■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 148.64/66 0.9745/49 144.88/92
NY午後5時 148.74/76 0.9719/23 144.64/68
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べて小幅ドル安/円高の148円後半。ドルの先高観と円買い介入への警戒感がぶつかり合い、前週末海外市場でつけた32年ぶり高値から小幅下落した水準で一進一退が続いた。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 26775.79 -314.97 26785.02 26649.13─26814.92
TOPIX 1879.56 -18.63 1881.23 1875.24─1884.43
東証出来高(万株) 105721 東証売買代金(億円) 24239.39
東京株式市場で日経平均は反落、前日比314円97銭安の2万6775円79銭で大引けた。前週末の米国市場で長期金利が上昇して株安となったことを嫌気し、日本株は直近の好地合いから一変して売り優勢の展開。ただ、新たな手掛かり材料に乏しい中で次第に模様眺めとなり、後半は小動きで推移した。
プライム市場の騰落数は、値上がり384銘柄(20%)に対し、値下がりが1370銘柄(75%)、変わらずが63銘柄(3%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.065
ユーロ円金先(22年12月限) ───
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.065%になった。前営業日(マイナス0.042%)から大幅に低下した。「投信のオファーが変わらない一方、ビッドサイドは引き続き地銀勢の調達ニーズが限られ、需給に緩みがある」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・22年12月限 148.20 (-0.13)
安値─高値 148.16─148.28
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.250% (+0.005)
安値─高値 0.250─0.250%
国債先物中心限月12月限は前営業日比13銭安の148円20銭と3営業日続落して取引を終えた。海外金利上昇が相場の重しとなった。新発10年国債は同0.5ベーシスポイント(bp)上昇の0.250%と、9月27日以来3週間ぶりに日銀の変動許容幅「上限」をつけた。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.21─0.11
3年物 0.27─0.17
4年物 0.32─0.22
5年物 0.38─0.28
7年物 0.50─0.40
10年物 0.67─0.57
日経平均は314円安と大幅反落、売り一巡後の戻り限定、東証プライム銘柄の75%強が下落=17日後場/国内市況ニュース/モーニングスター2022/10/17 15:15
17日後場の日経平均株価は前週末比314円97銭安の2万6775円79銭と大幅反落。朝方は、前週末の米国株式市場で積極的な利上げ継続が警戒され、主要3指数が下落した流れを受け、売りが先行した。先物にまとまった売りが出て下げ幅を拡大し、前場の早い段階で2万6649円13銭(前週末比441円63銭安)まで下落した。一巡後は、時間外取引での米株価指数先物高もあって下げ渋ったが、戻りは限定された。なお、東証プライム銘柄の75.6%が下落した。
東証プライムの出来高は10億5721万株、売買代金は2兆4239億円。騰落銘柄数は値上がり384銘柄、値下がり1390銘柄、変わらず63銘柄。
業種別では、伊藤忠<8001>、三井物産<8031>、三菱商<8058>などの卸売株や、INPEX<1605>、石油資源<1662>などの鉱業株が軟調。第一三共<4568>、中外薬<4519>、エーザイ<4523>などの医薬品株や、東京海上<8766>、MS&AD<8725>、SOMPOH<8630>などの保険株も安い。信越化<4063>、昭電工<4004>、資生堂<4911>などの化学株や、クレセゾン<8253>、JPX<8697>、オリックス<8591>などのその他金融株も値を下げた。オリンパス<7733>、テルモ<4543>、島津製<7701>などの精密株も売られた。
半面、川崎汽<9107>、商船三井<9104>、郵船<9101>などの海運株が上昇。ANA<9202>、JAL<9201>などの空運株も高く、JR東海<9022>、JR西日本<9021>、京急<9006>などの陸運株も買われた。
個別では、クリレスHD<3387>、Sansan<4443>、Gunosy<6047>、Mフォワード<3994>などの下げが目立った。半面、プレナス<9945>(監理)がストップ高となり、北の達人<2930>、テラスカイ<3915>、セラク<6199>などの上げも目立った。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、30業種が下落した。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
