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ようこのかまど

おいしいからうれしくなるのかな、うれしいからおいしくなるのかな。

降りては食べ、降りては飲み、の列車の旅 ―於ヨーロッパ―

2012年01月09日 | たびたべた
家族で「ヨーロッパを縦に(上から下)途中下車しながら第2の故郷を目指す旅」をしてきた記録を簡単に。
例のごとく、何か食べたり飲んだりするごとにカメラを構える習性が。(帰ってくるとこういう写真ってあまり見ないのに。)
ということで、厳選した写真たちをここに載せておく。


最初に降り立ったのはアムステルダム。
ずっと行ってみたかった美術館へ。今年は日本でもオランダの絵をたくさん観に行ったから楽しみにしてたことの一つ!
館内はどこも、日本に比べて厳粛さの少ない、広い年齢層が各々の楽しみ方をできていたのが印象的。
街はガイドブックにある通り、いろんな人を受け入れる優しいところを感じた。食べ物は…特にこれ!というものはそんななかったかな。

ここら辺は運河沿いの高級住宅街。
この運河ツアーの放送ももちろん蘭・英・仏・独語全てあり。(時間が4倍かかる事情により独語の後はすぐ次の蘭語がくる笑)
そして私は聞き取りのチャンスが2回あるのだ♪言葉を知っているという単純な喜びを久しぶりに味わう。こうなったらやっぱい仏語もあきらめたくないな!


オランダの昔の風景が楽しめる観光村ザーンセスカーンスへ。
ここの鋳物や木靴職人さんも各語を流暢に。あまり特別なことではないということか。いー、悔しい。
チーズをいっぱい試食。


アンネフランクの住んでいた家に行く途中。
あ~これテレビで見たことある!こぎながら宴会する乗り物。
ことごとく良い街である。


ケルン行の電車はハイネケンで乾杯。(このあと電車故障により乗り換え→間違えて社内のお兄さんに助けられる)


次はボンで一泊。ベートーベンとシューマンに会ってきた。


公共本棚発見。
ボンは大学街でもあり、なんだか知的な雰囲気漂う。マルクスもハイネもボン大卒なのです。あやかろうと侵入してボールペンを購入。


お近くケルンの地ビールケルシュ。

さあドイツだよ、パン屋だよっ!





お昼ご飯は車内で。やっぱおいしいよな~


ヴュルツブルグに着きました。





上の写真の要塞に上って出会った虫たち。

この街は実は2回目。
だけど1回目は飲めなかった・・・

フランケンワインを飲まなきゃ!(電車からずっと見えてたワイン畑、じゃなかったブドウ畑↑)

横断歩道待ってる時に日本好きのおばさんが教えてくれたお店。
この街はあのシーボルトがいたから日本に興味をもってくれる人がいるみたい。

これで250ml=viertel(ふぃあてる。4分の1という意味)なんだけどお兄さんしきりに「ふぇーでれ?ふぇーでれ?」って聞くから最初分からなかった!たぶんバイエルン弁?
手前はワインスープ。


ここのホテルの朝ごはんにはドイツっぽいケーキもあった。



はい、ここで小学三年生の私が毎日食べていた朝ごはんをご紹介。

ゼンメルにバターとハムとチーズをはさんで。
最近日本でも結構おいしいゼンメル売ってるから嬉しい。

続・パン屋シリーズ





あ、白バラだ…


あ、シーボルトだ…(やっぱ日本人のイメージってこんななのか)


ローテンブルグ、おとぎ話のような城壁に囲まれた小さな街並み。ヴュルツブルクから遠足してきた。



お昼はシュバーベン名物、マウルタッシェ(ラビオリのようなもの)のスープ。


シュニッツェルも食べとく。


クヌーデルも食べとく。


ローテンブルグ名物の「雪だるま」という名前のお菓子!
ワンタンみたいな生地を細長く切って丸めて揚げてあった。


下ってきました、ミュンヘンです。

チャイニーズガーデンのビヤガーデンは雨だったけども…




へこたれずビヤホールへ。

朝ごはんはデパートのフードコートでミュンヘン名物白ソーセージを食べてみた。



皮剥くんです。

欲で

Angebot(大特価)のドイツケーキも食べる。


この日は晴れました!
こっちの人は雨がやむとすぐテーブル外に出すんだから。

(食べきれなかった)


