東京マーケット・サマリー
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後5時現在 145.71/73 1.0064/68 146.67/71
NY午後5時 146.35/38 1.0077/81 147.59/63
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の145円後半。米利上げ観測の後退で売りが勢いづき、一時145.11円と政府・日銀が円買い介入を行った21日以来の安値を付けた。市場では「150円を超えたことでいったんドル高はピークアウトした可能性がある」(外銀)との声が出ている。
<株式市場>
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 27345.24 -86.60 27407.23 27,330.79─27,450.26
TOPIX 1905.56 -12.65 1916.86 1,905.48─1,916.86
プライム指数 980.54 -6.52 985.71 980.54─985.71
スタンダード指数 987.69 -2.84 990.44 987.65─990.44
グロース指数 950.59 -0.59 948.36 947.04─956.06
東証出来高(万株) 107864 東証売買代金(億円) 26894.12
東京株式市場で日経平均は、前営業日比86円60銭安の2万7345円24銭と4日ぶりに反落して取引を終えた。米大手ハイテク企業のさえない決算やドル/円の下落が重しとなった。一方、米長期金利の上昇が一服する中、グロース(成長)株を物色する動きもみられ、強弱感が対立した。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが484銘柄(26%)、値下がりは1273銘柄(69%)、変わらずは80銘柄(4%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.056
ユーロ円金先(22年12月限) ───
3カ月物TB ───
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.056%になった。前営業日(マイナス0.060%)から上昇した。「週末前に前倒しで調達の動きが出ている」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。
<円債市場>
国債先物・22年12月限 148.66 (+0.34)
安値─高値 148.50─148.75
10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.250% (変わらず)
安値─高値 0.250─0.250%
国債先物中心限月12月限は前営業日比34銭高の148円66銭と続伸して取引を終えた。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比変わらずの0.250%。カナダ銀行(BOC、中央銀行)の利上げ幅が市場予想を下回ったことで、海外金利が低下し、円債も買い優勢の展開となったが、超長期債は不安定な動きが続いた。
<スワップ市場・気配>
2年物 0.19─0.09
3年物 0.24─0.14
4年物 0.29─0.19
5年物 0.34─0.24
7年物 0.47─0.37
10年物 0.64─0.54
日経平均は86円安と4日ぶり反落、終日弱い展開で推移し取引終了間際に安値=27日後場/国内市況ニュース/モーニングスター 2022/10/27 15:24
27日後場の日経平均株価は、前日比86円60銭安の2万7345円24銭と4日ぶりに反落して取引を終えた。取引終了間際には、同101円05銭安の2万7330円79銭と、きょうの安値を付けている。朝方から売り優勢で取引を開始。手控えムードが強まるなか、前場には下げ渋り、プラス転換する場面もみられた。ただ、積極的に買い進む動きは限られ、終日弱い展開で推移した。為替市場ではドル・円相場が一時1ドル=145円10銭台(26日は147円08-11銭)に入るなど、午後に入り円高方向に振れたが、影響は限られた。東証プライムの出来高は10億7864万株、売買代金は2兆6894億円。騰落銘柄数は値上がり484銘柄、値下がり1273銘柄、変わらず80銘柄だった。
市場では「メタ(旧フェイスブック)やマイクロソフトなどの決算が振るわず、米企業決算への警戒感が高まり、日本株も見送りムード包まれた」(中堅証券)との声が聞かれた。
業種別では、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>などの銀行株や、郵船<9101>、商船三井<9104>などの海運株が下落。帝人<3401>、東レ<3402>などの繊維株や、王子HD<3861>、日本紙<3863>などのパルプ紙株も安い。クレセゾン<8253>、オリックス<8591>などのその他金融株や、アサヒ<2502>、キリンHD<2503>などの食料品も軟調。バンナム<7832>、任天堂<7974>などのその他製品株や、第一生命HD<8750>、東京海上<8766>などの保険株も下げた。東証業種別指数は全33業種のうち、28業種が下落、5業種が上昇した。