1,459.90 -14.65 -0.99% -3.14% -7.22% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,237.40 -13.33 -1.07% -3.22% -6.80% 15:00
日経平均株価
26,775.79 -314.97 -1.16% -2.87% -7.89% 15:15
日経500平均
2,487.08 -32.52 -1.29% -2.89% -12.73% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
1,879.56 -18.63 -0.98% -3.04% -7.13% 15:00
日経300指数
396.99 -4.09 -1.02% -3.04% -6.44% 15:15
東証REIT指数
1,890.61 -11.99 -0.63% -7.08% -10.35% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
898.42 -10.50 -1.16% -3.97% -7.15% 15:00
東証マザーズ指数
715.00 -0.58 -0.08% -2.96% -36.52% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
2,266.28 -19.75 -0.86% -2.09% -6.33% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,031.06 -17.05 -0.83% -2.96% -7.69% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
1,941.44 -18.45 -0.94% -2.15% -6.17% 15:00
中国 上海総合指数
3,084.94 +12.96 +0.42% -1.33% -13.64% 17:29
中国 上海A株指数
3,232.84 +13.55 +0.42% -1.32% -13.65% 17:29
中国 深センA株指数
2,090.02 +14.15 +0.68% -0.38% -16.79% 16:00
中国 深セン成分指数
11,162.26 +40.55 +0.36% -0.88% -22.57% 16:00
中国 上海B株指数
294.44 -0.59 -0.20% -4.91% +5.92% 17:29
中国 深センB株指数
1,132.42 -7.61 -0.67% -4.48% -2.87% 16:00
中国 上海50A株指数
2,585.50 +0.81 +0.03% -3.46% -21.53% 17:29
中国 上海180A株指数
8,123.79 +9.85 +0.12% -2.74% -19.95% 17:29
中国 上海新総合指数(G株)
2,606.12 +10.97 +0.42% -1.32% -13.67% 17:29
中国 創業板指数
2,435.02 +0.80 +0.03% +2.86% -25.68% 16:00
上海/シンセン CSI300指数
3,846.41 +3.94 +0.10% -2.19% -22.01% 16:00
中国 深セン総合指数
1,997.81 +13.48 +0.68% -0.39% -16.78% 16:00
日経平均
現在値 26,775.79↑ (22/10/17 15:15)
前日比 -314.97 (-1.16%)
始値 26,785.02 (09:00) 前日終値 27,090.76 (22/10/14)
高値 26,814.92 (09:03) 年初来高値 29,388.16 (22/01/05)
安値 26,649.13 (09:21) 年初来安値 24,681.74 (22/03/09)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は大幅反落、ファーストリテとソフトバンクGの2銘柄で約58円押し下げ16:02 配信フィスコ
17日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり37銘柄、値下がり183銘柄、変わらず5銘柄となった。
日経平均は大幅反落。先週末14日の米株式市場でNYダウは大幅反落。前日に大幅高となった流れを引き継ぎ上昇してスタートしたが、10月ミシガン大消費者信頼感指数や同指数の期待インフレ率が予想を上回ると連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げ観測がさらに強まり長期金利上昇とともに売りが再燃し下落に転じた。週末でポジションを手仕舞う売りも散見され、引けにかけ下げ幅を拡大した。米株安を受けた今日の東京市場は売りが先行し、日経平均は305.74円安からスタート。その後、積極的な押し目買いは見送られる一方、ダウ平均先物が底堅く推移したことなどが東京市場の株価下支え要因となり、日経平均は今日の安値圏で終日、動意薄の展開となった。
大引けの日経平均は前日比314.97円安の26775.79円となった。東証プライムの売買高は10億5721万株、売買代金は2兆4239億円だった。セクターでは卸売業、鉱業、医薬品などが下落。一方、海運業、空運業、陸運業の3業種が上昇した。東証プライムの値下がり銘柄は全体の75%、対して値上がり銘柄は20%となった。
