.20 18022.80 17899.90
前営業日終値 17786.80
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド▲1.88%11,338.43+208.90H:11,338.43L:11,129.5310/31
[CFD] 日本 日経平均27,498.90日経比:-88▼0.32%H:27,582L:27,45022:52
中国 上海B株▼1.77%278.06-5.01H:283.69L:278.0610/31
中国 上海A株▼0.77%3,032.52-23.48H:3,066.55L:3,023.6610/31
中国 深セン成分▼0.05%10,397.04-4.80H:10,518.39L:10,301.7110/31
中国 深センB株▼1.55%1,055.75-16.61H:1,071.24L:1,054.3710/31
中国 深センA株▲0.39%1,973.52+7.61H:1,992.79L:1,950.1610/31
[CFD] HangSeng サンデー14,676.00指数比:-11▼0.08%H:15,125L:14,56922:52
香港 レッドチップ指数▼4.31%2,830.97-127.42H:2,956.34L:2,830.9710/31
31日の中国本土市場概況:上海総合0.8%安で3日続落、不動産とエネルギーに売り17:01 配信フィスコ
週明け31日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比22.44ポイント(0.77%)安の2893.48ポイントと3日続落した。約半年ぶりの安値水準を切り下げている。
経済活動の停滞が不安視される流れ。国内で新型コロナウイルスの新規感染数が増加傾向を示す中、広東省広州市や湖北省武漢市などは新たな行動規制を実施した。コロナ感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策に関しては、市場の一部で近く緩和されるとの期待もあったが、実際には強化されている。中国景況感の悪化も懸念材料。寄り付き直後に公表された10月の製造業PMIは49.2となり、予想(49.8)以上に前月実績(50.1)から低下した。景況判断の境目となる50を再び割り込んでいる。ただ、「経済指標の悪化は景気対策につながる」との見方も根強く、指数は下げ渋る場面もみられた。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、不動産の下げが目立つ。保利地産(600048/SH)がストップ(10.0%)安、新城控股集団(601155/SH)が4.4%安、金地集団(600383/SH)が2.7%安、緑地HD(600606/SH)が1.9%安で引けた。中国不動産業を巡っては、財務不安が依然としてくすぶっている。
エネルギー株も安い。陝西煤業(601225/SH)が7.2%、エン鉱能源(600188/SH)が6.9%、中国神華能源(601088/SH)が4.5%、中国石油天然気(601857/SH)が5.5%、中国石油化工(600028/SH)が4.9%ずつ下落した。
銀行・保険株もさえない。中国工商銀行(601398/SH)が2.4%安、中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が2.0%安、中国人寿保険(601628/SH)が2.4%安、新華人寿保険(601336/SH)が2.1%安と値を下げている。素材株、公益株、食品・酒造株、運輸株なども売られた。
半面、ITハイテク関連は物色される。携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)の聞泰科技(600745/SH)がストップ(10.0%)高、フィンテック中国大手の恒生電子(600570/SH)が8.4%高、薄膜コンデンサ中国最大手の廈門法拉電子(600563/SH)が6.2%高、インターネット・セキュリティーの三六零安全科技(601360/SH)が4.6%高で取引を終えた。医薬品株、自動車株、証券株、軍事関連株も買われている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が5.01ポイント(1.77%)安の278.06ポイント、深センB株指数が16.61ポイント(1.55%)安の1055.75ポイントで終了した。
31日の香港市場概況:ハンセン1.2%安で続落、テック指数は1.1%逆行高18:00 配信フィスコ
週明け31日の香港市場は、主要73銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比176.04ポイント(1.18%)安の14687.02ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が90.42ポイント(1.80%)安の4938.56ポイントとそろって続落した。ハンセン指数は約13年半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。売買代金は1309億9190万香港ドルだった(28日は1246億2000万香港ドル)。
中国経済の先行き不安が重しとなる流れ。国内で新型コロナウイルスの新規感染数が増加傾向を示す中、広東省広州市や湖北省武漢市などは新たな行動規制を実施した。コロナ感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策に関しては、市場の一部で近く緩和されるとの期待もあったが、実際には強化されている。中国景況感も悪化。寄り付き直後に公表された10月の製造業PMIは49.2となり、予想(49.8)以上に前月実績(50.1)から低下した。景況判断の境目となる50を再び割り込んでいる。このところの急ピッチな下げを受けた自律反発狙いの買いで、指数はプラス圏で推移する場面がみられたものの、上昇の勢いは続かず、引けにかけて再びマイナス圏に落ち込んだ。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、中国中堅デベロッパーの龍湖集団HD(960/HK)が23.8%安と急落。経営不安が意識される。同社は10月28日引け後、創業者の呉亜軍氏(58歳)が取締役会主席、執行取締役を同日付で辞任したと報告した。また、中国不動産業を巡っては、財務不安が依然としてくすぶっている。他の不動産銘柄も軒並み下げた。
エネルギー関連セクターも安い。中国石油天然気(857/HK)が8.3%、中国石油化工(386/HK)が6.1%、中国海洋石油(883/HK)が4.2%、エン鉱能源集団(1171/HK)が7.9%、中国中煤能源(1898/HK)が5.9%、中国神華能源(1088/HK)が5.7%ずつ下落した。
レストランチェーンや酒造など飲食関連もさえない。海倫司国際HD(9869/HK)が7.6%安、海底撈国際HD(6862/HK)が7.2%安、九毛九国際HD(9922/HK)が4.2%安、青島ビール(168/HK)が4.4%安、華潤ビールHD(291/HK)が3.4%安と値を下げた。
半面、「ニューエコノミー」関連銘柄は物色される。ハンセン科技(テック)指数は1.1%逆行高した。主要な構成銘柄では、美団(3690/HK)が2.5%高、騰訊HD(700/HK)が2.4%高、小米集団(1810/HK)が1.0%高と値を上げている。
マカオのカジノ関連銘柄も高い。金沙中国(1928/HK)が4.4%、永利澳門(1128/HK)が2.6%、銀河娯楽集団(27/HK)が1.8%、美高梅中国HD(2282/HK)が1.6%ずつ上昇した。
他の個別株動向では、電池・自動車メーカーの比亜迪(1211/HK)が6.0%高。同社に関しては、7~9月期決算で純利益が4.5倍に拡大したことを材料視した。
一方、本土市場は3日続落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.77%安の2893.48ポイントで取引を終了した。不動産株が安い。エネルギー株、銀行・保険株、素材株、公益株、食品・酒造株、運輸株なども売られた。半面、ITハイテク株は高い。医薬品株、自動車株、証券株、軍事関連株も買われた。