個別では、信越ポリ<7970>、フューチャー<4722>、京都銀行<8369>、北國FHD<7381>、キヤノン<7751>などが下落。半面、イーソル<4420>、九電工<1959>、トビラS<4441>、カプコン<9697>、ソシオネクス<6526>などが上昇した。
日本・中国株式指数
名称 値 前日比 前日比(%) 1ヶ月利回り変化幅 年間利回り変化幅 更新日時 (JST)
TOPIX 500 INDEX (東証)
1,480.70 -9.89 -0.66% +1.76% -5.41% 15:00
TOPIX 100 INDEX (東証)
1,258.87 -9.12 -0.72% +2.19% -4.88% 15:00
日経平均株価
27,345.24 -86.60 -0.32% +2.91% -6.02% 15:15
日経500平均
2,539.28 -2.34 -0.09% +2.11% -10.58% 15:15
TOPIX (東証株価指数)
1,905.56 -12.65 -0.66% +1.74% -5.38% 15:00
日経300指数
402.48 -2.82 -0.70% +1.81% -4.81% 15:15
東証REIT指数
1,960.65 +24.06 +1.24% +0.62% -5.83% 15:00
TOPIX CORE 30 IDX (東証)
921.20 -5.75 -0.62% +2.36% -4.18% 15:00
東証マザーズ指数
747.82 -0.50 -0.07% +6.64% -32.63% 15:00
TOPIX SMALL INDEX (東証)
2,288.32 -14.27 -0.62% +1.48% -5.06% 15:00
TOPIX MID 400 INDX (東証)
2,046.11 -11.09 -0.54% +0.84% -6.56% 15:00
TOPIX LARGE 70 IDX (東証)
1,953.54 -16.93 -0.86% +1.93% -5.82% 15:00
中国 上海総合指数
2,982.90 -16.60 -0.55% -3.59% -16.26% 17:29
中国 上海A株指数
3,126.26 -17.34 -0.55% -3.59% -16.26% 17:29
中国 深センA株指数
2,035.17 -13.13 -0.64% -2.21% -18.88% 16:00
中国 深セン成分指数
10,750.14 -68.19 -0.63% -3.80% -25.31% 16:00
中国 上海B株指数
288.72 +2.30 +0.80% +1.87% +4.56% 17:29
中国 深センB株指数
1,100.71 -2.02 -0.18% -5.00% -5.34% 16:00
中国 上海50A株指数
2,381.26 -19.25 -0.80% -9.90% -26.66% 17:29
中国 上海180A株指数
7,678.34 -43.74 -0.57% -6.97% -24.07% 17:29
中国 上海新総合指数(G株)
2,519.86 -14.08 -0.56% -3.60% -16.30% 17:29
中国 創業板指数
2,337.25 -35.63 -1.50% -1.58% -29.37% 16:00
上海/シンセン CSI300指数
3,631.14 -25.76 -0.70% -6.71% -25.87% 16:00
中国 深セン総合指数
1,945.38 -12.54 -0.64% -2.21% -18.86% 16:00
日経平均
現在値 27,345.24↑ (22/10/27 15:15)
前日比 -86.60 (-0.32%)
始値 27,407.23 (09:00) 前日終値 27,431.84 (22/10/26)
高値 27,450.26 (09:22) 年初来高値 29,388.16 (22/01/05)
安値 27,330.79 (15:00) 年初来安値 24,681.74 (22/03/09)
日経平均寄与度ランキング(大引け)~日経平均は4日ぶり反落、KDDIとキヤノンが2銘柄で約21円分押し下げ16:25 配信フィスコ
27日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり54銘柄、値下がり164銘柄、変わらず7銘柄となった。
日経平均は4日ぶり反落。26日の米株式市場でダウ平均は2.37ドル高とほぼ横ばい。新築住宅販売件数の減少などを背景にした景気減速懸念から売りが先行。一方、カナダ中央銀行が予想より小幅な利上げを発表したことで、米国での利上げ減速期待が強まり、長期金利の低下を背景にダウ平均は上昇に転じた。他方、主力企業の決算に失望した売りでナスダック総合指数は-2.03%と大幅反落。日経平均は24.61円安とほぼ横ばいからスタート。前日の米国の主要株価指数や主要企業の決算がまちまちだったことで、手掛かり材料難の中、前日終値近辺での一進一退が続いた。時間外取引のダウ平均先物や中国・香港株の上昇が支援要因になった一方、米メタ・プラットフォームズの決算を受けた株価急落が重石になった。今晩のアップルやアマゾンの決算に対する警戒感もあり、後場はじり下げ基調となった。