値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984>となり、2銘柄で日経平均を約58円押し下げた。また、日経平均構成銘柄の下落率トップはエムスリー<2413>で3.90%安、同2位は第一三共<4568>で3.29%安だった。
一方、値上がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位は三越伊勢丹<3099>となり、2銘柄で日経平均を約4円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップは川崎船<9107>で6.61%高、同2位は三越伊勢丹で4.48%高だった。川崎船の他、商船三井<9104>や日本郵船<9101>など海運株は軒並み上昇。中国輸出コンテナ運賃指数SCFIの先週の数値が明らかになっており、下落ペースが緩やかになってきたことで、今後の下げ止まりも意識される状況となっているようだ。
*15:00現在
日経平均株価 26775.79(-314.97)
値上がり銘柄数 37(寄与度+15.28)
値下がり銘柄数 183(寄与度-330.25)
変わらず銘柄数 5
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 36720 60 +2.05
<3099> 三越伊勢丹 1354 58 +1.99
<9107> 川崎船 2340 145 +1.49
<9104> 商船三井 2954 107 +1.10
<9766> コナミG 6390 30 +1.03
<8233> 高島屋 1860 57 +0.98
<6753> シャープ 843 26 +0.89
<9022> JR東海 17490 260 +0.89
<7731> ニコン 1366 17 +0.58
<8306> 三菱UFJ 675.3 16.1 +0.55
<9101> 郵船 2701 51 +0.52
<3086> Jフロント 1195 25 +0.43
<7270> SUBARU 2299 10.5 +0.36
<7951> ヤマハ 5350 10 +0.34
<6952> カシオ計 1344 10 +0.34
<9021> JR西 5865 61 +0.21
<9001> 東武 3505 25 +0.17
<9020> JR東 7990 46 +0.16
<2432> ディーエヌエー 1883 14 +0.14
<7762> シチズン 626 4 +0.14
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 84200 -1090 -37.32
<9984> ソフトバンクG 5549 -101 -20.75
<6367> ダイキン工 21965 -470 -16.09
<4063> 信越化 14720 -440 -15.07
<4568> 第一三共 4257 -145 -14.90
<2413> エムスリー 4063 -165 -13.56
<4519> 中外薬 3673 -111 -11.40
<6098> リクルートHD 4257 -96 -9.86
<2801> キッコマン 7920 -260 -8.90
<7733> オリンパス 2990 -59 -8.08
<4543> テルモ 4232 -54 -7.40
<4523> エーザイ 8033 -214 -7.33
<9613> NTTデータ 1972 -35 -5.99
<4507> 塩野義薬 6832 -144 -4.93
<6861> キーエンス 48280 -1430 -4.90
<4503> アステラス薬 1976.5 -27.5 -4.71
<6594> 日本電産 7566 -171 -4.68
<8001> 伊藤忠 3779 -125 -4.28
<9433> KDDI 4227 -20 -4.11
<6954> ファナック 20070 -120 -4.11
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 1,879.56↓ (22/10/17 15:00)
前日比 -18.63 (-0.98%)
始値 1,881.23 (09:00) 前日終値 1,898.19 (22/10/14)
高値 1,884.43 (09:03) 年初来高値 2,042.00 (22/01/05)
安値 1,875.24 (11:04) 年初来安値 1,755.14 (22/03/09)
東証業種別ランキング:海運業が上昇率トップ15:39 配信フィスコ
海運業が上昇率トップ。そのほか空運業、陸運業も上昇。一方、卸売業が下落率トップ。そのほか鉱業、医薬品、保険業、化学工業、その他 金融業なども下落。
業種名/現在値/前日比(%)
1. 海運業 / 965.57 / 3.21
2. 空運業 / 228.19 / 1.08
3. 陸運業 / 2,000.23 / 0.34
4. 電力・ガス業 / 345.05 / -0.22
5. 銀行業 / 157.63 / -0.23
6. パルプ・紙 / 436.5 / -0.31
7. 鉄鋼 / 465.91 / -0.39
8. 水産・農林業 / 491.74 / -0.41
9. 輸送用機器 / 3,236.96 / -0.56
