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「餃子の王将」による不適切取引の相手とされた企業グループを経営していた70代の男性から、参考人として任意で事情を聴いたことが判明

2022-10-31 10:33:39 | 政治経済問題
© 毎日新聞 提供 王将の主な不適切取引





「餃子の王将」を全国展開する王将フードサービス(京都市山科区)の社長だった大東隆行さん(当時72歳)が2013年12月に射殺された事件を巡り、京都府警と福岡県警の合同捜査本部が、同社による不適切取引の相手とされた企業グループを経営していた70代の男性から、参考人として任意で事情を聴いたことが判明した。企業グループには王将側から約200億円が流出したとされ、捜査本部は事件と関係があるか慎重に調べを進める。捜査本部は、男性の関係先の家宅捜索も行った。

 同社は16年3月、第三者委員会による調査結果を発表。調査報告書などによると、1995~2005年ごろ、王将やその子会社は、福岡県を拠点とするこの企業グループとの間で「経済合理性の明らかでない」貸し付けや不動産取引を14件、繰り返していた。流出した約200億円のうち約170億円が未回収だと指摘された。

 00年4月に社長に就任した大東さんは当初、企業グループとの債権回収の交渉を、創業者の親族に任せていた。しかし経営危機に直面し、03年7月ごろからは自身が直接交渉。14件については清算を終えたが、企業グループとの関係を解消しきれなかったという。

 これらの内容は、同社が東証移行を前に設置した再発防止委員会が13年11月にまとめた報告書に記されたが、公表はされなかった。大東さんが殺害されたのは、その1カ月後だった。

容疑者の勾留を決定、11月8日まで

 京都地裁は30日、事件で殺人などの容疑で逮捕された特定危険指定暴力団・工藤会系組幹部、田中幸雄容疑者(56)について、勾留を認める決定を出した。勾留期間は11月8日までの10日間。

 地裁は30日、裁判官が容疑者の言い分を聞く「勾留質問」を行った上で、勾留を決めた。田中容疑者を乗せた車は同日午前11時半ごろ、留置先の京都府警山科署を出発。前後を捜査車両にガードされながら地裁に向かった。
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