大引けの日経平均は前日比86.60円安の27345.24円となった。東証プライム市場の売買高は10億7864万株、売買代金は2兆6894億円だった。セクターでは銀行、海運、繊維製品が下落率上位となった一方、鉱業、電気・ガス、石油・石炭が上昇率上位となった。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の69%、対して値上がり銘柄は26%だった。
値下がり寄与トップはKDDI<9433>となり1銘柄で日経平均を約10円押し下げた。同2位はキヤノン<7751>となり、日東電<6988>、エプソン<6724>、アサヒ<2502>、京セラ<6971>、トレンド<4704>などがつづいた。
一方、値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり1銘柄で日経平均を約25円押し上げた。同2位は東エレク<8035>となり、ソフトバンクG<9984>、第一三共<4568>、アドバンテ<6857>、ダイキン<6367>、エーザイ<4523>などがつづいた。
*15:00現在
日経平均株価 27345.24(-86.60)
値上がり銘柄数 54(寄与度+107.69)
値下がり銘柄数 164(寄与度-194.29)
変わらず銘柄数 7
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9983> ファーストリテ 83930 740 +25.34
<8035> 東エレク 39590 410 +14.04
<9984> ソフトバンクG 6087 56 +11.51
<4568> 第一三共 4619 78 +8.01
<6857> アドバンテス 7520 110 +7.53
<6367> ダイキン工 22065 180 +6.16
<4523> エーザイ 8865 173 +5.92
<6305> 日立建機 2870 129 +4.42
<6594> 日本電産 8364 133 +3.64
<6506> 安川電 4170 100 +3.42
<6861> キーエンス 52010 790 +2.71
<7733> オリンパス 3088 19 +2.60
<6954> ファナック 20555 70 +2.40
<6273> SMC 58930 550 +1.88
<6301> コマツ 2789 27 +0.92
<5713> 住友鉱 4263 54 +0.92
<6645> オムロン 7040 26 +0.89
<7735> スクリーンHD 8210 70 +0.48
<5019> 出光興産 3295 30 +0.41
<4151> 協和キリン 3465 10 +0.34
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<9433> KDDI 4354 -52 -10.68
<7751> キヤノン 3136 -208 -10.68
<6988> 日東電 7830 -240 -8.22
<6724> エプソン 1988 -100 -6.85
<2502> アサヒ 4139 -190 -6.51
<6971> 京セラ 7310 -81 -5.55
<4704> トレンド 7460 -160 -5.48
<9735> セコム 8492 -157 -5.38
<4901> 富士フイルム 6766 -145 -4.97
<4324> 電通グループ 4675 -135 -4.62
<2801> キッコマン 8040 -130 -4.45
<6098> リクルートHD 4578 -43 -4.42
<7741> HOYA 14450 -250 -4.28
<7267> ホンダ 3301 -60 -4.11
<8015> 豊田通商 4680 -120 -4.11
<6902> デンソー 7182 -118 -4.04
<3382> 7&iHD 5483 -109 -3.73
<7203> トヨタ自 1999 -21 -3.60
<4543> テルモ 4500 -25 -3.42
<9613> NTTデータ 2127 -20 -3.42
日経平均寄与度
TOPIX
現在値 1,905.56↑ (22/10/27 15:00)
前日比 -12.65 (-0.66%)
始値 1,916.86 (09:00) 前日終値 1,918.21 (22/10/26)
高値 1,916.86 (09:00) 年初来高値 2,042.00 (22/01/05)
安値 1,905.48 (15:00) 年初来安値 1,755.14 (22/03/09)
東証業種別ランキング:銀行業が下落率トップ15:43 配信フィスコ
銀行業が下落率トップ。そのほか海運業、繊維業、パルプ・紙、その他 金融業 なども下落。一方、鉱業が上昇率トップ。そのほか電力・ガス業、石油・石炭製品、機械、医薬品も上昇。
業種名/現在値/前日比(%)
1. 鉱業 / 436.01 / 1.33
2. 電力・ガス業 / 349.19 / 0.57