10. 倉庫・運輸関連業 / 2,139.25 / -0.66
11. ゴム製品 / 3,466.05 / -0.74
12. 建設業 / 1,133.91 / -0.79
13. 食料品 / 1,770.05 / -0.81
14. 非鉄金属 / 990.35 / -0.85
15. 情報・通信業 / 4,758.83 / -0.88
16. 小売業 / 1,376.01 / -0.91
17. ガラス・土石製品 / 1,070.19 / -0.92
18. 石油・石炭製品 / 1,139.09 / -1.01
19. その他製品 / 3,791.27 / -1.01
20. 不動産業 / 1,545. / -1.01
21. 電気機器 / 3,080.66 / -1.10
22. 機械 / 2,020.88 / -1.13
23. 繊維業 / 583.02 / -1.13
24. 金属製品 / 1,135.72 / -1.15
25. 証券業 / 347.41 / -1.17
26. サービス業 / 2,492.39 / -1.18
27. 精密機器 / 10,285.24 / -1.19
28. その他金融業 / 676.86 / -1.20
29. 化学工業 / 1,944.94 / -1.26
30. 保険業 / 1,259.27 / -1.27
31. 医薬品 / 3,380.06 / -1.82
32. 鉱業 / 423.03 / -2.10
33. 卸売業 / 2,070.9 / -2.12
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 16,845.51↑ (22/10/17 15:00)
前日比 -198.07 (-1.16%)
始値 16,873.70 (09:00) 前日終値 17,043.58 (22/10/14)
高値 16,897.19 (09:02) 年初来高値 18,425.37 (22/01/05)
安値 16,806.49 (11:04) 年初来安値 15,831.80 (22/03/09)
東証プライム市場指数
現在値 967.15↓ (22/10/17 15:00)
前日比 -9.61 (-0.98%)
始値 967.70 (09:00) 前日終値 976.76 (22/10/14)
高値 969.66 (09:04) 年初来高値 1,032.75 (22/08/17)
安値 964.93 (11:04) 年初来安値 934.07 (22/10/03)
東証スタンダード市場指数
現在値 971.13↓ (22/10/17 15:00)
前日比 -3.94 (-0.40%)
始値 970.82 (09:00) 前日終値 975.07 (22/10/14)
高値 972.30 (09:37) 年初来高値 1,016.72 (22/08/26)
安値 970.22 (11:07) 年初来安値 954.10 (22/07/01)
東証グロース市場指数
現在値 909.20↓ (22/10/17 15:00)
前日比 -0.56 (-0.06%)
始値 903.03 (09:00) 前日終値 909.76 (22/10/14)
高値 910.26 (14:59) 年初来高値 972.84 (22/08/17)
安値 900.02 (09:22) 年初来安値 819.87 (22/07/01)
東証グロ-ス指数は反落、個別物色中心、相対的には主力市場より底堅さも/グロース市況16:49 配信フィスコ
東証グロース市場指数:909.20 (-0.56)
出来高:9420万株
売買代金:915億円
東証マザーズ指数:715.00 (-0.58)
出来高:9129万株
売買代金:868億円
本日のグロース市場では、グロース市場指数、マザーズ指数は反落、値上がり銘柄数は249、値下り銘柄数は211、変わらずは24。本日のグロース市場は後場に底堅さを見せる展開となった。14日の米国市場でダウ平均は403.89ドル安の29634.83ドル、ナスダックは327.76ポイント安の10321.39で取引を終了。ロシアのプーチン大統領がウクライナ都市への大規模攻撃についてタカ派な姿勢を弱める発言をしたため地政学的リスクが低下。また、英国のトラス首相が財務相を交代、法人税率引上げ凍結撤回を発表したため金融市場混乱への懸念も緩和した。投資家心理が改善するなか株式は上昇してスタート。しかし、10月ミシガン大消費者信頼感指数や同指数の期待インフレ率が予想を上回ると連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げ観測がさらに強まり長期金利上昇とともに売りが再燃。引けにかけて下げ幅を拡大した。こうした米株市場の流れを受け、本日の東証グロ-ス指数は反落した。マザーズ指数やグロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は、下落してスタート。前場は両指数とももみ合いの動きに終始した。ただ、後場はマザーズ指数が下げ幅をじりじりと縮小して前週末終値水準での推移となるなど、相対的な底堅さが見られた。なお、東証マザーズ指数は0.08%安、東証グロース市場Core指数は1.18%安となった。個別では、上期決算を発表したリックソフト<4429>が19.83%安で値下がり率トップに。