ただいま、インスブルック!
こういう所にあります。(これテレビの天気予報)




どちらを向いても山が見えます。
ここはマリアテレジア大通り。だいぶ変わってた。だって私も20歳。


でもやっぱり大好き!
イン川です。

オーストリア名物紹介。

カイザーシュマルン(ホットケーキをくずしたようなもの)


バウアンシュマルン(「お百姓さんのぐちゃぐちゃ」というような意味。)

やっぱり市場がたのしい。
























琵琶湖に泳いでるもの

2012年01月09日 | たびたべた
かつ食べられるものは、びわますです。


そ、そうなのですか?!これは入らない手はない・・・

・・・ぺろり。美味でした。

夏休み、田舎に帰る前にフルートコンベンション(前半)に寄らせてもらいました。
今年の開催は滋賀。琵琶湖を初めて見た。
大きくて静かでゆったりとしている。
琵琶湖が好きな人の気持ちが、ちょっとわかった気がしました。
東京であったなら全日参加できたのになって思ってたけど、これがあったから滋賀でよかったと思えたくらい。


フルートコンベンション、夢の1.5日間でした。すごい演奏を聴いたりマスタークラスを見たり講演を聞いたりと、朝から夜までフルート漬け。
滋賀の観光もできたらよかったけど(おじいちゃんとおばあちゃんが若い頃に旅したという話をこの後に聞いた!)それはまた別の機会に。

でも阪急は乗りましたよ、それはもう緊張して、印象に強く強く残っています。だって・・・

飛行機乗り遅れたら一人で歩いてきなさいって母さんに言われたんだもの~!!!

間に合って本当によかった。
これはお祝いのみたらし団子@伊丹空港↑
タコ焼きも美味しかったです。

伊豆半島で大冒険を味わう。

2012年01月08日 | たびたべた
沖縄の次は近場でってことで気まま二人旅は伊豆を途中下車しながら下田へ。特に理由もなく。
諸事情あって、夕ご飯はカップめんでした↑
いや、この日は宿に着けただけでもう嬉しすぎて文句なし。
親切な人たちと出会えてほんとに良かった!



熱海、大雨!傘なしで歩けるアーケードでむしゃむしゃ。タコの天ぷら。


伊豆高原駅の焼き魚定食。お店混んでた~


テディベアミュージアムでさんざん遊ぶ。


こちらは温泉まんじゅう。
温泉は下田で着いた日も帰る日も入りました。ほとんど貸切の露天風呂で2人でおしゃべりしてたら・・・え?!っていう時間に。


開店までじりじり待って、やっとありつけた朝ごはん。教訓:ネット情報は過信しない。


駅で売ってたおやき。ひじき。


こっちは鯛!


帰りの電車で夕ご飯。

島ん味

2012年01月08日 | たびたべた
食べ物写真、さらに遡る笑

高校からの仲良しと、ふたり旅行デビュー(お互い親以外とは初!)は春休みの沖縄でした。
初めてにしては大きなところを選んじゃったかなあと思っていましたが
あんなに長い春休みは大学1年が最初で最後だったので、ほんとに良かった。
ちなみに彼女とはそれからも旅慣れて、次の春は大きめの旅行を企て中!

 
到着してとりあえず、ソーキそば。


あこがれの美ら海水族館で、ジンベイザメを見ながらタコライス。


ふたりで夜更かしの思い出の一枚!


気に入った沖縄居酒屋メニュー№1、もずくの天ぷら。

  
ぶくぶく茶。


市場でお魚料理つくってもらって、食べ終わったとこ笑

そしてこの市場が…たのしすぎた!
   