3. 石油・石炭製品 / 1,154.74 / 0.47
4. 機械 / 2,069.69 / 0.42
5. 医薬品 / 3,471.8 / 0.30
6. 電気機器 / 3,185.52 / -0.11
7. 陸運業 / 1,949.75 / -0.12
8. 非鉄金属 / 988.21 / -0.18
9. 不動産業 / 1,520.15 / -0.24
10. 鉄鋼 / 453.62 / -0.30
11. 小売業 / 1,362.63 / -0.37
12. 金属製品 / 1,143.08 / -0.43
13. ゴム製品 / 3,619.84 / -0.48
14. ガラス・土石製品 / 1,069.32 / -0.53
15. 情報・通信業 / 4,939.63 / -0.61
16. サービス業 / 2,557.47 / -0.72
17. 精密機器 / 10,541.01 / -0.73
18. 水産・農林業 / 490.01 / -0.81
19. 卸売業 / 2,092.87 / -0.85
20. 化学工業 / 1,951.69 / -0.85
21. 証券業 / 347.2 / -0.89
22. 倉庫・運輸関連業 / 2,116.81 / -0.90
23. 空運業 / 228.32 / -0.92
24. 輸送用機器 / 3,254.39 / -1.11
25. 建設業 / 1,132.89 / -1.11
26. 保険業 / 1,286.94 / -1.27
27. その他製品 / 3,756.91 / -1.32
28. 食料品 / 1,739.33 / -1.33
29. その他金融業 / 679.07 / -1.35
30. パルプ・紙 / 424.39 / -1.47
31. 繊維業 / 580.54 / -1.53
32. 海運業 / 964.38 / -2.60
33. 銀行業 / 158.14 / -3.06
業種別(東証株価指数33業種)
JPX日経インデックス400
現在値 17,139.54↑ (22/10/27 15:00)
前日比 -104.22 (-0.60%)
始値 17,233.37 (09:00) 前日終値 17,243.76 (22/10/26)
高値 17,233.37 (09:00) 年初来高値 18,425.37 (22/01/05)
安値 17,138.47 (15:00) 年初来安値 15,831.80 (22/03/09)
東証プライム市場指数
現在値 980.54↓ (22/10/27 15:00)
前日比 -6.52 (-0.66%)
始値 985.71 (09:00) 前日終値 987.06 (22/10/26)
高値 985.71 (09:00) 年初来高値 1,032.75 (22/08/17)
安値 980.54 (15:00) 年初来安値 934.07 (22/10/03)
東証スタンダード市場指数
現在値 987.69↓ (22/10/27 15:00)
前日比 -2.84 (-0.29%)
始値 990.44 (09:00) 前日終値 990.53 (22/10/26)
高値 990.44 (09:00) 年初来高値 1,016.72 (22/08/26)
安値 987.65 (14:56) 年初来安値 954.10 (22/07/01)
東証グロース市場指数
現在値 950.59↓ (22/10/27 15:00)
前日比 -0.59 (-0.06%)
始値 948.36 (09:00) 前日終値 951.18 (22/10/26)
高値 956.06 (10:49) 年初来高値 972.84 (22/08/17)
安値 947.04 (09:02) 年初来安値 819.87 (22/07/01)
東証グロ-ス指数は小反落、時価総額上位銘柄中心に軟調推移/グロース市況16:28 配信フィスコ
東証グロース市場指数:950.59 (-0.59)
出来高:8942万株
売買代金:1580億円
東証マザーズ指数:747.82 (-0.50)
出来高:7275万株
売買代金:1285億円
本日のグロース市場は、グロース市場指数、マザーズ指数はそろって小幅に反落、値上がり銘柄数は203、値下り銘柄数は253、変わらずは34。本日のグロース市場はもみ合い展開となった。前日26日の米株式市場のNYダウは小幅に続伸。連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ減速見通しが強まり、長期金利がさらに低下したほか、ビザの好決算を好感した買いが下値を支えダウは上昇した。一方、ナスダック総合指数はアルファベットやマイクロソフトの弱い決算に失望した売りに押され大幅安。まちまちとなった米株市場を横目に、本日の東証グロ-ス指数は反落した。マザーズ指数は下落してスタートした後、下げ幅を縮小して朝方にプラス圏に浮上。その後上げ幅を拡げるも買いは続かず前引けにかけて失速、後場からは前日終値付近でのもみ合い展開となった。一方、グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は下落してスタート後、マイナス圏で推移したまま前引けにかけて下げ幅を拡げた。