22年8月期決算と23年8月期見通しを発表したアイドマHD<7373>は、短期的な利益確定の売りが先行したようだ。23年2月期予想を一転して赤字に下方修正したビザスク<4490>、23年8月期の営業利益予想は前期比89.8%減の0.18億円と発表したモビルス<4370>などの下げも目立った。売買代金上位銘柄では、QDレーザ<6613>やKudan<4425>などが下落、その他値下がり率上位には、Enjin<7370>、グローバルセキュ<4417>などが顔を出した。一方、Retty<7356>が33.06%高で値上がり率トップに。東京都の「Go Toイート」再開を材料視した動きとみられる。23年2月期の上期売上高は26.33億円、営業利益は2.32億円で着地したBeeX<4270>、23年8月期は大幅営業増益見通しで配当も前期比5円増の予想となったバリュエンスホールディングス<9270>なども急騰。売買代金上位銘柄ではマイクロ波化学<9227>やそーせい<4565>、TKP<3479>などが上昇、その他値上がり率上位には、EduLab<4427>、アスタリスク<6522>、グロームHD<8938>などが顔を出した。東証グロース市場Core指数では、フリー<4478>、Appier<4180>、ビジョナル<4194>などが下落した。
マザーズ指数
現在値 715.00↓ (22/10/17 15:00)
前日比 -0.58 (-0.08%)
始値 710.16 (09:00) 前日終値 715.58 (22/10/14)
高値 715.82 (14:59) 年初来高値 995.66 (22/01/04)
安値 707.78 (09:22) 年初来安値 607.33 (22/06/20)
東証REIT指数
現在値 1,890.61↑ (22/10/17 15:00)
前日比 -11.99 (-0.63%)
始値 1,897.49 (09:00) 前日終値 1,902.60 (22/10/14)
高値 1,900.58 (09:10) 年初来高値 2,085.71 (22/01/05)
安値 1,879.12 (13:41) 年初来安値 1,792.94 (22/01/21)
日経平均VI
現在値 25.02↓ (22/10/17 15:20)
前日比 +0.30 (+1.21%)
始値 25.60 (09:00) 前日終値 24.72 (22/10/14)
高値 25.79 (09:20) 年初来高値 33.18 (22/05/10)
安値 24.93 (15:02) 年初来安値 17.87 (22/08/05)
日経VI:上昇、FRBによる積極的な金融引き締め継続を警戒16:00 配信フィスコ
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は17日、前日比+0.30(上昇率1.21%)の25.02と上昇した。なお、高値は25.79、安値は24.93。先週末に米国で発表された10月のミシガン大消費者信頼感指数や同指数の期待インフレ率が予想を上回ったことを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が積極的な金融引き締めを続けるとの観測が強まり、市場では警戒感が高まりやすくなった。こうした中、今日の東京市場は売りが先行し、日経225先物は下落、日経VIは上昇して始まった。取引開始後も日経225先物は戻りが鈍い展開となったことから、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、今日の日経VIは終日、先週末の水準を上回って推移した。
日経平均先物
現在値 26,570.00↓ (22/10/15 06:00)
前日比 -480.00 (-1.77%)
高値 27,120.00 (21:57) 始値 26,990.00 (16:30)
安値 26,570.00 (05:46) 前日終値 27,050.00 (22/10/14)
TOPIX先物
現在値 1,871.50↑ (22/10/15 06:00)
前日比 -20.50 (-1.08%)
高値 1,898.50 (22:09) 始値 1,888.50 (16:30)
安値 1,869.50 (05:49) 前日終値 1,892.00 (22/10/14)
JPX日経400先物
現在値 16,765.00↓ (22/10/15 06:00)
前日比 -240.00 (-1.41%)
高値 17,045.00 (22:10) 始値 16,965.00 (16:30)
安値 16,765.00 (06:00) 前日終値 17,005.00 (22/10/14)
東証マザーズ指数先物
現在値 696.00↓ (22/10/15 06:00)
前日比 -12.00 (-1.69%)
高値 711.00 (22:39) 始値 707.00 (16:30)
安値 692.00 (02:02) 前日終値 708.00 (22/10/14)
NYダウ先物 円建
現在値 29,697.00↑ (22/10/15 06:00)
前日比 -547.00 (-1.81%)
高値 30,470.00 (21:57) 始値 30,178.00 (16:30)
安値 29,646.00 (04:19) 前日終値 30,244.00 (22/10/14)
CME日経平均先物 円建
現在値 26,585.00 (22/10/14 16:38 CST)