   
   
 

おおいた たべた

2012年01月08日 | たびたべた
うふふ~
ってセイウチ君、ほんと人懐っこいんだから。
夜の水族館のみんなはご機嫌でした。
その名も「うみたまご」。右に大分、左に別府が見えるとこ。
この水族館、魚とお客さんがすごく近い印象。
大水槽の魚なのに、模様まで綺麗に観察できる。
イルカはボール投げてくるし、トドは吠えてるし。
ゆっくりじっくり楽しめました。


年賀状書きながら、かぼす紅茶


着いたらまず空港で名物一通り食べておくと安心。
とり天、太刀魚のから揚げ、鯖のりゅうきゅう(そういえばこれ名前の由来不明って新聞に載ってた)、豊後牛のステーキ、杵築ちりめん


いわしの大群


竹田市に寄って滝廉太郎さんに会ってきた。

今回は移動にもイベント性を。九州横断特急で阿蘇越え!


あか牛食す。


あそぼーい!というかわいらしい電車で熊本へ。

ただいま かごんま

2012年01月08日 | たびたべた
鹿児島の水族館にも、ジンベイザメはいる。

この年の「里帰りついで旅行」という名の母との女子会で、初めて降り立ったのですが
実は、私のルーツは鹿児島にあり。
ということと、明治維新の元気さを、そのつもりで歩くと感じられる気がするような所でした。
駅前の記念碑に私と同じ苗字の留学生の名前があったりして。


空港のかごしま定食。


出た、しろくま。


きびなご。美味しいんだけどなにせボリューミー!
(注:当時まだお酒飲めず)


黒豚~とろとろうまあ。


黒豚の鍋。この日すごく寒かったんだけど、ぐつぐつで美味しかった。


黒豚を甘辛くしてご飯にのっけたやつ。九州な味付けです。


焦げたたいやきみたいな魚いました。

ながさき なんかおしゃれ 

2012年01月08日 | たびたべた
年末、熊本に帰省するついでに母とふたりで気ままな旅をするのが恒例行事となってまいりました。
母はこういう、いわば行き当たりばったりの天才です。(失礼な意味ではありません。)
最低限の計画でなんとかなってしまうのでストレスなしに予測不可能な楽しさ美味しさを味わえるという、これはもう私には真似することができません。
(この冬休み、祖父から昔の旅行の話を聞いたところ、どうもこれは彼から受け継いだ才能と思われます!)
さらに、「どうせついでだから」という気持ちの余裕があります。せっかくだからもったいないから一口も食べ残しなく一瞬も見落としなきよう!と欲張ることがありません。
まさに、心の贅沢。

始まりは私が大学1年の時の長崎でした。
同じ年に紅白で福山さんが同じ場所に立って歌ってたりね。
とにかくよく食べた。
旅行関係のアルバムに食べ物の写真がありすぎるので、ここにまとめていこうと思います。


空港でまず出迎えてくれたのがちゃんぽん。


名前の由来が諸説ある、トルコライス


びわアイス


中華街のおまんじゅう


大浦天主堂。
浦上天主堂のマリア様にも会ってきました。
高校卒業して以来、久しぶりにキリスト教に触れた気がした。




飛行機プリン

2012年01月03日 | たびたべた
熊本空港のラウンジでは球磨焼酎の試飲をやってました!ラッキー♪おかげでいつもより筆が進みます。(ちなみに友人は文学系のレポートを書くとき恥ずかしくならないように一杯やるそうです笑)

機内では、父さんとあそりんどうプリン。左上にいるのはもちろん、2011年のゆるキャラグランプリくまもんです!