その後も軟調な展開となってほぼ安値引けとなった。引け後に決算を発表したメタが時間外で急落、米主要グロース株の冴えない決算が続いていることが国内の個人投資家心理にネガティブに働いた。ただ、米長期金利は低下しており、個別に材料が出た銘柄には物色が向かっていた。東証マザーズ指数は0.07%安、東証グロース市場Core指数は1.47%安で直近堅調に推移していた時価総額上位銘柄が利食い売り優勢となり下落をけん引した。個別では、前日から売り優勢の展開が続いているPBシステムズ<4447>が8%安で値下がり率トップに、直近堅調に推移していたフリー<4478>が利食い売り優勢から6%安となった。また、23年3月期上期の営業利益が前年同期比18.1%減の3.71億円となった弁護士ドットコム<6027>は5%安となった。時価総額上位銘柄では、フリーのほか、そーせい<4565>やAppier<4180>などが軟調に推移、値下り率上位には、グロームHD<8938>、和心<9271>などが顔を出した。一方、23年3月期第2四半期の売上収益が速報ベースで前年同期比66%増の9.39億円となる見込みとなったポート<7047>が9%高に、前日から買い優勢の展開が続いているBlueMeme<4069>が9%高となった。また、JR東<9020>とKDDI<9433>が共同で提供している「空間自在ワークプレイスサービス」のシステム導入と運用支援業務を受託したエコモット<3987>が6%高となった。時価総額上位銘柄では、ビジョナル<4194>やANYCOLOR<5032>が上昇、値上がり率上位には、坪田ラボ<4890>、FHTホールディングス<3777>などが顔を出した。東証グロース市場Core指数では、フリー、そーせい、Appierなどが下落した。
マザーズ指数
現在値 747.82↓ (22/10/27 15:00)
前日比 -0.50 (-0.07%)
始値 746.04 (09:00) 前日終値 748.32 (22/10/26)
高値 752.10 (10:49) 年初来高値 995.66 (22/01/04)
安値 745.00 (09:02) 年初来安値 607.33 (22/06/20)
東証REIT指数
現在値 1,960.65↑ (22/10/27 15:00)
前日比 +24.06 (+1.24%)
始値 1,926.07 (09:00) 前日終値 1,936.59 (22/10/26)
高値 1,960.65 (15:00) 年初来高値 2,085.71 (22/01/05)
安値 1,921.66 (09:04) 年初来安値 1,792.94 (22/01/21)
日経平均VI
現在値 23.23↓ (22/10/27 15:20)
前日比 -0.21 (-0.90%)
始値 22.97 (09:00) 前日終値 23.44 (22/10/26)
高値 23.31 (15:07) 年初来高値 33.18 (22/05/10)
安値 22.79 (09:24) 年初来安値 17.87 (22/08/05)
日経VI:小幅に低下、株価底堅いとの見方から警戒感は広がらず16:00 配信フィスコ
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は27日、前日比-0.21(低下率0.90%)の23.23と低下した。なお、高値は23.31、安値は22.79。昨日の米株式市場でダウ平均が小幅に上昇した一方、ナスダック総合指数は2%を超す下げとなった。こうした値動きを受け、今日の日経225先物は昨日と同水準で取引を開始した後は、やや軟調な動きとなった。ただ、下値を売り急ぐ動きは見られず、日経225先物が昨日までの3日続伸で540円上昇した後にしては底堅いとの見方から、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードは広がらず、今日の日経VIは終日、昨日の水準を下回って推移した。
日経平均先物
現在値 27,440.00↑ (22/10/27 06:00)
前日比 0.00 (0.00%)
高値 27,620.00 (00:13) 始値 27,450.00 (16:30)
安値 27,370.00 (05:08) 前日終値 27,440.00 (22/10/26)
TOPIX先物
現在値 1,918.50↑ (22/10/27 06:00)
前日比 0.00 (0.00%)
高値 1,929.00 (00:19) 始値 1,919.00 (16:30)
安値 1,914.00 (04:59) 前日終値 1,918.50 (22/10/26)
JPX日経400先物
現在値 17,230.00↑ (22/10/27 06:00)
前日比 0.00 (0.00%)
高値 17,330.00 (00:41) 始値 17,245.00 (16:30)
安値 17,210.00 (21:45) 前日終値 17,230.00 (22/10/26)
東証マザーズ指数先物
現在値 751.00↑ (22/10/27 06:00)
前日比 +4.00 (+0.54%)
高値 757.00 (00:03) 始値 749.00 (16:30)
安値 747.00 (22:31) 前日終値 747.00 (22/10/26)