前日比 -205.00 (-0.77%)
高値 27,175.00 始値 26,825.00
安値 26,580.00 前日終値 26,790.00 (22/10/13)
SGX日経平均先物
現在値 26,550.00↓ (22/10/15 05:14 SGT)
前日比 -520.00 (-1.92%)
高値 27,120.00 始値 27,040.00
安値 26,550.00 前日終値 27,070.00 (22/10/14)
長期国債先物
現在値 148.250↑ (22/10/15 05:54)
前日比 -0.080 (-0.05%)
高値 148.480 (21:50) 始値 148.400 (15:30)
安値 148.160 (03:58) 前日終値 148.330 (22/10/14)
17日の日本国債市場概況:債券先物は148円20銭で終了17:27 配信フィスコ
<円債市場>
長期国債先物2022年12月限
寄付148円26銭 高値148円28銭 安値148円16銭 引け148円20銭
売買高総計9927枚
2年 441回 -0.050%
5年 154回 0.090%
10年 368回 0.245%
20年 181回 1.105%
債券先物12月限は、148円26銭で取引を開始。前週末の欧米金利上昇を受けて売りが優勢になり、148円28銭から148円16銭まで下げた。あすの20年債入札への警戒感も売りにつながったもよう。現物債の取引では、全年限が売られた。
<米国債概況>
2年債は4.44%、10年債は3.96%、30年債は3.95%近辺で推移。
債券利回りは低下。(気配値)
<その他外債市況・10年債>
ドイツ国債は2.26%、英国債は4.04%、オーストラリア10年債は4.01%、NZ10年債は4.57%。(気配値)
日本国債3年
年利回り -0.029 (22/10/15 02:05)
前日比 +0.001
日本国債5年
年利回り 0.069 (22/10/15 02:05)
前日比 +0.002
日本国債10年
年利回り 0.250 (22/10/14 19:04)
前日比 0.000
アジア株式市場サマリー
東南アジア株式市場は大半が上昇して引けた。
シンガポール市場のストレーツ・タイムズ指数(STI)は0.78%安。この日発
表された9月の貿易統計によると、非石油製品輸出は前年同月比3.1%増加したものの
、前月に比べて伸びが縮小した。
中国・香港株式市場は値動きの激しい展開となる中、続伸して終了した。中国共産党
大会が開かれており、当局と国営企業が市場安定への取り組みを強化する兆しが見られた
。
上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数
終値は3.942ポイント(0.10%)高の3846.412。一時0.9
%下落した。
上海総合指数も一時の下げから切り返し、12.9555ポイント(0.4
2%)高の3084.9423で引けた。
ハンセン指数終値は25.21ポイント(0.15%)高の1万6612.9
0。一時1.7%下落し12年ぶりの安値を付けた。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)終値は3.93ポイント(0.07%
)高の5633.23。
クレーンシェアーズの国債部門トップ、シャオリン・チェン氏は「中国の課題は非常
に明確で、国家の安全保障と経済成長だ。金融・経済、国際的に重要性を高めるために成
長に注力しているようだ」と述べた。
チェン氏は、習近平党総書記(国家主席)が経済における民間部門の役割を再確認し
たとし、「共同富裕」の推進は中国の経済成長にとってハードルではなく方向転換との見
方を示した。
不動産株は本土市場と香港市場で前場の取引で下落した。不動
産規制に変化がないことが示されたことが背景。しかし後場に入って切り返した。
習氏が国家安全保障の維持と技術的自立を達成する能力の強化を呼びかけたことで、
防衛関連株と半導体メーカーが急伸した。また台湾問題解決の
ための武力行使の権利を放棄しないと宣言したことから、軍事関連株が物色
された。
ソウル株式市場は続伸して引けた。IT大手カカオが主導する形で序盤は下げたが、
切り返した。投資家は世界の金融市場の混乱を招いた英国の減税を巡る動きに注目してい
る。
総合株価指数(KOSPI)は0.32%高の2219.71と、日中の安値を約2
%上回る水準で終了した。
英国のハント財務相はこの日、税制と歳出に関する措置を公表する。政府の財政計画
に対する信任を回復するため、当初の予定を2週間前倒しした。
未来アセット証券のアナリストは「この報を受けて(財政)計画が撤回されるとの期
待が広がり、株価が上昇に転じた」と分析した。
カカオは5.93%安で終了。メッセージサービス「カカオトーク」の
大規模な接続障害を受けて一時約10%下げ、取引時間中としては2020年5月以来の
安値を付けた。関連会社のカカオバンクとカカオペイもそれぞれ
5.14%、4.16%下落した。
海外勢は2640億ウォン(約1億8388万ドル)相当の買い越し。買い越しはこ
れで11営業日連続となった。
シドニー株式市場は反落して引けた。インフレ圧力の高まりと世界的な景気後退を巡
る懸念が地合いを圧迫し、コモディティー(商品)関連銘柄が主導する形で下げた。
中国共産党の習近平総書記(国家主席)が党大会の開幕に当たってゼロコロナ政策の