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先生はえらい (ちくまプリマー新書)
なつかしの笑 医療コミュニケーション論Ⅱの授業で対話についての章を紹介されてから気になってた本でした。おもしろかった~明日からまた授業そして家庭教師、というタイミングで読めたのも良かったかもしれません。なにしろ私は近ごろ、中高にもアンサンブルにもフルートにも朗読にも「この人すごいんだよ~」とのろけちゃうような先生があるのに大学にはいないなあとぶーぶー思ってたところだったので。
そう、そゆことある!はあん、そういう風に説明するのか貴方は。そんなことを聞きたかった気がする~…という、まさに彼のいうところの対話を読書でしている感じ。内田樹さんて面白いおじさんでした。あるいは、内田先生ご自身が、例えばラカンという素晴らしい先生に出会えたと感じているからこそこういう言葉が語れるのかもしれない。本書によれば「ラカンから聞き取ることばは生徒一人ひとり異なる」はずなんだから。だから、同じ勉強をしても私がこういう人のようになれるとは限らないんだなあ。
イントロからぐっと引きつけます。:先生というのは、出会う以前であれば「偶然」と思えた出会いが、出会った後になったら「運命的必然」としか思えなくなるような人のことです。これが「先生」の定義です。
それから、私がなんで決まった一部の人にいつもオチのない話をしてしまうのかということや彼氏を好きになったワケまで、気持ちよいほど代弁してくれたんです!:あなたが「…自分はほんとうはどういう人間なのか」を思い出したのは、あなたが「自分はほんとうはどういう人間なのか」を知ってほしい人に出会ったからです。…
このブログも始めてからだいぶになりますが、こんなふうにジタバタ書いててもいいやって思えました。いい言葉がなかなか見つからないから、この気持ちがなかなか伝わらないから、言葉を紡ぐ。去年朗読の先生が我々に連呼した「丁々発止」も、フルートの先生が私の基礎練を聞くといつも注意する「生き生きとした音」もそういったことかな。今ここにしかありえない、かけがえのない、息をした表現。

思い立って、箱根小旅行

2009年11月21日 | たびたべた
「こむぎこ日記」ならぬ「こめのこ日記」ですね。
登山電車からケーブルカーに乗り換えるときに買い食いした手焼きせんべい。
おいしかった~

ちょっと昔の話題になってしまいますが、母さんと箱根に行ってきました!
標高が上がるにつれてウキウキ、頬の筋肉もゆるゆるに緩んで、
なんだか生き返った気分になりました。

ハイキングコースではどんぐりとか落ち葉をこれでもかというほど拾ってしまい…

帰ったら母さんは朝顔の蔓のリースの飾りつけ、

私は栞作りでした。



いろんな世界にいざなわれていざなわれて、
あんな気持ちこんな気持ち「おー、このことかあ!」と思いながら味わって。
新しい自分が現れるのかと思いきや、
半年ほど冬眠してた自分が冬になって目覚めた感じです。
今年度はじめて知り合ったみんなはビックリしちゃうかな、でもこれが私の好きな私だから仕方ないや。
それで、自分さえぶれなければ全部自分の身になってくるんだってこと思い出した。
理屈を考えてみても、直感に身を任せてみても、
けっきょく自分が本当に感じてることに嘘はつけないし。

あれえ、うまく説明できないけど
そういう時期なのかなー共感してくれる人がけっこういるみたい。
てなわけで、「凛として生きよう」が最近の私たちのスローガンなのですが、
よかったらあなたもどうぞ。


まあごちゃごちゃ言うのはもうやめて、大涌谷を望みましょうか。

風景に溶け込みすぎている筆者(左下)

イモの傘下で

2009年08月30日 | たびたべた
避難生活してきました。何が“難”なのやら・・・
うそです、恒例の里帰りです。
サトイモの葉っぱが大きかったもので、思わず潜ってしまったところをパシャリ。

こむぎネタ発見!パシャリ。

熊本城築城400年記念に復元された本丸御殿の大御台所の上で当時のおごちそうを体験してきました。
まだお醤油もない時代のお祝いのお膳なんだけど、
当時のお殿様の味覚は繊細でなかなかセンスがいいものを食べていたんだなあと思いました。
写真は今の熊本名物「だご汁」の原型と言われる『くしいと』。
ポルトガルから伝来した料理「コジイト(ゆでた肉)」に由来していて、中に『そゝろ麩』(のちの「だご」?)が入っています。


お庭に水を撒くおじいちゃんもパシャリ。

おじいちゃんは畑でおいしい野菜も作るけど、庭も作っているんです!