NYダウ先物 円建
現在値 31,987.00↑ (22/10/27 06:00)
前日比 +207.00 (+0.65%)
高値 32,188.00 (00:43) 始値 31,799.00 (16:30)
安値 31,735.00 (21:46) 前日終値 31,780.00 (22/10/26)
CME日経平均先物 円建
現在値 27,445.00↑ (22/10/26 15:59 CST)
前日比 -110.00 (-0.40%)
高値 27,625.00 始値 27,465.00
安値 27,375.00 前日終値 27,555.00 (22/10/25)
SGX日経平均先物
現在値 27,420.00↓ (22/10/27 05:14 SGT)
前日比 0.00 (0.00%)
高値 27,630.00 始値 27,415.00
安値 27,365.00 前日終値 27,420.00 (22/10/26)
長期国債先物
現在値 148.390↑ (22/10/27 05:54)
前日比 +0.070 (+0.05%)
高値 148.540 (16:00) 始値 148.400 (15:30)
安値 148.270 (21:23) 前日終値 148.320 (22/10/26)
27日の中国本土市場概況:上海総合0.6%安で反落、発電株に売り16:50 配信フィスコ
27日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比16.60ポイント(0.55%)安の2982.90ポイントと反落した。
中国企業の業績懸念が相場を重くする流れ。全国工業企業の今年1~9月利益総額は、前年同期比2.3%減の6兆2441億8000万人民元(約126兆円)に縮小している。ただ、大きく売り込む動きはみられない。中国経済対策の期待感は持続している。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、発電の下げが目立つ。大唐国際発電(601991/SH)がストップ(10.0%)安、華能国際電力(600011/SH)が9.6%安、華電国際電力(600027/SH)が5.8%安、上海電力(600021/SH)が4.5%安で引けた。
酒造・食品株も安い。青島ビール(600600/SH)が8.7%、貴州茅台酒(600519/SH)が4.3%、仏山市海天調味食品(603288/SH)が6.2%、新疆天潤乳業(600419/SH)が2.3%ずつ下落した。素材株、インフラ関連株、銀行・保険株なども売られている。
半面、不動産株はしっかり。格力地産(600185/SH)が3.8%、信達地産(600657/SH)が1.9%、保利地産(600048/SH)が1.4%、新城控股集団(601155/SH)が1.0%ずつ上昇した。産業支援策が期待される。国務院(内閣に相当)は26日、不動産市場の安定的で健全な発展を維持する方針を明らかにした。そのほか、エネルギー株、医薬品株、証券株も買われている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.30ポイント(0.80%)高の288.72ポイント、深センB株指数が2.02ポイント(0.18%)安の1100.71ポイントで終了した。
日本国債3年
年利回り -0.014 (22/10/27 02:05)
前日比 +0.002
日本国債5年
年利回り 0.096 (22/10/27 02:05)
前日比 +0.002
日本国債10年
年利回り 0.253 (22/10/27 02:05)
前日比 +0.003
アジア株式市場サマリー
中国株式市場は反落して終了した。中国工業部門企業利益が低調だったことや、新型
コロナウイルスの感染拡大が嫌気された。
香港市場は続伸した。主要中銀の引き締めペースが鈍化するとの期待で上昇した他の
アジア市場に追随した。
中国市場の消費関連株と工業株は景気見通しの悪化で下落した。地
政学的緊張の高まりからこのところ大幅上昇していた防衛関連株には調整の
動きが広がった。
中国の伝統医薬関連銘柄指数は3カ月ぶり高値を付けた。
香港市場は大半のセクターが上昇した。しかし不動産市場の低迷が長引く中、本土系
不動産開発会社は最安値を更新した。
ハンセンテクノロジー指数は3日続伸し、24日の10%の下げをほぼ取
り戻した。
アリババは4.1%、JDドットコム(京東商城)は5.9%そ
れぞれ上昇した。
ソウル株式市場は続伸し、約1カ月ぶりの高値で引けた。好決算の電池メーカーが上
昇をけん引。各国の中央銀行による金融引き締めが減速するとの期待も支援材料となった
。
大信証券のアナリストは「利上げ減速期待が続いている。このため、米IT大手の決
算が軟調でも、投資家心理は支えられた」と分析した。
電池メーカー株は7─9月期決算の好調を材料に上昇した。LGエナジー・ソリュー
ションは2.08%高。サムスンSDIは7.39%高、SKイ
ノベーションは10.39%高。
半導体大手サムスン電子は小幅高。同社は7─9月期決算が31%の営
業減益となった上、地政学的な先行き不透明感を理由に2023年序盤まで需要が減退す