実効性を改めて強調したことも、投資家心理を悪化させた。
S&P/ASX200指数は1.4%安で終了。サブ指数は全面安となった。
鉱業株指数は約2%安。中国の鉄鉱石価格の軟調が響いた。リオティントと
BHPグループ、フォーテスキュー・メタルズ・グループは1.1ー2.3%下落した。
産金株指数は約2.7%安。ドル相場の下落に伴って金相場が若干上昇した
ものの、指数への影響はなかった。ニュークレスト・マイニングは1.8%安、ノーザン
・スター・リソーシズは4%安。
建設大手アドブリABCは約21.7%安と、上場銘柄の中で下落率トップ
。今年度の業績低迷の見通しを示し、最高経営責任者(CEO)が辞任したことが弱材料
になった。
カジノ大手スター・エンターテインメントは1.5%高。マネーロンダリン
グ(資金洗浄)などに関する法令違反を受け、規制当局がシドニーにある同社カジノの運
営担当者を任命したことが材料視された。
終値 前日比 % 始値 高値 安値
中国 上海総合指数 3084.9423 + 12.9555 + 0.42 3060.5176 3087.1944 3052.7149
前営業日終値 3071.9868
中国 CSI300指数 3846.412 +3.942 +0.10 3822.243 3849.621 3809.120
前営業日終値 3842.470
香港 ハンセン指数 16612.90 +25.21 +0.15 16479.74 16754.52 16308.95
前営業日終値 16587.69
香港 ハンセン中国株指数 5633.23 +3.93 +0.07 5597.67 5689.01 5508.46
前営業日終値 5629.30
韓国 総合株価指数 2219.71 +7.16 +0.32 2187.17 2221.05 2177.66
前営業日終値 2212.55
台湾 加権指数 12966.05 -162.07 -1.23 12988.83 12988.83 12814.82
前営業日終値 13128.12
豪 S&P/ASX指数 6664.40 -94.40 -1.40 6758.90 6758.90 6645.20
前営業日終値 6758.80
シンガポール ST指数 3015.75 -23.86 -0.78 3025.51 3032.80 2991.05
前営業日終値 3039.61
マレーシア 総合株価指数 1386.27 +3.80 +0.27 1383.50 1389.21 1376.68
前営業日終値 1382.47
インドネシ 総合株価指数 6831.115 +16.585 +0.24 6814.530 6836.975 6747.38
ア 前営業日終値 6814.530
フィリピン 総合株価指数 5970.33 +65.58 +1.11 5901.55 5977.13 5891.78
前営業日終値 5904.75
ベトナム VN指数 1051.58 -10.27 -0.97 1061.85 1061.85 1033.59
前営業日終値 1061.85
タイ SET指数 1571.40 +10.62 +0.68 1563.05 1573.67 1553.80
前営業日終値 1560.78
インド SENSEX指数 58410.98 +491.01 +0.85 57752.50 58449.00 57639.80
前営業日終値 57919.97
インド NSE指数 17311.80 +126.10 +0.73 17144.80 17328.55 17098.55
前営業日終値 17185.70
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド▼0.76%10,785.92-82.17H:10,868.09L:10,736.8110/17
[CFD] 日本 日経平均26,909.00日経比:+133▲0.50%H:26,918L:26,69121:56
中国 上海B株▼0.20%294.44-0.59H:294.75L:292.9710/17
中国 上海A株▲0.42%3,232.84+13.55H:3,235.20L:3,199.0410/17
中国 深セン成分▲0.36%11,162.26+40.54H:11,173.39L:11,041.5810/17
中国 深センB株▼0.67%1,132.42-7.61H:1,139.14L:1,124.4910/17
中国 深センA株▲0.68%2,090.02+14.15H:2,091.44L:2,062.3910/17
[CFD] HangSeng サンデー16,674.80指数比:+61▲0.37%H:16,752L:16,26521:56
香港 レッドチップ指数▼0.35%3,286.50-11.60H:3,307.61L:3,260.3210/17
17日の中国本土市場概況:上海総合0.4%高で続伸、中国の景気対策に期待感16:51 配信フィスコ
週明け17日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比12.96ポイント(0.42%)高の3084.94ポイントと続伸した。約3週ぶりの高値水準を回復している。