る見込みを示したが、株価への影響は限定的だった。同業SKハイニックス
は4.15%安と、6月中旬以来の安値。
サムスンC&Tは6.25%高と、4月下旬以来の大幅高。サムスン電
子の事実上のトップである李在鎔氏が執行会長に指名されたことが材料視された。
海外勢は3807億ウォン(約2億6846万ドル)相当の買い越し。
シドニー株式市場は4営業日続伸して引けた。堅調な商品(コモディティー)相場に
支援され、1カ月半ぶりの高値まで上昇。ただ、オーストラリアのインフレ率が市場予想
を上回ったことが響き、上値は抑制された。
鉱業株指数は1.9%高。鉱業各社が相次いで好調な生産報告を発表したことから、
鉄鉱石相場の下落をめぐる不安が和らいだ。
中国以外で最大のレアアース(希土類)採掘業者のライナスは、34.7%
の増収となった7ー9月期決算が好感され、株価が1カ月半ぶりの高値まで上昇した。
産金株指数は3.7%高。ドル安に支援された金相場の上昇が追い風となっ
た。エネルギー株指数は原油相場の上昇を背景に2.4%高。
一方、金融株指数は約0.4%安。7ー9月期の豪消費者物価指数(CPI
)の伸び率が32年ぶりの高水準となったことから、中央銀行が改めて大幅利上げを迫ら
れると見込まれた。四大銀行のうち3行が0.5%ー3.3%安。コモンウェルス銀行(
CBA)は0.4%上昇した。
終値 前日比 % 始値 高値 安値
中国 上海総合指数 2982.9029 - 16.6007 - 0.55 3005.0373 3017.2629 2981.6889
前営業日終値 2999.5036
中国 CSI300指数 3631.145 -25.758 -0.70 3667.665 3685.084 3631.064
前営業日終値 3656.903
香港 ハンセン指数 15427.94 +110.27 +0.72 15721.27 15833.28 15410.97
前営業日終値 15317.67
香港 ハンセン中国株指数 5242.86 +25.32 +0.49 5370.64 5396.77 5238.78
前営業日終値 5217.54
韓国 総合株価指数 2288.78 +39.22 +1.74 2266.07 2290.56 2262.02
前営業日終値 2249.56
台湾 加権指数 12926.37 +197.32 +1.55 12807.69 12954.32 12807.69
前営業日終値 12729.05
豪 S&P/ASX指数 6845.10 +34.20 +0.50 6810.90 6873.80 6810.90
前営業日終値 6810.90
シンガポール ST指数 3015.24 +6.86 +0.23 3009.39 3028.89 2995.28
前営業日終値 3008.38
マレーシア 総合株価指数 1454.09 -0.89 -0.06 1457.96 1459.86 1452.28
前営業日終値 1454.98
インドネシア 総合株価指数 7091.761 +47.822 +0.68 7043.979 7104.853 7043.98
前営業日終値 7043.939
フィリピン 総合株価指数 6230.58 +109.05 +1.78 6120.90 6230.58 6111.94
前営業日終値 6121.53
ベトナム VN指数 1028.01 +34.65 +3.49 993.36 1028.01 990.48
前営業日終値 993.36
タイ SET指数 1602.33 +5.87 +0.37 1600.40 1605.76 1592.49
前営業日終値 1596.46
インド SENSEX指数 59756.84 +212.88 +0.36 59792.32 59959.94 59496.80
前営業日終値 59543.96
インド NSE指数 17736.95 +80.60 +0.46 17771.40 17783.90 17654.50
前営業日終値 17656.35
中国 上海総合指数 アジア株価 リアルタイムチャート
ニュージーランド▲0.49%11,100.52+54.02H:11,100.52L:11,042.9510/27
[CFD] 日本 日経平均27,333.90日経比:-11▼0.04%H:27,367L:27,24021:34
中国 上海B株▲0.80%288.72+2.30H:288.89L:286.4810/27
中国 上海A株▼0.55%3,126.26-17.34H:3,162.26L:3,125.0210/27
中国 深セン成分▼0.63%10,750.14-68.18H:10,886.10L:10,750.1410/27
中国 深センB株▼0.18%1,100.71-2.02H:1,109.17L:1,095.6710/27
中国 深センA株▼0.64%2,035.17-13.13H:2,058.92L:2,035.1710/27
[CFD] HangSeng サンデー15,463.50指数比:+35▲0.23%H:15,850L:15,36321:34
香港 レッドチップ指数▼1.03%3,061.77-31.80H:3,153.56L:3,056.5410/27
27日の中国本土市場概況:上海総合0.6%安で反落、発電株に売り16:50 配信フィスコ
27日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前日比16.60ポイント(0.55%)安の2982.90ポイントと反落した。
中国企業の業績懸念が相場を重くする流れ。全国工業企業の今年1~9月利益総額は、前年同期比2.3%減の6兆2441億8000万人民元(約126兆円)に縮小している。ただ、大きく売り込む動きはみられない。中国経済対策の期待感は持続している。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、発電の下げが目立つ。大唐国際発電(601991/SH)がストップ(10.0%)安、華能国際電力(600011/SH)が9.6%安、華電国際電力(600027/SH)が5.8%安、上海電力(600021/SH)が4.5%安で引けた。
酒造・食品株も安い。青島ビール(600600/SH)が8.7%、貴州茅台酒(600519/SH)が4.3%、仏山市海天調味食品(603288/SH)が6.2%、新疆天潤乳業(600419/SH)が2.3%ずつ下落した。素材株、インフラ関連株、銀行・保険株なども売られている。
半面、不動産株はしっかり。格力地産(600185/SH)が3.8%、信達地産(600657/SH)が1.9%、保利地産(600048/SH)が1.4%、新城控股集団(601155/SH)が1.0%ずつ上昇した。産業支援策が期待される。国務院(内閣に相当)は26日、不動産市場の安定的で健全な発展を維持する方針を明らかにした。そのほか、エネルギー株、医薬品株、証券株も買われている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.30ポイント(0.80%)高の288.72ポイント、深センB株指数が2.02ポイント(0.18%)安の1100.71ポイントで終了した。
27日の香港市場概況:ハンセン0.7%高で続伸、テック指数は1.1%上昇18:00 配信フィスコ
27日の香港市場は、主要73銘柄で構成されるハンセン指数が前日比110.27ポイント(0.72%)高の15427.94ポイントと続伸し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が25.32ポイント(0.49%)高の5242.86ポイントと3日続伸した。売買代金は1299億3550万香港ドルとなっている(26日は1307億5120万香港ドル)。
投資家のリスク選好スタンスが継続する流れ。中国政策運営に対する不透明感のやや後退に加え、欧米の利上げペース鈍化観測が材料視された。カナダ中央銀行は26日、政策金利の引き上げを発表したが、利上げ幅は予想に反し前回から縮小している。ただ、企業業績の警戒感で指数は徐々に上げ幅を削った。全国工業企業の利益総額は今年1~9月、前年同期比2.3%減の6兆2441億8000万人民元(約126兆円)に縮小している。(亜州リサーチ編集部)
「ニューエコノミー」関連銘柄に買いが先行。ハンセン科技(テック)指数は1.1%高と他の指数をアウトパフォームした。個別では、小型電子部品メーカー大手の瑞声科技HD(2018/HK)が6.2%高、半導体ファウンドリ中国大手の華虹半導体(1347/HK)が6.0%高、電子商取引(Eコマース)中国大手の京東集団(9618/HK)が5.9%高と上げが目立った。
教育サービスの銘柄群も高い。新東方教育科技集団(9901/HK)が20.1%、新東方在線科技HD(1797/HK)が8.0%、中国東方教育HD(667/HK)が7.9%、中国教育集団HD(839/HK)が3.1%ずつ上昇した。
非鉄やレアアースの銘柄群もしっかり。中国宏橋集団(1378/HK)が4.5%高、江西銅業(358/HK)が3.8%高、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が3.1%高、江西金力永磁科技(6680/HK)が4.7%高、中国稀土HD(769/HK)が2.6%高で引けた。
宅配や荷役など物流関連の銘柄群も物色される。中国外運(598/HK)が6.8%高、円通速逓国際(6123/HK)が5.6%高、中通快逓(開曼)(2057/HK)が3.8%高、深セン国際HD(152/HK)が2.2%高で取引を終えた。
半面、中国発電セクターは安い。華電国際電力(1071/HK)が11.0%、華能国際電力(902/HK)が8.9%、中国電力国際発展(2380/HK)が8.8%、華潤電力HD(836/HK)が5.5%ずつ下落した。
電気自動車(EV)関連もさえない。小鵬汽車(9868/HK)が3.2%安、理想汽車(2015/HK)が3.1%安、蔚来集団(9866/HK)が2.9%安、比亜迪(1211/HK)が1.8%安と値を下げた。
一方、本土市場は反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.55%安の2982.90ポイントで取引を終了した。発電株が安い。食品・酒造株、素材株、インフラ関連株、銀行・保険株なども売られた。半面、不動産株は高い。エネルギー株、医薬品株、証券株も買われた。