中国の景気テコ入れスタンスが好感される流れ。16日開幕の共産党大会の冒頭演説で習近平・総書記(国家主席)は、「実体経済に重点を置き経済を発展させる」との方針を示した。主要な国営の各商業銀行もそれに対し支持を表明。主要行は実体経済のために足もとで融資を拡大してきたと説明し、これからも投融資を積極化すると説明した。ただ、指数は安く推移する場面もみられている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、医薬品の上げが目立つ。江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が4.1%高、健康元薬業集団(600380/SH)が3.4%高、薬明康徳(603259/SH)が1.8%高、北京同仁堂(600085/SH)が1.7%高で引けた。
証券・保険株もしっかり。中国光大証券(601788/SH)が1.5%、興業証券(601377/SH)と中原証券(601375/SH)がそろって1.4%、中国人寿保険(601628/SH)が1.5%、中国人民保険集団(601319/SH)が1.4%ずつ上昇した。当局の株価対策が追い風。中国証券監督管理委員会(証監会)は14日、上場企業の自社株買い規則を改定する方針を明らかにしている。条件を緩和することで、上場企業に自社株買いを促す狙いだ。
軍事関連株も物色される。航空機開発・製造・販売の中航瀋飛(600760/SH)が6.8%高、航空宇宙製品の江西洪都航空工(600316/SH)が4.0%高、衛星開発・運用の中国衛星(600118/CH)が3.3%高、航空用エンジンメーカーの中航動力(600893/SH)が3.1%高と値を上げた。台湾政策について習総書記は、「武力行使を放棄しない」と明言。予算増の思惑が広がった。ハイテク株、運輸株、素材株、不動産株なども買われている。台湾の台湾証券取引所加権指数(TAIEX)はこの日、162.07ポイント(1.23%)安の1万2966.05ポイントに下落した。
半面、発電・電力設備株はさえない。華電国際電力(600027/SH)が2.4%安、華能国際電力(600011/SH)が2.3%安、国電電力発展(600795/SH)が1.5%安、東方電気(600875/SH)が2.1%安、国電南瑞科技(600406/SH)が1.4%安と値を下げた。エネルギー株、消費関連株、銀行株なども売られている
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.59ポイント(0.20%)安の294.44ポイント、深センB株指数が7.61ポイント(0.67%)安の1132.42ポイントで終了した。
17日の香港市場概況:ハンセン0.2%高で続伸、翰森製薬13%上昇17:54 配信フィスコ
週明け17日の香港市場は、主要73銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比25.21ポイント(0.15%)高の16612.90ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が3.93ポイント(0.07%)高の5633.23ポイントと小幅ながらそろって続伸した。売買代金は957億6280万香港ドルにとどまっている(14日は1019億3560万香港ドル)。
中国の景気テコ入れスタンスが相場を支える流れ。16日開幕の共産党大会の冒頭演説で習近平・総書記(国家主席)は、「実体経済に重点を置き経済を発展させる」との方針を示した。主要な国営の各商業銀行もそれに対する支持を表明。主要行は実体経済のために足もとで融資を拡大してきたと説明し、これからも投融資を積極化すると強調した。中国経済の先行きや米国の金融引き締めを不安視した売りが先行したものの、本土株が高く引ける中、香港の指数も引けにかけてプラスに転じている。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、江蘇省拠点の翰森製薬集団(3692/HK)が13.2%高、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が3.9%高、不動産管理サービスの碧桂園服務HD(6098/HK)が3.8%高と上げが目立った。
セクター別では、中国の金融が高い。招商銀行(3968/HK)が2.3%、中国工商銀行(1398/HK)が1.7%、中国銀行(3988/HK)が1.6%、新華人寿保険(1336/HK)が1.7%、中国太平洋保険集団(2601/HK)と中国人民財産保険(PICC:2328/HK)がそろって1.3%ずつ上昇した。
農業関連セクターも物色される。肥料販売中国最大手の中化化肥HD(297/HK)が3.5%高、化学肥料メーカーの中国心連心化肥(1866/HK)が2.7%高、農機メーカー中国大手の第一トラクター(38/HK)が1.4%高で取引を終えた。
半面、自動車セクターは安い。蔚来集団(9866/HK)が5.1%、小鵬汽車(9868/HK)が4.1%、理想汽車(2015/HK)が4.0%、吉利汽車HD(175/HK)が2.1%ずつ下落した。
一方、本土市場は続伸。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.42%高の3084.94ポイントで取引を終了した。医薬品株が高い。保険・証券株、軍事関連株、ハイテク株、運輸株、素材株、不動産株なども買われた。半面、発電・電力設備株は安い。エネルギー株、消費関連株、銀行株も売られた。